後輩がくれたちょっとした喜び(吉田)

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こんにちは、2期生の吉田です。
玉置ゼミでの生活も残り少なくなってきました。
今では玉置先生がお声がけくださる勉強会も「3期生が主」となり、後輩と関わることができる喜びと「卒業する」という寂しさを感じています。

そんな勉強会の時です。

「吉田さん、お願いがあります。」
ある後輩が改まった雰囲気で声をかけてくるのです。

「吉田さんのゼミのノートの名前を私にくれませんか?」
私は快諾しました。

ノートの名は「研究への道」
これは「2年間、このノートと共に私自身成長していこう」「学びを振り返って、私の道となるに」と思い名づけ、ゼミ・勉強会・講演会では常に持ち歩いているノートです。

決して綺麗な字でまとめている、分かりやすいものではありません。
しかし、その後輩は私のノートを見て、何かを感じてくれて、素敵な言葉をくれたのだと思います。ノートだけでなく、私自身も認めてもらえたように感じました。
本当に嬉しかったです。

ノートはもう少しでページがなくなります。
しかし、ページがなくとも、私の学びは続きます。そして、後輩にその心が続きます。

本記事を読んで、少しでも温かい気持ちになっていただけたら、幸いです。(吉田)

*是非、紹介させていただいた後輩を探してみてください。

今だから話せるゼミ長について(石川)

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 皆さんこんにちは。2期生の石川です。

 タイトルにあるように、今回は私が勤めたゼミ長について書きたいと思います。先日の卒論発表会で「総合ゼミ長」たる役割が出来ましたので私もそろそろお役御免でしょう。肩の荷が下りました(笑)

 決して「○○を頑張った!」「○○には苦労したな〜」というような私の自慢話や苦労話ではありませんので安心して最後まで読んでください。


 私がゼミ長になったのは、玉置ゼミ1・2期生での懇親会の時でした。「2期生のゼミ長を決めよう」と玉置先生が話された際に、誰も立候補せず、居ても立っても居られなくなり、立候補したのを覚えています。懐かしい記憶です。よくよく考えると、そこから私の名前は『ゼミ長』になりました。最初は名前で呼ばれないのが嫌でしたが、今では名前で呼ばれる方が違和感を覚えます(笑)

 さて、今回書くことは2つです。それも、『ゼミ長へ向けて』『ゼミ長以外のゼミ生へ向けて』です。該当する所だけでも読んでください。

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 『ゼミ長へ向けて』
 ゼミ長へ向けてといっても該当者は2名ですね。その2名は、ぜひ「抱え込まない」ことを意識してください。これに尽きます。ゼミ長だからと言って抱え込む必要はありません。自分が大変な時期は周りに頼ってもいいと思います。私はそれができませんでした。(今でこそ笑い話ですが、抱え込んでしまい滅入った時期がありました)なんでも周りに任せろと言う訳ではありませんが、そういう手段があることを知っておいて欲しいです。

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 『ゼミ長以外のゼミ生へ向けて』
 ゼミ長以外のゼミ生の皆さんへ。これはほとんどの人が該当すると思います。皆さんは「任せっきりにしない」ことを意識して欲しいです。これはむしろ、お願いです。することは簡単、「○○順調?」「○○手伝おうか?」と聞くだけです。私はこの言葉に幾度となく助けられました。これを聞いたゼミ長は涙を流して喜ぶでしょう。最悪、声にしなくても、その気持ちがあるだけで十分なので…(笑)

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 いま改めて考えると、何とかゼミ長として過ごすことが出来た。そう思います。何だかんだ気付けば卒業間近です。しかし、全う出来たか?と考えると頷けない自分がいます。(自己採点は40点くらいでしょうか…)今考えるとまだやれることはありました。悔しい。
 しかし、他のゼミ生では出来なかった体験が出来ました。また、玉置ゼミの中で、人として「一番」大きく成長することが出来たと自負しています。ゼミ長をやってよかった。心からそう思います。

 2期生のみんながいたからこそゼミ長を最後までやれました。辛い時に支えてくれたみんなには感謝の一言です。なかなか口にして言えないのでこの場を借りて…ありがとう!!!(石川)

卒業論文発表会に参加された斎藤さんの記録(今日のなるほど)紹介

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 わざわざ卒業論文発表会に来ていただいた斎藤早苗さんが書かれた「今日のなるほど」という文章です。ありがたいことです。許可を得てここで紹介します。(玉置)

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【今日のなるほど】
今日は、学生たちからの学びの一日。

卒業研究発表会では、大人数ゼミの強みを活かして、バラエティに富んだテーマが集まっていて、聞く側にもたくさんの視点をもらえた。

いつか彼らは気付くだろう。
10人のゼミの仲間がいるということは、自分以外に9つの実践の経験やアイデアがある。
それを仲間とシェアすることで、自分の疑似体験として蓄積できるのだ。
それがどれほどありがたいことなのかということを。

