4月28日犬山市立犬山中学校での学び(澤本)
こんにちは!8期生の澤本です。今回は先日、訪問させていただいた犬山中学校での学びを記事にさせていただきます。
今回は家庭科・国語・体育の授業を観察させていただきました。まず、どの授業でも共通していたことが子ども同士のつながりが濃かったことです。どのクラスでも子ども同士で会話し、指示がなくても話したりつぶやいたりして対話しながら学んでいる印象を受けました。 家庭科の授業では先生の声掛けの工夫に驚きました。先生が全体指示をした後に子どもがグループ内で説明をすることに対して、「先生は今、クラスのみんなに聞こえるように話しているけど、グループ内で話すときはグループの3,4人に聞こえる声でいいから。変わりにその人たちにはしっかりと説明してね」とおっしゃっていました。ただ「説明して」と指示するのではなく、「グループの人だけでいいよ」と言うと、同じことでもより簡単に、ハードルが下がったように聞こえ、子どもは「それぐらいならできそう」と思えると感じました。声掛け一つでも工夫することで子どもの意欲を高められることを学びました。 体育の授業では、振り返りを書くときに、ただ感想ややったことを書くのではなく、ねらいとつなげて視点を設けていました。視点を設けることで今日の授業の学びを深めることができ、全員が黙々と書いていました。私が受けてきた体育の授業には振り返りを書くことはなかったので、やりっぱなしで終わっていましたが、しっかりと子どもの学びになっていることを感じました。 国語の授業では、学びの天気を活用して子ども同士が自分と同じ意見・異なる意見と交流し、孔子の考えと自身を結びつけていました。様々な友達と交流することで意見があまり書けていない子や話せていない子も聞くことで学び、最後の振り返りをしっかりと書いていました。また、学びの天気を用いて、他のクラスの意見にも容易に触れることができ、教室の壁を越えたつながり、学び合いをしていてとても学びになりました。 今回も学校訪問を通して多くのことを学ぶことができ、教職の良さや子どものかわいらしさに触れることができました。教員採用試験まで3か月を切りました。8期生みんなで努力して全員で夢をかなえたいと思います!犬山中学校様、今回もありがとうございました!また機会がありましたらよろしくお願いいたします。(澤本) ※ 写真は家庭科授業での一場面です。 4月28日犬山市立犬山中学校での学び (新谷)
先日、犬山中学校へ授業を見に行かせて頂きました。犬山中学校は3回目の参加となりましたが、毎回生の授業を見させて頂くことで、自身の学びになっています。
今回の授業の中で、まず印象に残ったことは先生方の明るさです。校長先生を筆頭に、犬山中学校の先生方ははとても楽しそうに授業をしている姿が印象的でした。先生の楽しそうな姿を、見ていると私まで楽しい気分になってきます。きっとこの先生の楽しそうな姿は子どもにも移るのだろうと感じ、教師の明るさという大切さを学びました。 次に授業についてです。私は国語専修なので、今回は特に、国語の授業について感じたことを話させて頂きます。 今回の単元は、孔子の考えから、自分たちの生き方について考えようというものでした。 まず印象に残ったことが、先生の子どもへの声かけです。子どもが孔子の考えに対し、「楽しくやってた方が、、なんて言えばいいんだろう」と言葉をつまらせていた時に、先生は、そこの表現を自分で言えるようになったら国語力アップだねと声をかけていました。教師があえて表現について助言をしないことで、子どもが自ら思考し、より良い言葉を探し出そうとする、話す力が身につくような声掛けだと思いました。 また、子どもが「この子いい意見を言ってたよ」と言ってた時に先生が取り上げて価値付けしていました。子どもは恥ずかしそうにしていましたが、嬉しそうな表情が私にも伝わってきて、子どもの良さを積極的に価値付けすることは子どもの喜びになり、自信にも繋がるということを実際に目で見て学ぶことが出来ました。 このように机間指導から、子どもの話す力を伸ばす声かけや、子どもの意見を価値付けができるのは、日頃から子どもを見て、観察して、子どものためにという思いをもたれて指導をしているからなのだろうと感じることが出来、自分が教師になってから生かしていきたい姿でした。 次に、この活動を見ている時に、対話について考えました。