1/21 第6回教師力アップセミナーでの学び(荒木、由原、古川)

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 こんにちは。9期生の荒木歩華です。

 1/21に、第6回教師力アップセミナーに参加させていただきましたので、学びを記事にしていきたいと思います。「教科書をベースに子供たちが動き出す算数授業」というテーマで筑波大学付属小学校教諭として活躍されている、盛山隆雄先生にご講演いただきました。

 今回の講演で特に感じたことは、内発的な動機づけは学習意欲を飛躍的に上げるという事です。

 私にとって算数や数学は、ほかの教科と比べて日常的には目にしない抽象的な内容を扱うことが多いため勉強感が強く、得意になれませんでした。算数や数学はなんのために勉強する教科なのか調べましたが、それでもなかなかやる気になれなかった覚えがあります。しかし、今回の盛山先生の授業は自然にやってみたい!知りたい!と思える魅力的なものでした。

 教科書はわかりやすく、平等に教えるためになくてはならないものです。しかし、ただ教科書の内容を教えるだけでは子供たちは退屈に感じてしまいます。そのため、今回学んだ教科書アレンジを使い、主体的な学びに繋げることが大切だとわかりました。主体的な学びの実現には「逆をたどる」「比べる」などといった発問や展開の工夫が効果的だと学びました。

 そして、子供たちが動き出す授業にするためには、学習させたい内容をそのまま授業の課題とするのではなく、学習内容を、課題を求める過程の中に持ってくることが大切だとわかりました。

 子供たちが学ぶことが楽しいと思えるような授業を作れるよう、今日学んだ授業技術を教材研究や授業づくりにいかしていきたいと思います。盛山先生、素敵な講演をありがとうございました。(荒木)


 こんにちは、9期生の由原です。1月21日に行われた、第6回教師力アップセミナーで得た学びを記事にしていきたいと思います。

 今回は、子どもの意欲を喚起したり、深い学びに繋げるための教科書アレンジの方法について学びました。

 問題、展開や構成、教材の開発など、様々な教科書アレンジの方法を学びました。中でも、教科書の問題を子どもが疑問を持つような問題に変えて、そこからめあてに繋げていく方法を知り、私自身教科書をアレンジするという考えがあまりなかったので、とても刺激を受けました。子どもたちが自ら疑問をもち、「知りたい」という気持ちにさせることが、深い学びに繋がっていくのだと感じました。そのために、わざと迷うような発問をしたり、パズル形式の問題にしたりと、たくさん工夫ができることを知りました。

 また、教科書アレンジの際には、まず教師が教材をしっかり研究し、子どもにどんな力をつけさせることが目標かを理解しておくことが必要だと感じました。教科書通りに授業を行えば、内容がずれていくこともなく、ねらい通りの授業ができるかもしれません。しかし、子どもの意欲を高め、より深い学びに繋げるために教科書アレンジは効果的だと感じました。

 今日学んだ教科書アレンジの方法をこれからの実習や模擬授業で活かしていきたいと思いました。盛山先生、貴重なお話をありがとうございました。(由原)


 こんにちは、玉置ゼミ9期生の古川航太郎です。今回は1月21日に行われた盛山先生の教師力アップセミナーに参加させて頂きました。

 今回の公演では「教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業」をテーマに教科書のアレンジの仕方を学ぶことができました。

 数学的見方・考え方を育てるため、「逆をたどる」や「比べる場面をつくる」「決まりの仕掛け・パズル形式」など多くのアレンジの仕方を学ぶことができた。その中でも私が印象に残ったのは「比べる場面にする」ということです。セミナー内での例として挙げられたのは、30×30と31×29ではどちらの方が大きい数になるのか考えるという問題でした。ただ単に計算をするのではなく、本質に迫る理解を深めるために「比べる」という場面を作ることで子どももなぜなのか?考えながら学ぶことができます。

