最新更新日:2024/07/12
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ニュージーランド語学研修 2日目(8/23)

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ニュージーランド語学研修 2日目の様子です。

 今朝のハミルトンは1度程度で外には霜が降りているほどの冷え込みでしたが、日中は気温が16度まで上がり日差しの強い太陽が顔を出すなどニュージーランド独特の天気を体験することができました。
 今日から生徒たちはホストファミリー宅から毎朝通学してもらいます。今朝は9時からの「ポフィリ」というマオリの歓迎式典に合わせて全員8時30分に集合してもらいました。昨日の宿題では生徒たちがホストファミリーに生活面(夕食、シャワー、登校や下校時間など)の確認をすることになっていましたが、早速4組が遅刻をしてしまいました。理由はホストファミリーの時間に生徒達が合わせてしまったことです。朝は特に通学の生徒で道が混むため通常よりも時間がかかります。生徒にはこの経験を活かしてホストファミリーにすべて任せるのではなく集合時間に間に合うよう生徒自ら動くことも大切であることを伝えました。
 今朝は現地校の生徒達が市立太田中の生徒達のためにマオリの伝統的な歓迎式「ポフィリ」を野外で開いてくれました。ニュージーランドは原住民のマオリ文化をとても大切にしており英語以外にマオリ語も公用語になっているほどマオリ文化を尊重している国です。「ポフィリ」は訪問される人たちを歓迎するために静粛に行われる大切な意味を持つマオリの伝統的な儀式になります。「ポフィリ」ではまず双方の学校の代表生徒が挨拶を行いそのあと全員で唄を披露します。今回代表挨拶はBグループの班長に任せることにしました。唄は全員がすぐに歌える市立太田中の校歌を合唱しました。最後には双方が一列に並び「ホンギ」と呼ばれる鼻と鼻をくっつける正式な挨拶をしていきます。式典はマオリ語で行われ「ハカ」など伝統的な踊りも披露してくれました。
 式典後、生徒たちは特別に校内にあるマラエという伝統的なマオリ族の集会場(教会)に招かれマオリの合唱や伝統舞踊「ハカ」を披露してもらいました。とにかく現地生徒たちの自信に満ち溢れた演技に生徒たちは圧倒されていました。この同世代との異文化交流は生徒たちの価値観や視野を変えたことは確かです。
 英語のレッスンも今日から始まりました。今日は現地生徒と交流するうえで重要になる自己紹介や質問方法など実践を通して学習していきました。お昼休みには男子たちが現地生徒と一緒にランチをするなどさっそく積極的に交流している姿がありました。
 午後のアクティビティーでは男子はラグビー、女子はネットボールを現地生徒と一緒に行いました。ニュージーランド人にとってラグビーは文化であり、宗教であり、かけがえのないもの。 男子代表チームは「オールブラックス」の愛称で親しまれています。ネットボール(Netball)とはバスケットボールのルールを基準に、女性が競技できるよう改良されたスポーツでニュージーランドではとても人気のあるスポーツです。生徒たちはそれぞれグループに分かれルールなどの基礎から教わりボールの投げ方やパスなど基本練習を行い最後試合をするところまでいきました。短時間でのスポーツ交流は生徒たちの関係を一気に縮めてくれました。
 生徒たちはまだホストファミリーとうまくコミュニケーションがとれなかったり、家の勝手が十分に把握できていなく生活に不自由を感じているところがありますが、これらすべてがこの研修の一環になります。まずは一つ一つ自分たちで乗り越えていくことで大きな自信と達成感を身に着けていくことになります。

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