最新更新日:2024/07/27 | |
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5月11日 いつもありがとうございます★毎月、毎月、時には月に2回、届けてくれます。校長室に入ってくるとき、そして花を置いて帰るとき、いつも必ず礼儀正しくあいさつをしてくれて立派です。 ★さすが、「華道クラブ」の皆さんです。辞書によると、「かどう」は漢字で「華道・花道」とも書きますが、生け花を単なる技芸としてではなく、人間としての修養の面を重視した呼び名なのだそうです。 5月6日 連休が終わりました。警戒度は「4」です。
★今年もコロナ禍の中でのゴールデンウイークが終わりました。新年度が始まってから一ヶ月が経ちましたが、生徒たちは少し息抜きができたことと思います。
★連休中の5月1日から引き上げられた群馬県の警戒度は、わずか3日間で最高レベルの「4」になりました。県内での新規感染者は依然として高い数字で推移していますので、これもやむを得ません。 ★本校でも、生徒、そして教職員共に改めて気を引き締めて感染防止に向けた対策を徹底する必要があります。 ★本校の部活動も、本日から21日までは、感染リスクの低い活動を中心に平日のみとなりました。土曜、日曜の部活動と朝練もこの期間中は行いません。他校との練習試合などは行わず、校内だけでの活動とします。 ★学校内での生活においては、マスクを着用している場合であっても大声を出さないよう改めて生徒に指導いたします。また、長時間密になる活動は避け、換気も徹底します。昼食時の黙食も継続します。 ★ご家庭におかれましては、これまで同様、検温と健康観察の習慣化をお願いいたします。もし、お子さんやご家族に発熱があったり、体調がすぐれない方がいたりする場合には、登校は控えていただき、家庭で様子を見るようお願いいたします。 ★本日、市教委からも同様の連絡がありましたので、メール配信をさせていただきました。ご理解とご協力をお願いいたします。 明日(5月1日)から群馬県の警戒度が「3」になります
★すでにご承知のことと思いますが、新型コロナの新規感染者が群馬県内でも増加していることを受け、明日(5月1日)から県内の警戒度が「3」になります。
★4都府県では「緊急事態宣言」も出され、全国的にもまた感染者が増加しております。群馬県でも現在の感染状況が続くようであれば、「躊躇(ちゅうちょ)なく警戒度を4に引き上げる」と山本知事も述べられています。 ★警戒度が「4」になった場合には、学校行事や部活動等、当然生徒の学校生活にも大きな影響が出て参ります。 ★明日から5連休が始まりますが、私たちも今一度気持ちを引き締めて感染防止に努める必要があります。 ★今後も学校では引き続き感染防止に努めて参りますが、各ご家庭におかれましても、連休中の感染予防に特段のご配慮をいただきますようお願いいたします。 「東京オリンピック」の聖火リレーのトーチ(本物)が太田中にやってきました!
