卒業論文のテーマ (松井)
卒業論文の内容をうまく伝えられるように、ゼミの仲間でお互いに聞き合いアドバイスをもらいました。以下の文が私の卒業論文の内容です。
私は世界の国々に比べて日本の子どもの自己肯定感が低いという現状を知り、授業の中でそれを高めることはできないかと考え、「学び合いと子どもの自己肯定感」について研究してきました。 市全体で「学び合い」に取り組まれている愛知県小牧市の小・中学校へ授業を参観しに行ったり、授業者の先生やスーパーバイザーと呼ばれる方へのヒアリングを行なったりして、学び合うグループ学習の在り方と教師の授業技術を学びました。 授業の中に子どもの活躍の場・活動の機会を大いに取り入れ、子どもが自ら伸びようとする授業を展開していきたいと考えています。 実際に話してみると伝わりにくい言葉がよく分かるので、お互いに聞き合えてよかったです。玉置ゼミは全員が順調に?卒業論文を進めているので、今後も互いに磨いていきたいと思います。(松井) 卒業論文のテーマ(小川)
今回のゼミでは3人グループになり、それぞれの卒論テーマ文のブラッシュアップ化を行いました。以下の文が本文です。
私はデジタル教科書の活用例の研究を行いました。国は学びの場におけるデジタル教科書の活用を取り上げています。しかし、実際の教育現場では使いこなせるかどうか不安を感じている中学校教師は8割に及びます。そこで、私はデジタル教科書のツールやコンテンツから生徒をゆさぶる発問の例を具体的に、単元ごとに考えました。例としては、「このシミュレーションは何を表そうとしているでしょう」と問いかけます。そうすることで、教師が説明するのではなく、生徒に説明させることがぽいんとであり、言語活動の一つとして表現させることは大切なことだと考えます。このような活用例を用いて、実際の教育現場で活かしていきたいと思います。 また、個人面接の際に、切り返しで予想される質問についても考えました。「デジタル教科書を使うデメリットはなんですか。」についです。 ・準備に時間がかかることがある。 ・不具合が起きたときにどうするか。 ・学校にICT機器を専門とする方が必要なのではないか。 ・地域によってICT機器の導入に差が出るため、学びの場における機会均等がなくなる。 といった意見が出ました。(小川) 6月13日第2期生ゼミ記録(白井)
6月13日(月)、第8回のゼミを行いました。今回の発表者は、国語専修の牧野友紀さんと社会専修の岩田有加さんと佐久間琢さんでした。
1人目は、牧野さんです。前回の発表では、なぜ野中先生は「3・7・30の法則」を考えられたのが話題となりました。今回はそれを受けての発表です。実際に野中先生とのメールのやりとりで、分かったことを発表していました。 牧野さんは、野中先生のブログを読み、そこから2つの理由を見つけたそうです。1つ目は、学級崩壊を起こさないようにするためです。2つ目は、名人教師の実践記録でなく、普通の教師がちょっと努力すれば獲得できる方法として示すためです。この牧野さんの考えをもとに、野中先生とのメールのやりとりについて話してくれました。私は、自分の興味を持つことを実際に先生にお聞きしているのを知り、凄いという気持ちと、同時に羨ましいなと思いました。他のゼミ生も、そうだったのではないかと思います。それには、牧野さんの深い調べがあったから、実現したことでもあるということも分かりました。こういった繋がりも、とても大切にしていきたいというお話になりました。 2人目に、岩田さんは、前回の発表と引き続き、金大竜先生の『子どもが教えてくれた クラスがうまくいく魔法の習慣』という本からの発表でした。前回とはまた違った、教師の働きに注目し、教師の1日の流れを発表してくれました。 そこで、話題になったのが、起床と就寝での子どもにあいさつをするという話でした。起きた時や、寝る前にクラスの子の顔を1人ずつ思い出し、子どものことを考えるのだそうです。時間があれば、写真を見ながら考えるそうです。他にも、授業以外の面でも子どもたちを知るために、休み時間に遊ぶのはもちろん、子どもたちと一緒に帰るという話もありました。このように、子どもと本気で向き合う1日の様子を見て、自分たちも、それに少しでも近づけられる先生を目指そうという気持ちになりました。 3人目に、佐久間君も前回に引き続き、菊池省三先生の『菊池省三流 奇跡の学級づくり』という本からの発表でした。前回の1学期の学級成長期から2、3学期の学級成熟期についての話で、集団として学級を育てるという話をしてくれました。集団として、子どもたちの関わりを強めるために、話し合いを行うことが効果的であるという話でした。その例を挙げます。 1、朝の会、帰りの会での話し合い 「ミニライフヒストリー」 「ほめ言葉のシャワー」 2、授業の中での話し合い ペア学習・グループ学習 3、学級内でトラブルが起きた時の話し合い 教師は頭ごなしに叱らない、子どもたち自身にルールを決めさせる 話し合いの授業について、話題になり、次の発表での課題を見つけることができました。 今回の発表では、聞いている人も発表者が卒業論文に向けて、深めていけるように、質問をしていていました。何か話題が出ると、ペアやグループで話し合うもあり、互いに学び合える場となっていました。これからもゼミを互いに高め合える場として、切磋琢磨していきたいと思います。(白井) 6月13日第2期生ゼミでの発表(佐久間)