子どもはお互いの意見を聞いて「なるほど」「あー」というような、聴く姿勢があることが見られましたが、その意見について何か具体的な反応や返しをする姿があまり見られなかった印象がありました。「なるほど」「あー」といった反応の裏に、何か意見に対しての思いは持っているのかもしれません。また、このような姿が対話ということになっているのであれば、私の知識不足です。 しかし、そのような反応だけで終わるのではなく、子ども同士で意見を交わし合い、思ったことを伝えたり、相手の意見に共感して話を発展させたり、子ども同士がお互いの話を聴きに行く、聴くことでなにか感じ取ったりできる対話にするにはどうすれば良いのかと、対話的な学びについてゼミのみんなでもっと追究したくなりました。 今回も、書ききれないほどの多くの学びを得ることが出来ました。教員採用試験が近いので、今回の学びも生かしていき、残りの期間も頑張っていきます!貴重な機会をさせていただき、ありがとうございました。(新谷) 4月22日情報リテラシー連続セミナー@東北大学【川上康則先生のセミナー】に参加して(柴山)
こんにちは!8期生の柴山です。4月22日の川上 康則先生のセミナー「教室マルトリートメントを防ぐ」にオンラインで参加させていただきました。自由度が高く、チャット欄がとても活発なセミナーでした。
教室マルトリートメントは、体罰などの虐待だけでなく、子どもとの関わりを怠たりなども含んだ「教室で行われる不適切な関わり」のことを指すらしいです。) 川上先生がスライドで説明していることに関連した直近の悩みを、チャットで参加者同士が話し合ったり、聞き逃した内容を参加者同士伝え合ったりするあたたかい雰囲気で進められていました。 〇 子どもが今まで育ってきた文化を大切にする 特別支援教育の考え方として、「その子がどんな環境で育ったか知ること。本人の築き上げた歴史を基盤に変えていくこと」という話が印象に残っています。子どもに前年までの教員との関わり方が染みついているのであれば、その関わり方からスタートし、少しずつ変えていくことも大切であると思いました。やはり、はじめに子どもありきの考え方で接していくことを心がけようと思いました。 〇 子どもが自分の守備範囲を広げてくれている 対応に困った時、子どもを「自分の基準に当てはまらない存在」と見るのではなく、自分の対応力を広げてくれている存在だと見ることが大切という考え方です。対応できないときは、まず自分を磨いて次は対応しようと考え、どんな子どもとの関わりの中にも楽しさを感じることができるようにしていきたいです。 〇 やる一択の状況からの脱却 私は、「やる」を前提とした自己選択の考え方しか自分が持っていなかったのではないかと思いました。子どもの実態に応じて、「限定的な参加」や、「やらない」も含めた自己選択を尊重し、一歩ずつの成長を見取り、認めていける存在になりたいと思いました。 先生が笑顔と、朗らかさをキープできれば、子どもにとっても学校は気持ちよく過ごせる場になると思います。子どもを柔軟に見取り、心に余裕をもって関わるための考え方を多く持てるように学んでいきます。学びの多いセミナーでした。川上先生、本当にありがとうございました。(柴山) 4月25日9期生ゼミ 模擬授業を振り返って(古川)
こんにちは、玉置ゼミ9期生の古川です。今回は私の模擬授業の振り返りを書いていきます!
今回は小学校4年生向けの「正直」五十円分という題材で授業を行いました。 前回のゼミでいわれた子どもの発言に言葉を足さない・板書を書きすぎない・音読時、発問をするがそれすぎない様にする事を意識できた授業にはなったと思います。 しかし、反省点が多く悔しい結果となりました。授業を終えての反省をまとめていきたいと思います。 ・内容がわからない 資料を渡さず音読を最後までした結果、発問時子ども役が前半部分の内容が分からなくなってしまいました。音読をしている途中でポイントとなる部分(今回ならお金の動き)を児童に確認しながらやっていく必要性を感じました。 ・発問の仕方が悪い 私は「分かる人ー?」や「他にある子ー?」という様に発問していると指摘されました。道徳に正解はなく、分かるではなくて何を思ったか・感じたか聞いていくべきだし同じことをいっても良いと学ばされました。 ・まとめが上手くない この教材を学んで何を児童に伝えたいのか、どのようにまとめるのかプランニングできていなかった結果、訳の分からないことを言ってしまいました。まとめはちゃんと考えてから授業します。 ゼミ生・玉置先生の指摘は本当にその通りすぎてまだまだ私は伸びしろがあるなと感じました。玉置ゼミでの初めての模擬授業は楽しかったです。次回やる際は成長した姿を絶対見せます。(古川) 玉置先生の飛び込み授業からの学び(柴山)
