5月14日10期生ゼミでの学び(間宮)

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 こんにちは!10期生の間宮です。
 第6回ゼミでの学びを記事にしたいと思います。

 私は、佐藤曉先生が書かれた「対話と協力を生み出す協同学習」の本にある、「騒々しい教室に、いいことは起きない」というテーマを担当しました。ゼミのみんなと学んでいくためにどう展開したらいいのか、この説明の仕方で伝わるか、発問は適しているかとたくさん悩んだので、緊張しながら発表しました。
 
 このテーマでは、騒々しい教室ではなく、静かに学べる教室を作る必要があること、そのために教師の話し方や意図的指名が重要であると学びました。
 
 静かに学べる教室を作るために、「教師は言葉を一人ひとりに、大切なものを手渡すようにそっと届ける」と本に書かれていました。私はこの部分を読んで、実際にどう子どもに声をかけてあげればいいのだろう、ゼミのみんなと深めたいと感じ、交流しました。みんなと具体的に考えてみても難しく、悩んでしまいましたが、「褒めるだけではなく、先生が捉えた価値を伝える」といいと、玉置先生から教えていただきました。「いいね」だけではなく、「○○だと考えたんだねいいね」とすることで、一人一人に届けることができると、とても納得できました。

 意図的指名については、学びが滞っている子どもも指名されて答えられるようにするにはどうしたらいいか、みんなで考えを出し合い、自分だけでは気づけなかった方法を知ることができて、充実した時間になりました。

 道下さんの担当である「教材をつなぐ」では、実際に自分自身が体験しながら、あらゆる場面での子どもと教材のつなぎ方を学ぶことができました。

 授業中、寝ている子どもや落ち着きがない子どもに目が向けられやすいですが、静かに座っているけど授業の内容が分かっていない子どもも、実は教材とつながることができていないのだと学びました。ここで、彼らを問題とするのではなく、サインであると捉え、彼らが教材とつながるための「場所」を残してあげることが必要だと理解しました。

 発表に向けて準備する中で、教師として必要な能力がまだまだ足りていないと改めて痛感しました。これから玉置ゼミでの学びを通して、着実に力をつけていきたいです!(間宮)
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