まつのやまブログ

新潟大学出前授業 「子どもの描いた戦争」

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 Photo)太平洋戦争中に松之山の子どもが描いた絵

 12/17、新潟大学柳沼宏寿教授および教育学部ゼミの学生による授業が8年生対象におこなわれました。

 松之山の上川手集落では、明治40年頃から小学校の全校生徒をもって部落団の組織結成がなされました。以来、太平洋戦争終戦までの約四十年間、分団長を中心として強い団結のもと、自主的な活動が展開されてきました。
 自主的な活動では、習字や図画の作品づくりを呼びかけ、毎月、集めたものを学校の先生に見せて朱書きの評価をもらい、束ねて各家庭を回覧したそうです。とても熱心に勉強していた様子が分かります。数千点の作品の中には戦争を描いたものもありました。

 戦争中、子どもたちの作品は、慰問文、慰問品として戦場で戦う兵士に贈られた記録が残っており、その手紙や作品が今も残っています。
 今回の授業は、当時の子どもたちの戦争をテーマにした作品を実際に見ながら戦争について考えるという内容のワークショップでした。

 戦争を体験したご存命の方が少なくなってきた今、松之山の身近な題材により戦争について考えるいい機会を与えていただきました。

 Photo)8年生と新大学生が作品や戦争についてワークショップする様子
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