第2回授業深堀りセミナーに参加して

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先日行われた「第2回授業深堀りセミナー」に参加しました。今回は、社会科の佐藤正寿先生と数学科の神戸和敏先生の授業を拝見させていただきました。

佐藤先生の授業は選挙クイズから始まりました。前時までに学習した内容をフラッシュ型教材として導入で取り扱うことは、子どもの学習の定着を図り、復習した上で今回の授業内容に入ることができます。そして、子供たちが楽しんで取り組めると思いました。

そして、資料提示ではアニメーション機能を利用して、その資料の問題点を際立たせたり、既存の資料に最新の情報を付け加えて、より分かりやすい資料にしたりする工夫をされてみえました。何気ないことかもしれませんが、その何気ないことが子どもたちの思考に関わってくるのではないかと思いました。いかに上手く資料を活用していくのか、私も社会専修として意識していきたいと思いました。

次に、神戸先生の魔方陣の授業は、魔方陣を通して、課題を見つけ、その課題解決に向けて自ら考え、意見を交流するという授業でした。

前回の授業深堀りセミナーの際に生徒役として、参加させていただきました。答えが出たからそれで終わり!ではなく、なぜその答えが出るのかを考えさせるこの授業は、かなり頭を使います。神戸先生の「どうしてこうなるの?」の問いに対して、考え答えますが、それに対して「これしかないのかな?」と問われ、もう一度考える。思考の繰り返しをさせることで、子どもの思考力をつけ、そして?を持たせることで意欲的な態度を持たせることができる授業だと思いました。

これは数学に限ったことではなく、全ての教科に使えるのではないかと思います。子どもを思考させる授業を展開していくことは難しいということを教育実習を通して感じました。答えを見つけるだけの授業に終わらず、なぜそうなったのか?ということを思考できる授業を展開できるように少しずつ努力していきたいと思います。

セミナーでは多くの新しいことを学ぶことができ刺激的です。これからもどんどんと参加していきたいです。(末松)
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