居心地?しごこち?
皆さんの「居心地のいい」場所はどんな場所ですか?
そんな「居心地」というテーマから玉置先生に貸していただいた、大阪府の池田小学校前校長である鎌田富夫先生著書の「しごこちのいい学校」という本を紹介したいと思います。 正直、始めは「どうして居心地じゃなくてしごこちなのだろう?居心地としごこちは同じ意味なのであろうか?」と疑問を持ちました。 しかし読み進めていくうちに、その2つの繋がりに気付くことができました。 居心地がいい場所は、人それぞれ思う場所が違うと思います。 もしかしたら、面倒なことをしなくてもよい、何をしても誰からも何も言われない、という場所を居心地がいいという人もいるかもしれません。 しかし、本当にその場所は居心地のよい場所と言えるのでしょうか? この本には、「子どもや教職員が何事にも積極的に取り組み、それが周りから認められるような環境でやりがいを感じる場」を「居心地がいい場所」と書いてあります。 やりがいこそ、しごこちがいいと感じることで、それが居心地がいいということだと。 確かにその通りだと思いました。 学級で考えると、学級の1つの目標に1人1人が精一杯の力を出して頑張ることができたならば、どんな結果であれ「やってよかった!頑張ってよかった!」と自分を認め、互いを認め合うこともできると思います。 そこから居心地がいい学級へと繋がっていくと考えると、「しごこちのよさ」とは学級経営や学校経営の鍵となるのではないでしょうか。 「いごこち」よりも「しごこち」を。 私の中で考え方が少し変わりました。(浦) 子どもたちが50歳、60歳になった時の幸福を見据えて
諸富祥彦氏の本の中にこんな言葉があった。
「子どもたちが50歳、60歳になった時の幸福を見据えて」 教育は実践しても成功したかどうかは、時間が経たないとわからない。 その時々だけの、子供たちの学力や個性を伸ばす授業や指導ではなく、未来に生きる子供たちがよりよく生きていくことができるような授業や指導が大切だ。 そのためにも、教師はひとつの授業、ひとつの指導に魂をこめて行う必要があると感じた。(中田昂) 見えない絵本
先日ある授業で『見えない絵本を語る』というワークを行った。
今までの人生の中で、何か挫折したことや悲しかったこと、どうしても心の解決がつかないままでいることを即興で絵本を読むようにみんなに語っていくという内容であった。 なかなか語り出せない人や、話の途中で止まってしまう人がいた。 ワーク後の教室は静寂に包まれていた。 だが、見えない絵本を語った人はどこかスッキリしたような顔をしていた。 誰もが何かしらの悩みや心の闇を持っていて、それを話すことで少しでも心がスッキリするのではないかと思った。(堀江) ほめ言葉のシャワー
がさごそ、がさごそ…
家の本棚を漁っていたら、この本を見つけました。『一人ひとりが輝く ほめ言葉のシャワー』この本は菊池省三先生の著書です。 まだ途中までしか読めていませんが、ほめ言葉が与える影響は凄そうです! 本の中で紹介されていた6年生の子どもの作文では、『ほめ言葉のシャワー』のよさは、「自分を好きになれる」ことだそうです。ほめ言葉を仲間からかけられることで、自分にも良いところがあることを知ったり、仲間から認められ必要とされていることに気づいたりしていく中で、次第に自分に自信がつき、自分のことを好きになっていくようです。その他にも、「クラスがまとまるようになる」「コミュニケーション力がついた」「観察力がついた」などの意見がありました。 ほめ言葉は何気ない一言かもしれませんが、一言の繰り返しが自分を変え、仲間を変え、学級の雰囲気も変えるのだと思いました。 なんだかうずうずしてきたので…明日から、友達や周りをよく見て行動して、仲間の良いことを見つけて、『ほめ言葉のシャワー』をかけたいと思います!みなさんもぜひ周りの人に『ほめ言葉のシャワー』をかけてみてはどうでしょうか。(末松) 3・7・30の法則
私は玉置先生に貸していただいた、野中先生の本を読みました。その中から、教師を目指すみんなにもぜひ知ってほしいことを書きたいと思います。
