まつのやまブログ

大変な栄誉に浴することとなりました。ありがとうございます。

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すでに今日の9月17日付新潟日報18面「魚沼」欄にて紹介されておりますが、このたび、我がまつのやま学園は、時事通信社の第36回教育奨励賞(文部科学省後援、公益財団法人新聞通信調査会協賛)において、「努力賞」を受賞することとなりました。

この賞は「創造性に富んだ特色ある教育で顕著な成果を挙げた学校」をたたえるもので、全国の都道府県や政令指定都市から63校の推薦があり、その中から選ばれたものです。まつのやま学園は新潟県教育委員会からの推薦を受けました。新潟市を除く新潟県内からは、唯一のノミネートです。

受賞理由は「自然環境を生かし、住民参加型の独自の教育に取り組んできたこと」。私は「松之山のよさを生かし、本当の意味で地域に開かれ、地域に根ざした教育を推進してきたこと」であると理解しています。

すでにこのブログで何度もご紹介してきているとおり、ここ松之山には「日本の古き良き中山間地」を象徴するような豊かな自然と、里山の人々のたたずまいがあります。そして本気で「学園は地域の宝だ」と考え、学校運営に参画くださっている多くの方々がいらっしゃいます。

「まつのやまタイム」(山羊に畑に田んぼに地域探訪…もろもろ!)、「スキー授業」、「オリンピアンやレジェンドスポーツマン招聘」、「アウトドア部」「キョロロとの連携」…まだまだたくさんの特色ある活動が、地域の方々の強力なバックアップのおかげで成り立っています。観光業界のみなさんとコラボして、現在進行形で進んでいる取組もあります。「雪里留学」の仕組みもできあがりつつあります。
今はふるさとを離れた松之山出身の方々、各地区の校友会や東京松之山会の方々にも、絶大なご支援をいただいています。

要するに思いは一つ、「松之山の子どもたちを、松之山にゆかりのみんなで育てよう!」としてくださっているのです。松之山の未来をみんなで考えて、力を貸してくださっているのです。

そこのところが認められての、今回の受賞です。代表して学園が受け取りますが、これはだから、地域みんなでいただいた賞だと思っています。

本当に幸せな学園です。幸せな子どもたちです。幸せな教職員です。どれだけ感謝しても、しきれません。心から御礼を申し上げます。

「小中一貫校 まつのやま学園」は、5年目を迎えています。すでに多くに認知され、県内はおろか全国的に注目を浴びる存在となっています。現場にいると分かりますが、あちこちから「視察」や「取材」、「資料請求」などの依頼が絶えないのです。今回の受賞で、またその流れは加速するでしょう。

この仕組みを創ってくださった初代学園長の久保田智恵美先生、初代副学園長の武田篤先生、その意志を引き継ぎ発展させてくださった二代学園長・副学園長の相澤顕先生のご功績を思い、最先端の教育環境に勤務させていただいていること、現在学園を任されている者として、身が引き締まります。

まつのやま学園に関わるすべての方々、ふるさとを離れてなお、思いを寄せてくださる方、今、目の前にいる子どもたち。すべてを誇りに思います。

地域の宝であるこの学園をもっともっと発展させるため、そして不変の教育目標「生き生きとした子ども」の具現化のため、全力を尽くして参ります。
保護者のみなさまを含む地域のみなさま、地域ご出身のみなさま、これからも力をお貸しください。よろしくお願いいたします。

            令和3年9月17日
            小中一貫校まつのやま学園 学園長 藤田 剛
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