5月11日第1回教師力アップセミナーでの学び(古川・間宮・岡田)

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 こんにちは!9期生の古川です。今回は令和6年度第1回教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきたいと思います。

 記念すべき第1回の講師は「子どもが変わる接し方」の著書である田中 博史先生でした!玉置先生からお借りしていた本の著者の講演にいつも以上にワクワクしながら臨みました。

 田中先生の授業は子どもの気持ちに寄り添った授業であると感じさせられました。教え方1つで子どもたちがこんなにも活き活きした表情に変わるのかと驚かされました。

 今回のセミナーで学んだことは多くあって書ききれませんが、いくつか紹介していきたいと思います。

◯ 質問しやすい先生へ
 児童が質問してきた理由・背景には様々な要因があります。決めつけるのではなく、児童の背景を考える力が教師には必要です。子どもたちと寄り添い向き合っていくことで心理的安全性が高まっていくと感じました。

◯ 自分の困っていることを話せる子を育てる
 上記の内容とも似ていますが、できる子が解決すること・完成したことをいう授業をするのではなく、つまずいている子にスポットライトを当てて学びを深めていくことが大切であると感じました。そのためには分からないことが言えるような子どもを育てていく意識を常に持つ必要性があると感じました。

◯ 伝える力
 能力が高い子でもそのアイデアを伝えられるかは分からない。伝えるためには別の力が必要である。伝えられるようにすることが自己実現力の高まりに近づいてくると学びました。授業では聞き取ったことを交流するペア活動が多くありました。授業だけではなく、帰りの会で先生が話した内容を隣の子に伝言するゲームをしていくことで聞き取ったことを交流する力が育ち、普段話せない子が主体的になれる場を与えていくことで人間関係が良くなる。日々の授業が学級経営にも繋がってくると学びました。

 今回の講演で「子どもの気持ちになる」ことが大切であると改めて学ばせていただきました。1人1人の児童に向き合い寄り添っているからこそ、児童は活き活きとしていると感じました。教師の接し方一つで子どもは変わる。もう一度お借りした本を意識して読み直したいと思います。

 ご講演いただいた田中先生、貴重なお話を本当にありがとうございました。質問にも丁寧に答えていただき学びの大きい時間でした。そして毎度学びが大きいこのセミナーに参加できているのは玉置先生のお陰です。いつもありがとうございます。一次試験まであと1ヶ月、教採頑張っちゃいます。(古川)


 こんにちは!10期生の間宮です。5月11日の第1回教師力アップセミナーでの学びを記事にしたいと思います。

 今回は、田中博史先生から「子どもが変わる学級づくり 〜算数授業を通して〜」というテーマでお話していただきました。 田中先生のお話に惹き付けられ、あっという間に過ぎてしまった2時間でした。その中で、特に印象に残っている学びが2つあります。

 1つ目は、「子どもが失敗する前提でいればいい」ということです。 授業はもちろん、行事であればなおさら、教師は子どもたちを成功させてあげたいと思ってしまいます。しかし、失敗することで子どもたちは成長していくというお話を聞き、ハッとなりました。自分自身を振り返ってみても、失敗があるからこそ、成長があるように思います。さらに、教師が「失敗してもいい」と考えていれば、子どもの同じ姿を見ても目線が変わり、子どもが求める、安心した声かけや対応へと繋がっていくだろうと感じます。私もこの考えを念頭に置いておける教師でいたいと思いました。

 2つ目は、「日々の生活から授業へと繋げる」ということです。クラス全体で出た考えを自分の言葉でペアに伝えることで、言語化して学ぶことができます。しかし、これをいきなり授業で始めようとすると、本質的なものになり、子どもたちはどうしても難しいと感じてしまいます。そのため、帰りの会で「今から明日の持ち物を言うから、ペアの子に伝えてみて」というように、日々の生活の中で簡単なものから始めると、授業で行うときのハードルが下がると学びました。普段からこうした活動を行うことで、言語化して学ぶことができるようになるだけではなく、子どもたちの間で人間関係が築かれ、良い学級経営にも繋がると気づきました。私も「これが正しい」という正解がない中で、子どもたちの学びを支えるために何をしたらいいか試行錯誤しながら、授業づくりや学級づくりをしていきたいと感じました。

 田中先生のお話の最後にあった、「子どもたちは教師の想像以上に応えてくれる、教師はやりがいのある仕事」という言葉もとても印象的でした。今回のセミナーを通して、教師を目指したいと改めて強く感じました。貴重な学びの場に参加させていたただき、ありがとうございました。(間宮)


 こんにちは!玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は5月11日に行われた教師力アップセミナーに参加させていただいて学び得たことを話していきます。

 今回の教師力アップセミナーの講師は田中博史先生でした。田中先生には「子どもが変わる接し方」というテーマで講演して頂きました。その講演の中で印象に残ったことは2つあります。

 まず1つ目は、「子どもは大人との関わり方を探っている」ということです。子どもは大人のことをよく見ており、どう接すればいいのかを常に考えています。その子ども達の考えから教師として見られなくなったり、信頼出来る教師になっていったりします。また、子どもから見たら、完璧な大人が周りにおり、「やってくれる」などと考え、学校では子どもたちは消極的になってしまいます。なので、教師はまた、「学級レクリエーションやるのやめる」などと言ったら本当にやめる日を作ること、子ども達の前で約束したり言ったことは必ず守るなどの小さな積み重ねが必要であることを学びました。

 2つ目は、分からないことを「分からない」と聞ける子どもを作ることです。机間巡視の際に間違えてる子がいたとしても、「今見てると○○と書いてる子が何人かいるね」などと他の子にも聞こえるように喋ることにより、安心感が生まれ、そこからまた考えることが出来ます。さらに、手が止まってる子がいたらその子が納得する他のものに置き換えて考えさせることが大切であると学びました。

 私は算数・数学の教師を目指しており、具体的な例を挙げながら、講演していただいて、たくさんのことを学ぶことが出来ました。この学びを実習などに活かしていきたいと思います。田中先生、大変貴重な学びをありがとうございました!(岡田)

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