6月26日8期生ゼミでの学び(寺尾)

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 皆さんこんにちは、8期生の寺尾です!!今日は、6月26日のゼミでの学びを記事にします!この日は、玉置先生が訪問している学校の授業動画を見て、授業作りや学級づくりについて考えました。

 動画をみて考えた良い授業とは・・・
・多くの子どもが発表者の方に体を向けて、話を聞いている授業
・机を向かい合わせにして子どもが他の子どもの顔を見ながら進んでいく授業
・子どもの言葉を用いて要点だけ板書がされている授業
・子ども同士の意見をつなげて進められる授業
・ネームボードを用いることで責任感を持てるとともに、授業に参加している意識を感じられる授業
 このように、一人一人の子どもを大切にした授業づくりをしていきたいと思いました。

 また、「人を大切にしよう」ということのみを言い続けることでこのような学級が出来上がったそうです。人を大切にするから意見を聞いたり、困ったら助けたり、意見に対してさらに付け足しをしたりすることができるのです。このように、「人を大切にする」という軸があることで指導にも一貫性が見られるため、素晴らしい指導の仕方だと思いました。

 そして、全体交流の場面で話を聞いていない子どもの集中力をどう上げるかについても考えました。
・しっかりと話を聞けている子どもを褒めて行動を促す
・発表者の言っていることが伝わっているかほかの子どもに聞いて繋げる
・ノートにまとめたり話したりするなど、「聞く」以外のアクションを入れる
 このようにいくつか引き出しを持っておくことが重要だと思いました。

 今回のゼミを通してより教員になろうという気持ちが強まると共に、まずは教員採用試験に合格しなければと気を引き締めることができました。ゼミの後にはみんなでプリントの復習をしたり問題を出し合ったりしていて、そこで話していることが問題に出てくるとあの時話してたことだ!!と思い出して、とても嬉しくなります(笑)みんなのおかげで数ヶ月前より成長していると思います!!1ヶ月をきったのでみんなと問題を出し合いながら頑張ります!!(寺尾)

6月26日9期生ゼミ振り返り(小林)

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 今回のゼミでも、新しく授業技術を学ぶことができました。その中でも特に印象に残っているのは、意見の出し合いの方法です。意見を出し合うときは、子どもたちがお互いの顔を見れるように椅子の向きを変えます。その際教師も座ることで、子どもが教師ではなく友達の方を自然に向きやすくなることが分かりました。発言している子どもに話しかける際は、その子どもの目線を教師1人に動かさないように、その子どもが向いてほしい方へ教師自身が動くことが大切だと学びました。

 もう一つ自分の授業でも取り入れたいと思ったのは、対立する意見を出し合う活動をするときは、「異なる意見の人を納得させるように」と、話し合いに繋がるような助言をすることです。この一言があるだけで、どうしたら納得してもらえるかを考えながら発言することができます。教師の少しの工夫で、話し合いは単調なものからディベートのようになり、授業の面白さを増すことができていました。

 また、授業者の安田さんの授業でいいなと思ったのは、古文の授業だけれど現代文の授業のように頭に入りやすいということです。スライドを作って、復習としてあらすじを分かりやすくまとめていたので、古文が苦手な子どもも苦手意識を持たずに授業を受けることができそうだと思いました。

 荒木さんの授業は、ロイロノートを活用したとても分かりやすい、楽しい授業でした。本題の歌に入る前に、子どもにイメージしてほしい画像や動画を示していたので、歌う前から秋のイメージを持つことができました。何より、私は使ったことのないロイロノートを使いこなしていて感心しました。私もICT活用を学ばなければと刺激をもらいました。

 次回は自分が模擬授業をする番なので、私も今日の授業者に劣らないように、専門の英語を楽しく教えられるような授業づくりを目指して頑張ります。(小林)

6月26日9期生ゼミでの学び(安田)

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 みなさんこんにちは、9期生の安田です。6月26日第10回ゼミで模擬授業を行いました。今回はその振り返りを書いていきます。

 まずは専門教科の国語で模擬授業をやってみようと、中学校1年生で扱う「蓬莱の玉の枝〜竹取物語から」を扱いました。以前、石上さんが現代文の授業を行っていたため、何か違う発見があるのではないかと思い、古典を選んでみたのですが、前回の道徳とは違い「教える」ことの難しさを感じました。

 授業をやってみて、学びになったことはたくさんありますが、1番は話し合いの方法です。やはり、授業となるとどうしてもこちらが仕切らなければならないと力んでしまいますが、机の形を変えて子どもたちだけで話し合う機会を作ってあげるとより活発なものになるのだとわかりました。また、子どもに丸投げだと円滑に進まないため、適切な声かけやポジション取りの大切さを実感しました。机の向きを変えて、顔と顔を見て話すことを意識すると、相手に伝えようとする姿勢が見えてきます。話し合いを聞いていると、子どもたちの視点はとても新鮮で「〇〇さんはこんな風に考えるんだあ」と、とても面白いなあと感じました。
 
 もう1つは、知識の伝え方です。新しいことを教えるとなると、一方通行になってしまいがちです。そこで、教えたことを「何も見ないで隣の人に説明してみよう」と負荷をかけながら「思考の追体験」を行うことで、重点を定着させながら授業を進めることが出来ます。こういう場合は、しっかり記憶することと、考えることの区別をつけさせることがとても大切なのだと学びました。

 今回、荒木さんも模擬授業を行ったのですが、ロイロノートを使用するスキルにとても驚かされました。最近、授業で使ってみて難しさを感じていたところだったので、まずはたくさん触れて知っていけたらと思います。まだまだ、実践できる方法を学ぶ機会はたくさんあるのだなあと気付かされた授業でした。これからも一つひとつ学んだことをゼミノートに残していきながら、力をつけていきたいです。授業終わりに、みんながくれる色々な感想がとても励みになります!教育実習まであと少し!頑張っていこうね!(安田)
 

6月26日 9期生ゼミでの学び(荒木)

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 こんにちは!9期生の荒木です!今回のゼミでは、小学校2年生の音楽教材「小ぎつね」の授業をさせていただきましたので、そこでの学びを記事にしていきます!

