最新更新日:2024/07/04
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ニュージーランド語学研修3日目

研修3日目、ニュージーランドの冬の気候らしく、晴れたり突然雨が降ったりと1日安定しない天気となりました。気温は14度程度でしたが風が強く体感はもっと低く感じられます。生徒はコートやマフラーなど、しっかり防寒をして登校してきています。
ホームステイ先で一晩過ごしどのような表情で登校するか少し心配しながら皆を待っていましたが、その心配をよそに笑顔と共にやってきました。感想を聞くと「楽しかった!!」「良く寝られた!」と笑顔で答えてくれました。もちろんホームシック気味の生徒もいますが、仲間の顔を見てほっと一息付けたようです。本日より提出してもらっているしおりには「ホストファミリーがとても優しくて嬉しかった」「うまく英語で伝えられなくても必死に理解してくれようとしていた」「御飯がとてもおいしかった」「最初はぎこちなかったホストシスターとも、折り紙や買い物をして仲良くなれた」というコメントが多くありました。英語が難しいと感じた生徒も多いですが、まだまだ2日目、これから耳が慣れてくることと思います。
今朝は現地校(Fairfield Intermediate School)からマオリ族の伝統的な歓迎の儀式’ポフィリ‘を受けました。非常に厳かな雰囲気で執り行われます。掛け声とともに私たちが入場すると、まず現地生徒から鳥肌がたつような迫力ある歌や踊りが披露されました。その後お返しとして片岡先生より英語でご挨拶をいただき、全員で校歌を合唱しました。想像以上のその出来に、会場が一瞬ざわつくほど!即興にも関わらず素晴らしい校歌斉唱を現地の方々へ贈ることが出来ました。最後に先方の生徒が1列に並び、‘ホンギ’と言われる鼻と鼻をくっつける挨拶を行いました。儀式が終わったとは軽食を食べ、小グループに分かれ学校内を案内してもらいました。教室に戻ってくる頃にはお互いの距離も縮まり、現地生徒と腕を組み、別れるときはお互いの名前を呼ぶなどすっかり仲良くなれたようです。
午後は現地校の先生や生徒からマオリ族の文化であるハカと歌を教えていただきました。最初は遠慮がちで動きも堅かったのですが、現地生徒のサポートのお陰もあり、徐々に生徒達もエンジンがかかったようです。最終的に民族衣装を身に着け、顔にマオリ族伝統のフェイスペイントをしてもらい、気分は既にマオリ!写真の表情もとてもイキイキとしています。実は本日教えてもらった歌とダンスを最終日のさよならパーティーで披露する予定なのですが、さよならパーティーは太田中の生徒が主催となりますので、受け身ではなく観客(現地校生徒やホストファミリー)に楽しんでもらえるようにしなければなりません。“さよならパーティー”の意味を成すためにも、披露するものの練習だけでなく、ファミリーや現地生徒と仲を深め「別れるのがつらい」と思えるように思ってもらえるようにすることも重要なポイントとお話ししました。何度も頷きながら真剣に聞く生徒達の表情は、今後の行動をどうするか、真剣に考えているようでした。その後、お迎えが来るまでコーディネーターのYuanitaに習った歌の歌詞を教えてもらったり、先生たちとおしゃべりをして過ごし、ホストファミリーと笑顔で帰っていきました。明日は小学校訪問があり、本日とはまた違った刺激を味わえることと思います。

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