5月28日 10期生ゼミでの学び(尾崎)

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 こんにちは!10期生の尾崎勇吾です。今回は第8回ゼミでの学びについて記事にしていきます。

 私は今回、佐藤曉先生が書かれた「対話と協力を生み出す協同学習」という本の中にある、「言葉は届けるものであり、受け取るものである」というテーマについて授業形式でプレゼン発表を行いました。自分はこの発表を通して、多くのことを学び、大きく成長することができました。

 自分は第5回にも同じタイトルで発表しました。そのときは、本に書いてあることをそのまま要約し、説明口調で発表を行っており、とても授業と呼べるものではありませんでした。そこで玉置先生からご指導をして頂き、自分の至らなかった点や足りていない点、身につけるべきものが明確になりました。第8回ゼミの前日には玉置先生にマンツーマンで指導をして頂き、授業をする際の技術やコツを教授して頂きました。

 そして再発表をした今回は、自分自身、前回とは大きく変わることが出来たと振り返っています。特に、前回は説明口調になっていたものを語りかけるように話したり、問いかけたりすることができました。その際には意図的指名であったり、ペア活動や一往復半の問いかけなど、様々な授業技術を取り入れることが出来ました。

 その結果、玉置先生をはじめ、ゲストで参加して頂いた長瀬先生からも良い評価をして頂くことができました。最初の発表では、出来ていない点ばかりでしたが、その時のご指導のおかげで大きく成長することが出来たし、自分に自信を持つことができました。これからも今回の失敗と反省を糧にして、ゼミや夏からの教育実習に活かしていきたいです。

 内容については、「言葉は届けるものであり、受け取るものである」というタイトルで発表を行いました。これはコミュニケーションの際に、自分は言葉を届け、相手の言葉は受け取るようにするというものです。教師としては、学校生活や授業中の子どもに対する言葉が特に大切で、子どもの姿によっては言葉は届かないということがポイントでした。今まで授業中の呼びかけなどは内容が重要だと考えていましたが、どんなにいい内容でもその言葉は届かないことがあるという考え方を見て、間違いないなという風に感じました。

 また、子どもたちの間での日常的な何気ない言葉のやり取りで傷つくことがあるということも書いてありました。しかし、自分は子どもに悪気はなく、責めることが出来ないのではないかなと考えました。それは子どもは思ったことをそのまま口に出しているだけで、考えればもっと優しい言葉が出るからと考えたからです。そのため、授業中においては時間を作ってから発表させる、日常においては「相手を傷つけないような言葉遣い」を心がけさせるなどすることで、そのようなこともなくなるのではないかなと考えました。

 今回の発表では、佐藤先生の本の内容はもちろん、授業技術についても大きく学び、成長することができ、とても価値のある時間でした。これから模擬授業が始まります。今回学んだことを存分に活かし、また足りなかった点は改善して、更にいい授業をしていけるように努力していきます!(尾崎)

5月21日10期生ゼミでの学び(齋木)

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 こんにちは!10期生の齋木明日香です。今回は先日行われた7回目のゼミでの気づきを記事にして書かせていただきます。

 まず、最初に私と森山さんで「授業の構造を考える」という内容を発表しました。

 前半は森山さんの発表で、板書を用いて進めていたので、このような授業が理想だと勉強になりました。また、森山さんの発表では、授業の配置・学習課題の子どもの動かし方・授業中の間というこの3つのポイントを学びました。森山さんの説明は、算数の授業を持ってくるなどより具体的に発表していて、すごく分かりやすかったです。ここから、説明をするときは、教科書に書かれたものをそのまま話しても児童たちには伝わらないので具体的にするのが重要であるということが分かりました。

 次に私からは班活動・協同学習・反復について学習させていただきました。三つの点について、学んで、何が一番教師に求められているのかを知ることができました。そして、発表を実際に、やってみて、森山さんみたいに具体的にはできなかったことが反省点です。また、私は、語彙力が足りないため、より分かりやすく伝えられない原因の一つでもあるため、まずは話術を磨かないといけないと思いました。

 次に、河上君と石川さんの発表からは、「よかれと思ってしていることを見直してみる」について学びました。

 このペアの発表では、一人は話を進め、もう一人は、板書を使い、出た意見を書いていくという形で、素晴らしい連携の授業だと感じました。そして、河上君の発問も何を聞かれているか分かりやすく、改めて、発問の仕方を考えることができました。また、「○○してはいけない」というところでの問いが沢山あり、ここを問いにすることで、ゼミ生みんなで、深く学び合い、授業で教師側はよいと思っているが、実は良くないことをよく理解することができました。

 今回のゼミを通して、知識を得たのはもちろんですが、他の子たちの発表を見て、授業づくりの工夫が一つ一つ分かってきました。私は、まだより具体的に説明したり、児童を引き寄せられるような授業はできていません。このままだと、今年にある教育実習・将来での授業が児童たちと、うまくやっていけないと思います。そこで、まずは板書を取り入れるなど今からでもできる授業技術を取り入れたり、なるべく、児童が話す機会が増える授業づくりを今後模擬授業が始まるので今後のゼミで意識して少しづつ改善していこうと思います。(齋木)

5月21日10期生ゼミでの学び(石川)

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 こんにちは!10期生の石川百音です。第7回ゼミでの学びを記事にさせていただきます。

 これまで第5回に渡り学んできた、佐藤先生の「対話と協力を生み出す共同学習」第3章もいよいよ最終回となりました。今回は河上君ペアとなり、3章の総まとめのような「良かれと思っていることを見直してみる。」という部分を担当させていただきました。

 2人での発表作りは、発表を創る段階でも2人の解釈の違いや、自分には持っていなかった考え方を共有することができ、作成段階でも深い学びになったなという感覚を持ちました。自分の思いを相手に伝えること、相手の思い・意見を聞くことで学びが深まることを身をもって感じることが出来ました。

 この章での学びの中で、「先生は児童生徒を見ているようで見れていない。」という言葉が印象に残っています。児童生徒の為のように見える働きかけでも、授業を上手く進めるためになんとなく行ってしまっている無意味な働きかけを多くしてしまっている現状があるのではないか。そんな、教師として大切なことは何かを改めて考える事が出来る学びになりました。
 
 もう1組のペアの、森山さんと齋木さんは、第11章「授業の構造を考える」というタイトルについて発表してくれました。これまで6回のゼミで学んできただけあり、授業技術をふんだんに使い、工夫を交えながら、深い学びに繋がる発表してくれました。工夫の仕方や、発表のレベルの高さに私自身もっともっともっと力をつけて、自ら学び、頑張りたい・成長したいと刺激を受けました!

 ゼミが始まって最初の頃は話し合いも、意見の交流もなんだかぎこちなかった10期生。今ではみんなの前で発表する時にみんなの顔を見るとなんだか安心できるようにまでなりました。そんな集団になってきていることがとても嬉しいです!これからもこの10人で協力しあって、一緒に学んでいこうね!10期生玉置ゼミ、心理的安全性向上中です!(石川)

5月11日第1回教師力アップセミナーでの学び(古川・間宮・岡田)

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 こんにちは!9期生の古川です。今回は令和6年度第1回教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきたいと思います。

 記念すべき第1回の講師は「子どもが変わる接し方」の著書である田中 博史先生でした!玉置先生からお借りしていた本の著者の講演にいつも以上にワクワクしながら臨みました。

 田中先生の授業は子どもの気持ちに寄り添った授業であると感じさせられました。教え方1つで子どもたちがこんなにも活き活きした表情に変わるのかと驚かされました。

 今回のセミナーで学んだことは多くあって書ききれませんが、いくつか紹介していきたいと思います。

◯ 質問しやすい先生へ
 児童が質問してきた理由・背景には様々な要因があります。決めつけるのではなく、児童の背景を考える力が教師には必要です。子どもたちと寄り添い向き合っていくことで心理的安全性が高まっていくと感じました。

◯ 自分の困っていることを話せる子を育てる
 上記の内容とも似ていますが、できる子が解決すること・完成したことをいう授業をするのではなく、つまずいている子にスポットライトを当てて学びを深めていくことが大切であると感じました。そのためには分からないことが言えるような子どもを育てていく意識を常に持つ必要性があると感じました。