★東京オリンピック開催(予定)まであと100日を切った現在(あと93日)、聖火リレーで実際に使われた本物のトーチが太田中にやってきました。
★「桜ゴールド」と名づけられた本物のトーチは、とても美しく輝いています。ちなみにパラリンピックの聖火リレーで使われるトーチは「桜ピンク」という色で、オリンピックトーチより少し赤みが強くなっているのだそうです。 ★トーチの材料は、東日本大震災の仮設住宅(で使われていたサッシ)由来の再生アルミニウム約30%を含むものだということです。 ★トーチを上から見ると、桜の花びらの形に見えるように作られていて、日本の「もの作り」の技術の高さがうかがえます。また、金属の厚さは1.1ミリで、トーチ本体の重さは約1キロ、これにガスボンベを加えても1.2キロとかなり軽く作られています。高さは71センチあります。 ★今回、実際に群馬県の聖火リレー(3月30日)でランナーとして走った方の「ぜひ生徒に間近でオリンピックの雰囲気を味わってほしい」というご厚意で、今回の太田中での展示が実現しました。 ★本物を間近に見られるまたとない機会で、たいへんありがたく思います。 ★生徒の皆さんは、ぜひじっくり見てください。 1年生の「ICT授業オリエンテーション」を行いました
★写真は、昨日、文化棟ホールで行われた「ICT授業オリエンテーション」の様子です。
★本校では、「生徒が情報モラルを身に付け、コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を適切かつ主体的、積極的に活用し、自分の思いをプレゼンテーションできるようにする」ことをねらって、1年生と2年生でそれぞれ年間20時間の「ICT授業」を行っています。 ★1年生のうちからパソコンについての知識やタッチタイピングの技能、インターネットの利用の仕方や情報モラルを身に付け、様々な文章等を作成する活動も行いながら、ICTの活用能力を高めていきます。 ★使用するテキストは、P検(パソコン検定)協会公認テキストで、すべての内容を習得すると、P検の4級にも挑戦することができます。 ★本校だけでなく高校のパソコン室も使いながら、一人一台のパソコンでの学習となりますので、学習環境としてはかなり恵まれています。 ★この学習を通じて身に付けたICTの活用能力を十分に発揮して、本校の特色の一つである「創造未来学習」で、一人一人の生徒が自分の追究結果をしっかりプレゼンできるようになってほしいと思います。 雨にも負けず、強風にも負けず‥「春季大会」始まる
★先週の土曜日から、中体連の「春季大会」始まりました。本校の関係では、土曜日のサッカー、日曜日の野球、そして土曜、日曜の両日にわたってバドミントンに生徒が出場しました。
★サッカーは小雨が降る中で足下もたいへん滑りやすくなっていましたが、雨にも負けず全力でフィールドを駆け回っていました。結果は残念ながら負けてしまいましたが、試合終了間際に2点目のゴールを決めるなど、最後まで諦めない姿が素晴らしかったです。 ★翌日の野球は周りのものが飛ばされそうなくらい強い風が吹く中での試合でしたが、生徒同士でよく声を掛け合い、強風にも負けず最後まで諦めずにプレーしていました。結果は敗れはしましたが、きびきびとした生徒の動きや堅い守りは、今後さらに強くなるチームであることを感じました。 ★バドミントンは室内競技ということもあり、二日間ともより一層のコロナウイルス感染防止対策を徹底しての大会となりました。応援はマスクをして声を出さず、また、定期的に会場の空気を入れ替えながら、無事に試合を終えることができました。その結果、個人で4名、ダブルスで男女各1ペアが県大会出場を決めました。 ★今週末にもバスケットボール、卓球、剣道、テニスなどが予定されています。それぞれが感染対策をしっかり行い、頑張ってくれることを期待しています。 「太田中寺子屋」〜太田中で「寺子屋」を再現する!
★本校では、今月の30日(金)に、「太田中寺子屋」を開催します。もちろん初めての試みです。
