まつのやまブログ

1年生とカンイチ

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
連休中は基本的に独りで過ごしていたカンイチくん、学校が始まるのを楽しみにしていました。1時間目から、1年生がやってきました。

もう力が強くなり、1年生一人の力ではちょっと扱いが難しくなってきました。散歩をさせようにも1年生の方が引っ張られます。相変わらず甘ったれのカンイチですが、もう「かわいい」だけでは済みません。

これは想定どおりです。一人ではどうにもならなくなったらどうするか。1年生なりに一生懸命考える機会になります。「協力」というキーワードが出てきます。その方法についてまた、考えます。うまくいかなかったら、また工夫します。担任は安全管理をしつつ、ああしろこうしろというのは極力控えます。

こういう一連の活動が、1年生にとってはいい勉強なのです。学校で動物を飼う意義は、ここにあります。これだけ世話をしたのですから、当然「情」も芽生えます。学校教育の目標はいろいろありますが、究極的には「他者に対する愛情」を育てることも一つあると考えています。

毎日とぼけて草を食んでいるだけのヤギのカンイチですが、実は多くの大切なことを1年生に教えてくれています。
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30