8期生の柴山です。4月20日、一宮市立瀬部小学校、4年生、5時間目算数授業での玉置先生飛び込み授業の記事です。※授業記録につきましては、玉置先生の「2023年4月20日仕事日記」を是非お読みください。
授業前の学級へのあいさつでは、「名前を覚えてね。一回しか言わないよ。先生の名前は玉置崇です」と紹介し、児童に復唱させていました。「先生」とつけた人は社会性があることを伝え、もう一度復唱させていました。短い時間のあいさつでさえも、子どもの雰囲気をつかむ機会にしている玉置先生は流石だなと思いました。 その後、どんなクラスか子どもに問いかけたり、子どもの様子をネタに、そこについての軽い問いを何人かに聞いたりしていました。スムーズに授業の時間につなげており、やはり落語の先生ならではの展開だと思いました。 〇授業は間とテンポ 挙手指名時、一度に何人かまとめて子どもを指名していました。「全員同じような意見でもいいからいってみよう。」と伝え、連続して発表させることで授業の流れを止めることなく進めていました。子どもの発表の時間を多くとることにもつながっていました。 一人ずつ挙手指名して、「他にはありますか?」と毎回流れを止めてしまうよりも、こちらの方がスムーズだと感じたので、私も実践していきたいです。 〇子どもの振り返りを活かした導入 冒頭では児童を意図的に指名し、学びの天気に入力した前時の振り返りを全体に共有させていました。ただ児童が振り返りを発表して終わるだけでなく、「足したり引いたり」がキーワードであることを教師が価値付けて今回の授業の方向性を示していました。 周りの子どもが、ただ人の振り返りを聞いて終わってしまうだけでなく、他の子が振り返りにコメントする機会をつくっていたことも印象的でした。学んだことを自分の言葉で表現し、人に伝える振り返りの大切さを学級全体で実感できる場面だと思いました。 〇子どものつぶやきを拾う つぶやきといっても、声に出された言葉だけを拾うだけではありませんでした。授業中、表情や動きでも、子どもは表現していることを実感しました。わからなそうな表情をした子どもにも、「今難しい顔をしたね。授業は正直でいい。」と声をかけ、わからないことを正直に表現する大切さを伝えていました。 発言者の内容が全体に伝わっていなさそうな雰囲気の時は、一度ストップを入れ「彼が言っていることわかるって人?」と投げかけたり、手で角の測り方を表現している子に「みんなに見せてあげて」と声をかけたりすることで、子どものつぶやきを全体に共有していました。つぶやきをきっかけに、隣同士で相談する機会も作っていました。 〇はじめに子どもありきの授業展開 最初の発問では6人指名し、全員が黒板を使って考え方を共有していました。「180°+何°」の考え方を使って欲しい場面でしたが、最初の二人は「360°−何°」の考え方を使っていました。授業で自分の想定とは違うやり方が出てきても、子どもの反応に応じて自然な流れで授業を進めていました。 いつでも意図的指名できるよう、黒板に「180°+何°」のやり方で解いた子の名前を板書していたことも印象的でした。子どもの言葉や考えから授業を進める、「はじめに子どもありき」を実感しました。 初めて顔を合わせる子ども相手に、玉置先生はどのように授業をしていくか、とてもワクワクしながら授業を参観させていただきました。本当に貴重な体験をさせていただきました。玉置先生、瀬部小学校の皆様、本当にありがとうございました。 今回、僕が言語化できていない部分でもすごい技術が多く詰まっていたと思います。今回の授業は、映像化して残るそうです。何年後かにまたこの授業を見て、今回気づけなかった部分にも気づいていけるように自分をアップデートしたいです。(ちなみに、授業中玉置先生がほめた回数を数えていましたが、ほめ言葉の数が多すぎて途中で数えることをあきらめてしまいました。)(柴山) 4月26日8期生ゼミでの学び(寺尾)
みなさんこんにちは、8期生の寺尾です!!
