中学校実習を終えて

画像1
4週間の中学校実習が終わり、普段の生活に。
小学校実習と同様、あっという間の日々であった。

教科担当の先生からは「最初から上手くいかなくてもいい。自分のやりたい授業をやりなさい。」との言葉をいただき、先生は私のアイディアを全て受け入れてくださった。教材研究では教科書の数値を大切にしながら、どう考えさせるか、どう問いかけるかなど、何度も何度も頭の中で授業をイメージしてから授業に臨んだ。

この実習での成果は、目標としていた「教師が話してばかりではなく、生徒の発言を大切にする授業」が少しではあるが実現できたことである。生徒の発言に対し、「どう?」と他の生徒にたずねたり、ノートに○や△をつけさせて意図的指名したりと、これまで学んできたことを自分なりに実践。まだまだ力不足ではあるが、生徒を巻き込み発言させることができた。
また、必ず生徒の発言を流さずに、数学的な価値づけを心がけて授業をしたことで、生徒の思わぬ発言も授業の流れに組みこむことができたのは非常に大きな経験である。教材の作成をしたり電子黒板を活用したりした経験もこれからの学びに活かしていけるはずだ。どれもこれも、私のやりたいことを実践させてくださった先生のおかげである。

担任の先生は、最終週に私に担任の役割をさせてくださった。ちょうど合唱祭に向けての練習が始まったが、なかなか声の出ないクラスの合唱。朝や帰りに何度も私の経験や思いを話してきたが、そこで伝えることの難しさを感じた。授業とは違う、教師としての役割。担任を持つということの大変さと責任の重さを感じた最終週となった。そして、最終日。私の最後の話の後に、生徒が練習を始めて1週間の合唱を私に聞かせてくれた。今までにない大きな声、そして泣きながら歌う生徒の姿を見て、苦労した最終週だったが自分の思いを話し続けて良かったと思えた。上手い下手ではなく、心に響く合唱であった。

生徒からのプレゼントには数々の応援メッセージ。必ず教員になって生徒からの応援に答えたい。高め合い、私を大きく成長させてくれた4週間。先生方、生徒に感謝の気持ちで一杯である。(松井)

いよいよ中学校実習での研究授業

 今週で中学校実習最後の週となりました。月曜日はいよいよ研究授業です。

 私は中学生の頃から中学校の先生に憧れを持ち、教壇に立つことを夢にしてきました。実際に立ってみると授業観察では見えなかった生徒の様子や、授業のあり方が見えてきて、授業をするたびに課題がたくさん見つかります。やりたいことの100%が授業でできず、生徒の意見をつぶしてしまうこともあり、授業することの難しさを感じています。

 それでもこの授業の中でこれだけは身につけてほしい、大切にしてほしいと思うところは必ず持ち、ぶれずに授業をすることを心がけてきました。研究授業でも小学校で培ったことや、担当の先生や校長先生、玉置先生からのご指導の全てをもって挑みたいと思います。

 先日、実習先の校長先生から「玉置先生が新聞に載っていたよ」とお話くださり、新聞をいただきました。玉置先生が「校長先生同士、通じ合うものがある」と先日お話くださったことを思い出し、校長先生の背負うものは私の想像のつかないくらい大きなものであるんだろうなと思いました。(小川)
画像1

第6回教師力アップセミナーに参加

画像1
先日教師力アップセミナーへ参加しました。もう次の講演で今年度はラストなんですね。毎回いい講演を聞かせて頂きありがとうございます。

今回の小笠原先生の講演では、とにかく笑いました。今までの講演会の中で、間違いなく一番面白い講演会でした。先生の話される内容や間が何と言っても面白かったです。ああいう話術を身に付けたいですね。

とにかく驚いたことは、先生が準備されていた教具の数です。多い上に、一つ一つのクオリティがものすごく高かったです。大きな乾電池にしても、一つの説明書にしても、小笠原先生の工夫が随所に見られました。影での努力が、実際の授業では活きてくるんだなと思いました。

子供が自らなぜだろうと、疑問に思える授業を、作らないといけないなと思いました。小学校や中学校の実習でされている授業や、自分が今まで受けてきた授業、自分が行ってきた授業では、教師側が疑問に思って欲しいことを、子供に無理やり押し付けていたように思います。教師が「これはなんでだろうね?じゃあ、考えてみようか。」などと言い、子供たちは考えたくもないことを考えさせられていることがあります。これでは、やはり学習に対する意欲は湧いてこないでしょう。

しかし、小笠原先生の授業では違いました。授業を行っていく中で、子供たちの中から「なぜ?」「どうして?」という疑問が浮かび上がってくるようになっていました。こういう授業の流れができるようにしたいです。

ということで、研究授業の本事案を見直したいと思います。(中田昂)

第6回教師力アップセミナーに参加して

画像1

土曜日(11月14日)にセミナーに参加し、小笠原先生のお話を聞かせていただきました。

感想を一言で言うと、とにかく面白かった!!

次々に出てくる理科の実験道具。たくさんの三面鏡や大きなアンティーク時計等々…ご自分で調達されたものや手作りのものばかりだそうで、どれも目を引きました。

先生の授業は工夫がいっぱいです。導入でキャラクターが登場したり、お話コーンを使って意見を言ったり、わざとバラバラにして不足を作った人体模型を使ったり…
また、手作りの教材で不十分を味あわせてから理科室の実験道具を使わせるところもすごいなあと感動しました。

小笠原先生の授業を聞いていると、大人でもなぜ?どうして?調べたい!!と思えます。それは、先生が授業が楽しくなる工夫を最大限にされ、たくさんゆさぶりをかけられるからだと思います。
理科ってこんなに楽しいんだと初めて知りました。

わたしも小笠原先生の、「子どもを楽しませられる教師になってくれ」という言葉を胸に、こどもが楽しめる授業を研究していきたいと思います。(杉下)
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

27ゼミ生レポート

教育資料