◯ 伝える力
 能力が高い子でもそのアイデアを伝えられるかは分からない。伝えるためには別の力が必要である。伝えられるようにすることが自己実現力の高まりに近づいてくると学びました。授業では聞き取ったことを交流するペア活動が多くありました。授業だけではなく、帰りの会で先生が話した内容を隣の子に伝言するゲームをしていくことで聞き取ったことを交流する力が育ち、普段話せない子が主体的になれる場を与えていくことで人間関係が良くなる。日々の授業が学級経営にも繋がってくると学びました。

 今回の講演で「子どもの気持ちになる」ことが大切であると改めて学ばせていただきました。1人1人の児童に向き合い寄り添っているからこそ、児童は活き活きとしていると感じました。教師の接し方一つで子どもは変わる。もう一度お借りした本を意識して読み直したいと思います。

 ご講演いただいた田中先生、貴重なお話を本当にありがとうございました。質問にも丁寧に答えていただき学びの大きい時間でした。そして毎度学びが大きいこのセミナーに参加できているのは玉置先生のお陰です。いつもありがとうございます。一次試験まであと1ヶ月、教採頑張っちゃいます。(古川)


 こんにちは!10期生の間宮です。5月11日の第1回教師力アップセミナーでの学びを記事にしたいと思います。

 今回は、田中博史先生から「子どもが変わる学級づくり 〜算数授業を通して〜」というテーマでお話していただきました。 田中先生のお話に惹き付けられ、あっという間に過ぎてしまった2時間でした。その中で、特に印象に残っている学びが2つあります。

 1つ目は、「子どもが失敗する前提でいればいい」ということです。 授業はもちろん、行事であればなおさら、教師は子どもたちを成功させてあげたいと思ってしまいます。しかし、失敗することで子どもたちは成長していくというお話を聞き、ハッとなりました。自分自身を振り返ってみても、失敗があるからこそ、成長があるように思います。さらに、教師が「失敗してもいい」と考えていれば、子どもの同じ姿を見ても目線が変わり、子どもが求める、安心した声かけや対応へと繋がっていくだろうと感じます。私もこの考えを念頭に置いておける教師でいたいと思いました。

 2つ目は、「日々の生活から授業へと繋げる」ということです。クラス全体で出た考えを自分の言葉でペアに伝えることで、言語化して学ぶことができます。しかし、これをいきなり授業で始めようとすると、本質的なものになり、子どもたちはどうしても難しいと感じてしまいます。そのため、帰りの会で「今から明日の持ち物を言うから、ペアの子に伝えてみて」というように、日々の生活の中で簡単なものから始めると、授業で行うときのハードルが下がると学びました。普段からこうした活動を行うことで、言語化して学ぶことができるようになるだけではなく、子どもたちの間で人間関係が築かれ、良い学級経営にも繋がると気づきました。私も「これが正しい」という正解がない中で、子どもたちの学びを支えるために何をしたらいいか試行錯誤しながら、授業づくりや学級づくりをしていきたいと感じました。

 田中先生のお話の最後にあった、「子どもたちは教師の想像以上に応えてくれる、教師はやりがいのある仕事」という言葉もとても印象的でした。今回のセミナーを通して、教師を目指したいと改めて強く感じました。貴重な学びの場に参加させていたただき、ありがとうございました。(間宮)


 こんにちは!玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は5月11日に行われた教師力アップセミナーに参加させていただいて学び得たことを話していきます。

 今回の教師力アップセミナーの講師は田中博史先生でした。田中先生には「子どもが変わる接し方」というテーマで講演して頂きました。その講演の中で印象に残ったことは2つあります。

 まず1つ目は、「子どもは大人との関わり方を探っている」ということです。子どもは大人のことをよく見ており、どう接すればいいのかを常に考えています。その子ども達の考えから教師として見られなくなったり、信頼出来る教師になっていったりします。また、子どもから見たら、完璧な大人が周りにおり、「やってくれる」などと考え、学校では子どもたちは消極的になってしまいます。なので、教師はまた、「学級レクリエーションやるのやめる」などと言ったら本当にやめる日を作ること、子ども達の前で約束したり言ったことは必ず守るなどの小さな積み重ねが必要であることを学びました。

 2つ目は、分からないことを「分からない」と聞ける子どもを作ることです。机間巡視の際に間違えてる子がいたとしても、「今見てると○○と書いてる子が何人かいるね」などと他の子にも聞こえるように喋ることにより、安心感が生まれ、そこからまた考えることが出来ます。さらに、手が止まってる子がいたらその子が納得する他のものに置き換えて考えさせることが大切であると学びました。

 私は算数・数学の教師を目指しており、具体的な例を挙げながら、講演していただいて、たくさんのことを学ぶことが出来ました。この学びを実習などに活かしていきたいと思います。田中先生、大変貴重な学びをありがとうございました!(岡田)

5月11日教師力アップセミナー・田中博史先生での学び(安田・河上・齋木)

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 みなさんこんにちは。9期生の安田です。今回は5月11日に行われた第2回教師力アップセミナーに参加させていただきました。

 今回は、「授業・人」塾代表の田中博史先生に『子どもが変わる学級づくり ~算数授業を通して~ 課題は、、目前の子どもの「事実をみて」+「変える」対応力をどうつけるか』というテーマでご講演いただきました。

 「発言は一発勝負ではない」この先生のお言葉がとても印象に残っています。普段こんな風に考えながら話している大人が何人いるのでしょう。そんなにいませんよね。そうです。私たちは、間違えてはいけない。正しい言葉で正しく伝えなくてはならないと思っているのです。

 しかし、これは子どもたちも同じ。発言の度にこう思いドキドキしているのです。だからこそ、何度も発言する練習を重ねる時間を授業内で作ることが大切なのだと学びました。ペア交流、グループ交流。さらには、全体交流での「ここまでわかる?」という確認。何度も何度も同じ説明を違う言葉で繰り返すことで、子どもの安心感がますだけでなく、授業の理解も深まっていくのだと知りました。

 授業を受ける子どもたちの参加度をあげるために、教員が工夫する。当たり前ですが、私たちの工夫の認識を変えなくてはなりません。新しいことをどんどん増やす工夫ではなく、別の視点から捉えて、やり方を変えてみることが、子どもたちに必要な工夫になるのです。正しく「こちらが方法を変えることで、子どもの世界が広がる」のですね。

 ご講演いただいた田中先生、貴重なお話をありがとうございました。先生のあたたかく、愛情深いお人柄が、言葉ひとつひとつから伝わってきて、子どもたちに寄り添うこと大切さを改めて実感しました。今回もこのような機会をくださった玉置先生、運営の先生方ありがとうございました。教採までのラストスパート全力で駆け抜けていこうね!(安田)


 こんにちは!10期生の河上です。今回は5月11日に行われた教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。今年度1回目のセミナーは田中博史先生による公演で「子どもが変わる学級づくり ~算数授業を通して~」というテーマで講演していただきました。

● 子どもの質問から気持ちをつかむことの大切さ
 子どもが教師に対して、質問をすることはとても勇気がいることです。子どもたちは話は聞いていたけど"不安“なので質問をしてくれます。勇気を出して質問をしたのに、教師が「さっき言ったでしょ!」と子どもを拒絶していたら子どもは質問をしなくなり、わかったふりをしてしまいます。それは絶対にダメと強く思いました。

 そこで教師は、同じ姿をみても複数の背景を予想し対応する、完成していない表現も受け入れる、授業で完璧を求めないようにすることが大切であることを学びました。

● 算数を子どもが臆病になりやすい教科にしないために
 算数の授業では正解(答え)が求められることの多い教科なので、子どもたちが他の教科に比べると消極的になってしまいます。そこで、
 1.誰か別の人間の姿を借りて話させる
 2.発表を一発勝負にしない
 という技術を学びました。1.は◯年生ならどうやって考える?などと投げかけることにより、別の人の姿を借りて話すことになります。"評価されるのが自分ではない“ので発言をしやすくすることができます。2.は子どもの立場を考えるととてもいいなと思いました。

