最新更新日:2024/07/12 | |
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7月9日 通常登校2週目〜1年生の数学の様子(2)
★先ほどの授業の続きです。四則の混じった計算の習熟を図った後、授業後半のメインは、「分配法則」についての学習です。
★{(-7)+(-3)}×5=(-10)×5= -50 教師:「普通に計算するとこうなりますよね」 生徒:「ぼくは違うやり方でやります。言ってもいいですか?」 教師:「どんなやりかたかな。言ってみていいですよ」 分配法則を知っている生徒が発言します。 (-7)×5+(-3)×5= (-35)+(-15)= -50 教師:「なるほど、これでもできますね。」 教師:「でも、いつもこのやりかたでできますか?」 教師:「どうすれば、このやりかたでいつでもできると言えますか」 生徒:「7と5と3の数字のところを別の数字にしてやってみる」 生徒:「1と2と3とか、4と5と6とかでやってみる」 教師:「でも、数字は無限にあるから、いちいち別の数字を使って確かめるのは面倒だね。どうしますか?」(と言って教師は、次のように黒板に書きます。) (a+b)×c=a×c+b×c 教師:「こう書くのはどうかな?これを、何かを使って説明できませんか」 生徒:「面積」(という声が聞こえます) 教師:「では、この図を使って説明を考えてみてください」(と言って教師が長方形を黒板に書きます) ★生徒は、この長方形の図を使いながら、ノートに自分の考えを記入します。その後、黒板で自分の考えを説明します。こうした教師とのやりとりを通して、生徒は分配法則の意味を理解していきました。 |
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