「教室をいきいきと1 」大村はま (丹羽)
◯ 71ページ14行目から
生徒に「〜を教えてやる」ということばづかいは正しいのですけれども、何か施しでもするような感じ、そしてことばのひびきに品がないような感じで私は使えません。といって、「教えてあげる」というのは間違いだと思います。 ● 以上のことから 国語教師として、生徒に対する言葉遣いを誰よりも意識していたことがわかる。生徒を下に見るのではなく、ひとりの人間として敬意をもって接していくことが大切なのだと考える。それとともに、国語教師としても多くの言葉を知り、使いたくない言葉は言い換えるなど工夫をする必要があると思った。 |
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