6月11日10期生ゼミでの学び(池田)

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 みなさんこんにちは!玉置ゼミ10期生の池田です!

 今回は6月11日の10期生ゼミの模擬授業での学びを記事にしていきたいと思います。

 私は小学校5年生社会科「くらしを支える食糧生産」の単元を選び、模擬授業をしました。私がこの模擬授業を通して学んだことを3点書きたいと思います。

 まず1つ目は教材研究の大切さです。模擬授業案を作るうえで、教科書の資料の活用方法や、気づいて欲しいポイントを引き出すための問いかけをたくさん考えました。グラフや資料から児童が疑問に思うであろう点を見つけ、問いかけることで、授業の内容がより深いものになることを学びました。教材研究をたくさんし、児童にどのような声かけをするか考えておくことで、安心して授業ができると感じました。

 2つ目は導入を軽くすることです。導入は子どもたちと教材とをつなぐ大切な部分です。そのため、どの児童も参加しやすいものにする必要があります。今回の模擬授業では、お米の収穫量ランキングを作成し、誰でも参加できるもので、児童の興味を引くものから始めるということが大切であると学びました。

 3つ目は、児童が、教師の求めている回答をしたとしても、すぐに納得しないことです。今回の模擬授業では、児童役が求めている回答をしたときに、私はすぐに「そうそう!よく気がついたね!」などと反応してしまう場面がありました。そのような状況では「へぇ〜そうなの?」と他の子にも聞くなど、教師がすぐに納得して正解としてしまうのではなく、みんなが理解できているかを確認し、共有する必要があると学びました。

 これまでに学校の課題で授業案を考えることはあっても、授業案作成から模擬授業まで行うことは初めての経験でした。準備をするにあたって、一つの授業を作るために学校の先生方が、多くの時間を使って教材研究や授業の進め方を考えていらっしゃることを思うと、改めて先生方はすごいと感じました。今後も他のゼミ生の授業からたくさんのことを学び、教育実習に臨みたいです。(池田)

6月4日10期生ゼミでの学び(松野)

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 こんにちは!10期生の松野です。今回は6月4日に行われたゼミの模擬授業での学びを記事に書かせていただきます。

 今回から模擬授業が始まりました。私は模擬授業を通して、教材研究の大切さや授業のつくり方、板書の仕方など、多くのことを学ばせていただきました。今回学んだことを二つに分けて書かせていただきます。

 まずは私自身の模擬授業での学びと振り返りについてです。
 
 私は小学4年生の道徳「えがおの花大作戦」の模擬授業をさせていただきました。最初でとても緊張しながらも前回までに学んだ価値付けをすることや発言から子ども同士をつなぐことなど、すべてではありませんが少しずつ取り入れることができたと思います。

 しかし、玉置先生や10期生の仲間から多くのご指導や助言もいただき、新たに多くのことを学ぶことができました。

 特に教材研究の大切さや授業づくりです。導入は誰もが発言できるような発問で意図的に当てるのではなく、短くリズミカルに発言してもらうこと、子どもの発言は全部ではなく、キーワードだけを板書し、板書に時間をかけすぎないことが大切だと学びました。

 また道徳は最初に登場人物を必ず聞き、最後は「自分事にする」ことが大切であり、自分の道徳観だけでなく、いろいろな道徳観があることを理解してもらうために他に取り得る行動を考えたり、自分ならやらないという行動を選んだりと発問を工夫することの大切さを学びました。

 次に道下さんの模擬授業からの学びについてです。子どもが簡単に答えられる発問から始めることで内容に入りやすくなることや、机間指導の際に子どもの話し合いに参加することで価値付けや意図的指名につなげることができると学ぶことができました。

 このように、模擬授業を通して教材研究や発問を工夫することの大切さなど、仲間からも多くのことを学ぶことができました。今回までに学んだことを吸収しつつ、今後も仲間と高め合っていき、教育実習等に生かしていきたいと思います。(松野)

6月4日10期生ゼミでの学び(道下)