4年生が始まりあっという間に1ヶ月が過ぎようとしていますね。最近はゼミの後にみんなで小学校全科の問題を出し合ったりゼミの復習をしたりしていて楽しく勉強できています!! 今回は4月26日のゼミでの学びをまとめます。自己PRをテーマとしてノウハウを教えて頂き面接練習を行ったあと、玉置先生から助言を頂きました。 【玉置先生から教わった自己PRのノウハウ】 ○遠慮なく思い切って話す →自己PRに謙遜は必要なし!!堂々と自信を持って話すことを意識!! 実際に、全員がこのことを意識して話すことが出来ていて、自分の良さを伝えようという強い気持ちが伝わってきました。自分も皆のように堂々とアピールする気持ちをもっていくよう努力します。 ○私を落としたら損だという気持ちで伝える!!! →これも先程と似ていますが、話し方に加えて気持ちが乗ると、より面接官に強い思いを伝えることが出来ると思うのでぜひ意識したいです。 ○その強みが子どもにとってどのように良い影響をもたらすのか →教師としての視点を入れ、教師として生かせる良さを必ず入れる。 これがなければ自己PRにはならないほど大切なポイント!!! この3つを意識して自己PRをしていきたいと思います。そして、自己PRや志望動機は何を追質問されても答えられるよう対策をしていきます。 次のゼミが半月後でとても遠く感じています(笑)みんなの鋭い意見や積極的に学ぼうとする姿勢が私の刺激となります。みんなで学び合い頑張ろうとすることができているのは、このメンバーだからだと思うので、この恵まれた環境を活かしてみんなで頑張ります!! また今日は授業後にあさくまに行き、玉置先生にご馳走していただきました!!久しぶりの皆でのご飯すごく楽しかったしたくさん笑って幸せでした!!玉置先生本当にありがとうございました!!!(寺尾) 4月24日8期生ゼミでの学び(村松)
こんにちは!8期生の村松咲です^o^
今日は子どもにとっての「安全基地」である教師の役割と、そうあるべき理由について考えを深めました。 ◯「安全基地」とは? 私は、「安全基地」とは、挑戦者が帰ってくる場所であり、挑戦者を送り出す場所であると考えました。これは、川上康則先生の「人が主体的な行動を起こすには「安全基地」の役割を果たせる大人が必要である。」という考えに基づきます。 例えば学校教育において、子どもが何かに挑戦(環境探索)するとき、教師がそれが成功すれば喜び、失敗すれば慰める等の行為をします。これが、帰ってくる場所としての役割です。そして、子どもが再挑戦・新たな挑戦へと向かおうとするとき、喜んで背中を押します。これが挑戦者を送り出す場所としての役割です。 このように、教師がこの二つの役割を果たす「安全基地」となることで、子どもは挑戦が成功しても、失敗してもありのままを受け入れてもらえるという安心感と、新しい挑戦を応援して支えてくれる心強さから安心して主体的に行動し、挑戦し続けることができると私は考えました。 以上のことから、私は挑戦する子どもを支え、挑戦し続ける子どもを育成するために、子どもにとっての安全基地であるべきだと結論づけました。 ◯自身の体験と夢 また、今回「安全基地」について考えた際に、自身の環境探索の経験が思い出されました。私はコツコツ努力することが大の苦手で、特に人に見えないところで努力を継続することができた試しがありません。これは、努力して結果が出なかったら怖い、自分のやってきたことの意味がわからなくなってしまうという不安や、努力しても成功しなければ何もしてこなかったのと同じだという(偏屈な)考えによるものです。一人だといつも努力を継続することができません。実は、頑張れないことは私のコンプレックスの一つなのです。 そんな自分が目標を達成することができたのは、決まって誰かが「安全基地」となり、私の努力を支えてくれた時でした。努力すること、挑戦することそのものに価値を見出し、素晴らしいことだと言ってくれる存在によって「挑戦するだけでも十分に意味があるのだ」と感じました。そして、成功したら自分のことのように喜び、失敗したらそれはそれで良い経験だと言ってくれる存在によって、結果がどうなっても受け入れてもらえると感じました。また、失敗はただ失敗であるのみでなく、いつかの成功をより感動的に盛り上げるためのスパイスだと思うことができました。 このように、私は誰かが安全基地になってくれた時に、挑戦すること、努力することを継続できました。 自分の身をもって子どもにとっての安全基地の重要性を体験した私は、教師になった時、自分も子どもたちの「安全基地」でありたいと考えています。挑戦してきた子ども達を優しく包みこみ、次の挑戦に向かう子ども達の背中を強く押せる教師になり、子ども達が挑戦への不安を感じることなく、主体的に挑戦・努力し、自分の可能性を見つけること。そして将来、自分の手を離れた子ども達が、その後も生涯に渡って自らの手で世界を広げていけること。それが私の夢です。 ◯まとめ 今回は教師の「安全基地」としての役割やその意義、実体験から学んだ「安全基地」の重要性と自分の夢について綴りました。気持ちをこめたからか、気づいたらこんなに長い文章になってしまいました。ここまで読んで頂きありがとうございました。m(_ _)m 4月25日9期生ゼミ 模擬授業を振り返って(古賀)