 今までの授業を振り返ると発表は一発勝負でした。これはとても不安です。発表を一発勝負にする必要はなく、「当てられたら、何を話す?2人で練習してごらん。」と声かけをして、練習をさせてから発表をしてもらうことで、子どもたちの発表へのハードルをかなり下げることができます。また、授業への参加度をあげることもできるので活用していきたいです。

● 困っていることを素直に言えるようにする
 自分の困っていることを自然体で話せる子どもにするためには、完成したことを発表するだけではなく、"自分の困っていること“も言っていいよという指導をするという技術を学びました。困っていることを素直に言えることはとても大切なことです。学級経営と日頃の声かけを大切にしようと思いました。

 今回のセミナーでは算数の授業を通して子ども一人ひとりの目線に立って考えることが大切だと学びました。貴重な学びをありがとうございました!教育実習などで活かしていきます!!(河上)


 こんにちは!10期生の齋木です。今回は、5月11日に行われた教師力アップセミナーで田中博史さんの講演を聞き、気づいたことを記事として書かせていただきます。

 田中博史先生からは、子どもの姿から気づく教師の対応力・算数授業の進め方についてお話を聞くことができました。

 まずは、子どもの姿から気づく教師の対応力についてです。これは、ある日の低学年の図工の授業中児童が先生が作品作りについて説明をすると、児童が先生のところに質問をしに来ました。先生はこの子どもは説明を聞いていたのか疑問に思います。

 ですが、今回のテーマである、子どもの姿から考えてみると、子どもは、不安だから聞きに来たそうです。このような出来事を通して、「そもそも子どもは、先生に質問することに勇気が必要で、拒絶されると分かったふりをしてしまう」と田中先生は仰っていました。この話を聞いて、子どもの立場に立って、考えること。また、そのためには子どもをよく観察することが教師として必要なことだと学ぶことができました。

 次に、算数授業の進め方についてです。この算数の授業づくりにも先程の子どもを観察することが大事です。今回の講演会で、ある算数の授業を見させていただきました。一番印象に残ったのが、ほとんど児童主体の授業になっていることです。この児童主体の授業では、ペア活動が多くありました。このペア活動では、先生が話したこと・発言した子が話したことをペアで確認するという時間です。このような時間があることで、分からない子を置いていくことはないため、児童のために必要な教師に必要な授業技術だと思いました。

 児童主体と感じたものがもう1つあります。それは、発表者が黒板にきてたくさん話し、伝わっていないこのために一生懸命伝えようとしている姿です。人は、伝えようとするときは、一生懸命に手振り身振り使うということを学びました。また、どうしても児童の言葉では伝わらないときは、教師が他の子たちに伝わるようにうまく言葉を変えるということも必要だと学びました。

 もう1つ、3桁÷2桁の筆算です。この筆算には掛け算が関わってきます。掛け算のなかでも1番子どもたちが答えやすいのが1の段です。ですから子どもたちのできることを踏まえて解かせてみることが大切だと分かりました。

 また、いきなり3桁÷2桁をするのではなくまずは2桁同士で計算し、最後に3桁目に割り切れそうな数字を子どもに言わせる。このように「算数は計算だけでなく楽しいものだと感じさせることが算数の授業をするうえで必要だ」と田中先生は仰っており、私も子どもたちが算数を好きになってくれるような授業を目指そうと思いました。

 最後に田中先生の講演会を聞いて、子どもをよく観察して、授業を作っていくことが重要だと分かりました。今後の教育実習では、子どもをよく観察すること・ペア活動を行うことで、理解できていない子を置いて行かない授業を目指していこうと思います。また、算数の授業の進め方も映像を通してイメージすることができました。今回は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。(齋木)

5月11日第1回教師力アップセミナー・田中博史先生での学び(森山、尾崎、榊原)

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 こんにちは!10期生の森山です。今回は、第1回教師力アップセミナーでの学びを記事に書かせていただきます。田中博史先生から沢山のことを教えていただきました。その中でも2つに絞って記事にしていきます。

〇 発表は1発勝負ではない
 田中先生の講演で、「発表は一発勝負ではない」ということがとても印象に残りました。算数は常に正解を求められがちで、子どもたちが消極的になりやすい教科です。そこで、「今当てられたらどんな話をしようと思ってる?2人で練習してごらん。」と言います。そうすることで、参加度を高めたり、子どもたちの発表に対するハードルを下げることができると学びました。

〇 自分の困っていることを素直に言える子どもをつくる
 発表をする際、 「こんなことで困っている」と言っていいよと指導することが大切だと学びました。発表をする時は完成されたことを言わなければいけないと思いがちです。しかし、子どもが困っていることに寄り添いながら授業をすることこそが大切だと思いました。子どもが困っていることを素直に言えるようになるためには、普段からの言葉かけが大切であり、心理的安全性が高い学級をつくる必要があると思いました。

 私は、田中先生のご講演から、「子どもに寄り添う」ことがとても大切であると感じました。子どもに寄り添うとはこういうことか!とよく分かる実践例を沢山教えていただき、まさに「はじめに子どもありき」だなと終始感動していました。私も田中先生のように、子どもに寄り添う授業ができるように頑張ります!田中先生、貴重な学びをありがとうございました!(森山)


 こんにちは!10期生の尾崎勇吾です!今回は、5月11日に行われた第1回教師力アップセミナーで、田中博史先生より教えていただいたことについて記事を書いていきます。
とても多くのことを学ばさせて頂きましたが、中でも特に2つのことがとても印象に残りました。

 1つ目は、「間違っている子の答えを拾う」というものです。授業をしていく上で、間違った答えが出るのは当たり前のことだと思います。その間違いが授業を進めていくため、学びを深めていくための大きな糧になり、大切な材料です。表立って間違っている答えを全体の前で言ってしまうと、それを言う場所によって「あの子かな」などと予想する雰囲気がクラスに広まる恐れがあります。しかし、それを少し離れた場所でいうことで、そのようなことを防ぐことができ、なおかつ間違った答えを拾い学びを深めることができるという、素晴らしいものだと感じました。

 2つ目は、「自分の困っていることを素直に言えるようにする」というものです。具体的には授業中の発言についてです。1つ目とも重なりますが、授業に間違いは付き物です。しかし、子どもは100%正解でないと発言しにくいと田中先生はおっしゃってました。完全ではない間違った答えにも部分的なものは存在しており、いい学びになるとも田中先生はおっしゃってました。これを聞いて、教師として子どもに完全を求めず、日頃からどれだけ自分の意見を言い出しやすい環境を作れるかが鍵だと思いました。

 今回のセミナーでは授業と学級経営を関連付けたお話を聞くことができ、現場経験がまだほとんどない大学3年生の自分にはとても価値のある時間になりました。今回のセミナーを最大限吸収し、今後に活かしていきます!このような機会を作ってくださった玉置先生やその他の先生、そして講義をしてくださった田中先生、本当にありがとうございました! (尾崎)


 こんにちは、玉置ゼミ第9期生の榊原計人です。5月11日行われた教師力アップセミナーで、田中先生の講義から学んだことを記事にしていきます。今回特に大きかった学びを『言いやすい学級作り』として、詳しい内容を3つ提示し、進めていきます。

『言いやすい学級作り』
・完成していない質問・意見の受け入れ

 先生は子どもに意見を聞くときや発表するときに「完成していることだけではなく、困っていることも言っていいよ」と声をかけるそうです。この一言で、子どもが感じる「言っていいんだ!」という安心感が増し、発言に対するハードルが一気に下がると考えられるとともに、教師自身が質問しやすい先生になります。

・人の姿を借りると言いやすい

 子どもは「間違えたら…」と思ってしまうあまり、どうしても自分の意見となると言いづらいと感じでしまいがちです。発表して間違えたときに周りから放たれる「ちがいまーす!」の集中砲火はトラウマになってしまうほど嫌で、避けたい状況です。
 
 これを「誰か他の人の意見」とすると言いやすくなるそうです。例えば「自分の友達だったらどんな間違え方すると思う?」と間違える人を自分ではなく、他の人にすり替えるのです。これで自分の考えや困っていることを他の人の意見として伝えることができます。そして、周りから「ちがいまーす!」とも言われないはずです。


