教師修業 その2

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教師力アップセミナーで福山先生が1日に3冊の本を読まれているということを知り、私もこの夏休みは本を読むようにしてきた。(上の写真がこの夏に読んだ本です。一部まだ読みきれていなかったり、あえて読まずに取っておいたものもあります。)

いきなり1日に3冊も読むことはできないが、どんなに予定があっても10分は本を開く。それを続けることで少しずつではあるが、本を読む習慣が身についてきた。今では読みたい本がたくさんあって困っている。

福山先生はどうしたら3冊も読むことができるのだろうと考えていたが、3冊のうち2冊は一度読んだことがある本を読んでいるそうだ。最初に読んだときとはまた違う学びがあると福山先生の本には書かれていたので、私も読んだことのある本をもう一度読むようにもした。福山先生の仰るように新しい発見がいくつもあったので、本は何度読んでも新しい学びを与えてくれるということを知ることができた。

1日に3冊の本を読む秘訣はそれだけではない。福山先生は朝4時に起きて本を読んでいるそうなのだ。この夏休みにその挑戦はできなかったが、1つのことを続ける難しさとそこから得られるものの大きさにも気づくことができた。この教師修業は今後も継続して取り組んでいきたいと思う。


そして、いよいよ小学校の教育実習。教員になるための第一歩をしっかりと踏み出してきます。(松井)

恩師との思い出 その2

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前回の記事にも書いたように、私が教員を目指したのは小学校6年生のときの担任の先生との出会いがきっかけである。思い出に残っているエピソードを今回も1つ紹介したい。


今回紹介したいのは先生の指導に対するこだわりである。私が通っていた小学校には生活指導のために5つのめあてが守れたかどうかを一週間記録していくというものが月に一度あった。めあては月によって変わるが、あいさつができたか、親の手伝いができたかなどがあった。

低学年のうちはきちんと取り組むが、学年が上がるにつれて週の終わりに適当にチェックをし、親にサインをもらってくるといった児童は増えた。毎日めあてを振りかえってチェックをする者は高学年になるとごく少数になっていた。

6年生になったとき、担任の先生はこのチェックはやらないと公言した。適当に取り組んでいるのがお見通しだったこともあるが、先生には「自分の授業を受けていれば生活指導もしっかりとできる」という自信があったのではないかと今になって私は思う。週末は自分の手で上履きを洗ってくるといったこれまでにはない宿題がよく出たが、先生はたくさんの工夫をして私たちに生活指導を行っていた。

「どうしてこの学級はチェックをしないのか」と担任の先生が教務主任に指摘されている場面を見かけたことがある。そのときの担任の先生は自分の指導について熱く語り、しっかりと意見を伝えていた。子どもながらに上下関係は分かったし、学校全体で取り組んでいることでもあったので、チェックをしないことが正しいことなのかどうかは分からなかった。今でもどちらが正しいことなのか自信を持って答えられない。だが、こんなにも自分の指導にこだわりを持ち、私たちに向き合ってくれる先生がとてもかっこよかった。そしてその指導へのこだわりは私たちを大きく伸ばしてくれた。(1年間そのチェックは行われなかった)


絶対にあんな先生になるんだ! 先生の存在は憧れだった。私の思い込みかもしれないが、教務主任と話すあの場面はいつ思い出しても私を奮い立たせてくれるシーンである。(松井)

魂の授業

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今日自宅で以前放送した番組の録画を見ていた私は、その内容に心を打たれたような感動を受けました。
その内容とは、「命」のポーズで有名になったゴルゴ松本さんが、3〜4年前から少年院で始めたあるボランティア活動についてです。少年院に収容されている18歳未満の少年に対して、ゴルゴ松本さんは独学で学んだ漢字の成り立ちを使って「魂の授業」を行っているのです。そこで、特に私の中の印象に残っていることを紹介させていただきます。

少年院に収容されている少年に限らず、全ての人は何らかの苦難・困難・災難を抱えています。辛くて逃げたくなることもあります。しかし、これらの「難」が無いことを人は『無難』と呼びます。無難な人生は面白くありません。そうではなく、難しいことが有ることで、何か学べる・学びなさいという風に漢字に当てはめると『有難う』つまり、『ありがとう』となります。自分に降りかかる良いことだけでなく、悪いことにも必ず意味があると考えて、『ありがとう』と言える、これほどポジティブな言葉はないと改めて感じました。

これらはほんの一部ですが、他の内容も私自身の研究に生かせるものがたくさんあったので、自分でも漢字の成り立ちを調べて、学んでみたいと思いました。(佐藤)

スタートライン!!

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先日、玉置先生から出されていた「教員採用面接 質問10」という課題に取り組み、その添削結果が送られてきました。

これまで、目先の講義やまもなく始まる教育実習のことばかりで、「教員採用試験」についてまだ向き合ったことがありませんでした。しかし、この課題に取り組んで改めて気が付いたことがあります。それは、自分の中ではっきりと答えられる質問と、曖昧にしか答えられない質問とが浮き彫りになったことです。質問に対する回答を作成している段階で、すらすらと完成したものもありましたが、悩んだ末に結局上手く答えられなかったものもありました。玉置先生にもその曖昧な部分についてはご指摘をいただきました。もちろん、初めから上手く答えられるとは思っていませんでしたが、やはりまだまだ勉強不足であったことを痛感しました。

教員採用試験に向けての準備は、もう始まっているんだという自覚をもって、日々過ごしていきたいと思います。(佐藤)

津波避難調査に参加して

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29日、30日と、南伊勢で行われた愛工大と合同の津波避難訓練GPS調査に参加してきました。

本来なら漁船に乗って、海上で津波警報が発令された時を予測した調査を行う予定でしたが、大雨警報が発令されてしまったため、急遽地上から高台への避難という調査を行いました。

内容は、GPSを身に付け、高台へ逃げるのにかかった時間、危険地帯、避難場所のわかりやすさなどを調べる調査でした。高台へ行くためには急な登坂を駆け上がらなくてはならず、これが小さな子どもやお年寄りだったらと思うとかなり厳しいのではないかと感じました。また、地元の人は何回か訓練をしたことがあるということで、避難場所をよくご存知でしたが、その土地が初めての私が行くと、迷ったり山道に出ることもあり、その土地を知らない観光客が津波に遭遇したら命を落とす可能性が高いのではと考えました。

私は内陸県である岐阜に住んでいるので津波は無縁だと思っていましたが、旅行等で津波に遭遇する可能性も0ではないため、他人事だと思っていてはいけないと思いました。

今回の調査はGPSを分析して結果を出し、町の人の避難に役立てるということです。雨は残念でしたが、この調査に関わることができ、とてもいい経験ができました。また機会があれば参加したいと思いました、(杉下)

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