6月13日(月)、ゼミの発表(2回目)を行いました。私は前回に引き続き、菊池省三先生が書かれた『菊池省三流 奇跡の学級づくり』という本をもとに発表しました。
前回は、主に1学期の学級づくりである「学級成長期」についてまとめました。今回は2、3学期の学級づくりである「学級成熟期」についてまとめました。 この「学級成熟期」では、子ども同士の横の関係を強くし、“集団”として育てることに重点を置いています。横の関係を強くする方法としてまとめたことが、様々な場面での話し合いについてです。 菊池先生は話し合いの授業のポイントは“人と意見を区別する”ことと述べています。人と意見を交流すると、自分の意見が否定されただけなのに、自分の全てを否定された気がする時があります。私もありました。 しかし、教室に信頼関係が生まれれば、反論と人格の否定は全く違うことが分かるはずです。自分の言いたいことを言える安心感のある学級づくりが大切だと学びました。 2回の発表を通して、1年間の学級づくりについて学びました。まずは教師が子どもの学びを認め価値づけ、子どもたちもそれを真似て成長していき、子ども同士で高め合い、1人の成長がみんなの成長につながる学級づくりをしていくという菊池先生流の学級づくりが分かりました。とても勉強になる本でした。ゼミ生のみんなにオススメしたいです。 質疑応答の時間では、「話し合い」の授業を算数の授業で行うことは難しいのか?という疑問をゼミ生のみんなと意見を交流しました。玉置先生に分からない子が、分かっている子に「教えてください」と言いに行く授業のほうが良いとおっしゃいました。ゼミ生みんなはきっと今まで「分かった子は分からない子に教えてあげてください」という形の授業をしてきたので、驚きを隠せませんでした。よく考えると、分からない子が分からないと言える学級になっているということだ、と気付きました。なかなか言えないことを言える学級は良い学級の条件の1つだということを学びました。 次回からはこの話し合いの授業について研究していきたいと考えています。(佐久間) 第2回教師力アップセミナー(白石範孝先生)に参加して(佐久間)
6月11日(土)に教師力アップセミナーに参加しました。今回は白石範孝先生による国語の授業づくりについて講義を聴くことができました。論理的に思考させるということを具体的に学ぶことができました。
国語の授業は、ある場面を読んで、考えるというやり方を今まで行ってきて、私もその授業のやり方にあまり疑問を持ったことはありませんでした。 しかし、白石先生のお話から、子どもたちが作品全体の構造や場面、段落のつながりを踏まえた内容を理解し、論理的に考えながら作品や文章を読む姿を求めていく授業を目指すべきだということを学びました。 このようなアクティブラーニングと呼ばれる授業の仕方をするためには、子どもたちの技能の定着、基礎・基本の教育をしっかりと行わなければならないと子どもたちは論理的に考えることはできません。今までアクティブラーニングを小学校で行うことは上手くいくのか、と疑問に思っていましたが、思考活動の土台になる原理・原則、用法などの基礎知識を与えることがとても大切だと思いました。 また、子どもたちが作品の内容を理解しようとすることで、子どもたち自身が「問い」をもち、「問い」を解決していく問題解決学習を目指す授業が考える国語の授業なのだろうと白石先生のお話から学ぶことが出来ました。 他にも、思考のズレは当たり前、短歌・俳句の作り方、モチモチの木のような作品を使った授業例など、具体的に国語の授業づくりを教えていただき、勉強になることばかりでした。ここで学んだことを忘れずに、これから生かしていきたいです。ありがとうございました。(佐久間) 第2回教師力アップセミナー(白石範孝先生)に参加して(石川)
先日、第2回教師力アップセミナーに参加させて頂きました。
講師は白石範孝先生で、『論理的に思考する「考える」国語の授業~問題解決学習を目指して~』というタイトルについて話して下さいました。 セミナーは、「アクティブラーニングとはどのようなものか」から始まり、どのようにして国語を論理的に読み取りそれを教えるのか、と言うことを、白石先生の実践例も交えながらわかりやすく教えて下さいました。私は3回目の教師力アップセミナー参加でしたが、参加者の方から自然と「あぁ〜」「おぉ〜」という納得や驚きの声が上がるのは初めてでした。 「国語は論理的」 その言葉の通りに、論理的な思考から読み取る術をたくさん教えて頂きました。 今までの私にとっての国語といえば、感覚や想像で読み取り、何かとふわふわとしていました。 白石先生のセミナーによって、見事にそのふわふわ感は吹き飛びました。 子ども達に論理的思考を持ってもらうために、「用語を教える」ことの大切さ。「教材分析」が必要だということ。新しいことをする前に「方法を教える」こと。どれも私が今まで受けてきた国語とは違い、論理的で全体が連動していました。 私も白石先生の様に国語の授業がしたいと強く感じました。 また、セミナーの後には、国語も算数も同じように論理的であること、論理的に思考するためには、どの教科も一律に、基礎基本が大切だという話をして頂きました。 ありがたいことに私は、教育実習などで今後実践する機会があります。学ばせていただいたことを出来る範囲で実践をし、自分のものにしていきたいと思いました。参加することができてよかったです。(石川) 6月13日第2期生ゼミでの発表(岩田)
