晴れのち曇り。(今井)

 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。最近温かい日が増えて、寒がりの私はとても喜んでいます。そんな「みうのひとりごと。」

 今日は、雲を探しても探しても見つからないほど、綺麗な青空が見える日です。

 晴れていると、いい天気ですね。曇りだと天気悪いですね。って良く言いますよね。
 でも、私の大好きなドラマに、「曇ってたらどうして天気悪いって言うんですかね。良いも悪いも曇りは曇りですよね。私は曇った空の方が好きです。」というセリフがあって。確かに。って思いました。晴れが良くて、曇りが悪いなんて誰が決めたのかって話ですよね。
  そして、以前紹介した「ミステリという勿れ」のドラマの主人公、久能整もこのドラマを観たという設定で!!!!!このことについて語っていました!!一人で盛り上がっていました!!4話観た方で、分かる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 私の偏見かもしれませんが、天気の話って、あまり親しくない人と会話する時とか、話題に困ったときにすることが多くないですか?(私は親しい人とも天気の話はするので、知り合いの方は勘違いしないでください。)天気って、生きていれば知らない人はいないし、人によって異なることもないし、、、。でも、このドラマの登場人物のように曇った空の方が好きな人に、晴れだからと言って「良い天気ですね。」と言ってしまったとしたら、この人とは合わないなと思われそう、、。

 視点を変えれば簡単にひっくりかえってしまう、自分や世界の普通、当たり前ってそんなもんだ。いつでも変えられるし、変わるし。同じ事実でも、見方や考え方を変えれば180°違って見えることもある。この考えを大切にしていきたいと思う。

P.S.このドラマを観てから、いい天気、悪い天気という言葉を使わないようにしています。思わず言ってしまう時もありますが、、、、笑(今井)

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『世界は終わらない』(今井)

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 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です!!「本よ、血となり肉となれ。」のコーナー。卒論のための本を読まなきゃいけないとわかっていながら、違う本を読み進めてしまいました。だって、面白くて止まらないんだもん。(笑)言い訳する勿れでした💦

 今日は、前回に引き続き、益田ミリさんの『世界は終わらない』という本です。特にあらすじはありません(笑)そうなのです。事件も起こらなければ、時空は歪まないし、地球外生命体にも会いません。4コマ漫画の形式で描かれており、書店員の土田新二、32歳がただひたすらに日常を送るだけなのです。

 私たちの人生の中で、記憶に残る日や思い出は沢山あると思います。しかし、それは人生のたったの一部であって、大部分を占めているのは何気ない日常です。忘れてしまいそうなほど当たり前にある日常に焦点が当たっている作品が、私は大好きです。気が合う女性に出逢った時、、、、、、とても面白いですよ〜。ここでも私たちの日常から離れないのがこの本の良さ。

 『世界は終わらない』の中では、主人公の土田さんが書店員であることもあって、多くの本が登場します。良い言葉だなと思ったものがあったので、紹介します。『赤毛のアン』の主人公アンが言ったセリフです。「明日が、まだ何ひとつ失敗をしない新しい日だと思うと、うれしくない?」
 土田さんの働く書店の店長が、このセリフに何度助けられてきたことかと言っていました。今日どれだけ失敗したって、明日の自分はまだ一回も失敗していないんだな。この考えを持っているだけで、失敗をした過去や事実は消えなくても、気持ちが2倍も3倍も軽くなるような気がしました。

 特に秀でた才能の持ち主でもなくて、容姿が格別に良いわけでもない。だけど、毎日真面目に生きている土田さん。 特別じゃなくてもいいじゃないかと、心が軽くなる。 人生の意味ってなんだろうとか、大きなことを考えてみたり、すごく小さなことを考えてみたり。土田さんという1人の男性の日常を、垣間見ている気分になる一冊です。(今井)

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