人間はなまけものである?
人間、動物はもとより怠け者であるのか?
思い返してみると、勉強をするにしてもバイトをするにしても報酬があるから活動するのであって、怒られなければ勉強もしないし、食に困らなければ働きもしない。 しかし、それらが本当なのかがこの本「知的好奇心」には書かれていた。 例えば、子どもたちの頭の中にあるサルのイメージはキャッキャッと鳴いたり、しっぽがあり、サルらしい顔をしている。そんな子どもたちに小鳥のように鳴くサルや、フクロウみたいな顔のサルを教えてあげると、おもしろい、興味をひかれるものとなり、自ら進んで本や人に聞いたりして調べるのだ。これは人間がなまけものであるなら活動はしなかったと考えられる。 このことは学校授業での発問に活用できると考える。ありきたりなものではなく、子どもの頭の中の既存のものをくつがえすような問いかけをしてあげることで、調べ活動を促すのである。このように体罰や脅しといったマイナスな動因以外にたくさんの動機づけをしてあげることができるのである。それらのテクニックをまとめ、研究していきたいと感じた。(小川) 貴重な経験
5月9日
大口中学校で行われた教師力アップセミナーに参加させていただいた。 第一回は褒め言葉のシャワーで有名な菊池省三先生。 講演会の冒頭で「小学生が選ぶ担任になってほしい芸人は誰でしょう」という質問が投げかけられた。答えは明石家さんまさんであったが、菊池先生はまるでさんまさんのような話のテンポの良さ、ユニークさを持った先生で、会場はとてもアットホームな雰囲気に包まれていた。 菊池先生はたくさんのビデオを用意されていて、現場の様子がとてもよくわかり、臨場感のある講演会であった。 「自信と安心ある学級は学級経営が上手くいく土台となるもの」とおっしゃっていた。 自信と安心ある学級とは何か、どうしたらそのような学級をつくることができるのかを自分なりに考えて行きたいと思った。 今回の講演会で学び得たことはたくさんある。将来、現場に出た時に生かしていきたい。(堀江) 笑顔の教室
愛知県大口中学校で開かれた教師力アップセミナーに参加させていただいた。
講演者は菊池省三先生。 先生の話術が素晴らしく、講演開始後すぐに会場全体が菊池先生のホームになっていた。 「ほめる」ことによって子どもたちによいことの基準を示し、友達のよい姿を全員で共有する。 たくさんほめることが出来ればその分だけ教室にも笑顔が増えてくるのだと感じた。 映像で見た菊池先生の教室には多くの笑顔があった。 私が担任を持つとしたら笑顔のあふれる学級にしたい。そして、子どもたちが安心して自己開示できる場所にしたい。 非言語の部分もほめられるような子どもたちの細かいところまで見られる教師になりたいと思った。 教師力アップセミナーは現職の教員の方向けということで、まだ学生の私は本当に多くのことを学べる場所だと感じた。 これからもここで多くのことを学びたいと思う。(中田啓) 理想のクラス
今日は教師力アップセミナーにて、菊地先生の講話を聞いてきました!
今日の講演では、菊地先生の実践映像をたくさん見せていただき、子どもたちの本当に生き生きとした姿に感動しました。 中でも印象に残っているのが、褒め褒め選手権での子どもたちの姿です。 代表者二人の、大学生顔負けの発言、二人を全力で応援しながら熱心に聞く仲間たちの姿、周りの状況から判断し、劣勢の方の子を応援する温かい心。 子どもたちの行動一つひとつが、本当に素晴らしかったです。 こんな素敵な姿がたくさん見られるクラスを菊地先生の目指す「知的で無邪気でほんわかしたクラス」と言うのだなと思いました。 私も子どもたちのはつらつとした姿がたくさん見られるクラスを作りたいです。(杉下) 自信と安心のある学級
わたしは、5月9日に第1回教師力アップセミナーに参加させていただきました。