・普段からペア活動の訓練をする

 普段からペアで交流し、人に話す・伝える練習をすることによって、考えを伝えるハードルを下げることや、相手に伝わるよう考える力が培われると考えます。先生は、伝言や聞き取ったことの発表、話すことの練習にペア活動を用いており、帰りの会での連絡を伝言形式で伝えたりするそうです。
 
 授業外の時間でも練習することで、日常生活でどんどんと伝える力が身につくとともに、授業内でしっかりと生きてくる活動だと感じました。

 今回のセミナーは「質問しやすい先生」「人の姿をかりる」など、インパクトのあるキーワードがたくさん出てきたとても印象深い講義でした。ここで学んだことを活かし、採用試験を突破するとともに、教師になった際の授業作り、クラス経営に活かしていきます。

 非常に興味深く、楽しい講義を開いてくださった田中先生、セミナーを開催していただいた酒井先生、玉置先生、参加・協力していただいた皆様、ありがとうございました。次回は採用試験1次の次の日なので、「いい感じ!」と胸を張って参加できるよう勉強していきます。(榊原)

5月11日第1回教師力アップセミナー・田中博史先生からの学び(池田、石上、松野)

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 みなさんこんにちは!玉置ゼミ10期生の池田帆花です!今回は第一回目の教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。

<聞きやすい、質問しやすい環境をつくる>
 教師が指示したことと同じ内容を児童が質問するとすると、教師は「さっき説明したでしょ。聞いてなかったの?」と返すことが多いのではないかと思います。しかし質問をした児童が、どのような思いで質問をしたのか考えると、「聞いていなかったから」なのか、「説明は聞いていたけれど不安だから」「教師の説明がよく分からなかったから」など聞いていたけれど一部理解ができなかったという理由が考えられると思います。

 田中先生は、質問をした子どもが不安で質問をしてきたのか、それとも本当に聞いていなかったのかを知るためには、「どこか一部でも覚えていることはない?」と聞くと良いとおっしゃっていました。否定するのではなく、このように問いかけることで、児童は質問しやすい、聞きやすいと感じると思います。私は、このことは学級経営にも生かせると思いました。聞きやすい雰囲気をつくることで、子どもは「考えを受け入れてくれる」と感じることができ、考えや思いを伝えやすい環境を作れると感じました。

<授業についていけていない子がいた時>
 田中先生は、算数の授業中困っている顔をしている児童がいた時は何に困っているかを聞き、学級全体に「どうしてつまづいているのか、理由が分かる人いますか?」と問いかけると良いとおっしゃっていました。解き方が分かる人をあてるのではなく、分からないポイントを分析できている児童をあてることが新しい考え方で、私はとても納得しました。

 算数の授業では、正しい答えに縛られてしまうけれど、このように分からないことを全員で共有し、つまづくポイントをみんなで考えることでより深い学びをすることができると感じました。

 今回の教師力アップセミナーでは、新しい視点を得ることができ、実習で活かしていきたい授業技術をたくさん学ぶことができました。貴重な学びをありがとうございました!(池田)


 こんにちは!9期生の石上です。今回は5月11日に行われた教師力アップセミナーで、田中博史先生に「子どもが変わる学級づくり」というテーマで授業を通してできる学級づくりのポイントについて教えていただきました。そこで学んだ授業への参加度を高める授業の工夫について特に印象的だったことを記事にしたいと思います。

◯ 前半は必ず全員参加
 前半は挙手して指名すること方法はできる限り避け、全員がら答えられるようなウォーミングアップの問題を用意することで、子どもたちの授業へのスイッチを入れることができることを学びました。

 授業の前半で子どもたちの参加度を高め、その教科を苦手に感じている子どもも意欲的に学習に取り組めるように工夫したいです。

◯ 予想させる
 ただ単に子どもが前にでて発表するという授業では、聞き手は退屈してしまいます。そこで、「今〇〇さんは青いチョークを持ったけど、何をしようとしているのかな。」などと問いかけることで、子どもたちは予想を立ててから発表を聞くことができるため、授業への参加度が高まるということも教えていただきました。

◯ 分からないことを発表させる
 発表と聞くと、正解や完成されたものを発表しなくてはいけないと考えてしまいがちですが、田中先生の講演を聞いて、それだけが発表ではないことを学びました。子どもたちが「分からない。」を発表することで、間違えることに対して恐怖心がなくなり、みんなの前で発言することに対するハードルが下がるのかなと感じました。

◯ 子どもに任せる
 田中先生のお話から、子どもに任せる大切さについても学びました。子どもたちが発言する際に、上手くみんなに伝えることができないと、教師が代わりに説明してしまうということが良くあります。しかし、教師が説明してしまうということは子どもたちの活躍の機会を奪っていることになってしまいます。また、子どもたちは「話を聞かなくても後で説明してくれる。」と感じてしまい、話を聞かなくても良いという状態が生まれてしまいます。

 教師が、子どもたちがどこまでできるかを見立て、実態に応じて任せることが大切だと感じました。

 今回も貴重な学びの機会をいただきありがとうございました!教員採用試験まで残りわずかですが、来年教壇に立てるよう9期生みんなで頑張っていきたいと思います!(石上)


 みなさんこんにちは!玉置ゼミ10期生の松野です。今回は5月11日に参加させていただいた田中博史先生による教師力アップセミナーでの学びを記事に書かせていただきます。

 私は田中先生のご講演を通して子どもが楽しみながら学べる授業をつくることや自分の困っていることを自然体で話すことができる学級をつくることの大切さなど、多くのことを学ばせていただきました。その中でも特に感銘を受けた教師の発問や声の掛け方、話す練習をすることについて書かせていただきます。

 まずは教師の発問、声の掛け方についてです。子どもたちにとって自分の困っていることや考えていることを素直に話すことはとても勇気がいります。しかし、「他の子だとどんな間違いをすると思う?」「○年生だと何て言うと思う?」などと『誰か他の人の意見』として聴くと困っていることや意見を話しやすくなると学びました。

 また机間指導をしている際に間違った式を書いている子どもがいた場合は、たとえ間違った式を書いている子どもが一人だとしても「今見ていると○○と書いている子が何人もいるね」などと声をかけると、間違えているのは自分だけではないと安心することができると学びました。ただ安心することができるだけでなく、もう一度考え、間違いや新しいことに気付くことができるため学びを深めることや自分の考えを素直に伝えられることにも繋がると思いました。

 次に話す練習をすることについてです。子どもは合っているのか不安で発言することが難しかったり、発問した後に挙手をした子どもをすぐに当ててしまうとその子任せになってしまい、発言する子どもが減ったりしてしまいます。

 そのため、子どもたちみんなが参加することができるように誰でも答えられる話題から始めたり、発問をした後にすぐに発表してもらうのではなく、子どもたちを成長させていくために「ペアで話してごらん?」などと声をかけ、練習する機会をつくることが大切だと学びました。また、ペアで話すとなるといつも話す子が決まってしまっていることも考えられるため、じゃんけんをして勝った方が話し、もう一人の子どもには「今聞き取ったことをとなりの人に話してごらん?」などと声をかけ、子どもたちの関わりを授業でつくっていくことが大切だと学びました。

 このように、発問や声の掛け方などによって子どもが安心感を抱くことができるのと同時に、自分の考えや困っていることを素直に伝えられるようになっていくため、日々の授業は学級経営に直結していることを忘れず、お互いの意見を認め合える温かい学級をつくりたいと思います。貴重な機会をつくってくださりありがとうございました。(松野)

5月14日10期生ゼミでの学び(間宮)

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 こんにちは!10期生の間宮です。
 第6回ゼミでの学びを記事にしたいと思います。

 私は、佐藤曉先生が書かれた「対話と協力を生み出す協同学習」の本にある、「騒々しい教室に、いいことは起きない」というテーマを担当しました。ゼミのみんなと学んでいくためにどう展開したらいいのか、この説明の仕方で伝わるか、発問は適しているかとたくさん悩んだので、緊張しながら発表しました。
 