★寺子屋は、江戸時代に子供たちに文字の読み・書き、そろばんを教えた庶民の教育施設のことですが、「太田中寺子屋」は、この精神を受け継ぎ、太田中でも中3、中2の先輩達から1年生に様々なことを教えようと企画したものです。 ★入学して間もない1年生は、少しずつ太田中の生活に慣れてきたところですが、これから本格的に始まる中学校の学習や部活動、そして定期テストなど、まだまだ多くの不安を抱えていることと思います。 ★そこで、3年生、2年生の先輩から1年生へ本校での学習や生活などについて教える(話をする、アドバイスをする)ことで、少しでも10期生の不安を取り除いてあげようという趣旨で計画しています。 ★実施の主体となるのは3年生の学年委員と学級委員で、2年生も3年生と協力して「太田中寺子屋」を運営します。 ★1回目の今回のテーマは、 「これであなたも天才に 目指せ勉強マスター!」 です。 ★今回は、1年生にとって初めてとなる5月の「中間テスト」に向けて、先輩達がテスト勉強の仕方やテストに向けた心構えなどを伝授します。1年生も先輩に気軽に質問ができるよう、1〜3年生の縦割りの小グループを18作って少人数で会場を分けて行います。 ★また、この「太田中寺子屋」を通じて、3年生、2年生は先輩になったことをいっそう自覚し、リーダーシップを発揮してくれるものと期待しています。 ★先輩は、太田中の伝統やよさを後輩に伝え、後輩は先輩達に質問して中学校生活に対する理解を一層深めていきます。 ★写真は、今日の専門委員会の時間に、「太田中寺子屋」の運営の仕方等を真剣に話し合う学年委員と学級委員の合同会議の様子です。 ★皆さんの力で、「太田中寺子屋」が充実したものになるよう頑張りましょう!そして、この「太田中寺子屋」が、2回、3回と続くようにしましょう。 4月16日 2年生の社会科「信長・秀吉による全国統一」
★写真は2年生の社会科「信長と秀吉による全国統一」の授業の様子です。歴史上たいへん有名な2人ですから、学習前から2人についての知識をもっている生徒も多く、高い関心をもって授業に取り組んでいました。
★今日は、前時に行った信長の政策(関所の廃止や楽市・楽座)についての確認から始まりました。 ★「楽市・楽座」については、信長が「座」(同一の業者でつくられる特権的組合)の特権をなくすことによるメリットを考えさせる際に、教師が6人の生徒を6件の酒屋に見立てた役割演技を取り入れるなどの工夫を行っていました。このことにより生徒は、信長が「楽市・楽座」の政策により、新しい商工業者に活躍の場を与えたことを実感をもって理解していました。 ★後半は、秀吉が信長の後を受けどのように全国を統一したのかという学習に移りました。秀吉の政策である「刀狩」や「太閤検地」については、「なぜ刀狩りを行ったのか?」や「太閤検地では、土地の広さだけでなく、その良し悪しまで調べたのはなぜか?」などについて、それぞれ1分ほどのグループディスカッションも取り入れながら考えさせていました。 ★また、授業の中で語られる秀吉に関わる雑学(例えば、刀狩りで秀吉のところに集まったたくさんの刀は、どうなったのかという話など)もたいへん面白く、生徒の興味を引くものとなっていました。このようなことも含めて、生徒の歴史学習への意欲が高まっていきます。 4月15日 「新入生遠足」実行委員会が動き始めました
★本校では、再来週の26日(月)に1年生の「新入生遠足」を予定しています。
★新型コロナウイルスの状況下でなければ、国立赤城青少年交流の家で一泊二日の日程で「新入生合宿」として行う予定でした。しかし、県内でもまだ感染が続いておりますので、本年度はぐんまこどもの国への日帰り遠足という形で実施いたします。 ★ただ、本校の「新入生合宿」は、例年、生徒が自分たちの手で創り上げるというコンセプトで行っておりますので、遠足という形でもその趣旨を生かしながら、生徒が計画した内容で行います。 ★今日の放課後には、各クラスの実行委員(希望した生徒)37人が集まって、一回目の実行委員会が開かれました。 ★今後は、この実行委員が中心となり、各クラスで、「すべての生徒が楽しめる活動」「集団で協力し合える活動」となるように話し合いを進め、計4回の実行委員会を経て、当日を迎えます。 ★この「新入生遠足」を経験して、1年生は太田中生としてお互いのよさに気付いたり、学級・学年集団への帰属意識を高めたりしていきます。 ★1年生のみなさん全員の力で、この行事を成功させるよう頑張ってください! 【御礼】絵を寄贈いただきました
