最新更新日:2024/07/12
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7月30日 国語・短歌の鑑賞文(2年生) その12

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★俵万智「サラダ記念日」の中から、次の短歌を選んだ三人の生徒の鑑賞文です。

今日までに 私がついた うそなんて どうでもいいよという海

【生徒の鑑賞文1】
この歌に耳を澄ませてほしい。「ザブーン」という大きな海の波の音が聞こえてはこないか。今日までのうそを「どうでもいいよ」といいながら、私を大きく包みこんで許してくれている。すべてが大きい海に包まれている私が、幸せそうな顔をしている情景が浮かんでくる。

【生徒の鑑賞文2】
この作品は、現代の言葉(口語)で書かれている。うそなんてどうでもいいよというような海、それは大きな海がちっぽけな自分を許してくれているのだと思う。「いうような海」と体言止めで短歌に余韻を残している。

【生徒の鑑賞文3】
この短歌を詠んだ作者は、海を見てその大きさをすごく感じているのだと思う。私はこの短歌を読んで、こんな自分を大きく包みこんで許してくれる感じがとてもいいと思った。普通なら冷たい海にもある温かさを感じた。

★三人の生徒の鑑賞文を並べてみると、それぞれの感じ方の共通点や相違点が分かっておもしろいですね。
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