胆振東部地震による被災、北海道全域の停電や断水等、私たちの生活にも大きな被害と影響を与える震災となりました。学校関係者の親族や知人にも被災された方がいたり、市の職員や自衛隊の方々は夜を徹しての作業もあったと聞いています。停電直後から、地域のボランティアに協力しているという地元の方々もいました。
本日10日(月)が午前授業での学校再開(期末テスト)という厳しい日程でのスタートを余儀なくされました。「朝の登校状態をいつもより多くの地域の方々が見守ってくれています」と朝の打合せで校長から話がありました。生徒は比較的元気に登校し、大きな被害も報告されていないので、ほっと胸をなで下ろしているところです。生徒には、「もし、学校に来ているときに起きていたら」「もし冬だったら」等々、ぜひ、考え、ホームルーム等で議論して欲しいと担任から話されています。また、学校が避難所に指定された場合(今回はかしわのもりや和光憩いの家等が避難所)に必要となる、大型のライトや発電機、救急箱、簡易トイレ等を1階廊下に展示し、子供たちにも見てもらっています。教室の棚から落ちたファイル等もあえてあまり片づけないかたちで今日をスタートさせました。今回の震災から、また、日常の防災について考え、学ぶことも大きいと考えています。是非、ご家庭でも話題にして欲しいと思います。