 このテーマでは、騒々しい教室ではなく、静かに学べる教室を作る必要があること、そのために教師の話し方や意図的指名が重要であると学びました。
 
 静かに学べる教室を作るために、「教師は言葉を一人ひとりに、大切なものを手渡すようにそっと届ける」と本に書かれていました。私はこの部分を読んで、実際にどう子どもに声をかけてあげればいいのだろう、ゼミのみんなと深めたいと感じ、交流しました。みんなと具体的に考えてみても難しく、悩んでしまいましたが、「褒めるだけではなく、先生が捉えた価値を伝える」といいと、玉置先生から教えていただきました。「いいね」だけではなく、「○○だと考えたんだねいいね」とすることで、一人一人に届けることができると、とても納得できました。

 意図的指名については、学びが滞っている子どもも指名されて答えられるようにするにはどうしたらいいか、みんなで考えを出し合い、自分だけでは気づけなかった方法を知ることができて、充実した時間になりました。

 道下さんの担当である「教材をつなぐ」では、実際に自分自身が体験しながら、あらゆる場面での子どもと教材のつなぎ方を学ぶことができました。

 授業中、寝ている子どもや落ち着きがない子どもに目が向けられやすいですが、静かに座っているけど授業の内容が分かっていない子どもも、実は教材とつながることができていないのだと学びました。ここで、彼らを問題とするのではなく、サインであると捉え、彼らが教材とつながるための「場所」を残してあげることが必要だと理解しました。

 発表に向けて準備する中で、教師として必要な能力がまだまだ足りていないと改めて痛感しました。これから玉置ゼミでの学びを通して、着実に力をつけていきたいです!(間宮)

5月11日第1回教師力アップセミナー・田中博史先生からの学び(石川・由原・小林)

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 こんにちは。10期成の石川百音です!今回は、第1回教師力アップセミナー田中 博史先生からの学びについて書かせていただきます。

 筑波大学附属小学校副校長をはじめ、学校図書教科書「小学校算数」監修委員や、全国算数授業研究会会長・学習指導要領実施状況調査委員会委員・NHK 学校放送番組企画委員などを歴任された、田中博史先生の公演を聞かせていただきました。

 田中先生から学ぼうと来場された、教育現場で働く先生方の人数の多さに刺激を受け、田中先生からの学びに更に期待が高まるところから1日が始まりました。

【発想を色々変えて子どもと向き合う!】

「ねえ先生、ここって貼っていいの」すると、
教師「さっき説明したでしょ。聞いてなかったの!!」

 さてさて、この子ども、本当に話を聞いていなかったのでしょうか。
 考えられることは・・・。こんな問いから始まった講義。この発問を聞いた時、私だったら児童の言葉を鵜呑みしてしまい、質問の背景に隠された子どもの本心を考えられる余裕はもてていないだろうなと感じ、開始早々度肝を抜かれました。

 質問してきた子どもの心情をほかの角度から考えて見た時に、「本当は聞いていたけれど、あっているのか不安で聞いてきたのではないか」「自分(先生)の説明不足なのではないか、分かりにくかったのではないか」などと、児童が質問してきた、という行動ひとつから色んな要因を考え出すことが出来ました。

 そうすることで、児童の行動を否定することで終わらずに、どんな状況であれ一緒に寄り添う。という姿勢を示すことができます。まさに、このような思考を巡らせ、行動に移すことが教育現場では求められていて、児童の行動から複数の背景を予測し、その子の本心を捉え、その時の子どもの声に寄り添う対応をとることが児童とのより良い関係を築き、最善の教育の提供に繋がるのだと学びました。

 ここまでは、教育全体に通用する大切な学びについて書かせていただきました。ここからは授業という観点に絞った学びについて書かせていただきます。

【解決策より、困っていることを語れる子を見つけてあげよう!困っている子に寄り添う授業!】

 このことを学んだ時、「待ってました!そんな授業!」そう感じたのが私の素直な気持ちでした。私はどちらかというと理解に時間がかかり、授業についていけないことが多くある児童でした。

 困っていることを困っている。といえる余裕すら与えられず、良い意味でも悪い意味でも、リズミカルに進んでいく授業。解決策がどんどん黒板に並び、その雰囲気にただ呑まれて終わることが多くありました。

 しかし今回学んだ授業は、困っている子の疑問にフォーカスし、それを軸に授業を進行し、その結果学びの質がとても深まる授業でした。公式などを詰め込み、問題をとけるようにすることは塾でもできます。しかし、色々な考えを持つ子が集まり、一緒に授業をする教室でしかできない本質にとことん迫る学びがあります。その学びの達成のひとつの方法として、困っている子に寄り添う授業こそがとても大切なことだし、多くの児童を救える素敵な方法だと思いました。

 今回は、教育全体、授業の場面とで分けて、私自身の学びを書かせていただきました。今回の講義全体で共通し大切だと学んだことは、「発想を色々変えて子供と向き合う」ということでした。そうすることで新たな発見があり、子どもとの向き合い方を変えることが出来ます。そのような児童生徒との関わり方ができる教師を目指したいと強く感じた一日でした。

 また、一つ新たな学びを与えてくださった、暖かさで溢れる田中先生との出会いに感謝し、そして様々な学びの場を提供してくださる玉置先生に感謝です。(石川)


 こんにちは!9期生の由原希音です。今日は、先日行われた第1回教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきたいと思います。

 今回は、田中博史先生から「子どもが変わる学級づくり 〜算数授業を通して〜」というテーマで講演していただきました。算数が苦手な生徒の視点に立った授業が行われており、取り入れたい工夫がたくさんありました。そこから、特に印象に残った2つの工夫について書いていきます。

 1つ目は、発表するときに1人の児童生徒に言わせないということです。分かっている子だけが発表する授業では、周りの子はついてこれず、より苦手意識が高まるばかりです。そのため、「〇〇さん、これはどういうことかわかる?」と児童が児童に質問するように展開していくことが必要だと学びました。自分に質問されていると思うことで、理解しようという意欲が高まり、活発な授業にも繋がるのだと感じました。

 2つ目は、発表の練習をする機会を与えることです。自分が評価されると思うと、自信が持てず発言できない児童が多いので、困っている、分からないと伝えることも発表だということを伝えていくことが必要だと学びました。そして、発表の練習の場として、ペアで話し合う活動を設けます。そこで、分かっている子がわかっていない子に伝えるという、一方的な情報伝達になってしまわないよう、じゃんけんで勝った子が話すなど、お互いが話し、発表の練習ができる場を与えていくことが、発表への苦手意識をなくすことができるのだと感じました。

 今回の講演で、授業を考える際には「苦手な子の立場になって考える」ことが大切なのだと改めて感じました。この視点を、教師となっても持ち続け、よりよい授業ができるよう励んでいきたいと思います。

 今回もこのような貴重な学びの機会を与えていただき、ありがとうございました!教採まであと約1ヶ月!みんなで一緒に合格しようね!!(由原)


 こんにちは。9期生の小林です。今回のセミナーで最も印象に残っていることは、冒頭でお話しされていた、「質問しやすい教師であるべき」ということです。細かく説明した事柄について子どもが再度説明を求めてきた際、教師は「この子どもは聞いていなかった」と決めつけてしまうことがあります。

 しかし、子どもの立場になって考えを巡らせてみると、単に教師の説明を聞いていなかったのではなく、自分の解釈に対して不安を抱いただけかもしれません。不安になっていた子どもに「聞いていなかったのか」と問い詰めれば、その子どもは二度と質問しない子どもになってしまうかもしれません。質問することは悪いことではなく良いことであり、疑問を解消し学んでゆくためにとても大切なことです。教師のひとことで子どもの考え方や学び方を悪い方向へ変えてしまうことは、あってはならないことだと感じるとともに、自分も気をつけていこうと思うきっかけになりました。
 
 私自身、長い説明を集中して聴くことが苦手です。気をつけていても内容を忘れてしまうことはあるし、子どもなら尚更忘れることがあって当然だと思います。教師である私が完璧でないのと同じように、子どもたちも完璧ではないことを常に頭に入れておきたいと思います。
 
 今回のセミナーでは、完璧主義ではない、失敗を寛容に受け止める授業を拝見することができました。特に、困ったときは子どもに素直に尋ねることもより良い授業づくりに繋がることは、私にとって大きな学びとなりました。ありがとうございました。(小林)