 もっと知りたい・なんで・学びたいと子どもの内発的動機が高まる授業にしていく工夫を知ることができました。子どもたちの興味・関心から子どもたちの持っている力を引き出す為にも教材研究の重要性を再確認することができ、これから玉置先生の元でもっともっと吸収し自分のものにしていきたいです。

 盛山先生の授業は今すぐにでもやってみたいと思えるような実践的で面白く深い学びに繋がる内容ばかりでした。知っている方も多いと思いますが、実は算数は小学生の好きな教科ランキングでいつも1位の人気科目です。好きだからこそ自分の授業を通してより発展的な内容に自分からチャレンジしていけるような授業作りができるようになりたいと更に思いました。このような学ぶ機会を設けていただきありがとうございました。(古川)

1月21日第6回教師力アップセミナーに参加して(柴山・安藤)

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【柴山】
 8期生の柴山です。朝一番の白湯が美味しい季節になりました。今回は、教科書ベースに子どもたちが動き出す算数授業をどうつくるかを、盛山先生から学ばせていただきました。教科書の一つの問いから、面白く学べる問いをつくれることに驚きの連続でした。学びを踏まえて、心がけていきたいことを記事にさせていただきます。

 パッと見ではわからない、迷って考える場面を増やすことを心がけたいです。例として、30×30と31×29どちらが大きいかという問いがありました。私もこの問いを見たとき迷ってしまい、計算してみたくなりました。さらに、この課題では計算結果に何かきまりはないかと考えながら、32×28、33×27のように派生した問題にも興味を持って取り組んでいけます。思考の回数も自然と増えるのです。きまりを自分たちで発見していくことは、高位の子でも楽しめる活動だと思います。

 式と文字を紐づけ、文字を計算結果の大きさ順に並べかえる方法も印象に残っています。並び替えると「ゆきるま」となり、3番目に「だ」が足りなさそうなことに気づきます。そこから、「だ」の式を考える活動は、どんな子も興味をもって取り組めると思いました。私も、全員が退屈することなく、ワクワクした気持ちを持って取り組める課題を提示していく方法を考えていきます。

 子どもの発言した言葉にこだわることも大切にしていきたいです。引き算の問題で「こっちの数が」のように表現したら、「引かれる数と表現できるといいね」のように声をかけるなどして、日常言語から数学的な表現につなげていくことを意識します。
ただ型に当てはめるだけではなく、授業のねらいをよりよく達成していける楽しい授業を考えていきます。教科書の課題をアレンジして、私も面白い課題をつくっていきます。(柴山)


【安藤】
 こんにちは、8期生の安藤です!非常に寒い日が続きます。安藤家ではついに湯たんぽを出しました!おかげで夜はぐっすりです。

 さて、今回は1月21日に行われた第6回教師力アップセミナーでの学びをまとめます。テーマは『教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業』です。筑波大学付属小学校教諭、盛山隆雄先生がご登壇されました。

 盛山先生の実践授業は、まるで謎解きのようでした。先生から言われずとも自然と考え始めている自分がいました。それほど盛山先生のアレンジが効いた問題は魅力的でした。
 
 考えることで学びは深まります。「何これ」と思わず考えてしまうような、アレンジを効かせた発問を考えます。さらに、学校は仲間と学べる貴重な環境です。色々な人と交流・議論しながら比べる、推測する、迷う活動大切にしていきます。
 
 正直、毎回アレンジを考えることは厳しいと思います。ですが、教師の言葉かけ・発問の仕方によって、学びの質・子どもの意欲は変わってくると思います。どうしたら子どもが食いついてくるか考えながら、言葉をかけるようにします。

 盛山先生のお話を聞いて授業は面白いと思いました!自分のアレンジによってどんな形にも変わります。子どもたちが動きだす、ワクワクした授業をつくるためにこれからもアレンジ方法や発問の仕方等を研究していきます。そして早く実践したいです!(安藤)

1月21日 第6回教師力アップセミナーでの学び(今井、下野)

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 こんにちは。7期生の今井、下野です。先日の第6回教師力アップセミナーでの学びについて共同で記事を書かせていただきます。今回は、盛山隆雄先生が「教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業」をテーマに様々なお話をしてくださいました。

