ひたすら歩いた先に


10月18日(日)にアルバイトしている塾で「ウォーキングマラソン」というイベントがあった。今年は途中合流だったが、昨年に引き続き参加することができて嬉しい。

このイベントは中3生が参加する。犬山駅をスタートに犬山城→小牧城→清洲城→名古屋城へと40キロの道のりをただひたすら歩くのがこのイベント。生徒にとって(もちろん講師にとっても)大変過酷なイベントだ。

「受験があるのに何をしてるんだ?」と思われるかもしれないが、逆に受験があるからこそ歩くといってよいと思う。ほとんどの生徒が進路を考えて初めて自分と深く向き合うこの時期。歩いていると「辛い」「足が痛い」といった感情が湧いてくる。でも、歩くしかない。「みんなとゴールしたい」「補助の車に乗らずに歩ききりたい」それぞれが様々な思いを持って歩き続けるのだ。
苦しい状況で自分と向き合う経験をしたことが今後どこかで生徒たちにプラスに働くことを願っている。

また、こんなに苦しい経験をしたことはないはずだ。「40キロ歩ききった」という経験は、きっとこれから現れる壁を少し低くしてくれるはず。「これくらい40キロ歩くより簡単!」そう思うときが来たらいいなと思う。

朝から夜まで生徒はがんばり、全員が歩ききった。「私も負けていられない」そう感じることのできた週末の出来事だった。(松井)
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