タイトルにもなっている、「3・7・30の法則」とは何なのか。 この3は、出会いの三日間、7は、仕組みづくりの一週間、30は繰り返しの一ヶ月であると野中先生はおっしゃっています。まず、その法則をご紹介します! ・3の法則=「今度の先生は楽しそうだ、おもしろそうだ」というイメージを与える。 ・7の法則=朝、学校へ来てから帰るまでの「学校の毎日」の仕事を決めてしまう。 ・30の法則=一週間で作り上げた学級の仕組みを、さらに繰り返し徹底する。 この法則を見て、私は学級づくりは、始業式からの一ヶ月でほぼ決まってしまう、と言っても過言ではないのではないかと思いました。また、自分が小学生だったころを思い出してみると、印象に残っている楽しかったクラスの先生は、とてもおもしろく、子どもを惹きつける先生で、この法則の通りだなあと感じています。 この本には、ではどのように学級のシステムを作り上げていくのか、実践例を踏まえた具体的なポイントがたくさん載っています。とても一回の記事では書ききれないので、随時ご紹介したいと思っています。(牧野) 校長先生のお話
先日、地元の小学校の学校だよりを読みました。
そのことについて書きたいと思います(^O^) 校長先生が入学式で1年生に向けて話した内容が載っていました。 その中で校長先生は5つのことを大切してほしいとお話されていました。 それは「あいうえお」です。 あ…あいさつ い…いのち う…うんどう え…えがお お…おともだち とても分かりやすいし印象に残る話だと思いました! 子どもたちに向けて話をするとき、こんな風に工夫をするだけで子どもたちにとって少しでも心に残る話になるのかなと思いました。 私も子どもたちに話をする時には少し工夫を加えて、分かりやすく、そして楽しい話ができるようになりたいと思いました(*^^*) (渡部) 先日のゼミにおいて
ゼミで初めて集団面接を意識した6人グループでの討議を行った。
自分たちが研究したい内容を発表し、意見交換をするものだった。たった20分であったけど、話を続けるのは難しいと感じた。 実際の教員採用試験では、見ず知らずの人たちと討議しなくてはならない。 改めて、話す聴く見る力が重要だと感じた。(中田昂) 3・7・30・90の法則
先日、玉置先生より堀裕嗣先生著書の《学級開き 魔法の90日間システム》という本を貸していただきました。この本には、野中信行先生の3・7・30の法則を、堀先生が新たに中学校用に3・7・30・90の法則を提案し、その法則に則って、平成20年度4〜6月にわたって堀先生の学級・学年で行われたことが詳細に解説されています。
3・7・30・90の法則とは 【最初の3日間】生徒たちとの心理的距離を縮める 【最初の7日間】学級のルールを確立する 【最初の30日間】学級のルールを定着させ、システム化する 【最初の90日間】授業のルールを定着させ、システム化する 大筋このようなシステムになっています。 この本にはたくさんのアイディアやヒントがつまっています。 図書館で本を探すのが苦手な方は、図書館ではなく玉置先生のところへ行くことをおすすめします(笑) 玉置先生ならではのユーモアたっぷりな話も聞けますよ!(大澤) 有田和正先生の言葉
「1時間に1回も笑いのない授業をした教師は逮捕すべし!」
有田先生の有名な言葉です。笑いやユーモアを授業づくり、学級づくりの核にしていた先生らしい言葉です。 面白くなくては、子供たちが授業に食いついてきません。 子供たちが主体的に学ぼうとするためにも、教師はユーモアのある授業を展開しなくてはいけないと思いました。(中田昂) 終戦から70年の年に
今月の6日に、旧日本軍特攻隊員の生き残りで、知覧特攻平和会館の館長を務めた板津忠正氏が亡くなられた。
戦中は特攻隊員として、沖縄に向けて出撃したものの、エンジントラブルで不時着し生き残った。 戦後は、語り部として戦中に体験したことを伝えた。 実際に話を聞く機会があったが、正直なところあまり覚えていない。しかし、間違いなく言えることは、板津さんのような勇敢な若者たちがいたおかげで、今の日本があるということだ。 この夏、終戦から70年を迎える。語り部の数がますます減っていき、戦争経験者がいなくなってしまう。 そんな時代だからこそ、教師が正しい教育をし、戦争は絶対にダメだということを子供達に伝えていかなければならない。 過去から現在、そして未来へと。(中田昂) 写真は生前の板津忠正氏とともに小牧市民センターにて。2004年8月15日 伝説のスピーチ
スティーブ・ジョブズにはたくさんの名言があります。
その中でも心に響いた言葉が 「stay hungry, stay foolish」 様々な場面から学んでいけるように常にアンテナを外に向けて生活していくべきだと思いました。 他にも考えさせられる内容が多い彼の伝説のスピーチ。 百聞は一見に如かず、ぜひたくさんの方々に見ていただきたいです。(松井) http://youtu.be/RWsFs6yTiGQ 割り箸ってなんの木でできている?