6月13日(月)第2回のゼミ発表を行いました。前回わたしは、大きなテーマを「学級経営」として教師の目線について取り上げました。教師は学校生活において子どもたちのどういった部分を見ればよいのか、どこを意識すればよいのかということを視点という面から捉えました。そこで今回は具体的にどのように働きかけていけばよいのかという、教師の行動篇についてまとめました。
今回も金大竜先生の『子どもが教えてくれた クラスがうまくいく魔法の習慣』を読んでレポートをまとめさせてもらいました。金先生が本の中でおっしゃっていた一日の流れについてまとめ、その中でも気になったところについて詳しく説明させてもらいました。 わたしは、この教師の一日の流れを読ませてもらって純粋にここまで子どもたちのことを考えることができる教師ってすごいなと思いました。この本の中で先生がおっしゃられている「教師のほうから進んであいさつをする」「掃除の時間は教師が一番一生懸命仕事をする」など言ってしまえば当たり前と思われがちなことばかりなんですが、実際に行動するには本当に難しいことばかりだと思いました。この本の中にも書いてあったんですが、「人は自分の想像を少し超えると感動する」という言葉がありました。わたしはこの本を読んでまさにこの状況にたくさん出会えた気がします。ここまで深い愛情をもって子どもたちと関わることができることは本当に素敵なことであり、幸せなことであると感じました。 しかし同時に2期生からも意見ももらったんですが、終始子どもたちのことを考え続けることは本当に可能なことなのかという疑問点も生じてきました。わたしも本を読みながら、「これは金先生だからできることなのではないか」と思っていた部分がありました。金先生がなぜここまで子どもたちのことを想い、愛することができるのか、これはわたしの次回以降の課題として追及していきたいと思います。ありがとうございました。(岩田) 6月13日第2期生ゼミでの発表(牧野友)
6月13日のゼミ発表では「なぜ野中信行先生は3・7・30・の法則をつくったのか」というテーマのもと、私が野中先生のブログ「風にふかれて」を参考にまとめた考えと、玉置先生に協力いただき野中先生に直接その理由を伺うことができましたので野中先生からのお返事を発表させていただきました。
私の考えは、「初任の先生のが一人でも学級経営ができる」「学級崩壊の処方箋として」という2点からつくられたというものです。野中先生のお返事とは少し違う部分があり、まとめ不足だと感じると同時に考えがわかったことに対する喜ばしい気持ちもありました。ブログで調べるだけでは分からなかったことを今回は野中先生から直接伺えてとても幸せなことだと感じました。つながりをつくってくださった玉置先生に感謝の気持ちでいっぱいです。 今回「この先のテーマをどのようにするか。」という質問をいただいて、私もどのように繋げていこうかとても迷っていることに気づきました。ゼミの仲間や、玉置先生と相談しながら自分の目指すところに近づけるようにしたいなと思います。(牧野 友) 第2回教師力アップセミナー(白石範孝先生)に参加して(牧野紘)
先日の6月11日、第2回教師力アップセミナーに参加させていただきました。お話をしてくださったのは、白石範孝先生です。
白石先生は冒頭で、 「ただ教えるだけでなく、子どもが使える力にしないといけない」とおっしゃっていました。 その言葉通り、今回の講座の中で、漢字のきまりや、接続詞の分類、文の終わり方の分類など、子どもが国語を学ぶ際に必要となる技を教えてくださいました。 一番印象に残ったのは物語文を読むときの進め方です。 白石先生は、まずその物語について、一文で表す活動を子どもに行わせるそうです。 一文とは、 「中心人物」が、「あること・事件」によって、「変容」する話。です。 この鍵括弧の中を埋めさせることで、まずはじめに子どもたちの読みの実態が分かります。 この活動によって、子どもが何が分かってないかということや、読み取りにおいての、子ども同士のズレ、子どもと先生におけるズレ、が明らかになります。 この生じたズレを、課題に設定します。 私は今まで、国語の授業の課題は、「〜を読み取ろう。」だと漠然と捉えていました。 しかし今回の話を聞いて、その課題は教師が子どもたちに読みとって欲しい内容や、読み取るべき内容を設定していただけなのだと気付きました。 ずれを課題にすることで、子どもの興味関心や、実態に即した授業に近づくのではないかと考えます。 今回のセミナーでは、具体的に、実践できるような方法が多かったです。 私が教師になったとき、参考にできるように、しっかり貯蓄しておきたいと思います。(牧野) ここで、私も短歌を作ってみました! 子どもたちには、かないません(笑) ズレ作る 教師たる者 なせる技 読みの実態 とらえるために 第2回教師力アップセミナー(白石範孝先生)に参加して(渡部)
