まつのやまブログ

松之山のスキーと松連スキー大会について

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 第69回松之山スキー競技大会(通称:松連スキー大会)がいよいよ週末日曜日に開催されます。これを機に、松之山のスキーと松連スキー大会について紹介します。

 明治44年オーストリア陸軍レルヒ少佐が上越市高田にてスキー指導をしたのが、日本のスキー発祥とされています。その翌年、明治45年には、浦田口(現松之山)でスキー講習会が開催され、同年、松之山スキー倶楽部が発足されたと、旧松之山小学校沿革誌に記録されています。日本にスキーが伝わってほぼ同時期に松之山のスキーが産声を上げたということになります。

 戦後昭和22年には松之山スキー連盟が発足しました。今でも「松連」と呼ばれているのは、このスキー連盟の名残かと思います。初代会長に故島田久吉さんが就任し、以後、脈々とスキーの火は消えることなく続き、57年には柳靖治さん(ひなの宿ちとせ)が会長になり、スキー普及と技術向上、ジュニア育成に尽力されました。現在は、小野塚英男さん(地区体協会長)がリレーしています。

 松之山スキー競技大会は、昭和25年3月に大松山で行われてから、神明・音沢・旧松之山中松里校舎付近、そして、現在の温泉スキー場(アルペン)、センターグラウンド(クロスカントリー)で行われるようになりました。
 今年で69回を数え、歴史あるクラッシック大会ということが言えます。参考に、妙高で行われている信越学童親善スキー大会は66回、全国中学校スキー大会は56回です。
 以前は、選手だけが参加する大会でしたが、まつのやま学園のスキー活動をスキー協会に理解していただき、昨年より全児童生徒ビギナーからアスリートまで全員が選手として参加させていただいています。

 雪里の生活にスキーはなくてはならない文化です。その中で、アスリートも育ち、過去には全日本選手権制覇や全国高校、全国中学、ジュニア選手権等で優勝、入賞者を輩出しています。今年もその伝統を引継ぎ、全国中学や全国高校等の全国級の大会に参加する選手が出ています。

 いよいよ松連スキー大会です。ENJOY&CHALLENGE精神で、まつのやま学園は全児童生徒及び教職員で参加します!  
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