まつのやまブログ

授業をつくる

 授業が始まりました。3年生は「ころころスピーチ」です。慣れ親しんだ仲間の前であっても人の前で話すと言うことは緊張するものです。スピーチ後の「何か聞いてみたいことはないですか?」という教師の投げかけに、仲間から一斉に手が上がります。人を分かろうとするために、話を聞き、考え、質問や感想を自分の言葉で語れることはとても大事なことです。
 5年生は算数、中学部の教師による乗り入れ授業です。学習課題は「整数や小数のしくみを調べよう」です。「片手を使っていくつまで数を数えられるか?」という投げかけに、自分の手をじっと見つめて考える子どもたち。5年生の算数の学習内容は新しい内容が多くあり、その後の算数〜数学への移行に重要な内容構成となっています。そいいった意味からも、中学部の数学担当の教師が乗り入れをすることの意義は大きいと考えます。どういう手立てで算数から数学へのスムースな移行を図るか、授業担当者は日々教材研究に励んでいます。
 9年生は英語、新任の教師と教科開きを行っています。特に、コミュニケーション・言葉を大切にする教科の英語では、教師との信頼関係が生徒の学習意欲に大きく左右します。読む・聞く・話す・書くの4領域を、教師とのよい関係の中で高めていきます。担当教師と出会いの一時間目、生徒も教師も笑顔がいっぱいでした。
 授業を創るということは、テクニックの追究ではないように思えます。算数の乗り入れ授業のために、これまでの自分の授業課題を分析・研究し、子どもに仕掛ける授業を創り出そうとする教師の姿のように、教師が古い自分を切り捨て、新しい自分を生み出していく、創造的な仕事であると思います。
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