6月11日に行われた教師力アップセミナーに参加させていただきました。講師の先生は白石範孝先生です。
白石先生が用意してくださったプリントに書かれていた言葉は「論理的に「考える」国語の授業」という言葉でした。 私の中で「論理的に考える=算数・数学」というイメージで国語と論理的という言葉は遠い関係にあると思っていました。しかし、白石先生のお話をお聞きして少し分かった気がします。その中で、印象に残っていることを二つ取り上げたいと思います。 一つ目は「一文で読む」ということです。「〜が〜によって〜する話」という型を使って考えると中心人物が分かっていない、どのように変わったのかがわかっていない、など子どもたちが分かっていないところが見えてくるそうです。一文で読むことで、子どもの読みの実態を知ることができる、子どもの読みの「ずれ」をつかむことができるとおっしゃっていました。その子どもの読みのずれを課題につなげることで子どもたちが「考えてみたい!」と思って取り組むことができる課題になります。 二つ目は「教材分析」をすることです。私が今までよく聞いてきた言葉は「教材研究」です。白石先生はまず教材分析をしてその教材の特徴や論理をとらえることが必要だとおっしゃっていました。説明文、物語文それぞれに教材分析のための10の観点があります。その中で私が気になったものは物語の観点にある「中心人物のこだわり」というものです。物語文を読む中で「こだわり」という言葉を聞いたことはありません。中心人物のこだわりを理解することで、その話を貫くテーマであったり、 その話の軸をとらえることができるのかなと思います。 今回のセミナーでは最後に俳句、短歌の作り方について教えていただき実際に子どもたちが作った俳句や短歌を見せていただききました。子どもたちの俳句や短歌は会場からも声が上がるほどどれも素敵なものでした。その話を受けて、今回のセミナーでの感想、学びを短歌にするという話が上がったので、私も短歌にまとめてみました。 読みのずれ 気づけばそこが 良き課題 夢中にさせる 知りたい気持ち 「国語」と「論理的」が遠い関係にあるように感じていましたが、要点を見つける方法、読む方法、表現する技を教えることで子どもたちが筋道を立てて考えることができるのだと分かりました。 今回のセミナーに参加させていただき、「国語はおもしろい」と改めて感じることができました。子どもたちにも国語のおもしろさや楽しさを伝えられる教師になりたいと思いました。そのために、教材分析のような事前の準備や努力ができる人になれるように頑張りたいです。 今回のセミナーでも多くのことを学ばせていただくことができました。ありがとうございました。(渡部) 第2回教師力アップセミナー(白石範孝先生)に参加して(寺坂)
6月11日(土)に開催された、教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回の講師は、白石範孝先生でした。
白石先生の話は、「なるほど」がたくさん出る、本当に新鮮で、私が体験したことのない国語のお話でした。そして、具体的な方法もたくさん教えていただきました。その中から、私が先生になったら明日からでも使いたい!と思った方法を2つ紹介させていただきます。 1つは、「バラバラに分けられた段落を正しく並べ直す」というものです。似たようなことを小学生の頃にやった人も多いのではないかと思います。しかし、これを正しくやるためには接続詞や文末の正しい使い方と意味、例えば、「しかし」であると逆説を表していて前の文章に繋がることや、「〜でしょうか」では、問いになり後に文章が続いていくということを理解していないとできないのです。 今回は、低学年の教材を使いました。高学年の説明文などになると、とても学びの基礎ができていないとできないなと思いました。また、学年単位で考えるのではなく、1年生から6年生まで大きな一本道として子供に学ばせることが大切なのかなと思いました。こういった読み方を鍛えていくことが、論理的に読み取るということに繋がるのではないかと思います。 2つ目は「一文書き」というものです。これは、初めて物語を読んだ後と、その単元のの終わりの2回行い、以下の文の【】を当て変え比較します。 【中心人物】が、【出来事・事件】によって、【変容】する話。 <一文書きをすることでなにが起きるか> 1.初めて読んだ後にやることで、子供の読みの実態をはかることができる。 →子供が、どこを読み取れてどこを読み取れないのかを正確に知ることができます。また、中心人物のような用語を、理解できているか分かります。 2.終わりにやることで、子供の作品への感情の変化を知ることができます。それは、教師がしっかり指導できたかどうかはかれます。 3.2つを比較することで、子供への評価がしやすくなる。 という、3つの良いことがあります。 授業の進め方は、【】に入った言葉を詰めていくことで子供の学びたいことを学ぶことができます。 この、物語を1つの大きなまとまりとして読むことは、論理的に読むことに繋がるとおっしゃっていました。なにより子供が勉強しやすいなと感じました。 他にも、教材分析の話や、基礎基本の定着、主に方法の定着での俳句・短歌の作り方、子供のずれについてなど多くの興味深い話を聞くことができました。 しかし、ずれについては、実際に授業をしたことがない私にとっては、少し理解できませんでした。ゼミの中での話題にしていけたらいいなと思います。白石先生ありがとうございました。(寺坂) 6月6日第1期ゼミ生記録(小川)