【今井】
 盛山先生の教科書アレンジ法が、本当に素晴らしいなというのを感じました。子どもが発言したくなるような違和感を作っていたり、やってみたいと思う問題提示の仕方をしたりするアレンジを紹介していただきました。このアレンジをすることで、子どもの意欲を高め、さらに深く理解できるということが分かりました。

 私も盛山先生の授業を受けてみたいと思いました。楽しく授業に参加していたら、いつの間にか、算数が得意になっていそうです。同じ算数の問題であっても、少しの工夫でこんなにも面白そうな問題になるのだということを感じ、感動しました。

 セミナー中、私たちへの問いかけもあって、とても楽しかったです。まんまと意欲を掻き立てられていました。盛山先生の手の平で踊らされた感覚でした(笑)
 盛山先生から今回教えていたアレンジも実際にやってみたいと思いました。先生のように楽しい仕掛けのある授業をしていきたいです。(今井)


【下野】
 筑波大学附属小学校の 盛山 隆雄先生にご教授頂いた今回のセミナー。教材を自由自在に操られる盛山先生のお話に正に目から鱗でした。

 教科書。それは、子どもたちが皆手にする平等な教材です。平等に皆が教科書を手にする、日本の子どもたちは恵まれています。その一方で、「個別最適な学び」も検討していかなければなりません。

 子どもたちの「○○したい」を引き出すアレンジの数々。私に出来るだろうかと思いつつ、「したい」と思いました。

 子どもたちの学びを自由に、その大元には教科書がある。強い味方です。教科書を大切に、目の前の子どもたちを大切に、そんなことを教えていただいたセミナーのように思います。深い学びをありがとうございました。(下野)

1月21日 第6回教師力アップセミナーでの学び(古賀、石上)

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 こんにちは、9期生の古賀です。1月21日に行われた教師力アップセミナーでの学びについて書いていきたいと思います。
 
 今回は、盛山隆雄先生に「教科書をベースに子どもたちが動き出す算数授業」というテーマでご講演をいただきました。よりよくねらいを達成するためや子どもの意欲を喚起するための教科書アレンジで、具体的な方法を実践例を基に学ばせていただきました。1年生の繰り下がりのある引き算での実践例は、とても魅力的かつ刺激的で子ども視点でどんどん引き込まれていきました。また、授業展開の仕方も大変参考になり、早く授業をしてみたいなと思いました。

 また、教科書アレンジの仕方の中で、日常生活の場面に適しているか確かめること、単純な習熟の問題に付加価値を与えること(解きたくなる工夫や数学的な見方・考え方を働かせる法則がある問題を扱う)など、今までの私になかった考え方を多く学ぶことができ、とても実りあるものになりました!授業づくりの際は、ねらいから確認し、これをよりよく解決するためにどうするか?という視点を持ち続けてこれからも学び考えていきたいと思います。盛山先生、貴重なお話をありがとうございました。(古賀)


 こんにちは。9期生の石上です。今回は、1月26日に行われた第六回教師力アップセミナーで盛山隆雄先生のお話から得た学びについて書いていきます。

 今回のセミナーでは、授業における教科書を軸とした様々な指導方法を学びました。中でも印象的だったのは「くり下りのある引き算」で、引き算の答えを小さい順に並べるとどんな言葉になるかというものでした。このような教科書にある問題を身近なものに置き変えてみたり、一文字隠してみたりするなど、少し視点を変えて工夫すると子どもたち同士の議論が活発になり、学びが深まると感じました。

 セミナーで学んだ全ての方法が、その授業時間で子どもたちにどんな力をつけさせたいかや、何を達成させたいかをしっかりと押さえつつ、算数が苦手な子も得意な子も、全員が参加できるような授業展開になっていました。また、「この方法でやってみたい!」「こうしたらどうなるの?」など、子どもたちの生きた反応を活かし、子どもたち自身が主体となった授業を展開していくための授業構想が重要だと改めて感じました。

