最新更新日:2024/07/02
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9期生のみなさんへ

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 9期生のみなさんお元気ですか。今回は1年生の数学の課題のメインになっている。「負の数」についてお話します。「負の数」は中学校の数学の一番最初に学びます。
 負の数は7世紀頃、インド人がお金の計算に利用していたそうです。財産を正の値として、逆に、負の財産(借金)を負の値と決めたのが始まりです。しかし、西洋にはもともと負の数の考え方がなく、17世紀頃まで負の数を受け入れることに抵抗していたそうです。みなさんは、負の数を受け入れられましたか?きっとすんなりと理解できたのではないでしょうか。その理由は、現代の世の中にあると思います。みなさんの身の回りには正負の数があふれていますよね。
 正負の符号+と−の記号の起源については、いくつか説がありますが、有力なのが“船乗りが水の量を記していた”というものです。『−』は、樽に入った水を使ったとき、ここまで使ったという印で、樽に横線を引いていたことに由来するといわれています。樽に入っているのが液体なので、まっすぐ“横”なんですね。『+』は、この横線がついた樽の水を補充した際、その印として、横線の上から縦線をひいて横線を消したのが始まりだそうです。

このように世の中と関連付けて数学を考えるのも面白いかもしれませんね。ぜひ身の回りの数学を見つけてみてください。楽しく学んでいきましょう。

1学年 数学担当

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