★昨年度末、太田市にお住まいの画家・中島裕明様より、中学と高校の両方に絵をいただき、先日、感謝状の贈呈式を行いました。
★高校には、写真上のような大きな睡蓮(スイレン)の絵を、そして中学には初冬の赤城山を描いた絵(写真下)をいただきました。 ★睡蓮の絵は高校の校長室に、そして赤城山の絵は中学校の校長室前の廊下に飾らせていただいております。 ★中学校では、生徒や保護者の皆様、また、来校されたお客様に見ていただきたいと思っておりますので、ぜひ来校の際にはご覧ください。 ★中島様には、素晴らしい絵画を頂戴し、改めて感謝申し上げます。 4月15日 3年生の音楽「三味線」
★3年生の音楽の授業が始まりました。
★今日はまずはじめに、担当教員から一年間の学習内容や音楽の授業での評価をどのような観点で行うか等についての話を聞き、見通しをもちました。 ★その後、詩人の谷川俊太郎さんのことばあそびうたの中にある「かっぱ」をリズムに乗って読んでウオーミングアップをした後、今日のメインである「三味線」の学習に移りました。 ★「三味線の基本的な奏法を身につけて、表現を工夫しよう」というめあてで、これから3回にわたって、三味線に親しんでいきます。 ★今日は、三味線の各部の名称やばちの持ち方、糸のおさえ方や姿勢などについてDVDを視聴した後、2〜3人組で交代しながら三味線を触っていました。 ★最終的には「さくらさくら」の演奏ができるようにしたいということでした。今回の学習を通じて、日本の伝統的な楽器である三味線を少しでも身近に感じられるとよいと思います。 4月14日 1年生の体育・正しい準備体操(準備運動)
★今日の1年生の体育の授業は、第1体育館で、正しい準備体操(準備運動)の行い方を学びました。
★まず始めに、運動前に準備体操を行う理由、準備体操の時に「1・2・3・4‥」と声を出して行うよさ等について考えました。 「けがをしないようにするため」 「声を出すことによって体も早く温まる」 「声を皆で合わせることで、気持ちも揃う」 などが生徒から出されました。 ★その後、準備体操の定番メニューである「ジャンプ」「膝の屈伸」「伸脚(浅く・深く)」「アキレス腱伸ばし(浅く・深く)」「上体の前後屈」「上体の回旋」「腕回し(前回し・後ろ回し)」「手首・足首・首の回旋」を行う際のポイントを一つ一つ確認しました。 ★「膝の屈伸」では、つま先を前に向け、両膝を付けたままかかとを上げずに行うこと、「伸脚」では、伸ばす方の足のつま先を上に向け、もう一方の足(曲げている足)のかかとは上げずに行うことなどに気を付けて、体の各部がしっかり伸びているかも確認しながら丁寧に行いました。 ★最後には、各クラスの体育委員の生徒が前に出て、皆で声を出しながら、通して準備体操を行いました。 ★ポイントを押さえて正しい準備体操を行うと、ふだん使っていない筋肉もしっかり使うことになるため、とても効果があるようです。あちこちの生徒から、「うっ!」という声が聞こえてきました。 ★体育では、これから本格的にいろいろな運動を行うことになりますが、今日の授業で学んだ正しい準備体操の仕方をしっかり身に付け、中高の6年間を通じて各自が体作りをしてほしいと思います。 4月13日 3年生の各クラス、早くも最上級生として始動
★写真は、昨日の3年生の各クラスの話し合いの様子です。
★どのクラスでも、6月の「体育大会」でどんなことをやりたいか(本校では3年生が中心となって考えた種目に全校で取り組みます)、また、今年10周年を迎える本校の「イベント」としてどんなことができそうかについて、付箋紙を貼りながらアイディアを出し合っていました。 ★3年生になり、学校のリーダーとして1・2年生を引っ張っていこうという自覚が各クラスから感じられました。 ★3年生が中心となり、生徒が今年一年どのような太田中学校を創り上げてくれるか、楽しみにしています。 4月13日 1年生の授業が始まりました
