7.13Thu.音楽研究授業
ラヴェルの「ボレロ」を3分間音だけきき、この曲の「変化しているもの」「変化していないもの」について考えながら、特徴をとらえる授業でした。
リズムや強弱、楽器や主題の変化をDVD映像の演奏を視聴しながら、とらえていきます。 だいたい15分程度の曲ですがラヴェルが批評家にあてた手紙によると、彼自身は17分の演奏時間としているので今の平均より遅かったようです。演奏は同じリズムが繰り返され、そのベースは小太鼓によって刻まれます。そして、主題となるメロディはAとBの2パターンのみ。冒頭、ささやくような小太鼓のリズムで始まり、弦楽器がそこに音を加えます。フルート、クラリネット、その後、ファゴットがBのメロディを・・といった移り変わりと、音に厚みが加わって行く変化が荘厳さを感じさせる名曲です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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