こんにちは、9期生の古賀です。今回は、第3回ゼミで行わせていただいた私の模擬授業の振り返りについての記事書いていこうと思います。
今回、私は小学2年生向けの「だれにたくさんあげようかな」という読み物を題材に道徳の授業を行いました。この話を簡単にまとめると、主人公のうさぎが、引っ越しを手伝ってくれた3匹の動物に対して4個のケーキをどう分けるか迷ってしまう話です。この題材を元に、色々な考えがあることを知り、いつも自分が正しいわけではないことに気づくことを到達目標におき授業を考えました。 自分自身で上手くいったと思うことは、前回のゼミでの大きな学びである、「子どもの意見に教師が付け足さない」ことと、題材選びだったと思います。展開の是非はあれど、取り得る行動の検討の場面と授業終わりの感想戦では教材研究として、良い感じに盛り上がったと思います。 一方で反省すべき点も多々ありました。致命的なのを上げると、 ・手元の資料を見ながら話してしまい、児童を見ていなかった点。 ・音読するスピードが早かった点。 ・答えにくい発問を投げかけた点。 ・小学2年生にはわかりづらい活動を行った点。 ・出た意見に番号を振らなかったため、他の人の意見を書き写すことから始めなければいけなかった点。 これらのことを指摘を受けて、もっともだと思ったのと同時に授業中に意識することはたくさんあり、やっぱり授業は難しいなと改めて思いました。 最後に、私の模擬授業を受け、色んな視点からの意見を下さった、玉置先生、9期生のみんな、ほんとにありがとうございます!まだ3回しかゼミをしていないのにどんどん授業力が上がっていくのを感じています。これからも楽しみながら学び成長していきます!!(古賀) 4月20日一宮市立瀬部小学校での学び(柴山)
4月20日に、瀬部小学校へ学校訪問に伺わせていただきました。
まだ新年度が始まって2週間しか経っていない中、心地の良い「規律」と「落ち着き」の雰囲気が学校全体に溢れていました。今回は、玉置先生の助言などを通じて、授業で意識したいと思ったポイントをまとめさせていただきます。 【規律や落ち着きに関する学び】 〇机上から感じた落ち着き 2時間の授業の中で、どのクラスでも児童が文房具を下に落とす場面に遭遇しなかったため、本当に驚きました。入学間もない1年生の児童も、全員筆箱の位置がそろっていたため、最初の数週間の指導で学級の様子が大きく変わることを学びました。 〇子ども同士の聴きあい 聴者が発表者の方に身体を向けていることに加え、「何ページの何行目で…」と発表したとき、周りの子は自然とそのページを指で追っていました。発表内容にも注意を向けていることがわかったため、児童が授業の世界に入り込めていると感じました。 〇先生の声の大きさで、子どもの声の大きさは変わる 落ち着きのある学級をつくるには、先生の声の質も関係していることを実感しました。瀬部小学校の先生はは声のトーンが低く、聴きやすい授業が多かったです。 教育実習の授業で、私は声を張り上げていました。つられて児童も声を張り上げていたような気がします。声が大きくなくとも、意欲的に活動に取り組むことはできます。声の出し方にも注意したいと思いました。 〇発表者を児童同士で指名していた点 子どもが自発的に次の発表者を指名していき、先生は活動を子どもに任せている場面がありました。学級内での規律、落ち着きがあるからこそできることなのだと思いました。 【授業づくりの点での学び】 〇自己選択の場面を増やす 問題の解き方は人それぞれ違います。算数の時間には、ア、イ、どちらの角度を測っても解ける問題で、測る角を子どもに選ばせていました。どちらを選んでもよい場面で自己選択を増やすことは、人と違う意見でも発表しやすい雰囲気をつくっていけると思います。 算数では、問題に対しての見方、考え方の共有も特に大切にしたいと思いました。 〇正しい数の概念をつくるために(算数) 全国の小学1年生には、「ゾウが三頭、ありが三匹。どちらが多いか。」の問いを間違える児童がいると聞き、驚きました。数の概念は、どの学年でも必須な力です。特に、低学年などでは、数字と合わせて、様々な事物やブロックなどの具体物を用いて、学習を何度も繰り返していきたいです。 〇言葉の感度を上げる(国語) 「探検」の意味を、授業の冒頭で問いていた授業がありました。一見、知っていそうな言葉の意味を対話の中で深めていくことで、言葉を大切にする雰囲気を学級内に作っていきたいです。 同じ学年でも、学校や学級によって様子が全然違うことを身に染みて実感しました。学校訪問で力に溢れた現場の雰囲気を味わうと、やる気が湧いてきます。瀬部小学校の皆様、玉置先生、EDUCOの原澤さん、本当にありがとうございました。私もよい先生になれるよう頑張ります。(柴山) ※ 写真は一宮市立瀬部小学校から(玉置) 4月18日 第9期生ゼミ 道徳の模擬授業を通して(榊原)