今日も学食に売っている弁当を購入した。
300円を片手に握っていけば、弁当が食べられる。 割り箸まで丁寧に付けられていて、とても親切だ。 食べ終わったら、ゴミ箱に捨てる。 とても便利だから、多くの学生が利用している。 毎日のように使う割り箸だけど、なんの木でできているのだろう。 国産のものは、杉や桧。海外から輸入しているもの(ほとんどが中国)は、アスペンやシラカバ、竹を原料としている。 国内の割り箸は約97%を輸入に頼っている。 そのため、国内の割り箸工場も年々減少している。 さらに、国内で作る割り箸の原料も国内の建築で使われなくなった木や、間伐材であったが、現在では建築に使う木々も海外から輸入されるものが多くなったことで、国内の林業がどんどん衰退してしまっている。 そして、日本割箸協会が、割り箸を使うことによる環境破壊などはないと言っている。 この記事を書くときは、一回の食事に一本の箸を使い捨てるなんて勿体無いということを書こうと思っていた。 しかし、割り箸から日本の経済を見ると、国内の林業や工場を動かすくらいの割り箸を使った方が良いのではないかと思った。(中田昂) 新教科書
去年買った小学校の音楽の教科書が、今年の初等音楽の授業では使えない。
え!?なんで? 教科書が改訂されていた! 小学校では今年の春から新教科書が使用され、来年度には中学校で新教科書が使用される。 さらに、教科書の改訂はなんと4年に1度の頻度で行われていた! 五輪と同じ頻度だとは知らなかった。 教科書の変化とともに、授業も少しずつ子供達に合わせて変えていく必要があると思った。(中田昂) アメリカ大統領選挙
2016年に行なわれる米大統領選挙がこの春から事実上スタートする。
この選挙で今注目されているのが左上のロゴだ。 このロゴ、何かわかりますか? 答えは、2016年大統領選挙に出馬表明したヒラリー・クリントン氏のロゴだ。このロゴがあまりにもチープすぎるとインターネットなどで話題になっている。しかし、彼女がこの選挙で勝った場合、米大統領初の女性大統領になるのだ。ここで僕は一つ疑問に思った。 「レディーファーストという考え方がある国なのに、なぜ今まで女性大統領がいなかったのか?」 そこで早速調べみた。しかし調べても納得いく答えが出てこない。 調べてみると、そもそも米大統領に初めて立候補した女性は、ヒラリー氏ではなく1872年に立候補したビクトリア・C・ウッドハルという婦人参政権運動家だということがわかった。 それから100年以上経つのに未だに、アメリカでは女性大統領がうまれていない。このことから、女性の社会参加が100年以上前と比べると確実に増えたにもかかわらず、身体的な面について男性と比べると劣っているといことを理由に今まで女性が大統領になることができなかったのではないかと考えた。 米大統領選では過去に体格で当選した大統領がいるらしい。本当かどうかは疑わしいが。根本に国を守るには強い人がいいという国民の考えがあるかもしれない。しかし、紳士の国イギリスではマーガレット・サッチャー氏が、お隣の国ではパク・クネ氏がそれぞれ国の代表となって国を引っ張っていっている。民主国家である、アメリカと日本のさらなる女性進出に期待するばかりだ。 ちなみに右上のロゴはなんだろうか?(中田昂) 小学生との接し方
4月18日(土)にフレンドシップの活動が行われました。
3年目の活動で改めて学んだのは小学生はまだまだ身体接触を求めてくるということ。手をつないだり頭をなでてあげることでその子どもの不安を取り除き、信頼関係を築くことができるようになります。 写真は今年度の年間テーマ絵「なかま」 です。次の活動が楽しみです!(松井) |
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