11月9日8期生ゼミの学び(高橋)

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 こんにちは。7期生の高橋奈優です。11月9日のゼミの学びを記録します。

 今回のゼミでは、教育実習ぶりの模擬授業を行いました。題材は、一年前に研究授業で行った小学2年の国語 なかまのことばとかん字です。

 一年前の授業と比べて、成果と課題がありました。
 
 まずは、成果です。今回の授業では、一年前の研究授業で課題となった導入を大きく変えました。具体的な変更点は、子供が根拠を持って自分の考えを示すようにしたことです。これは、卒業論文のテーマである一斉授業における全員参加の授業法の研究で学んだことです。この方法によって、自然と子どもが学ぶ姿勢になっていくことを実感しました。

 課題がまだたくさんあります。特に、深い学びについてこれから4月になるまでに考えなかれまばらないと思いました。子どもが自然と学びに向かう姿勢になる手立てや、自分の意見とその根拠で授業が展開されていく主体的で対話的な学びは、比較的スムーズにできるようになったのではないかと感じました。しかし、子供の意見からさらに、この授業でしか学ぶことのできない深い学びにつなげることの難しさを痛感しました。そのため、次は、深い学びまでもできる授業を作ります。

 最後に、久しぶりの授業に緊張していましたが、やはり授業するのは楽しいなと思いました。教壇に立つまであと数ヶ月です。ゼミで力をしっかり蓄え現場に臨みたいです。(高橋)

10月26日7期生ゼミでの学び(吉久)

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 こんにちは。運動することにハマっている7期生の吉久明日実です。大学に通う日は大学のジムで走っています。

 10月26日のゼミでは、池戸さんと田中くんが模擬授業をしてくれました。今回はそこでの学びを書きたいと思います。

〇池戸さん 小学校4年生 道徳
 始めにお話しの挿絵の始めと終わりの画像を見せて想像させる手法でした。始めと終わりの間にどんな出来事が起きたのだろうと楽しく想像しながら授業に参加でき、誰もが参加できる授業だったと思います。
 今回は、ノートに書いた自分の考えをロイロノートで提出し、全体で共有しました。瞬時に皆の意見を見ることができました。
 そこで、授業後の検討会では、共有するときに「見る視点を示す」こと、「自分と同じ意見・違う意見、気になる意見の子と交流すること」でよりよくなるということになりました。

 池戸さんはメリハリのある授業をする先生です。その活動ごとにあった、声掛けや声のトーンに違いがあって常に授業に引き込んでくれる印象です。特に大事な揺さぶりの場面ではしっかりと揺さぶり、深く深く考えさせられる授業でした。


〇田中くん 小学校2年生 算数「引き算の筆算」
 田中くんの授業でも子供の考えをロイロノートで共有し、交流する流れになっており、早速検討会での意見を取り入れていました。見る視点を示してもらえると、自然と交流したい気持ちが強まり、学びを深められると感じました。
 授業後の検討会では、答えの見通しをもたせることの大切さを学びました。
誤答が出た場合は、その数に見当をつけ、見通しをもたせることで解決することがあるということを学びました。

 田中くんは子供と一緒に学んでくれる先生です。机間指導での優しい声掛けや全体交流での誤答が出た時の対応の仕方も子どもと同じ立場になって真剣に向き合っているように感じました。子供と向き合う姿に安心して授業を受けることができました。

 池戸さん、田中くん、お疲れ様でした!素敵な授業をありがとう!(吉久)

10月26日(水)模擬授業での学び(田中)

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 こんにちは、7期生の田中です。今回の記事では10月26日(水)のゼミの時間に私が授業者として取り組んだ模擬授業の振り返りについて記事にしていきます。

 今回の模擬授業では、小学校2年生の算数の模擬授業に取り組みました。単元は、引き算の筆算で、波及的に繰り下がる引き算の範囲を行いました。子ども同士がお互いに学び合い理解していく姿が見たいと考え、ロイロノートや交流活動の時間を多く取り入れて模擬授業を展開しました。

 しかし、実際に取り組んでみると、子ども役のゼミ生からも難しいと声が上がるほどの内容でした。スキルを教えて、練習を繰り返して身につけていく方が良いのではという意見も頂きました。以上のように、自分が構想していた模擬授業のようにはいかず、散々なものとなってしまいました…💦

 一方で、散々な結果であったからこそ学ぶことも沢山ありました。

 一点目は、授業の提案の仕方についてです。今回の模擬授業では、前時の復習から無理やり本時の内容に繋げ、半ば教師役の私が無理やり誘導してしまう形になってしまいました。そこで、一工夫を加え、前時の内容から少しずつ式に使う数を小さくして本時の内容の波及的に繰り下がる引き算に繋げていくことが良いと学びました。この方法は、検討会で玉置先生から提案して頂きましたが、ゼミ生全員が納得のものでした!流石先生だなと思いました!!

