最新更新日:2024/08/02
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7月31日 国語・短歌の鑑賞文(2年生)その13

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★正岡子規(江戸時代の慶応3年に愛媛で生まれた。俳人、歌人、国語学研究家。俳句、短歌、詩、小説、評論、随筆など多方面にわたり創作活動を行う。日本の近代文学に大きな影響を与えた人物。明治を代表する文学者の一人)の次の短歌を選んだ生徒の鑑賞文です。

いちはつの 花咲きいでて 我目には 今年ばかりの 春行かんとす

【生徒の鑑賞文】
子規にとっての最後の春が静かに過ぎていく様子をもの悲しく感じた。同時に、うららかな春の日に咲いている鮮やかないちはつの花の情景が思い浮かび、悲しさと美しさを一つの歌で表現することで、その二つがとても引き立てられている。

※正岡子規は、死を迎えるまでの約7年間は結核を患っていたそうです。この歌を詠んだときには、寝たきりになっていたようです。

※「いちはつの花」というのは、初夏(5月)に咲くアヤメの花の仲間です。アヤメの仲間の中では一番早く開花するといわれ、「いちはやく」咲くことからこのような名前になったそうです。
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