★1年生の各クラスでは、いよいよ中学生としての授業が始まりました。
★今日は、各教科の最初ということで、生徒一人一人が担当教師や友達に自己紹介をしたり、各教科の今後の学習内容を聞いて一年の見通しをもったりしていました。 ★A組の家庭科では、自己紹介の際に「得意なこと」や「好きな教科」も併せて話していました。「得意なこと」では、ピアノやスキー、野球、物語を作ることなどが、「好きな教科」では、数学や音楽、社会などを挙げる生徒が多くいました。国語は2人ほど、家庭科は1人でした。家庭科も好きになるよう頑張ってください(写真上)。 ★B組の理科では、教師が「リングキャッチャー」(100円ショップでも買える)の手品(リングとチェーンが絡まる手品)を行い、早速生徒の関心意欲を高めていました。その後生徒は、グループの友達と一緒に何度も試行錯誤しながら、この手品の謎解きに挑戦していました。理科的に、この手品をどう説明できるか次の時間が楽しみです(写真中)。 ★C組の社会科の自己紹介では、自己紹介をしたい生徒が自分のタイミングで立って話し始める「指名なし発表」のスタイルで行われました。また、自己紹介の中では、社会科の授業に対する前向きな意欲(地理は苦手ですが、先生の話をよく聞いて得意になれるようにしたいです等)も話していました(写真下)。 4月12日 1年生「創造未来学習」オリエンテーション
★本日の6時間目に、1年生に対する「創造未来学習」のオリエンテーションが行われました。「創造未来学習」とは、本校の総合的な学習の時間のことで、本校の特色ある学習の一つです。
★今日は、3人の3年生の先輩が昨年度に行った追究内容の発表を聞き、1年生が「創造未来学習」がどういうものなのかを理解できるようにしました。 ★先輩の発表内容は、「色が脳や体に与える効果」、「群馬県の交通事情〜旅行で公共交通機関を使ってみよう」、「介護福祉士の仕事〜介護される側と上手に関わるために」でした。3人の発表はとても分かりやすく、1年生がこれから取り組む「創造未来学習」のよいモデルとなるものでした。 ★1年生は問題の見つけ方やテーマの決め方、追究の進め方、発表の仕方などを先輩の発表からたくさん学んでいました。真剣に先輩の発表に耳を傾ける1年生の姿が印象的でした。 新入生オリエンテーション2校長先生の思いが込められているメッセージボードを見て気持ちを高め、1日を楽しく元気に過ごしていきましょう。 階段の踊り場にも4月8日(新年度2日目) 315人全員で太田中を創る★その後、顔写真の撮影や校舎内の見学、そして部活動オリエンテーションと、慌ただしい日程をこなしていました。 ★さて、実質的に315人でのスタートとなった今日、全校生徒に対して写真のようなメッセージを送りました。 ★これから一年かけて、315人全員で新たな太田中学校を創っていく。これを、ジグソーパズルを完成させることにたとえ、315人一人一人が、太田中パズルの大切な「ワン・ピース」であると伝えました。 ★たくさんのピースをすべてしっかりはめ込んで完成するジグソーパズルは、たった一つのピースが欠けただけでも完成しません。本校も315のピースが一つも(一人も)欠けることなく揃って太田中ができあがる。 ★これから一年、またたいへんなこともあると思いますが、315人全員で力を合わせ、この新しいメンバーで、教職員も一緒になって今年の「太田中パズル」を完成させていきたいと思います 始業式・校長式辞 「楽」をせず、本当の「楽しさ」を求めて【始業式・式辞】 ★おはようございます。今日から令和3年度が始まりました。昨年度は新型コロナウイルスの影響で、始業式や終業式などをすべて放送で行いましたので、こうして、皆さんの前で直接話をするのは、本当に久しぶりですね。 ★さて、まずはじめに、3年生となった「無限(∞)」の8期生の皆さん、進級おめでとうございます。いよいよ太田中の最上級生になりました。これまで太田中の2年間で経験してきたことを基に、この一年、皆さん一人一人が、太田中をさらによい学校にするぞという強い気持ちをもって、学校のため、そしてクラスのために8期生らしく頑張ってくれることを期待しています。