5月11日教師力アップセミナー(田中博史先生)から学ぶ(道下・古賀・荒木)

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 こんにちは!10期生の道下です。先日、今年度第一回目の教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は田中博史先生から「子どもが変わる学級づくり ~算数授業を通して~」というテーマでお話をいただき、私が学んだことを二つに絞って記事にします。

 一つ目の学びは、発表の練習をすることについてです。田中先生のお話から、発表は練習させてもいい、一回きりでなくてもいいということを学びました。特に、「今から誰かに当てるから当てられたらどう話すか隣の人と練習してごらん」という言葉掛けには自分にその発想がなかったのでとても驚きました。

 思い返すと、小学校、中学校の発表場面はいつも一度きりで、教師に当てられて話したときに出た言葉が発表の内容でした。しかしこの声かけをすると、一回きりでなく何度でも自分の考えを相手に伝えようと頭の中を整理して話すことができて、発表は一回で正解に辿り着かなければいけないという完璧主義の考えを壊し、発表のハードルを下げることができます。

 田中先生が算数は子どもが憶病になってしまう教科であるともお話しされており、正解にこだわってしまうけれど、「ここまでは分かるけどここからがわからない」と自分の困っていることを自然に話せることを褒めるなどして、自分がわかるところまで発表したいと思える、安心できる学級づくりをしたいと思いました。

 二つ目の学び、というより感動したことについてです。積み上げ型の学習ももちろん大切ですが、まずは教える側が楽しいと思う授業を実践したり、教師が面白いと思った問題を子どもに取り組ませたりすると、子どもも算数って楽しい、勉強って楽しいと子どもが見る世界が変わるというお話にも感動しました。私は塾講師のアルバイトをしていますが、子どもの表情や感情はとても素直で目が輝く瞬間は隣で見ているとわかるものです。教師の視点を変えると子どもに新しいなにかを与える、なにかに気づかせてあげられる、教師という職業は本当にやりがいのあふれる仕事だと改めてセミナーを通して感じました。本当に貴重な学びの機会をありがとうございました!(道下)


 こんにちは。9期生の古賀です。先日行われた教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。今回は田中博史先生に「子どもが変わる学級づくり〜算数授業を通して〜」というテーマでご講演をいただきました。

 「子ども研究」という発想をもつことが大切であることを学びました。誤答を生かすことは、本人だけでなくその子の後ろに立つ親もつらい気持ちになることがあり、先生に見つからないようにして、苦手意識を強めたり、萎縮していってしまうので、机間指導や学級全体への声かけを工夫していきたいです。子どもの時、自分が嫌だったことを振り返りながら、学級経営、授業づくりに生かしていきます。

 次に算数授業を通して聞き手参加型の授業の在り方を学びました。前半10分は誰でも参加できるよう、その気になれば分かるウォーミングアップのようにすること。隣同士で発表の練習をすること。子どもが発表するときに、他の子を巻き込みながら発表させること。受信するだけでなく、受信する前に考える時間を作ること、いつも同じ子が話すことが無いよう様々な工夫をすることなど多くの授業技術を学ばせていただきました。

 講演の中であった「子に恥をかかせなくても大人が引き受ければいい」という言葉を胸に精進してまいります。田中先生、運営委員の皆さん、今回も素敵な学びの場をありがとうございました。(古賀)


 こんにちは!9期生の荒木です。私も教師力アップセミナーでの学びを記事にしていきます。「まずは子ども研究」という考え方を大切にした授業展開について学びました。

○算数は、臆病になりやすい
 算数では答えが1つに決まっているので、答える内容によって自分が評価されてしまうという感覚から臆病になりやすいです。「低学年なら(又は6年生なら)どう答えると思う?」というように、別の人間の姿を借りて評価対象を自分以外に移すことや、出た答えの伝達を重視するのではなくその答えに至った過程を気軽に共有できるような雰囲気作りをすること、発表の練習をする機会を設定することなどを学びました。

○間違えた経験から算数嫌いになる
 授業で間違いを晒された子どもたちは、算数が苦手になり、「わからない」を隠すようになってしまいます。そのような事態を防ぐため、算数授業で子どもに恥をかかせなくても教師が引き受ければいいことを学びました。間違っている子どもの答えを共有するのではなく、教師がその児童の代わりとなって共有する方法や、友達の間違えてしまった気持ちを理解することも大切にしながら授業を進めていくことなどを学びました。

○苦手な子どもに合わせた問題設定
 割り算の筆算の方法を学ぶ授業を例に、問題の設定は、苦手な子どもに合わせて行うことを学びました。割り算の問題では、掛け算、繰り下がりの計算などつまずきやすいポイントが沢山あります。割る数を1の段にしたり、繰り下がりの必要がない数字の組み合わせを考えたりしてつまずきやすいポイントを取り除くことで、掛け算や繰り下がりの計算が苦手な子どもでも割り算の仕組みを分かるようにする工夫を学びました。

 今回のセミナーから、自分が子どもの時に授業を受けていて嫌だったこと、それが自分の算数嫌いに繋がっていたことを思い出しました。子どもの視点を教師になっても忘れずに、子ども目線に立った授業づくりを行っていきたいと思いました。
 今回も貴重な学びをありがとうございました。(荒木)

5月14日10期生ゼミでの学び(道下)

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 こんにちは!10期生の道下です。第6回ゼミでの学びを記事にさせていただきます。
私は「教材とつなぐ」という部分を担当しました。本を読み自分なりに考えを深め、その内容を発表することは初めての体験でした。どうしたらゼミの中で学びが深まるか、何を考えて欲しいか、何を自分が伝えたいのか、授業づくりのような難しさを感じました。

 「教材とつなぐ」では、授業に着いていくことができていない子どもを助ける手立てや、一部の子だけで進めるのではなく、みんなで教材をもとに確認するような、いわば取り残されない授業づくりについて記載されていました。

 この章を通して、授業に着いていくことができていない子どもを個別に対応する方法以外に、クラスの子どもたちが今なにをしたらいいかが分かっているか、教師の指示は通っているか、話を聞けていない子がいないかどうかなど、常に子どもたちに意識を向けて、取りこぼすまえにすくってあげられるような、またはすくってあげられる機会を教師がつくることが重要だと考えました。「教材とつなぐ」こと、取り残すことなくみんなで授業を進めることを秋の実習でも大切にしたいです。

 では、9章の間宮さんの発表内容での学びをまとめます。9章は、「騒々しい教室にいいことは起きない」というタイトルでした。騒々しいとは、人の話を聞くよりも、自分の意見を聞いて欲しい騒々しさや、教師が声を張り上げているという例です。目指すクラスの姿は、子どもたちの意見が適切なボリュームで飛び交う賑やかなクラスであることを再認識できました。

 9章で驚いたことは、授業の始まりはテンションを上げないということです。授業の最初で盛り上げることで子どもたちが前のめりになるという安易な考えではなく、子どもたちの真の学びになることを重要視して授業を組み立てることの大切さを学びました。

 6回のゼミを通して、10期生の仲も深まり、話し合いでも自分の意見を伝えることができるようになってきました。いつも90分があっという間で本当に濃い時間を過ごすことができています。10期生のみんなありがとう。これからも一緒に学び合っていこうね!(道下)

5月7日10期生ゼミでの学び(石川)

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 こんにちは!10期生の石川です。第5回ゼミでの学びを記事にさせていただきます。

 佐藤暁先生の『対話と協力を生み出す協同学習』第3章もいよいよ終盤に差し掛かってきました。今回のゼミには素敵なゲスト、林先生にもお越しいただきました!