プレゼンも丁寧に作られていたし、自分なりの提案にまでまとめて、堂々と発表していてすばらしかった。
彼らには実践経験が圧倒的に不足しているので、発表のほとんどは「教師目線」にとどまっていたが、現場で経験を積んでいけばおのずと「子ども目線」にも意識が向いていくだろう。

若いうちはがむしゃらにやればよいと思う。
失敗しないことに腐心していると自分のことしか見えないけれど、目の前の子どもたちをよく見て、彼らの声にならない声に耳を傾ける姿勢を忘れないでほしい。
答えは、子どもたちが持っている。

ゼミ生の立派な育ちに感動しながら思うのは、周りで支えてくださった先生方や家族などたくさんの大人たちのことだ。
大人が信念を持って鍛えれば、それに十分すぎるほどに応えてくれる学生たちを見ていると、社会の中で人を育てるということは関わる大人たちの姿勢を問われているということだと感じた。

子どもの育ちを支えるのは学校、保護者、地域の人だが、子どもが社会に出た後にも、同じように支えていく大人が必要だ。
社会に出れば、理不尽なことも、到底自分の力だけでは太刀打ちできない困難も、たくさんある。
若者たちがそれに立ち向かったり、時にはかわしたりしながら、一歩ずつ成長していけるような環境の中の私は小さな一つのピースでいいので、これからもそんなスタンスで彼らを見守っていけるといいなと思った。

ゲストとして招いてくれて、細かな配慮をいくつもしてくれた玉置ゼミ2期生のみんなに心から感謝している。ありがとうございました。

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斎藤さんから卒業するゼミ生へ多賀一郎先生のDVDのプレゼントがありました。感激のゼミ生の写真です。(玉置)
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道徳授業反省(岩田)

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 こんにちは。2期生岩田です。今週は雪が降ったりして、寒い日が続きましたね。インフルエンザも流行しているみたいです。皆さんも気を付けてください。チューターで行かせていただいている小学校でも、子どもたちも先生も全員マスクをして予防していました。さて、今日はチューターでの道徳の授業反省をしていきたいと思います。


 今回は小学校5年生で「1まいの色紙」というお話をやらせていただきました。内容項目は友情・男女の協力ということで、友達の力が自分にとって思わぬパワーになっているということを考えさせたいと思い指導案を作りました。道徳はもともと実習以来取り組んだことがなく、自分自身学生時代に道徳が嫌いだったこともあり、敬遠していましたが今回授業の機会を頂いたので、やらせていただくことにしました。

 
 反省したいことはたくさんありますが、書き切れないので、的を絞って書いていきたいと思います。

 まず1つ目は、内容把握の甘さです。お話の内容をしっかりと整理し、まず子どもたちに内容をしっかりと理解させることが大切であるのに、さらっと済ませてしまいました。今思えばあまり話しすぎると良くないという思いを持ちすぎていて、大事なことも言わずに進めてしまったと思います。今回は、読み物資料を子どもたちにはあらかじめ配布しませんでした。子どもたちは私の話だけを聞いて、内容を理解することになります。それなのに説明が甘いでは、考えることも考えることができないと感じました。子どもたちから意見が出てこないのも無理はないと思いました。

 2つ目は、考えの輪を広げることです。一人の子が発言し、教師である私は「いいね。」だけで終わってしまっていました。そこから他の子どもに話を広げることがなかなか出来ません。価値付けながら、全員の子どもに話を振り全体の問題として考えることが出来ればベストであると感じました。自分でいっぱいいっぱいになってしまい、クラスに目を向けることが出来ていない証拠であると感じています。


 3つ目は、価値付けの仕方です。子どもの意見や考えをしっかりと認めてあげることの難しさを感じました。特に正解がない道徳。自分が思っているよりもとても難しかったです。私はどうしても自分で予期していた以外の答えが出ると焦ってしまい、どうして良いか分からなくなってしまいます。教師にとっては授業内の1意見ですが、子どもにとっては自分なりに考えた自分だけの意見であることをもう少し重く受け止めるべきであると感じました。


 以上3点が今回の道徳の授業反省です。今回でチューターで授業をさせていただくのは4回目になりました。とても良い勉強の機会を頂いて感謝しております。また、授業をすればするほど、毎回反省することは割と同じことであると感じました。自分の弱いところ苦手なところは、ある程度把握できるようになってきたと思います。4月からのなりたい教師像を思い描いてしっかりと生かしていきたいです。たくさんアドバイスを頂き、ありがとうございました。(岩田)

※写真は、研究室でこの道徳授業の教材研究をしているワンシーン。
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