[短くわかりやすい指導を]
 1つ目は、短く分かりやすい指導を心がけることです。模擬授業では、丁寧に説明しようという気持ちから、説明が長くなってしまいました。今回の授業対象である小学2年生は、歌いたくてうずうずしたり、集中力があまり続かなかったりすることから、先生の長い話は最後まで聞くことが出来ません。伝えたい内容をいかに短く分かりやすく伝えるかが大切だということを学びました。そして、低学年でも最初からあまり話しすぎず、まずは子どもを信じて授業をしてみたいと思いました。

[言葉の抑揚]
 2つ目は、話す時の言葉の抑揚に気をつけることです。玉置先生からは「歌うように話しなさい」とお言葉をいただきました。短く分かりやすく伝えるためには、抑揚をつけて話すことが大切だと思いました。低学年ほど先生の言い方には敏感で、すぐに変化します。日頃から心がけて、先生になるまでに抑揚のある話し方が自然にできるようにしたいと思いました。

[子ども自身で歌を振り返る時間 を作る]
 3つ目は、児童が自分たちの歌を振り返る時間を作ることです。今回の授業では、児童役の歌う様子を動画に撮って、その様子を見せました。子どもたち自身で自分たちの歌を振り返り、「自分たちの目指す歌い方ができていたか、どのように歌ったらもっと良くなるかか」を考えさせることが目的でしたが、ビデオを見たあとに振り返る時間をあまり取ることができませんでした。

 児童が歌を振り返る時間をとる時には、安田さんの模擬授業で学んだ話し合いの仕方を活かしたいと思いました。自由で活発な話し合いのためには、子ども同士が向き合い、先生はその見守り役として存在感を消すように椅子に座ること、発言する児童の向かい側に座る(子どもはどうしても教師に向かって話してしまう)ことを学びました。

[ロイロノートの活用]
 今回、ロイロノートを使って授業ができるようになりたい!という思いがあったので、初めてでしたが挑戦してみました。

 使ってみて気づいたことは、ロイロノート活用により授業準備の時間が格段に減り、教材研究に時間を割けたということです。今までの模擬授業でやってきた、ワークシートを作ったり、それを児童に配ったり、楽譜を拡大コピーしたり、掲示物を作って印刷し、その紙の裏にマグネットを貼ったりする作業を、授業準備を全てロイロノートで済ますことができました。そして、タブレットに資料を入れておけるため子どもが無くしてしまう恐れがないことや、子どもがロイロノート内で提出したワークシートに教師が丸つけやコメントをし すぐに返却できること、ノートの共有が容易であることなど、沢山の良さを発見し、ロイロノートを勉強して良かったと思いました。

 今回も学びが多いゼミで、また自分の視野が広がりました。子どもたちが主体的に音楽と関わり、生涯にわたって音楽を楽しむことができるような授業を目指して、更に授業力磨いていきたいと思います。(荒木)

5月29日春日井市立藤山台中での学び(丸山託生)

 こんにちは!準ゼミ生の丸山託生です。5月29日、玉置先生にお取り計らいいただき、春日井市立藤山台中学校を訪問いたしました。授業の参観、研究協議に参加させていただき、「子ども主体の授業」について新たな視点を学ぶことができました。その中でも特に印象に残った点について述べていきたいと思います。

1 「授業における教師の役割の変化」
 今回、第5時限目の社会科の授業を参観させていただきました。生徒たちが情報の収集・分析・まとめの学習過程に沿って、ICT端末を活用しながらグループで調べ学習を行っていたのですが、私はその”自然さ”に驚きました。

 私自身が中学生だったころは、先生が教えたことをノートに記録するような授業が大半であったと記憶しています。しかし今回、藤山台中学校の授業では、その時間の半分以上は、生徒主体で進められていました。これは単に「生徒に任せる」というものではなく、指導者が予め学習過程を示し、それを踏まえてから、生徒に学習の主導権を握らせるように練られたものであったと拝察しました。教師の準備と学級経営が土台となり、その上で生徒にハンドルを渡すことが、生徒主体の授業に繋がることを実感しました。

2,「ICT端末の活用と個別最適な学び」
 授業内では「乾燥帯の人々の生活について」グループで調べ学習を行う活動がありました。その際、Aさんが「これどこかで見たことある!」と言ったのに対して、Bさんが「調べます!気になるから」と、即座にインターネットで調べる場面がありました。

 玉置流での「個別最適な学び」とは、学習の自己選択・自己調整であり、指示されてやる学びではないとされています。BさんのICT端末の活用法は、まさにこの「個別最適な学び」であり、生涯活かすことのできる学びであると思いました。

 今回、授業の参観、研究協議に参加させていただき、一方的に教える授業ではなく、子どもが自ら学んでいく授業の大切さやその効果について実践的に学ぶことができました。将来、私も教師として、学びのコーディネーターとして、子どもの学びに伴走者として関わっていくことを大切にしていきたいと改めて思いました。

 玉置先生、藤山台中学校の先生方、貴重な学びの機会を作ってくださりありがとうございました。(丸山)

※ イラストは生成AIにて作成
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