●自分の発表を振り返って
 「授業って本当に難しい!!」これが今回発表を通して感じた私の素直な感想です(笑)。自分でかなり準備したと思っても全く思い通りには進められず、悔しさが残る発表となりました。私が今回の発表を通して特に学んだことを2点振り返りたいと思います。

【発問の仕方が学びの深さを決める】
1. 今回の発表を作るにあたって、自分自身佐藤先生の本を何度も読み、一生懸命理解しようと準備をするとは当然です。ですから、授業の作成者である私は自分の中で話を理解し、なんとなく頭の中で枠組みが出来上がった状態で発表を作り始めることができます。なので問いかけの内容も、これをこう質問したら相手はこう答えてくれるだろう。と都合の良い連想をしてしまっていました。その結果、的が絞られておらず、分かりにくい発問でもその落ち度に気づかずに進めてしまっていたということを引き起こしてしまいました。

 実際自分の聞き手は初めての内容を聞く人なので、しっかりと順序立てて要点がまとまっていなけば話は全くもって通じず、逆に混乱させてしまいます。この状況を作り出してしまった今回の私の授業で、発問の仕方・内容の検討の重要性を改めて実感しました。

【授業者が発表内容について混乱してしまっては受け手も混乱を招くのは当然⠀】

2. 発表者、授業者が混乱してしまっては、当然受けても混乱します。授業者として意見を寛容に取り入れる能力は必要ですが、それは必ず意見、授業が深まります。しかし、意見のブレは、深まるどころか混乱を招く。そんなことがよくわかりました。だからこそ授業者の内容理解、解釈そして。教材研究がどれだけ大切かを学びました。

 私はもうひとつのテーマでも発表担当させて頂けるので、次こそは今回の発表よりレベルアップした授業を展開し、リベンジを果たしたいです!
 
● 尾崎くんの発表から
 言葉は届けるものであり、受け取るものである。というテーマの発表でした。授業者である尾崎君は本に書かれている内容をみんなに伝えようと説明してくれました。授業者になると、どうしてと説明したくなってしまう気持ち。私もとても分かります。
 
 しかし、説明だけでは、教科書を1人で読む学びと何も変わりません。深い学びはやっぱりみんなで考えて、意見を出し合って、聞き会うことが大切です。だからこそ、そんな学びの場を提供できる教師の役割は、深い学びを起こさせる授業展開を考えることなんだと。尾崎君の発表から改めて学ぶことが出来ました。

 尾崎君の今回の担当である、言葉は届けるものであり、受け取るものである。というテーマはものすごく大事な内容が詰まっています。もう一度このテーマの発表を尾崎君はしてくれます!!!次回の発表に期待が深まります!

○ できたてほやほやの言葉を語る児童生徒は体が動く!!
 上に記述した言葉は、玉置先生からの宝の動画からの私の学びです。今回のテーマであった、できたてほやほやの言葉とは、頭の中のもやもやの状態の考えを言語化することで自分の考えが出来上がる。まさにその時に発した言葉のことをできたてほやほやの言葉と述べられていました。

 この言葉を引き出すためには、子どもがまず「考える」ことをすることが大切で、その考えることをしてくれるようにアプローチすることが教師としてとても大切なんだと学びました。

 また、何かを伝えようと必死な子ども、できたてほやほやの言葉を発しようとしている子どもは気持ちを伝えたいという心が前面に出て、体が勝手に動いてしまいます。それこそが、できたてほやほやの言葉を発したいというサインなのだと学びました。このような、子どもが学びに積極的に向かおうとしているサインを見逃さずに、子どもの学びを深めるアプローチができる教師になりたいと思いました!

 毎回、ゼミを重ねるために色んな視点から教育について、授業づくりについて見られるようになってきているように思います。さらにゼミでの学びに一生懸命励み、自分の引き出しを増やしていきたいです!!(石川)

5月8日9期生ゼミでの学び(榊原)

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 こんにちは、玉置ゼミ第9期生の榊原計人です。今回は5月8日に行ったゼミでの学びを書いていきます。

 今回は、1.対策問題を解く 2.面接の確認 3.小論文の練習 の3つを行いました。

 対策問題は2周目に突入し、ゼミ生みんなが問題を1週目よりも多く正解しているようで、成長を実感しました。

 面接の練習については、みんな自己PRや志望動機が固まってきました。玉置先生に「よし!言うことなし!」と言って頂けるほど内容も話し方も良くなっています。

 今回から小論文の練習が始まりました。今回学んだ1番のことは、最初に結論Aを書き、理由や考えの補強をして最後にA'を書くことが基本だということです。これがしっかりしていないと中まで読まれない、できていて初めて内容が読まれると先生は仰っていました。実際に資料から結論Aを考えてみて発表したのですが、先生から、僕の結論Aは資料の内容から飛んできて直結していないものになっていると指摘していただきました。まだ問題から何を聞かれていてどう答えればよいのか、キーワードは何なのかがパッと読み取れていないことに気が付きました。

 まずは最初の1次試験を突破できるように、これからの練習で色んな課題をクリアしていきます!(榊原)

4月30日10期生ゼミでの学び(齋木)

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 こんにちは!10期生の齋木です。今回は、第4回のゼミでの学びを記事に書かせていただきます。

 私は、「子どもの『心の動き』に気づく」について発表しました。私自身このような発表はあまり行った機会がなくとても不安でした。しかし今年の教育実習に向けて人前に立って発表することはとても貴重な体験になりました。発表を進めていく中、話し合ってもらい発表してもらうのですが、私は一方の意見しか聞かず、玉置先生に「話合わせたのなら両方の意見を聞くべき」と助言をいただき、今後の模擬授業などに生かしていこうと勉強になりました。

 今回私が担当したところからは、児童がグループ活動をしている間に、「できるーできない」を見るのではなく、児童らの所作を見て『心の動き』を感じ取ることが大切であるということが分かりました。この学びを受けて、教育実習では、教室内には様々な子どもがいるので、1人1人に目を向け、何か違和感を感じたらすぐ動けるようしたいと思いました。

 森山さんの発表では、「一往復半の技術」を学びました。この技術は教師が問いを出し、児童が答える1対1で終わるのではなく、答えてくれた児童以外にも投げかける技術です。このような技術を使うことで、子どもが話す時間が増える効果があるということが分かりました。また、この技術はベテランの先生でも難しいそうですが、「今の意見○○さんどう?」というように少しでもこの技術を使おうと思いました。

 最後に玉置先生から、○つけ方を動画を視聴しながら学びました。この○つけ方では、1時間に1回行うと良く、スピード・称賛の声掛けがポイントであることが分かりました。また、「オープンカンニング」という技術で、分からない子のためにできた子の答えから教師が、特徴をクラスに響き渡るように言うことで、分からない子に先生が回るまでに特徴から答えを出せる。という○つけでの技術を知ることができました。

 今回学んだこれらの技術を教師になるまで知識として入れて置き、実際に授業をするときが来たらまずは1つでもよい授業を作るために、実践したいと思います。(齋木)

4月30日10期生ゼミでの学び(森山)

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 こんにちは!10期生の森山です。今回は、第4回ゼミでの学びを記事に書かせていただきます。

 私は今回、「教師がしゃべりすぎないための手立て」について発表しました。しゃべりすぎないための手立ては沢山ありますが、その中でも特に「一往復半の技術」というものが勉強になりました。

 一往復半の技術とは、「△△だと思います」「すばらしい」で終わるのではなく、「今〇〇さんが言ってくれたけど、□□さんはどう?」と周りの子どもにつないでいくものです。教師が発問をし子どもが答えて終わりではなく、その後の周りの子どもへの投げかけがとても大切であると学びました。

 齋木さんの発表からは、子どもの心の動きに気づくことが大切であると学びました。教室を見渡したとき、どうしたのかな?と違和感をもてるようにしたいと思いました。授業のなかで子どもが見せる様々な仕草に注目し、子どもの心の動きを見られるようにしたいです。

 玉置先生から、「オープンカンニング」について教えていただきました。机間巡視をしているとき、「〇〇ではじまるんだね」や「線引くんだね」と声にだし、ヒントを与えることが大切だと学びました。そうすることで、質問の意味が分からない子どもや考え方が分からない子どもは気づき、書くことができます。そして、その子どもを教師は褒めることができます。私も、「オープンカンニング」を実践してみたいと思いました。

 今回が玉置ゼミでの初めての発表ということで少し緊張しましたが、みんなの発表から学んだことを模擬授業に活かし、実践していきたいです。毎回沢山の学びがある玉置ゼミで、授業を見る目や技術をどんどん高めていくことができるよう頑張ります!(森山)

4月29日9期生ゼミでの学び(石上)

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 こんにちは!9期生の石上です。

 今回は4月29日のゼミでの学びについて記事にしていきます。今回のゼミでは、玉置先生に実際の面接のように追質問などもしていただき、志望動機について助言をいただきました。

 私は前回のゼミでの学びを活かして、もう一度一から練り直しました。しかし、追質問をされた際にまだまだ抽象的になってしまう部分があったので、自分の経験を元により具体的に語れるよう考えを深めていきたいと感じました。また、前回と今回の学びを通して、改めてなぜ自分が教師になりたいのか、いくつもある職業のなかで教師でなくてはならないのはなぜかを考えることができました。
 
 ゼミの仲間の面接練習を見ていると、それぞれがしっかりと教師に対しての憧れや熱意を語っていて、もっと自分も頑張ろうと刺激を受けました。ゼミで学ぶ度に毎回たくさんの刺激をもらうので、玉置ゼミに入ることができてよかったなあとつくづく思います。

 自信をもって教員採用試験に挑めるよう、あと少しの間気を引き締めて9期生みんなで頑張っていきます!!