新型コロナウイルスの感染はまだまだ続きますので、この一年もまた、たいへんなことの多い一年になりそうですが、引き続き感染防止対策をしっかり行いながら、どんな状況になろうとも、知恵を出し合い、その時その時できることしっかり行い、有終の美を飾ってください。 ★次に、2年生になった「耀きを求める(求輝)」9期生の皆さん、進級おめでとうございます。入学して一年経つのが早かったですね。昨年は4月から2か月の臨時休校があり、実際に学校が始まったのは6月からでしたが、学校が再開してからの9期生の頑張りは素晴らしかったと思います。太田中で一年間いろいろな経験をして、皆さんは一年前とは見違えるほどたくましく成長し、今ここにいます。今日からは、先輩と呼ばれる立場になります。9期生の皆さんには、後輩の面倒も見ながら、太田中を陰で支える役目を果たしてほしいと思っています。頑張ってください。 ★さて、(画用紙に印刷した「楽」という漢字を示して)この漢字の読み方は何ですか?「たのしい」、「らく」と読みますね。 ★この一年も、新型コロナウイルスで、どうなるか分からない状況が続きますが、太田中の皆さんには、この一年、できるだけ「楽しい」学校生活を送ってほしいというのが私の願いです。 ★でも、楽しいこと、気持ちよいことを求めて、「楽」なことばかりしていては、本当の「楽しさ」は味わえないと思います。「楽」をして「楽しさ」を手に入れることはできますが、私は、「楽」をして得た「楽しさ」は本物ではないと思います。 ★今日から始まるこの一年、勉強や部活動、そして行事など、たくさんのことがありますが、その中で皆さんが出会うであろう、「苦しさ」や「つらさ」などから逃げないでほしいと思います。 ★苦しくても、試行錯誤して問題を解決する、負けて悔し涙を流しても、次に向けて努力し汗をかくというようなことも経験して、「苦しさ」や「つらさ」の先にある「楽しさ」、たいへんだったからこそ得られる本当の「楽しさ」を味わってほしいと思います。 ★「楽しい」と「楽(らく)」は、同じ漢字ですが、その意味は全く反対です。「楽」をして味わうのではない、本当の「楽しさ」に一つでも多く出会う一年にしてください。 ★もちろん、苦しくて、辛くて、自分で精一杯頑張ったのだけれど、どうしようもないというときには、すぐに誰かに相談をしてください。皆さんのそばには、いつも太田中の先生たちがいます。素晴らしい仲間たちもいます。そして、皆さんのことを本当に大切に思っている家族がいます。 ★ですから、安心していろいろなことに積極的に挑戦し、学校生活を送ってください。失敗しても、間違っても大丈夫です。 ★最後に、今年太田中は、開校10年目になります。この大きな節目となる10年目の年を皆さんと共に思い出に残る年にしたいと思っています。これまで、太田中を卒業した先輩達が築いてくれたこの太田中の「よさ」や「素晴らしさ」を受け継ぎながら、この後入学してくる1年生と共に力を合わせて、さらに素晴らしい太田中学校をつくっていきましょう。 ★繰り返しになりますが、新型コロナウイルスの感染対策を絶対に気を抜かず、手を抜かずしっかり行って、またこの一年、自分自身を成長させることができるよう頑張ってください。 令和3年度 「開校10周年の年」がスタートしました!★現在もまだ新型コロナウイルスの全国的な感染が続いておりますが、生徒たちはこの日を待ちわびていたように、元気な笑顔で登校してきました。 ★また、新3年生の顔には最上級生となった喜びと責任感を、新2年生の顔には先輩となった自覚と緊張感を見て取ることができました。 ★本校は本年度、開校10周年を迎えます。本年度もたいへんな状況は変わりませんが、感染予防を徹底しながら、少しでもこの10周年の年が明るく希望に満ちた一年となるよう、生徒のために、教職員一同精一杯努めてまいります。 ★どうか皆様におかれましては、本年度も本校の教育に対するご理解とご支援をお願いいたします。(学校長) |
太田市立太田中学校
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