最新更新日:2024/05/31
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1年生の国語「鑑賞文」の授業 その3

 今回の「鑑賞文」の授業では、清書した200字のミニ鑑賞文をクラス全体の前で発表します。発表後には、他のグループの友だちからさらに助言してもらって、言葉や表現に磨きをかけていきます。聞いている人は、自分と同じ観点で鑑賞文を書いた友だちに「改善点と良い点や参考になった点」を助言します。1年間、太田中で学んできた求輝生は、大変意欲的に取り組んでいます。発表も大変上手になりました。写真は、班ごとに順番に発表している様子です。

 さて、ここまでは自分が担当した1つの観点で鑑賞文を書いてきましたが、次ははいよいよ、個人で300字の鑑賞文に挑戦します。今度は構成も考えて1つのまとまった鑑賞文を完成させます。今回は「双括型」という構成法を使いました。求輝生は教科書に載っている鑑賞文だけでなく、お手本の4種類の鑑賞文も比較しながら、集中して書いていました。言葉を選りすぐって、表現の仕方をよく吟味して書いている様子がわかりました。

 今まで何らかの文章を書くとき、何となく書いてきた生徒も多かったと思います。しかし、今回の授業を通して、自分の考えや感じたことを表現するために言葉を選び、文章を練り上げることの大切さを充分に実感できたことと思います。(文責 国語担当)

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1年生の国語「鑑賞文」の授業 その2

 「鑑賞文」の授業の続きです。
 上の写真は、前回下書きしたミニ鑑賞文をグループで推敲しているところです。求輝生はお互いの下書きを読み、助言し合っています。辞書を片手に、「補助輪☆SEVEN」という推敲の点検シートを使って、読み手にわかりやすく伝わるように言葉や表現を検討しています。下の写真は真っ赤に助言を書き込んだ下書き原稿です。こうして推敲された下書きを授業の終末で清書します。下書きから清書へと進める中で、鑑賞文がレベルアップしているのが感じられました。(文責 国語担当)
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1年生の国語「鑑賞文」の授業その1

 美術や音楽の授業では「鑑賞」を行います。鑑賞の活動では、その作品のよさや特徴・感じたことなどについて自分の言葉で相手に伝えます。単に「すばらしい」「美しい」「すごい」「いい」だけでは、相手にうまく伝わりません。具体的に根拠を明らかにして述べることで、相手に自分の考えや思いを伝えることができるのです。

 1年生の国語では、絵画を使った「鑑賞文を書く」授業を行いました。よい鑑賞文を書くポイントは、「事実(特徴や描かれていること)」と「理由付け(感想や想像したこと)」をセットで書くことです。

 上の写真は、求輝生がグループごとに観点(構図・配置や素材、色彩など)を分担し、選んだ絵画を細かく観察しているところです。真ん中と下の写真は見つけた「事実」を持ち寄って、相談したり助け合ったりしながら、200字のミニ鑑賞文を書いているところです。求輝生は、200字という字数を目一杯使って下書きを書いています。国語の教科書や辞書、美術の教科書も使って、言葉を探しながら文章を書いていました。200字という短い文章にまとめることは、適確な言葉を探し、その上で、言葉を取捨選択しなければならないので、実は難しいことなのですが、求輝生は実に真剣に取り組んでいました。ずいぶん太田中生らしくなってきました。
(文責 国語担当)
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