本日も日本教育新聞の「過去問から学ぶ」で学びました。中でもいじめの問題はよく出題されるので、いじめについて正しく理解するとともに、対応策を身につけていきたいと思います。
次に、場面指導について学習を進めました。資料をもとに分析しました。すると、場面指導においては行事の前や後のことが多く、行事の後の場面であれば失敗したことがよく聞かれるのだと感じました。また、いじめや孤立している生徒も多く出題される傾向にあることがわかりました。私はそこに生徒を想定し、生徒の捉え方から発言したいと思います。 そして、本日は愛知県の過去問の中から「グローバル社会で生き抜くために、協同性と創造性を培うためにあなたは授業でどのような実践を行いますか。」について、ジグソー法に似たやり方で学びました。 まずは、ペアで話し合い、それから二手に分かれて違う場所で意見交流します。そうして、もう一度もとのペアに戻ってきて仕入れた意見を交流します。短時間で様々な考え方に触れることができ、大きな学びとなりました。 このようにして、玉置ゼミでは毎週のようにアクティブラーニングを実際に行っています。将来教員になった際に自分がアクティブラーニングをしたことがないではよくありません。言葉ばかりに騙され、ペアやグループを作ることがアクティブラーニングだと勘違いしてはいけません。頭の中がアクティブ(活性化)しなければいけないのだと学びました。(小川) 6月6日第2期生ゼミ記録(牧野友)ここからは三人の発表内容と課題について簡単ではありますが私の言葉でまとめさせていただきたいと思います。 【江口さん】 ーテーマー いじめをなくす方法 ー発表内容ー ○無言のサイン 子どもが言わなくてもわかるサイン。教師や、保護者は子どもの正常な状態を把握し、変化に気づけるようにすることが大切。 ○解決のための三原則 ○実際の解決行動 参考文献「本当は行きたいのです誰でも いじめは2学期からひどくなる」 著者 佳川 奈美 ー課題ー 「いじめをなくす」というテーマに結論はでるのか。 【白井さん】 ーテーマー 『学び合い』の授業づくり ー発表内容ー ○一斉授業と『学び合い』の違い ○『学び合い』の3つのルール ⚫︎学校観ーなぜ『学び合い』の授業をするのか ⚫︎子ども観ー子どもたちは有能である ⚫︎授業観ー自ら学びたいと思う みんなでできる ○『学び合い』の授業のコツ 参考文献「クラスが元気になる!『学び合い』スタートブック」 編者 西川純 ー課題ー 『学び合い』の授業の理想は本当に実現できるのか。 西川純さんと佐藤学さんの『学び合い』の授業の考え方について。 【古川さん】 ーテーマー 算数・数学のまるつけ方法 ー発表内容ー ○まるつけ法とは まるやばつをつけることではない ○まるつけの仕方 ピンポイントのまるるけ ー玉置先生からの補足ー ○期間指導でのまるつけのメリット 短くほめることができる 大きな声でヒントを与えることができる ○期間指導での注意 言葉が豊かでないといけない 雰囲気がだれないようなスピードでやる ー課題ー このまるつけ法は一斉授業でしか取り入れることはできないのか。 今回の発表は時間を気にしたり、資料の書き方のご指導もいただいたりと研究内容以外のところで学ぶこともありました。聞いている側からの質問も発表者の研究内容をよりよくするためのもので、発表者が思わず唸ってしまう質問がでていました。この調子でこのゼミ会がより深く学べる場であるようにみんなでしていきたいと感じました。 玉置先生ご指導ありがとうございました。発表者のみなさんお疲れ様でした。 (牧野友) 6月6日第2期生ゼミでの発表(古川)
6月5日ゼミ発表をしました。今回は、話を聞いているだけでは聞き役も飽きてしまうと思い、ゼミ生に話している最中に質問を投げかけてみたり、黒板に書いて説明したりしようと思い実践しました。質問を投げかけると、聞きても受け身ではなく自分で考えながら話を聞いてくれると実感できました。