こんにちは。玉置ゼミ9期生の岐阜聖徳学園大学 教育学部 学校心理専修 榊原計人です。
前回の第1回のゼミでは、玉置流道徳の心情変化がある題材(「ゆさぶり道徳」)と、ない題材の2パターンを実際に玉置先生の授業を受けながら学んでいくものでした。第2回から、そのふたつをもとにして、ゼミ生が授業を考え、他のゼミ生の前で模擬授業をしていきます。その初回である第2回ゼミではトップバッターとして私が模擬授業を行いました。 私が使用した玉置流道徳は「ゆさぶり道徳」、生徒に「もしこうならなかったら…?」のような発問をし、考えをゆさぶりながら想像させて進む授業です。そして、教材は親切にすることの大切さを考える『はしのうえのおおかみ』を選びました。 プランとしては序盤に発問を投げかけながら物語を読んで進めていき、後半で「皆だったら本当に親切にできる?」とゆさぶりながら自分自身の身になって考えてもらい、自身ができる親切がどのくらいかを想像してもらうことを終着として進めていくものでした。 模擬授業開始、持ち前の声の大きさで聞き取りやすさを念頭に起きながら授業を進めていきましたが、どんな生徒も答えやすい発問をすることが難しいことに気づきました。その後は、みんなが理解しやすいようにと生徒役の答えに補足を入れながら進めましたが、物語終盤で予定とは違う進め方をしてしまい、焦りと緊張から1分弱の間をつくり、玉置先生の合図によって終了。いちばんやりたかった後半部分ができないまま終わるとても悔しい模擬授業になりました。 私自身の反省として、 ・発問をより細かい内容まで考えること ・上を含め、全体の流れをスムーズかつ焦らないよう想定すること ・字が汚くて読みにくい この3点が大きなものとして考えられました。 その後、撮影した授業の映像を見て、ゼミ生や玉置先生からでたものとして、 ・発問が誰でも答えられるものでないこと ・生徒役の言葉をそのまま繰り返したり、板書するのではなく、私が補足をしてしまっていたこと ・伝えたいことを話す時は真ん中に立って、みんなの方を向いて話すこと これらがあがりました。 やってみた模擬授業とこれらの反省を通して、構成と質問の難しさ、想定していた進行と実際の進行とのギャップを痛感しました。これからは、この反省とみんなの模擬授業から得られたことを活かし、わかりやすく、学びにも繋がっていく授業を作っていこうと思います。ありがとうございました。(榊原) 4月18日9期生ゼミでの学び(古川)
こんにちは、9期生の古川です。今回は第二回玉置ゼミでの学びを書いていこうと思います。
今回のゼミでは第一回に玉置先生がみせて下さった道徳の模擬授業を基にゼミ生である榊原くんと小林さんが模擬授業をしてくれました。率先してトップバッターを務めてくれた2人には拍手ですね。 模擬授業は、1人30分を目安に行い、授業後先生役と生徒役で反省会を行いました。その後玉置先生が撮っていたビデオを基に改善点を教えて頂きました。ビデオで撮る事で自分を客観視できるためいい学びになると感じました。自分が撮られるのは恥ずかしくて嫌ですが、、 榊原くんと小林さんの授業で共通して指摘された点がありました。それは「子どもの発言に教師が言葉を付け足している」という点です。プロ教師でも度々やってしまうようですが映像を見返すと付け足す場面があり、これからのゼミ生活で直していく必要性を感じました。 最初はやりずらいのに積極的に挑戦する2人はかっこよかったです。榊原くんは自信持って授業が出来てるし話し方とか音読が上手かった。小林さんは本当に板書がきれいでプロジェクターを使ってて自分の体験を基にした良い導入ができていてすごく参考になりました。次回は僕が模擬授業をするので2人の反省を基にさらに良い授業をみせたいです。 9期生のみんなは玉置ゼミに選ばれたこともありほんまにレベルの高い子が多くいます。玉置先生の下、負けじと高め合っていきたいです。(古川) 4月19日8期生ゼミでの学び(前野)
こんにちは!8期生の前野です。今回は第4回8期生ゼミでの学びをまとめていきます!