今回の講師の先生は、菊池省三先生でした。 菊池先生の講演は終始笑いがあり、2時間という時間があっという間に感じました。 わたしが特に印象に残っている言葉は、”アクティブラーニングや学び合いというのは、自信と安心のある学級で子どもを育てるという土台がないとできない”という言葉です。菊池先生が行っていた朝の質問タイムやほめほめ選手権などの取り組みは、すべて自信と安心のある学級づくりにつながっているのだと思いました。わたしも教員になったとき、そんな学級づくりができるように努めたいです。 また、今回出会った多くの先生たちに、玉置ゼミのホームページを拝見していただいていることを知り、大変嬉しかったです。これからも学ぶ姿勢を大切にし、精進していきます。(大澤) 新たな風にふれる最近バレー部に新入生が入ってくれた。大変嬉しい。 凝り固まった頭では思いつかないことをさらっと言ってくれる。 今日は菊池省三先生の講演会に行ってきた。これまた、経験値の少ない自分にとってはとても新鮮でよい勉強になった。 その中でも印象に強く残ったのは、やはりU君だ。ほめほめタイムでは、卓上ベルを1分という時間で完璧にほめ倒していた。この実践は、人前で話す力がつくだけでなく、語彙力も増える。なによりも、子供たち自身が主体となってやることができるので、とてもいいと思った。 子供たちにはNさんが感じていたような考えを持てるようになってもらいたい。野口さんからまる子に、気持ち的な変化をすることができた。その中でNさんは自分が明るくなるだけでなく、相手の気持ちを常に考えて行動できる子になった。 彼女のように「相手軸」という考えを持てる子を増やす菊池先生の教育は素晴らしい。 反省会で先生方が、VTRで観たように、子供たちが前の方に集まって質問させるまでにするのは簡単だけど、後ろの方で参加している子を前に集めて全員でやらせるのは難しいと言っておられた。 確かにVTRのようにやりたければ、菊池先生と全く同じことをやればよい。しかしその上に行くには、そこから自分の考えや、自分のやり方を加えていかなくてはいけない。そこが教育の難しいとこだと思う。 菊池先生はじめ、様々な先生方のお話を聞いて、新しい考えに触れることが出来た。 ここ数日で何度も、新たな風にふれられたのは、とても気持ちがよかった。(中田昂) ほめ言葉の力
先日、第1回教師力アップセミナーに参加させていただきました。
講師の先生は、「ほめ言葉のシャワー」などで有名な菊池省三先生。 会場に行くまでに道を間違え細い道に出てしまったりと、あたふたした部分もありましたが、無事到着できてよかったです(笑)。 菊池先生のお話は、笑いあり、コミニュケーションありで、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいました。 そんな楽しいお話の中にも、発見や学びがたくさんあって、「もっともっと頑張らなければ」という気持ちになりました。 また、実際の映像を見せていただけたことで、より学級を近くに感じることができ、とてもためになりました。 「ほめる」ということは簡単そうで難しいことだと思います。 いいところよりも悪いところの方が目立ってしまうからです。 しかし、ほめられて嫌な気分になる人はいません。 ほめて、ほめられて、笑顔の輪も広がります。 そんな素敵なほめ言葉が、日常にたくさん溢れるようにしていきたいと思いました。(浦) 教師力アップセミナー
5月9日、大口中学校で行われた教師力アップセミナーに参加させていただきました。
講師の先生は菊池省三先生。 菊池先生のお話には常に笑顔がありました。 それは菊池先生はもちろん、セミナーに参加している先生方、そして菊池先生が見せて下さった動画の中の子どもたち。 子どもたちは本当に楽しそうで、菊池先生のクラスのように子どもたちがいきいきと、笑顔があふれるクラスをつくりたいと強く思いました。 また、「ほめる」ことについて、「ほめることは、子どもたちにこれが良いんだという基準をつくることになり、このほめることを積み重ねることで子どもたちが成長する」ということを学びました。 1人に対するほめ言葉もそれを聞いている周りの子どもたちにも連鎖していく。 ほめることは素敵なことだなと改めて思いました。 写真は私が読んだ菊池先生の本です。 (渡部) 話術
5月9日、教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は「ほめ言葉のシャワー」などの言葉で有名な、菊池先生のお話でした。
会場には多くの現役の先生方や、お客様がいらっしゃり、私はとても緊張していました。また、講演というと、しっかり先生の話を聞いて、メモをとって、というような静かな形を想像しており、若干肩に力が入っていました。 しかし、講演が始まってみると、先生の話を聞いている皆さんから、笑い声が何度も聞こえました。緊張して聞いていた私も、楽しく聞くことができました。これは菊池先生の話術によるものであり、長年の経験から生み出された芸なのだと思いました。また、菊池先生は、講演中に、何度か私たちに向かって、隣の人と話してみてくださいとおっしゃいました。知らない人同士が隣あって座っているのですが、皆さん和気あいあいと話されていました。これが、玉置先生が前からおっしゃっていた、周りを巻き込むということの一つなのかなと感じました。 私はもうすぐ実習に行く身なので、今日学んだ、周りを巻き込みながら話す、というのを少しでも実践できたらなと思います。(牧野) ことばの力