今回、私が発表した内容は、愛知教育大学名誉教授である志水廣先生が提唱されている「○つけ法」についてです。「○つけ法」とは○や×をつける行為だと私は思っていましたが、実際は違うことを知りました。「○つけ法」とは、問題解決の授業を進めるうえでの授業改善の一つの方法であるということです。 今回調べていて最も大切なのは、○つけの際の声かけだと思いました。途中までしか問題が解けていない子どもでも、「ここ気づけたね」「良いとこに目をつけたね」と一言いうことで、その子自身に自己肯定感を持たせることが大事なのだとわかりました。 実際に、私も先生から○つけのときになにか一言もらえただけで嬉しかった記憶があります。 「○つけ」は、授業中に使うと子どもとコミュニケーションが一番はかれる方法だと考えました。教育実習で、今回学んだのを用いてみたいと思います。 「○つけ」をしながら一言なにか声かけをするのはスピードが大切なので今すぐにできるのは難しいと思います。次回のゼミではゼミ生と○つけを実際にやってみて体験をしてみたいと考えています。 (古川) 小牧原小学校算数授業と研究協議会に参加して(松井)
6月10日(金)に小牧原小学校で行われた第1回授業研究会に参加させていただいた。授業者の先生は大学の先輩にあたるということで、授業を見せていただく中で、私も先輩に続いていきたいと強く感じた。
授業は4年生の算数「何倍でしょう」。「順に戻して考える」ことと「まとめて何倍になるか考える」ことを使って児童は考えようとしていた。共有の課題はおじいさんの年齢からお母さんの年齢を求め、まいさんの年齢を求めるというもの。多くの児童が関係図を書いて考えることができていたことに驚いた。 「困り感」のある児童に対しては1人ずつ児童が前に出て、指示棒を使って説明していく。ここで、児童の書いたプリントを映しだすことにより、説明をする側も聞く側も分かりやすくなるということが発見できた。説明に詰まりながらも、一生懸命伝えようとする児童の姿が印象的である。 続いてジャンプの課題。メロン1個の値段からリンゴ、オレンジを求めてレモンの値段はいくらかを求めるというもの。頭を抱える児童がいるほど、児童たちにとっては難しい問題。だが、それがジャンプの課題であるということを再確認。簡単に解けては意味がないのである。 グループにしてから問題に取り組み始めるが、関係図を書く児童は少なく、式ばかりが並ぶ。やみくもに式を書いている児童も見られた。そこで、全体での共有の時間が入る。まず、リンゴの値段はいくらなのか。全体で確認してからグループへ。この流れはとても大切だと勉強になった。 次に「リンゴは20円引きされたオレンジの2倍の値段」という問題文に児童がつまずく。20円引きされているのはどちらなのか。グループや全体の交流では何人かの児童から「20円引きされているのはリンゴじゃなくてオレンジだよ」といった声が聞こえる。児童のつまずきから学び合いができていた場面であった。この授業ではレモンの値段まではたどり着けなかったが、児童はきっと次の授業でも熱心に取り組むだろうなと感じる教室の雰囲気であった。 授業後には研究協議会にも参加させていただいた。分科会での先生方の発言は様々な視点からのものばかりで「授業の見方」を広げることができた。 続く石井順治先生のご指導では、児童の姿を例にした非常に具体的なお話を聞くことができた。「学び合う学び」の理念、共有とジャンプの課題の時間配分を確認した上で、「子どもの事実を見る」ことの大切さについて再確認。そして学び合いの中での「足場かけ」がとても勉強になった。いつグループにするのか、いつ全体で共有するか、どのようにするのかを考えた上で、子ども全員に足場をかけていく。 今回の授業でのリンゴの値段の確認、20円引きされたものの確認がこれにあたる。いかに細かく足場をかけられるかは児童を見る力と教材研究によって変わるということなので、ぜひ心がけてその力をつけたいと思った。 授業の中で、児童の発言に「5倍を引く」「2倍が少ない」といった曖昧なものがあった。直した方がいいのではと思いつつも、学び合いでどこまで教師が話すべきなのかということが気になっていたが、すぐに直した方がいいというお話があり、とてもすっきりすることができた。石井先生の仰るように「さらっと直す」ことを私も心がけたいと思う。 大変貴重な場に参加させていただけたので、少しでも多く自分の力にしていきたいと思う。参加させていただきありがとうございました。(松井) 小牧原小学校算数授業と研究協議会を参観して(中田昂)
<授業>
まず教室に入って感じたことは雰囲気が良いということ。 授業が始まり、共有課題を解くときに教師が「困ったらいつでも隣に聞いていい」と言っていた。 この発言に自分は、隣の人が集中してるんだから邪魔しちゃいけないだろう、解き終わってから話し合う時間に聞けばいいのにと思っていた。 しかし、その考えはすぐに変わった。 この授業は学び合いの授業だ。子供たちの学び合いが高まるように、座席は市松模様になっているし、当たり前のようにコの字型だ。ペア学習もあれば、班学習もある。 その中で子供たちは、教師の言ったように課題で困ったら仲間に聞き、そして困っている仲間がいたら皆んなで教えようとする姿があった。 困った。わからない。ということを素直に言える雰囲気や学級であるんだなと思い、素直にすごいなと思った。 終わり方は時間がなく、まとめられずに終わってしまった。しかし、子供たちの様子はまだまだ解きたい。答えが知りたいというような感じで終わっていた。 疑問を盛大に残して終わることも大切だと、有田和正先生は言っている。 