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 こんにちは!10期生の道下です。第9回から新たに始まった模擬授業での学びを記事にさせていただきます。
 模擬授業を行うにあたり、指導案を作成して授業に臨むまでの過程での学びと、模擬授業を実際に行なって得た学びの二つの学びについて記述させていただきます。

 まずは、模擬授業に臨むまでの過程での学びです。私は、道徳の「手品師」の模擬授業を行いました。この教材は「誠実」を主題にしたもので、当初指導案には子どもたちに誠実に生きることを考えさせ、終着点は誠実に生きることが大切であると記載しました。しかし玉置先生に「道徳は教材から想像させることが重要である」と助言をいただき、子どもたちが考えたり想像したりできる授業へと指導案を修正していきました。自分では子どもたちみんなが考えられるような授業をしたいと思っていても、考えさせたい問題や価値観があるとどうしてもその部分について意見や考えを求めてしまいます。指導案を書く際には、この発問は子どもたちみんなが考えられる発問であるかどうか、教師がねらうことではなく、自分の考えを深めたり、自由に考えたりすることができるかどうかなど、チェックする視点を得ることができたことは大きな学びです。

 次に模擬授業を実際に行なって得た学びについてです。これが驚くことに、ゼミで学んできた意図的指名や机間指導、子どもどうしをつなぐことが自然に実践できたことです。日々ノートに書いて重要であると学びを深めていたことは実践の機会でも発揮できることを実感しました。しかし、これまでの学びがあるからこそ、今は挙手して指名をするのか、意見がある子みんなに当てていくのか、何人に意見を話してもらうのがいいのか選択肢が頭の中に浮かんできて迷ってしまう場面が多々ありました。ここでも、授業名人の方は「自然にできる」ことが多くあるのでやはりすごいなと感じました。これも自分が実際に黒板の前で迷ったからこそ改めて気づくことができた学びです。

 もう一点は指導案に書いていない発問についてです。今回の授業で学びを深めていきたいと思った場面で指導案にない難しい発問をしてしまいました。指導案に書いている発問は自分が子どもの反応までじっくりと考えたものですが、授業の場面に応じてそのときに問いかける言葉には注意をしないと授業の混乱を招きかねないと思いました。指導案を書く上で展開を予想する力も必要であり、なにより分かりやすい発問をすることは基本として大事にしていきたいです。

○松野さんの模擬授業からの学び(道徳4年・笑顔の花大作戦)
 これまでに学んできた授業技術を実践し、自分の意見を書かせたり、少数派の意見を共有したりすることができていていました。(松野さんの次が自分の模擬授業だったため、頭の中が自分の授業のことでいっぱいでした…)

 模擬授業を終えて、指導案を作る段階から実践するまで本当に多くの気づきや学びがありました。まだまだ足りないところだらけですが指導してくださる玉置先生や、いつも学ぼうとする姿勢のある10期生の仲間、実践の機会をいただいていることに感謝してこれからも多くのことを吸収したいと思います!(道下)

5月28日 10期生ゼミでの学び(尾崎)

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 こんにちは!10期生の尾崎勇吾です。今回は第8回ゼミでの学びについて記事にしていきます。

 私は今回、佐藤曉先生が書かれた「対話と協力を生み出す協同学習」という本の中にある、「言葉は届けるものであり、受け取るものである」というテーマについて授業形式でプレゼン発表を行いました。自分はこの発表を通して、多くのことを学び、大きく成長することができました。

 自分は第5回にも同じタイトルで発表しました。そのときは、本に書いてあることをそのまま要約し、説明口調で発表を行っており、とても授業と呼べるものではありませんでした。そこで玉置先生からご指導をして頂き、自分の至らなかった点や足りていない点、身につけるべきものが明確になりました。第8回ゼミの前日には玉置先生にマンツーマンで指導をして頂き、授業をする際の技術やコツを教授して頂きました。

 そして再発表をした今回は、自分自身、前回とは大きく変わることが出来たと振り返っています。特に、前回は説明口調になっていたものを語りかけるように話したり、問いかけたりすることができました。その際には意図的指名であったり、ペア活動や一往復半の問いかけなど、様々な授業技術を取り入れることが出来ました。

