11月22日 8期生ゼミでの学び (安藤)

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 こんにちは、玉置ゼミ8期生の安藤です。11月22日(水)のゼミでの学びを記事にしていきます!

 前回に引き続き、赤坂先生の本をみんなで深堀をしました。今回は「うまくいっているクラスの構造」をテーマに話し合いました。簡単にポイントをまとめます!

【うまくいっているクラスの構造】
・学級を荒れさせないためには、織式モデルを意識。
(織式モデル…上下関係や秩序を基礎とする縦糸、信頼関係やフラットな関係を基礎とする横糸の要素が合わさったもの)
・学級の始まりは縦糸を張ることが大事。縦糸がなければ、指示をしてもその先で喧嘩や齟齬が生じてトラブルが起きてしまうから。
・うまくいく先生の、縦糸と横糸の割合は縦3:横7。
・しかし、私のような新任教師は縦糸の割合を強めに意識する必要がある。なぜなら、フラットな関係ばかり築いてきたため、子どもとの距離が近くなりすぎてしまうから。
・自分の経験年数によって、縦糸と横糸のバランスを調節していく必要がある。

 そして玉置先生に“この芽は早く摘み取っておきたいと思う場面”をお聞きしました。それは“不公平な状態が平然と実施されている場面”です。この具体的な場面を4つ想定して、場面指導しました。

1 清掃活動、給食当番など
・いつも同じ子がバケツの片づけをしている
・一部の子が2倍働いて教室がきれいな状態で終わる
・公平に配らずに好きな子には多めに配ったりする

2 学級会(お楽しみ会の計画)
・スポーツ好きな子の意見が多数決でいつも通ってしまう
例サッカー、ドッジボール、野球など

3 授業中の発言で
・否定的な意見をすわったままでつぶやく
例「それ前も言ったよ」「声が小さくて聞こえない」

4 班活動で
・理科の実験などで、「実験する子」「見ている子」「記録する子」が定着してしまい、順番に変わっていない。

 みんなの場面指導は、いけないことをしっかりと伝えつつ、子どもの気持ちを理解しようとする姿勢も見られました。縦糸と横糸を織り交ぜながら指導するとはこういうことだと、みんなの指導を見て学びになりました!

 普段みんなと話しているとすごく楽しくて、はしゃいでいることが多いので正直“先生“という感じがしません。(8期生のみんなごめんなさい笑)でも、場面指導の様子を見て”やっぱりみんなは子どもの思いに寄り添いつつ、しっかりと指導する時は指導する頼れる先生になるんだな“と思いました!

 同じ玉置ゼミとしてみんなに負けないように、何より、子どもが安心して楽しい!と思える学級をれつくれるように、これからも学び続けることを忘れないようにします。(安藤)

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