 二点目は、発問の仕方です。一点目で挙げた中の半ば誘導気味にと類似していますが、今日考えたい内容を子どもに気づかせるのではなく、強引に言わせてしまいました。子どもが気づいて子どもから自発的に考えていける、発言ができるような声かけをしていきたいです。

 三点目は、内容を否定出来なかったことです。子ども役の学生の1人が、明らかに間違っている方法を発言しました。その発言に対して、間違っていると伝えることができず、違うけどその考え方も考えれてすごいねといったように容認してしまいました。これはよくないと玉置先生からも指導をして頂きました。確かに、なんでも容認していては、子どものためにもならないと反省しました。今後は容認することと、より良い方へ向けて指導していくことをしっかりと両立したいです。

 以上三点をはじめ、他にも多くのことを学びました。まだまだ力不足な部分が沢山ありますが、少しでも学びを増やして4月に向けて頑張っていきたいです。(田中)

10月26日7期生ゼミでの学び(池戸)

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 こんにちは、7期生の池戸です!今回はゼミで行った模擬授業での学びを振り返ります。私は一年前の教育実習で実際に行った4年生の道徳『スーパーモンスターカード』を玉置流×ロイロノートを活用して模擬授業をしました。

 まず、玉置流道徳の子供に自由に想像させる手法は、授業をするわたしもすごく楽しくて、子どもを価値づけできるので改めて良さを実感しました。また、最後のゴールとして設定していたものも子供から引き出し、深めることができました。

 しかし、やはり課題は子供と子供がつながる授業展開です。今日のわたしの授業は子供と子供を教師である私が意図的に繋げることはできましたが、自然と子供が繋がる場面は作れませんでした。つまり『教師-生徒』の対話でした。これは実習でも課題になったことなので、次回の模擬授業では克服したいです。

 また、今回はより現場を意識してロイロノートでノートに書いた考えを共有しました。意図としては、意見をかけない子供が見通しを持てるようにということで設定しました。しかし、これだと意見をかけていないことが目に見えてしまうという問題点も指摘していただきました。意見を共有するのはやはり、子供に見る視点を与えるものである必要があるのを学びました。この学びを次回の模擬授業で取り入れて克服していきます。

 一年ぶりの模擬授業でしたが、やはり頭で考えるだけでは広がりきらない授業案も実践することで見えてくるものがあります。今日の学びをさらにレベルアップして、2回目に繋げていきます!(池戸)

10月10日教師力アップセミナーでの学び(芝田・柴山)

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 こんにちは!8期生の柴山輝大です。小学校教育実習の余韻に浸る期間もつかの間、中学校教育実習の真っただ中です。10月10日に行われた、野口芳宏先生の第4回教師力アップセミナーに参加させていただきましたので、学びについて記事にさせていただきます。
今回は、「教科内容の大切さ」と「選択的発問」の二つが大きな学びです。

 野口先生は、教材内容を教えるのではなく、教科内容を教えることが大切であるとおっしゃっていました。算数などでは教材を教えていれば教科内容を教えることに繋がりますが、国語では必ずしもそうではありません。そのため、「対義語」「複合語」などの教科内容を黒板に示すことで学ぶ観点を明確化していきたいと思います。

 国語科の言葉に関しての教科内容を扱うにあたり、自分自身に「その言葉、自分で説明できるの?」と問いながら素材研究を進めることが大切になってきます。なんとなくしか分かっていない単語は辞書で意味を調べ、文章のことを一つ一つ理解することを心掛けていきたいと思います。

 自分の立場を決めさせることで、傍観者の意識が消え、この先の内容に興味を持てるようになること。さらに、潜在化している子どもの個人差が顕在化していけることを学びました。文の題名を子どもが決めることで、何を中心に文を見ているかを知る方法も印象に残っています。

 意見が分かれそうな場面で○か×かノートに書かせる、自分に近い意見で手を挙げることなどの選択の場面を授業内に増やしていけるようにしていきたいと思います。

 小学校の教育実習では、繋ぐことを意識しつつも、発言者と先生のやりとりのみで授業を進めてしまう場面が多かったです。中学実習では発言をしていない子も、授業の内容に興味を持って考えていけるようにするために、選択的発問を取り入れていきます。

 今回も授業技術について多くのことを学ばせていただきました!ありがとうございました。(柴山)


 こんにちは。8期生芝田彬良です!!10月10日に第4回教師力アップセミナーが開催されました。

 教育界のレジェンド「野口芳宏先生から学ぼう」と題し、野口先生や現役の先生方からたくさんのお話を聞かせていただきました!!