 その結果、玉置先生をはじめ、ゲストで参加して頂いた長瀬先生からも良い評価をして頂くことができました。最初の発表では、出来ていない点ばかりでしたが、その時のご指導のおかげで大きく成長することが出来たし、自分に自信を持つことができました。これからも今回の失敗と反省を糧にして、ゼミや夏からの教育実習に活かしていきたいです。

 内容については、「言葉は届けるものであり、受け取るものである」というタイトルで発表を行いました。これはコミュニケーションの際に、自分は言葉を届け、相手の言葉は受け取るようにするというものです。教師としては、学校生活や授業中の子どもに対する言葉が特に大切で、子どもの姿によっては言葉は届かないということがポイントでした。今まで授業中の呼びかけなどは内容が重要だと考えていましたが、どんなにいい内容でもその言葉は届かないことがあるという考え方を見て、間違いないなという風に感じました。

 また、子どもたちの間での日常的な何気ない言葉のやり取りで傷つくことがあるということも書いてありました。しかし、自分は子どもに悪気はなく、責めることが出来ないのではないかなと考えました。それは子どもは思ったことをそのまま口に出しているだけで、考えればもっと優しい言葉が出るからと考えたからです。そのため、授業中においては時間を作ってから発表させる、日常においては「相手を傷つけないような言葉遣い」を心がけさせるなどすることで、そのようなこともなくなるのではないかなと考えました。

 今回の発表では、佐藤先生の本の内容はもちろん、授業技術についても大きく学び、成長することができ、とても価値のある時間でした。これから模擬授業が始まります。今回学んだことを存分に活かし、また足りなかった点は改善して、更にいい授業をしていけるように努力していきます!(尾崎)

5月21日10期生ゼミでの学び(齋木)

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 こんにちは!10期生の齋木明日香です。今回は先日行われた7回目のゼミでの気づきを記事にして書かせていただきます。

 まず、最初に私と森山さんで「授業の構造を考える」という内容を発表しました。

 前半は森山さんの発表で、板書を用いて進めていたので、このような授業が理想だと勉強になりました。また、森山さんの発表では、授業の配置・学習課題の子どもの動かし方・授業中の間というこの3つのポイントを学びました。森山さんの説明は、算数の授業を持ってくるなどより具体的に発表していて、すごく分かりやすかったです。ここから、説明をするときは、教科書に書かれたものをそのまま話しても児童たちには伝わらないので具体的にするのが重要であるということが分かりました。

 次に私からは班活動・協同学習・反復について学習させていただきました。三つの点について、学んで、何が一番教師に求められているのかを知ることができました。そして、発表を実際に、やってみて、森山さんみたいに具体的にはできなかったことが反省点です。また、私は、語彙力が足りないため、より分かりやすく伝えられない原因の一つでもあるため、まずは話術を磨かないといけないと思いました。

 次に、河上君と石川さんの発表からは、「よかれと思ってしていることを見直してみる」について学びました。

 このペアの発表では、一人は話を進め、もう一人は、板書を使い、出た意見を書いていくという形で、素晴らしい連携の授業だと感じました。そして、河上君の発問も何を聞かれているか分かりやすく、改めて、発問の仕方を考えることができました。また、「○○してはいけない」というところでの問いが沢山あり、ここを問いにすることで、ゼミ生みんなで、深く学び合い、授業で教師側はよいと思っているが、実は良くないことをよく理解することができました。

 今回のゼミを通して、知識を得たのはもちろんですが、他の子たちの発表を見て、授業づくりの工夫が一つ一つ分かってきました。私は、まだより具体的に説明したり、児童を引き寄せられるような授業はできていません。このままだと、今年にある教育実習・将来での授業が児童たちと、うまくやっていけないと思います。そこで、まずは板書を取り入れるなど今からでもできる授業技術を取り入れたり、なるべく、児童が話す機会が増える授業づくりを今後模擬授業が始まるので今後のゼミで意識して少しづつ改善していこうと思います。(齋木)
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