授業が終わってから、子供たちが自ら課題に向き合えるようになったら最高の学びだし、授業で分からなかった子が他の子に聞いて分かるようになったら、最高の学び合いだなと思った。 わからないをことを伝え合える授業、学級経営素晴らしかったです。 学び多き授業でした。ありがとうございました。 <研究協議会> 以前自分は、授業で何を見る(愛される学校づくりフォーラムに参加して)の記事の中で、「今のところ、自分は教師を見る」と書いた。 しかし、この研究協議会の石井先生のお話を聞いて、その考えが少し変わった。 教師を見るのは、その先生の技を盗むために見ていた。だから前の方には行かず、授業全体が把握できるような位置で今まで参観してきた。 しかし、その技やネタを盗んで、誰のために授業をするのか?それは間違いなく子供たちのためだ。 授業の技やネタを持っていたとして、全ての子供たちに通用するわけではない。 子供や学級の状況、状態で上手くいくかどうかは変わってくる。 ということは、子供たちがどんな状態なのか、今何に悩んでいるのかなど、子供たちの事実を知らなければ、授業の技やネタなんて持っていても宝の持ちぐされだなと感じた。 子供の状態を知って、初めてそれに対する適切な対応をすることができる。その時初めて授業の技やネタが活きてくるのだ。 子供たちの事実を知ることがどれだけ大切かよくわかった。 今度から子供を見る割合を増やそうと思う。(中田昂) 6月6日第2期生ゼミでの発表(白井)
6月6日は、ゼミの発表の担当の日でした。私は、西川純さんが書かれた『クラスが元気になる!「学び合い」スタートブック』という本をもとに発表をしました。事前準備をもっとするべきだったという前回の反省から、自分目線でなく、聞いてくれる人たちの気持ちになって、どこに疑問をもつか、どうしたら分かりやすいかを考えて発表を作っていくことを意識しました。
私が発表したのは、主に3つの構成です。 1つ目は、一斉授業と「学び合い」の違いを発表しました。これを構成に入れたのは、前回は自分が「学び合い」の授業を受けてきていたこともあり、だれもが「学び合い」を知っているとして話を進めてしまい、説明不足だったと感じたからです。 そこで、みんなが受けてきている一斉授業と比べることで、イメージしやすくしようと考えました。一斉授業では、子どもが静かに座っていることが推奨されるが、「学び合い」の授業では、子どもがコミュニケーションを互いにとり、教え合うために立ち歩くことを推奨しているということなどが、本に載っていたので発表をしました。 2つ目は、「学び合い」の3つルールです。著者の西川純さんの考える大切な3本の柱が示されていました。「学校は何のための場所なのか?」という学校観と「子どもたちは有能」という子ども観と「みんなでできる!」という授業観でした。 このルールからは、教師が「学び合い」の授業を進めていく上での意志の強さと、その思いをどれだけ子どもたちに共有させることができるかが重要なのだなと感じました。なぜ、「学び合い」をするのかという軸をしっかりと持ちたいと思いました。 3つ目は、「学び合い」の授業のコツを7つ発表しました。 1、「5分、15分の目安」を想定して目標設定をする。 2、子どもたちに本時の課題とともに、評価の基準を伝える。 3、全員が分かるということを徹底的に求める。 4、立ち歩き分からないを推奨し、できたことを褒める。 5、誰が課題を達成していて、誰がまだ達成できていないかを可視化する。(=みんなに分かるようにする) 6、グループ作りは子どもたちに任せる。 7、教師が「みんなでみんなができるようにする」⇔「1人も見捨てない」という覚悟を見せる。 その中で、1、「5分、15分の目安」を想定して目標設定をするでの話で、教師が「学び合い」の授業で出てくるのは、目標提示の最初の5分だけという話に、意見交流では、他のゼミ生からの意見が出ました。 ゼミの中で、「学び合い」は現実的にできるのかという話し合いになりました。多くは理想形ではあるが、厳しいのではないかということでした。まとめが完結しなかったことが子どもたちのせいになっていくのではないかと心配する意見もありました。しかし、1年でやるのは厳しいから2、3年へとやることを増やしていったり、学校全体でやっていったりするとよいのではないかという意見も出てきました。 私も自分の「学び合い」の経験を振り返ってみました。私には、自分の受けてきたものには、話し合いをして子どもたちで答えを探していくが、最終的な答えやゴールは先生が持っていて導かれていったというイメージがありました。教師がどれだけ関与していくかは、「学び合い」の授業で大切なことであり、この本の著者である西川純さんと私が受けてきた「学び合い」にはここに違いがあることを知りました。 最後に、前回と今回の発表で2人の方の「学び合い」の考えを本で読んでみて、違いが見られ、もっとそれを学んでいきたいと思いました。また、これも相談しにいって教えていただいた玉置先生から助言とゼミの中での話し合いがあったからこそ気づくことができ、深めることができました。これからもそのように、学び合えるようにしていきたいと思いました。(白井) 6月6日第2期生ゼミでの発表(江口)
