まつのやまブログ

中学校の先生も小学校で教えるよ

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1階の「E+ルーム」がえらく盛り上がっているので、覗いてみました。
3年生が「外国語活動」の学習中でした。「英語のカルタとり」をしています。とても楽しそうに取り組んでいます。
そのまま4年生の教室に行ったら、「算数」の授業中でした。「概数」の学習です。こちらは対照的に、とても集中して課題解決していました。

3年生も4年生も、とても意欲的なのが共通するところです。

もう一つ、どちらの学年にも共通するのは、「教えているのが中学校籍の教員」であるということ。それぞれ英語と数学の教員が、小学生に授業をしています。慣れない小学生相手ではありますが、見事に「小学校の先生」にモデルチェンジして、専門性を生かしてより質の高い学習を進めています。最近議論され、小学校の現場に導入が予定される「教科担任制」ですが、学園では開学した4年前から、すでにその一部を始めています。

反対に夏休みの「質問教室」では、中学校段階の生徒を小学校籍の教員がフォローする場面も見られました。中学校段階とはいえ、学習のつまずきは小学校段階でのつまずきに起因することがほとんどですから、これもなかなか有用でした。

また、これは教員側のことですが、「小学生を指導してみて、とても勉強になりますね。」と話す教員もいます。「教師教育」にも一役買っています。

このようなことをできるのが、まつのやま学園の「売り」の一つでもあります。それぞれ少人数ですから、一人一人の見とりも丁寧にできます。子どもたちにとっては、とてもよい学習環境です。


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