 「国語学の正体」「学習活動」「言葉」など、児童・生徒が授業での学びを得るためのポイントについてお話をいただきました。

 個人的に黒板とノートについての質問をさせていただいた際、「黒板は、理解させるための助けの手段。子どものノートは学びとなったことを『備忘』忘れないようにメモしておくものだと思います。」という野口先生のお言葉はとても心に残っています。

 中学校の実習で活かしたいお話ばかりで、たくさんの学びを得ることができる貴重な機会でした。持ち前の知識でその日その日を過ごすのでなく、常に誰からでも、どんなものからでも学ぶ姿勢を中学校実習、今後の人生で心がけていきたいです。本当にありがとうございました!!(芝田)

10月10日教師力アップセミナーでの学び(澤本、伊藤)

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 こんにちは!8期生の澤本です!もうすぐ中学校実習が始まるので不安と緊張でいっぱいです。今回は、10月10日に行われた教師力アップセミナーについての記事を書いていきます。野口先生のお話を直接聞くことができ、とても貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。

 僕がこのセミナーで一番心に残ったことは、「授業に全員参加させるための工夫方法」です。小学校実習で実感したことですが、クラス全員を参加させることはとても大変でした。挙手させても5〜6人の同じメンバーで後の子どもはお客さんのようになってしまいました。

 野口先生はノートに〇か×を書かせることが大切だとおっしゃっていました。〇か×の選択肢を絞ることで参加しやすくなる、立場を決めることで先が楽しみになるといった利点があることを学びました。選択的発問を取り入れることで落差を顕在化させることができることを知りました。自分が〇か×の立場を決めることでただ見ているだけのお客さんではなく、授業に参加していけると思いました。挙手させることだけが授業に参加することではないと気づくことができました。

 また、〇か×の選択肢を用意する時の注意点として、全員が〇を選ぶでは楽すぎるということも学びました。全員が正解を分かっていてはこの先が楽しみでなくなるといった選択的発問を取り入れている意味がなくなってしまうと思いました。

 中学校実習では小学校実習でできなかったことをできるように、このセミナーで学んだことを積極的に取り組んでいきたいです。(澤本)

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 こんにちは!8期生の伊藤です!自分は今中学校教育実習が始まっています。生徒とうまく関われるかどうか心配でしたが、積極的に声をかけにいくことで、生徒との信頼関係を築くことができています。毎日疲労は溜まりますが、楽しい日々を過ごしています。

 今回は10月10日に行われた教師力アップセミナーについて書いていきます。野口先生のお話を直接聞くことができ、非常に貴重な経験となりました。

 野口先生のお話の中で1番心に残ったことは、「選択的発問」の意図についてです。学んだこととしては、発問づくりで重要なことは、子どもと子どもの個人差、または落差を顕在化するための発問をつくるということと、落差を顕在化するために選択的発問があるということです。野口先生は、自身の講義の中でも○と×を使った選択的発問をなされていました。選択的発問があると、授業に参加していない子がいなくなり、全員が授業に参加するようになることを実感しました。なかなか自身の立場を明らかにできない子でも、○と×かと聞かれれば、○か×で簡単に自身の立場を確立することができるんだと勉強になりました。

 実際に、小学校教育実習で授業を行ったときに、全員が参加していたとは言えない授業でした。挙手をしてくれるのもいつもの児童で、全く挙手をしてくれない児童もいました。どうしたら全員が参加できるのだろうと悩みました。そして、今回の野口先生のお話を聞き、「選択的発問」の意図を学びました。これは、中学校教育実習の授業で取り入れていきたいと思いました。中学校教育実習では、全員が参加していると言えるような授業を目指していきたいです。今回のセミナーを通して、自分が悩んでいたことを解決することができたので、参加できて良かったと思いました。(伊藤)
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