今回は面接練習を行いました。質問は「なぜ教師を目指すのか」。面接で必ず聞かれるだろうこの質問に、それぞれが回答し玉置先生からご指導頂きました。 「なぜ教師を目指すのか」を語る上で外せないポイントをまとめていきます。 ○ 教師という仕事をどのように捉えているか伝える 教師を目指そうと考えたきっかけは恩師に出会ったり教育実習を経験したりと人それぞれです。そのきっかけから教師という職業をどう捉えたのかを明確に伝えることが大切だと学びました。”今までの経験→教師観→教師を志望する思い”という流れを踏まえて構成すると説得力が増します。 ○ 質問の内容と違う着地点にならないようにする 「なぜ教師を目指すのか」を聞かれているので最後に「〜な教師になりたいです」という着地にならないように気を付けなければなりません。面接のどの質問でも共通ですが、聞かれていることから逸れた回答にならないように注意したいです。 ○ 教師でなければダメだ!という熱意を伝える 面接官に自分の思いを伝えるためには言葉に思いがしっかりと乗っていることがとても重要です。そのために自分自身をさらに見つめ直して、心の底からの思いを言葉に乗せられるように考えていきたいです。 8期生一人一人がなぜ教師を目指すのか語っているところを見て、それぞれの真剣なまなざしが私の中ではとても深く心に残っています。「この人は本当に教師になりたいのだな」そう感じさせられるまなざしでした。それと同時に自分はどうだろうかと考えると、自分にはまだまだ強い思いが足りないなぁと感じます。 教採まであと3ヶ月。まだまだ伸びるチャンスは山ほどあります。そのチャンスを大切に、8期生全員で高め合って頑張っていきます!!(前野) 4月18日9期生ゼミでの学び(小林)
初めて模擬授業をしました。道徳の教材選びからとても悩みました。「取りうる行動の検討」を授業で取り入れたい。けれど私は国際的な話題の方が、子どもたちの興味を引きつけられるのではないかと考え、小学五年生「小さな国際親善大使」を題材として選びました。
授業の前、とても緊張してずっとどきどきしていました。けれどこの緊張は、よりよい授業を作りたいという気持ちからです。私が本気で取り組めている証拠だと思うので、自分を認めてあげたいと思います。 模擬授業は反省だらけでした。指導案を制作するなかで、予想される児童の反応を十分に考えてきたつもりでした。しかし予想外の反応がきたとき、どのように返答したらよいのかわからなくなってしまい焦ってしまいました。また、玉置先生から事前に「子どもの発言に教師が言葉を付け足さない」とアドバイスをいただいていたのにも関わらず、何度も自分の言葉を無意識に付け加えていて反省しました。 9期生のみんなから貴重な意見をたくさんいただけました。私一人では気づけなかった部分ばかりでとてもありがたかったです。玉置先生が録画していてくださった動画からは、自分の姿を客観的に見ることができました。私が板書していた時間は、私の体感の2倍くらい長く、常に子ども目線で考えることの大切さを痛感しました。 楽しみにしていたゼミが始まってとてもワクワクしています。2年後に教壇に立つ自分を夢見て、毎週少しずつ成長していきたいです。 4月17日 8期生 ゼミでの学び(安藤)
こんにちは、8期生の安藤です!第3回ゼミでの学びを記事にしていきます。今回は「なぜ一人一台端末を使うと多様な子どもたちを取り残すことがなくなるのか」をテーマに考えを深め合いました。
ゼミでの話し合いを踏まえて、さっそく考えをまとめていきます! テーマの結論は『個別最適な学び』と『協働的な学び』が促進されるからだと考えました。ICTの活用は、大きく分けて3つメリットがあります。 【多様な学びの場】 教室感だけでなく、ICT上でも学びが可能になります。体調不良や、学校に行きづらい子も学びを止める事なく、繋がりをもつことができます。学校に行くきっかけにもなります。 さらに、授業や学校にとどまらず時間・空間をこえた学びの機会を提供できます。子どもたちが自ら学びを進めていく姿勢につながると思います。 【全体の状況を把握できる】 教師にとっては、誰がどこに困り感を持っているのか把握しやすくなります。そのため一人ひとりに適切な支援を即時することができます。さらに、価値づけもしやすくなります! 子どもにとっては、みんなの考えが一つの画面でわかります。友達の考えから新たな発見、学びの深まり、自分にあった解決方法につながるかもしれません。 【それぞれにあった学びのスタイル】 考えを共有してディスカッションしながら学びを進めるも良し。個人ですすめていくも良し。先生に質問するも良し。一つの授業の中でそれぞれにあった学びのスタイルが叶います! 大学1年生のとき、コロナで学校に通えない日々が続きました。その時、自分で学びを進めていく力の大切さ、自分で現状と向き合い乗り越えていく力の必要性を痛感しました。これから先の人生、何が起きるか誰にもわかりません。だからこそ、子どもたちには先生のレールに乗って進むのではなく、自らレールをつくりだして、進んでいける力をつけていってほしい。と強く思っています。 子どもの未来の責任を背負う教師として、この力を獲得するきっかけをつくっていきたいです。そのために玉置先生のご指導のもと、ゼミのみんなと授業のこと、学級経営のこと、たくさんの事を目一杯学びあっていきたいです!!(安藤) 4月12日 8期生ゼミ「いじめについて」(芝田)
