最新更新日:2024/07/04
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ニュージーランド語学研修9日目

 ホストファミリーとの別れの朝。学校には、ファミリーに見送られながら、続々と生徒が集まってきます。昨夜のさよならパーティーで、ファミリーへの感謝の気持ちを伝えお別れの言葉を交わしたものの、本当に最後の瞬間を迎えました。ホームステイを始めたばかりの頃は、うまくコミュニケーションが取れずに「日本に帰りたい」と思った人も少なくありませんでした。数日が経過し、何とか会話が聞き取れるようになり、意思疎通が出来るようになりました。辛いこと、悔しいこと、悲しいことも経験しましたが、それと同じくらい楽しいことも沢山経験出来た9日間でした。ファミリーとはしばしのお別れとなりますが、またいつでも戻ってくることが出来るでしょう。「いつでも帰ってきなさい!」と満面の笑顔で手を振ってくれるホストマザーもいました。
名残惜しい気持ちを残しつつ、一行を乗せたバスは本日の目的地オークランドに向けて出発しました。
ハミルトンから約2時間、最初に訪れたのはオークランド博物館です。マオリの文化財を収蔵するだけでなく、ニュージーランド固有の生物や自然、第一次・第二次世界大戦の歴史などの展示も充実しています。館内に入ってまず目を引くのは、マオリ独特の木彫りの船や武器です。ロトルア観光の際にも見た彫刻ですが、その大きさと迫力に目を奪われます。2階に上がると、そこには大型の鳥類の模型が展示されています。3m近くの大きさだったと言われるモアや、エミュー、キウィなど。また、サメなどの海洋生物、火山の成り立ちや堆積物の展示など。多くの展示物を駆け足で見て、しっかりとギフトショップも訪れることが出来ました。
博物館を後にして向かったのは、オークランド大学(The University of Auckland)です。小グループに分かれて、学生の方にキャンパスツアーをして頂きます。お昼時だったこともあり、まずは大学のカフェテリアを案内してもらうグループもいました。学生に混ざってカフェテリアに座ると、なんだか自分もここの学生になったような気分!キャンパスはとても大きいので、有名な時計塔、図書館、授業が行われる講義室などを次々に巡りました。今回集まってくれた学生さんは、日本文化サークルに入っている方が多く、実は日本語も分かる方々でした。キャンパスツアーは全て英語でしたが、お別れの時に「実はみんなが喋っていた日本語、分かっていましたよ」とこっそり教えてくれました。
大学の後に訪れたのは、本日最後の訪問地スカイタワーです。地上328m、南半球で最も高いタワーの展望フロアを訪れました。ガラス張りの展望台からは、オークランド市内が一望出来ます。ここの  目玉は、タワーから地上にジャンプする「スカイジャンプ」です。私たちが展望フロアに到着した時、ちょうどハーネスを着けた人がジャンプをするべくデッキに立っていました。(残念ながら時間の都合でジャンプする所は見られませんでした)豊かな自然と近代的なビル、遠くまで続く入江や海を眼下に眺めながら自由時間を楽しみました。
オークランドの散策を楽しんだ後は、本日宿泊するホテルに移動しました。研修最後の夜は、みんなで夕食を囲みました。渡航前に英語研修で講師と学んだニュージーランド。そして実際に体験したホームステイ。英語で会話することの難しさを実感し、学び、笑い、泣き、多くのことを吸収した研修も、明日で終わりを迎えます。夕食会場は、これまでの振り返りをし、日本に戻ってから何をするのかに思いを馳せました。自分達を支えてくれた家族、お世話になった学校の先生、日本で待っている友人達に感謝の気持ちを抱き帰国致します。
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