4月23日10期生ゼミでの学び(松野)

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 みなさんこんにちは!玉置ゼミ10期生の松野です。今回は先日行われた10期生ゼミでの学びを記事に書かせていただきます。

 今回も前回に引き続き、佐藤先生の『対話と協力を生み出す協同学習』という本をもとに話し合い、今回は「個人作業の時間を見直す」ことについて考えました。

 今までの授業を振り返ってみると、「まずはひとりで考えましょう」などと指示が出て個人作業の時間がありました。実際にゼミの中でも個人で考える時間をとると、すべての学生が「困ってしまう」という意見で一致しました。個人作業の時間は机は前向きで机と机の間には距離がとってあるため、分からなくても助けが求められなかったり着手できなかったりし、子どもを困らせてしまいます。

 そのため、机は1人ずつ離さずはじめからペアや班、コの字型に配置し、仲間の作業が見える、困ったときに助けを求められるように個人作業を共同化することが大切だと学びました。

 また。池田さんの発表や動画の視聴からいっしょに佇むことや教科書を活用して発問を工夫し、子どもの発言を価値付けすることの大切さを学びました。

 教科書にあることを子どもたちに発言してもらおうと思うとよくできている子どもだけで授業が進んでしまうため、教科書にある吹き出し等を利用し、工夫して発問することで子どもたちが学び合うことができる授業をつくることができると学びました。

 ただグループ机をつくり交流するのではなく、子どもたちが交流しやすい隊形になるよう配慮したり妙な動きをしている子どもがいた場合は声を掛けたり価値付けしたりすることが大切だと強く感じました。

 このように、授業の流れや机の配置を工夫して個人作業の時間を見直すと同時に、子どもの傍で一緒に仲間の発表を聞いたり発問を工夫したりして子どもたちが学び合える授業、学級をつくりたいと思います。そして今回学んだことを今後の実習等にも生かしていきたいと思います。(松野)

4月23日10期生ゼミでの学び(池田)

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 みなさんこんにちは!玉置ゼミ10期生の池田です。

 今回は第三回のゼミでの学びを記事にしようと思います。佐藤暁先生の「対話と協力を生み出す協同学習」という本を読み、書いてある内容が授業ではどのように生かしていくのか、自分なりに考えたことを発表しました。

 今回は「いっしょに佇む」ということの大切さを学びました。

 例えばグループ交流の場面における「いっしょに佇む」とは、交流をする際に心配な子のそば(隣)でいっしょに仲間の話をきいてあげることです。このようにすることで、子どもは安心感や見守られていることを実感することができると思います。ただそばにいるだけではなく、仲間の考えを最後まで聞くことができたことを褒めたり、「分かった?」などと声をかけることが大切です。

 全体交流において、教師は心配な子の傍で発言を聞くなどの配慮をすることで、子どもは安心して授業を受けることができると思います。ここで大切なことは、子どもの気になる行動(きょろきょろする等)を見逃さないことです。授業において子どもの些細な行動に気づき、教師が声をかけ、誰もとり残さない授業をつくることが大切であると学びました。

 松野さんの発表から、個別学習は子どもを困らせてしまうため、個人作業を共同化させることが大切であると学びました。個人作業の共同化とは、個人で考える前に隣同士やグループで、「何を使うか?」「どのように考えたら答えを導き出すことができそうか?」を相談させることです。分からなくて困ってしまう子も、最初に考え方などを仲間と共有することで、不安を減らすことができ、効率よく勉強ができます。

 机の形をコの字型にすることで仲間と相談がしやすくなります。学び合いがしやすいように机の配置も考えていきたいです。

 今回のゼミでは、子どもの気持ちになって考え、誰1人とり残さないために授業で工夫できることを学びました。新たな気づきもあり、実習でも生かせるようにしたいです。今後のゼミも楽しみです!(池田)

4月22日9期生ゼミでの学び(古川)

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 こんにちは、9期生の古川です!
 今回は4月22日に行われたゼミでの学びを記事にしていきます!!志望動機をテーマに面接練習を行い、玉置先生から助言をいただきました。

◯エピソード(きっかけ)から教育実習に飛ばない!
 僕たち9期生の志望動機はきっかけから教育実習に飛ぶことが多く、その間の「繋がり」は何なのか指摘されることが多くありました。教育実習に行く前も大事だと感じました。

◯書いたことをそのまま言おうとしない
 当たり前のことですが、どうしても書いたことをそのまま言おうとしてしまいます。百戦錬磨の面接官に伝わるように書いたことを言おうとせず、自分の想いを語れるようにしたいです。

◯他の仕事ではダメだという強い信念を!
 自分が認識している教師像、目指すべき姿は教師ではないとダメなんだと伝わる内容にする必要があります。「それって塾でもいいのでは?」と思われない内容にしなければならない。

〇「なぜ教師を目指すのか」
教採面接で必ずと言っていいほど聞かれる質問ですが、自分の意志をただ伝えるだけでなく、その経験の本質は何なのか考えていく必要があるなと感じました。

 毎回感じることですが、ゼミでの学びが多く「もっと頑張らないと」と思わされる日々です。教採合格に向かって頑張っちゃいます。

4月16日10期生ゼミでの学び(岡田)

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 こんにちは。玉置ゼミ10期生の岡田健太朗です。今回は、4月16日に行われた10期生ゼミでの学びについて話していきたいと思います。

 「授業の初めに机が散乱している子」、「机に伏せている子」など自分が教師になった時に必ず1人はいるような子どもへの声掛けや行動として、「机の上のものを一緒に片付ける」などの行動やや「どうしたの?」などの声掛けをしたり、めあてを読ませることにより、授業に参加するきっかけとなることを学びました。

 また、ペアや班の活動が滞ってる時は安易に手がかりを与えるのではなく、そのペアや班のところに行き、子どもたちの話をよく聞き、わかるところから確認していき、どこが分からないかを見つけ出させることが大切であり、子どもたちに気づかせるようにするべきなのだと学んだ。

 発表の際に玉置先生に発表者の当て方や、子どもの呼び方、教師の反応の仕方などを教えて頂きました。教師側から「発表してるくれる子いる?」のように聞くのではなく、意図的指名を行うべきと玉置先生が仰っており、意図的指名をするには子ども一人一人のことを理解しておく人用があると学びました。子どもを理解するためには日頃の授業や休み時間などで子どもたちの様子を観察することが非常に大切であると感じました。

 子どもの発表したあとの教師の反応として、子どもが言ってないことまで付け足しで話してしまうのは子どもからしたら、「自分はこんなことまでは言ってないのに」と考え、学習意欲が下がる原因になってしまうため、子どもが言ってないことは勝手に教師側から言わないということを意識しないといけないと学びました。

 発表した子どもがとても大切なことを話していたり、難しいことを話していたりした時はその子にそのことについて再度説明してもらうだけではなく他の子に「今の𓏸𓏸さんの発言聞いて、どう感じた?」なども聞くことにより、それに対しての自分の意見も発言しやすくなったり、発表した子のことを褒めることが言われれば、その発表した子も嬉しいと感じ、子供を繋ぐということに繋がることも学びました。

 今回の10期生ゼミでの学びを教育実習だけでなく、これから教師として授業をする際にも生かしていきたいと思います。(岡田)
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