最新更新日:2024/07/12
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ニュージーランド語学研修 4日目(8/25)

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ニュージーランド語学研修 4日目の様子です。

 朝の冷え込みは相変わらずですが、日に日に体も慣れてきているのか体調を大きく崩すこともなく本日も皆元気に登校しました。
 学校初日に「ポフィリ」(マオリの歓迎式典)に参加しその迫力を目の当たりにした生徒たちは、マオリ文化に対しての興味を深めています。今朝、授業前に教室の前で男子生徒全員が集まり話し合う光景がありました。一部の男子生徒からこの機会に伝統舞踊のハカを教えてもらいたいとの希望があり、他の男子生徒にも提案したのです。その結果、全員が参加することになり、本日特別にお昼休みに先生からHakaの歌詞を習い、マオリ語の独特の発音やアクセントなどを教えてもらいました。また、女子もポフィリで聞いた歌を歌いたいと言う意見があり、同じくお昼休みに先生のギターを伴奏に歌い始めました。実はマオリ語は日本語と音が似ており、日本人には発音しやすいと言う特徴があります。そのためか歌も覚えやすいようで、ところどころで口ずさむ生徒もいました。今日だけですべてを完璧に覚えることはできなかったようですが、家で覚えるために歌詞カードをもらって帰り、月曜日にも練習するそうです。生徒が意思を持ち自主的に行動できるようになることがこの研修の意義でもあり、成長を感じられる出来事でした。
 本日、午前中はマオリの言語や歌を習うことでマオリ文化について更に知識を増やしました。また、ポイと呼ばれる女性がダンスの際に使用する道具や、伝統工芸である草木織りも実際に体験しました。手先の器用さだけでなく講師の説明をどこまで理解しているかも大事なポイントであり、スムーズに作業を進める生徒、悪戦苦闘しながら取り組む生徒など様々でしたが、皆自分なりの作品を作り上げ、世界で一つだけのお土産となりました。
 午後のアクティビティは現地の生徒とスポーツと美術の時間になりました。スポーツはサッカーと先日女子が挑戦したネットボールが中心だったのですが、そこはニュージーランド。ネットボール、ラグビー、サッカーの要素を少しずつ取り入れた試合をしたグループもあり、混乱するかと思いきやここ数日ですっかり順応性を身につけた生徒たちはその都度適応しながら楽しんでいました。様々な「日本では考えられない」出来事を楽しみながら実践していく様子はたくましさを感じます。
 美術ではバディとなった生徒と数名のグループを作り、配られた魚や貝殻の絵に思い思いのデザインを描き込みます。11〜12歳の現地生徒の色使いや模様にここでも文化の違いを感じたようですが、同様に日本人特有の繊細な作業も現地生徒にとっては新鮮だったようです。最後に現地生徒の代表から学校を訪れてくれたことへの感謝の言葉があり、太田中からもBグループの班長からお礼のあいさつとこれまでの感想を英語でスピーチしてもらいました。突然の出来事でしたが、ためらうことなく立ち上がり気持ちを伝える姿に先生方も感心していました。
 明日は1日ロトルア観光です。学校から離れ、また新しい経験を積んで帰ってくることと思います。

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