愛知県の大口中学校で行われた、第1回教師力アップセミナーに参加させていただいた。
今回の講師の先生は「ほめことばのシャワー」で有名な菊池省三先生。菊池先生の著書『「ことばシャワー」の奇跡』を読んでからセミナーに参加できたため、より実践的なことを学ぶことができた。子どもたちの実際の映像はどれもいきいきとした姿。映像を見るたびに、あんな学級にしたいなと強く感じた。 子どもが変わっていくためには、まずは先生が価値語をシャワーのように子どもたちにふりかける。それが子どもたちに浸透することで次第に子どもが成長していく。菊池先生のお話からことばの持つ大きな力を知ることができた。 今日は大勢の学校の先生方が参加されていた。自分も早く教員になれるよう、著書の中にあった名言「価値ある無理をせよ」をこれから自分に言い聞かせて、日々精進していきたい。(松井) 失敗を活かす
先日の記事で野中信行先生の「3・7・30の法則」が取り上げられていた。自分も気になったので、読んでみた。
物事は終わり良ければすべて良しと言うが、学級経営は最初の一ヶ月で決まってしまうと言っても過言ではない。 野中先生自身も若い頃は、力量よりも自信に頼って空回りな一年になってしまい、学級経営を失敗してしまったようだ。その反省として生まれたのが、「3・7・30の法則」だ。 今ではベテランの先生方も、やはり何度も失敗を重ねて、自分のやり方を見つけている。 最初からうまくいくことなんて、そうそうない。実習でもポジティブにいきたい。(中田昂) ひとりひとり
今日の中等教科教育法の授業で「ひとりひとり」の意味の違いを知った。
「一人一人」個性などを関係なしに、頭数としての数的な意味合い。 「一人ひとり」個々が人格や個性を持った異なった存在という意味。 今まで自分は上の一人一人を使ってきた。これからは、個々を大切に思い、その意味合いを込めて下の一人ひとりを使っていきたい。 ちなみに写真の指導要領解説では、「一人一人」で統一されていた。(中田昂) 生きる力
生きる力とは何か。
有田和正先生は次のように言っている。 「時代の変化に対応して、新しい知識や新しい学習技能を生産し続けていく力」 とてもわかりやすい。自分の言葉で、「生きる力」が何であるのかを表せるように日々勉強しなければ。(中田昂) 評価の工夫
先日から読んでいた「無気力の心理学」に効力感を伸ばす学校教育として、評価の工夫が書かれていた。
1.自分の活動のどこが良かったか、どこが悪かったかが分かるような評価 →具体的に示すことでその子どもが考え、次の活動に生かすことができる。 2.自分の進歩のあとが自分で分かるような評価 →50m走のタイムをずっと記録していくなど、努力や頑張りが見えることが効力感につながる。 3.ある目標に照らして、自分がどこまで達成したか分かるような評価 →いわゆる到達度評価。自分がどこまで到達したか、目標に対してこれから何を頑張ればいいのか分かることが効力感につながる。 聞いたことのある評価だったがどれを見ても次につながる形になっていた。たしかに先生からマルだけうたれたノートやプリントが返ってくるより、コメントがある方が嬉しかったことを思うと、効力感を引き出すのにも納得ができる。機会があれば教育実習で実行してみたい。(松井) 行動の主人公
玉置先生に薦めていただいた本、「無気力の心理学」に効力感を獲得する前提が書かれていた。
それは「自分の行動は自分がはじめ、自分がコントロールしているのだ」という自律性の感覚である。やはり、「人にやらされている」「仕方なくやっている」などといった状況では効力感は生まれない。子どもが自律性を感じるために自己選択の機会を設けることも必要だと学んだ。 ではどうやったら子どもたちが効力感を得られるのか…この本の続きで学んでいこうと思う。(松井) ほめことばのシャワー
9日に教師力アップセミナーに参加させていただく。その日話をしていただける先生は、「ほめことばのシャワー」などで有名な菊池省三先生だ。