2回目の発表を際しては、10分間という発表時間を意識して行ったが、まだまだ時間感覚が身についていないと感じた。事前練習の必要も感じた。
前回同様、どこに焦点を置くかが問われた。さらにいじめについて調べ、教師の対応なのか、いじめられている子どもか、いじめている子どもなのか、どこに置くかを決めたいと思った。 作者とその息子さんがいじめを体験していて、いじめの怖さを改めて感じた。1番印象的な言葉は、「殺される場所に行かせるなら休ませる」というものだ。いじめはからかいや喧嘩ではなく、警察までもが出てくる犯罪である。それをなぜ小学生、中学生が平気でやることができるのか、いじめは奥が深く難しいものであると思う。 しかし、対処法が分かっていなければ実際の現場で遭遇した時に、本にも出てくるような知らないふりしかできない人になってしまう。知らないふりをするから子どもはより傷つき自殺する人が増えてしまう。多くの本を読み、どうしたら少しでもいじめがなくなり、自殺する人が減るのか考えていきたい。 筆者のように、全員が味方でなくても1人でも味方がいたら心が落ち着くのだと思う。それが私は先生でもいいと思う。少しでも先生がいじめられている子どもに寄り添うことができたら、1人ぼっちでいるよりもいいと思う。 発表後には、いじめがなくなるための研究に終わりがあるのかと議論してもらった。「正直無い」という回答が多かった。「焦点をもっと狭くした方がよい」という回答もあり、みんなの意見を聞けてよかった。研究の方法も少し見えてきて、頑張ろうと思った。 今回の課題を活かして次の発表を行いたい。まずはしっかりどこに焦点を当てるか決定する。(江口) 第5回デジ研!!(小川)
今回のデジ研では方程式の利用を中心に、デジタル教科書活用例を4つ考えてきました。
⑴文章から方程式を立てる上で、私は生徒がつまづかないよう発問の中についつい条件をつけたものを提案してしまいました。しかし、それは生徒からすればなぜその条件の中でなの?となってしまいます。なので、身につけさせたい力を考えます。今回は関係性を身につけさせたいので、コンテンツから多様性を見出すことを考えます。 ⑵用語や解法は単元を通じて、関連を大切にすること。また、方程式の利用の問題文では言葉がまとまっており、文章を読み取ることが難しいときがあります。なので、生徒同士で日常の言葉に戻し、補足し合うことで文章を読み取る力をつけます。例として「AはBになります」→「AはBと等しくなります」 ⑶「余る」ならプラス、「足りない」ならマイナスと形式的に覚えてしまう生徒がいます。では式を比べてみると、「5× + 12 = 7x - 4」「5x - 12 = 7× + 4」文章から理解できている生徒は余るのだからプラスとわかります。そこで、その言い方しかないのかと聞くと、答えがマイナスになるからおかしいであったり、そもそも大きい方の数にプラスしてしまったら等式が成り立たないよ、となります。このように色々と表現させる中で理解を深めていきます。 ⑷速さの利用で教科書を逆手に取ります。「なんで教科書はここで表を使っているの?」と発問します。すると、表を使う意味について考えることで、他の場面でも活用していこうとする力が身につきます。また、シミュレーションと文章を結びつけることで、文章を正しく読み取ることにつなげます。 今回も盛りだくさんの学びをすることができました。玉置先生ご指導ありがとうございます。(小川) 慶應義塾幼稚舎 鈴木二正先生の講演を聞いて(大澤)
私は、6月3日に行われた慶應義塾幼稚舎で教師をしている鈴木ニ正先生の講演会に参加しました。
私が講演を聞いて1番驚いたことは、私立学校の自由な学校体制です。例えば、6年間クラス替えがなく、同一の担任が持ち上がるシステムであることには、小学校から高等学校までずっと公立だった私には、目からうろこでした。特別活動も非常に充実しています。例えば、築地から横浜までの距離をみんなで歩いたり、校内大会を行ったりと、慶應義塾幼稚舎ならではの活動がたくさんありました。このような慶應義塾幼稚舎でしかできない経験は、きっと子どもたちにとって、一生の宝となり糧となると思います。とても羨ましく感じました。 また、慶應義塾幼稚舎では、1人1台タブレットを実現させています。子どもたちはすぐに基本的な操作を学び、吸収し、あっという間に使いこなすそうです。生活科では、「秋をさがそう」というテーマのもと、タブレットを使って学校内にある「秋」を写真に撮り、文章をそえて、クラスで共有したといった実践例もあげてくださいました。とても画期的だと思いました。 時代が変容するなかで、変わらないもの(伝統として受け継ぐもの)と変わるもの(ICT活用など)を、子どもたちがのびのびと育つために教師たちが見極め、努めていることを感じましたし、私もそういう教師でありたいと思いました。(大澤) ※ 写真は慶應義塾幼稚舎HPに掲載されているものです。 |
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