こんにちは!玉置ゼミ8期生の芝田彬良です。今回は4月12日に行われたゼミについて書かせていただきます。
今回の議論のテーマは、「いじめ」についてでした。いじめを察知し、迅速な対処ができる教師とはどんな教師か8期生で話し合いました。とても難しいテーマで、全員がじっくりと考え、慎重に考えや想いを伝え合いました。 ・「いじめがあるかもしれない」と常に思っておくこと ・継続的に子どもを観察する目 ・下駄箱や学習環境の乱れは異変のあらわれ ・授業内外の人間関係の把握 ・子どもと教師のコミュニケーションのツール ・配慮のある解決の仕方 ・組織として、協力して子どもを見守る 上記のような話し合いがされました。そして、玉置先生から、「チーム学校として」というキーワードを1番に考えるべきというお話をいただきました。ゼミの最後には各自の学びを文章化して互いに読み合いました。 私は8期生での話し合いや、教育実習での経験を踏まえて、登下校の様子や、朝の一言目の挨拶や会話、休み時間の過ごし方などを子どもを学校、家庭、地域が協力し、たくさんの目で子どもを見守ることが重要になると感じました。 今年は、週に二回のゼミがあるので、ゼミの仲間や玉置先生とたくさん話をする機会があり、毎回新たな発見や学びがあります。一回一回のゼミでの学びを大切にし、教職を志す者として一生懸命頑張っていきたいと思います!!(芝田) 4月11日 9期生ゼミでの学び(古賀)
こんにちは、9期生の古賀です。今回は初の9期生のゼミでの学びについて書きたいと思います。
今回のゼミでは、授業力をつけるために玉置先生の典型的な道徳の模擬授業を解説つきで2パターン見せていただきました。 道徳の授業技術である「ゆさぶり」は生徒役で参加していた私たちもゆさぶられました。このことから道徳の授業において「ゆさぶり」はとても効果的で子どもが想像を働かせ新たな視点や今までの考えを深めることができるので、次の私たちの模擬授業で取り入れたいと思いました。 また、教師が必ず朗読をすること(子どもに音読させない)や板書の仕方、エレベータートーク等、玉置流道徳のつくり方を身に染みて学ぶことができたと思います。 取り得る行動の検討道徳では、国境なき医師団の話を題材として、自分がするしないに関わらず方法を出していく場面では多くの意見が出ました。その中から、行動を一つ取り上げて、その行動を絶対にしない側とする側で意見を言い合うことは、自分とは違う価値観を持つ人がいることを子どもが気づき、教師のねらいを直接伝えなくても、理解してもらえる良い授業だと感じました。授業を変に締めることなく、子どもの発表だけで終わることも、今までの自分になかった視点で面白くやってみたいと思いました。 9期生のみんなの様々な視点や熱心に取り組む姿勢は、春休みでたるんだ私にとって、とても良い刺激になりました!このメンバーでこれから学んでいけることを嬉しく思います。一緒に頑張っていきましょう!(古賀) ※ 写真は林文通先生からいただきました。記事とは関係ありません。(玉置) 4月10日8期生ゼミ「宿題の必要性について」(柴山)
こんにちは!外で昼ご飯を食べる新入生たちを見て、春を感じている柴山です。今回のゼミでは、宿題の必要性について話し合いました。
初めの方では、宿題について各々が持っている印象について話し合いました。 メリットとして、 ・塾などにいけない子も学習時間の確保ができる・家庭学習の習慣をつけることが出来る・何を勉強していいか分からない子にとってはよい デメリットとして、 ・自分のやりたい学習ができなくなる・作業的でめんどうくさい・成績のためにやらされている感がある などが挙げられました。 これらを踏まえ、宿題が「やらされている感」のあるものになってしまわないよう「子ども自身」が必要なものであると感じることのできる出し方について全員で考えました。 ・たくさん疑問が残る授業をし、授業内で生まれた疑問を調べてくる宿題をだす。 ・自分にあったやり方を見つけるために他の子のやり方を全体に共有する。 ・新しい単元に入る際はわからないことを書き出してくる。それを次の授業で扱う。 ・本人の困っている部分に対して、解けるようになってほしい問題を提示する。 ・その日の授業に応じて出し方を変える。 などの案が出ました。 私は、学習習慣を身につけるために、定期的に宿題を出していくことは大切だと思います。その中で、「飽きの来ない宿題の提示」を行うために出し方を工夫したいです。特に、授業中の子どもの興味と関連させ、出題をすることを意識したいと思いました。 そのために、日ごろの授業で子どもから疑問が湧いてくるようにすること。やり方で詰まってしまわないようにするため、宿題に対して様々な取り組み方を試せるように、他の人の取り組み方を全体に共有するなどしたいと思いました。 宿題の目的が、授業内容の補填のみになってしまわないようにすること。取り組みを行う際には、学年の先生方に聞き、自分の学級だけの取組にならないようにすることの二点も注意したいと思います。 久々のゼミで、他のみんなの柔らかい発想力に刺激を受けました!今期のゼミも、みんなで学べることがものすごく楽しみです。今期は、教採に向かって、みんなで楽しみながら進んでいこう!chatGPTにも負けないように頑張ります。(柴山) |
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