セミナーがとても楽しみなので、先生の本を読んだ。どれも素敵な実践だが、今回はほめことばのシャワーを取り上げたいと思う。 この本は前半と後半で別れていて、前半では実際に小学校で行われた様子が書かれている。ここでもやはり、クラスみんなのいいところを見つけて発表する、ほめことばのシャワーが行われていた。 ほめことばのシャワーを通して、子供たちが成長していく過程が手に取るように分かった。それにももちろん感動した。しかし、もっと感動し、涙してしまったところがある。 それは、卒業式の時に子供たちが涙しながら、先生に向けてほめことばのシャワーを行う場面だ。 一年で子供たちがここまで成長するのかと、思わされた場面だ。 自分が実際に教師になった時、ここまで愛される教師になれるだろうか。ことばの力を改めて実感させられる本であった。(中田昂) 登山型の授業
先日から相馬一彦先生の『数学科「問題解決の授業」』を読んでいる。
説明中心の授業と問題解決の授業が上の写真のような 「バス型」と「登山型」に例えて説明されていた。 「バス型」の説明中心の授業では、生徒はバスに乗って山頂(=指導目標)まで向かう。景色は見えるが、気温の変化や草花を自分の肌で感じることはできない。仮に眠っていても山頂までは連れていってもらえる。 一方、「登山型」の問題解決の授業では、山頂はひとつでも登山ルートはいろいろあり、遠まわりでも景色のよいルートや、道のりは短いが険しいルートもある。「バス型」に比べて楽ではないが、自分の足で歩き、いろいろな発見をしながら、困難を克服して山頂にたどり着いたときの喜びは大きいと書かれていた。 どんな山であっても生徒自ら登りたくなり、たくさんの喜びが味わえるような授業づくりをぜひしていきたい。(松井) 居心地?しごこち?
皆さんの「居心地のいい」場所はどんな場所ですか?
そんな「居心地」というテーマから玉置先生に貸していただいた、大阪府の池田小学校前校長である鎌田富夫先生著書の「しごこちのいい学校」という本を紹介したいと思います。 正直、始めは「どうして居心地じゃなくてしごこちなのだろう?居心地としごこちは同じ意味なのであろうか?」と疑問を持ちました。 しかし読み進めていくうちに、その2つの繋がりに気付くことができました。 居心地がいい場所は、人それぞれ思う場所が違うと思います。 もしかしたら、面倒なことをしなくてもよい、何をしても誰からも何も言われない、という場所を居心地がいいという人もいるかもしれません。 しかし、本当にその場所は居心地のよい場所と言えるのでしょうか? この本には、「子どもや教職員が何事にも積極的に取り組み、それが周りから認められるような環境でやりがいを感じる場」を「居心地がいい場所」と書いてあります。 やりがいこそ、しごこちがいいと感じることで、それが居心地がいいということだと。 確かにその通りだと思いました。 学級で考えると、学級の1つの目標に1人1人が精一杯の力を出して頑張ることができたならば、どんな結果であれ「やってよかった!頑張ってよかった!」と自分を認め、互いを認め合うこともできると思います。 そこから居心地がいい学級へと繋がっていくと考えると、「しごこちのよさ」とは学級経営や学校経営の鍵となるのではないでしょうか。 「いごこち」よりも「しごこち」を。 私の中で考え方が少し変わりました。(浦) 子どもたちが50歳、60歳になった時の幸福を見据えて
諸富祥彦氏の本の中にこんな言葉があった。
「子どもたちが50歳、60歳になった時の幸福を見据えて」 教育は実践しても成功したかどうかは、時間が経たないとわからない。 その時々だけの、子供たちの学力や個性を伸ばす授業や指導ではなく、未来に生きる子供たちがよりよく生きていくことができるような授業や指導が大切だ。 そのためにも、教師はひとつの授業、ひとつの指導に魂をこめて行う必要があると感じた。(中田昂) 見えない絵本
先日ある授業で『見えない絵本を語る』というワークを行った。
今までの人生の中で、何か挫折したことや悲しかったこと、どうしても心の解決がつかないままでいることを即興で絵本を読むようにみんなに語っていくという内容であった。 なかなか語り出せない人や、話の途中で止まってしまう人がいた。 ワーク後の教室は静寂に包まれていた。 だが、見えない絵本を語った人はどこかスッキリしたような顔をしていた。 誰もが何かしらの悩みや心の闇を持っていて、それを話すことで少しでも心がスッキリするのではないかと思った。(堀江) |
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