11月16日 8期生ゼミでの学び(柴山)
こんにちは!8期生の柴山です。今年は秋がないのでしょうか。急に寒くなりました。この日は、自転車のハンドルの冷たさで目を覚ましながら通学しました(笑)。
引き続き、赤坂真二先生の本の内容を深掘りしました。今回は、第3章の「うつろう理想のクラス」。時代ごとの学校教育の理想形を、「引き上げる」「養う」の機能に着目して紐解いてみていきました。現代では、教室マルトリートメントを減らすことの大切さ、子どもの自主性を育むために不親切になることの大切さの2つが本に述べられていました。 終末部では、子どもの「社会的自立能力」を育むために「鵜飼い型」のようなかかわり方をしてはいけないことが述べられていました。また、担任以外の先生や、他の子どもとも同様につながって学んでいける姿が、目指すべき姿です。 「鵜飼い型」にならないようにするために、よい意味での不親切教師になるにはどうしたらよいかを話し合いました。 ・いきなり突き放すのではなく、まずは信頼関係をつくる。その後に、任せる場面を増やしてみる。 ・指示せずやれていたことを、褒めて価値づけする。 ・その子が「できるのか」「やらないのか」のかを見極めて関わる。 ・忘れ物をしたときに、「忘れました」の後に「どうしたらいいんだろうね」とふってみる。 ・わざと物分かりが悪い先生になり、質問されても「なんでだろうね」と答えてみる ・子どもが少し頑張れば達成できそうな課題を任せてみる。 ・すぐ指導はしない。疑問を投げかけてから何日か待ってみる。しばらくしたら、再度聞いてみる。 などが出ました。 子どもとの信頼関係の土台をつくったら、「任せてみる」「考えさせてみる」ことを来年度から意識します。濃い学び合いができました。 芝田君のソーシャルスキルの発表は、とても参考になりました。芝田君の様子からも、「人は見た目が9割」を実感しました。リラックスして聞きやすかったです。まず私は、眉毛に気を使って、柔らかい表情に挑戦しようと思います!(柴山) |
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