 盛山先生、今回は貴重なお話をありがとうございました。(石上)

1月21日第6回教師力アップセミナーでの学び(久野、池戸、高橋)

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 こんにちは、7期生の久野舞菜です。本日、第6回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回のテーマは、「教科書をベースに子どもたちが動きだす算数授業」。筑波大学付属小学校教諭として活躍されている、盛山隆雄先生にご講演いただきました。

 たくさんのことを学ばせていただきましたが、その中でも特に私の心に残っている言葉は、「教科書アレンジ」です。大学で4年間、教育について学んできましたが、この言葉とは初めて出会いました。

 教科書をただ機械のようになぞるのではなく、教師が能動的にアレンジしていく。そうすることで、目の前の子どもをより惹きつける。教科書アレンジとは、とても子ども思いな考え方であると感銘を受けました。

 そんな教科書アレンジには、いくつかのテクニックがあることを教えていただきました。「逆をたどる」、「パズル形式」、「比べる」などといった方法を使うことで、問題に出会う楽しさを味わわせたり、ただの知識ではなく、算数の見方・考え方につなげたりすることができます。これらは、いろんな単元、分野で扱うことができるテクニックだと思います。授業の幅が広がるように思い、ワクワクしました。

 有難いことに、4月から、教壇に立たせていただきます。仕事内容は未定ですが、講師として、算数の少人数教室を任せていただくこともあるかもしれません。そのときに、今回学ばせていただいた授業技術たちを駆使して、子どものワクワクが止まらない授業をつくっていきたいです。盛山先生、学び溢れるすてきなご講演をありがとうございました。今回の学びはこれから出会う子どもへと、恩送りしていきます。(久野)


 こんにちは。7期生の池戸です。いよいよ玉置ゼミでの学びも残り少なくなってきました。さて、今回は先日の教師力アップセミナーでの学びを振り返ります。

 今回は盛山隆雄先生から教科書をアレンジしたオリジナルの授業の作り方について学びました。まず、盛山先生の発言で印象的だったのが、子供を動かすのは教科書の仕掛けやアレンジだけでなく、教師のたった一つの言葉がけということです。 

 これから、授業作りをしていくうえで、やはり教科書や指導書通りの授業を行っているだけでは、全ての子どもが意欲的に授業に向かうことはできません。だからこそオリジナルの授業を作りたいという思いになるのだと思います。しかし、目まぐるしい日々の中で、全ての授業を1から考え、オリジナルにすることは可能なのか、、これが私の正直な気持ちでした。

 それでも、盛山先生のお話の中で、例えば教科書と同じ問題を扱っても、それをどのように子供たちに問うのか、問題の一部だけをオリジナルにするなど、工夫の仕方は無限にあるのだと思いました。盛山先生の実践例を聞いていると、子供が時間を忘れて問題に熱中している場面が想像できました。そんな授業作りが自分もできるように、今日の学びも存分に生かしていきたいです。(池戸)


 こんにちは、高橋です。教師力アップセミナーの学びを綴ります。
 
 さっそくですが、今回のセミナーを聞いて、やはり子どもの自然な「?」が生まれる授業を行っていきたいと思いました。そのためには、盛山先生の授業方法どれもに共通していた、子供の自発的な気づきを促すことを常に教材研究の際に意識することが大切だと学びました。

 私の考える指導者の目指すべき授業は、子どもが自ら学びを掴み取っていく授業だと思います。そのために、教科書に忠実になりすぎるのではなく、学習者にとって最適な教材や発問を提供する必要があります。
 
 私は、4月から実際に教壇に立ちます。はじめから、すべての教科でアレンジをすることは、難しいと思います。ですが、なるべく早く、学級の子どもにあった授業を展開するために、子供との関係づくりを大切にしていきます。
 
 盛山先生のお話を聞いて、早く授業をやってみたい!と思う気持ちと同じくら不安が募るばかりです。ですが、子どもとたくさん関わり合って少しずつ授業を作っていけたらと思います。(高橋)
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