まつのやまブログ

トイレに現れる思いやりの気持ち

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10月30日(月)の全校朝会でトイレの利用について話をしました。家庭のトイレの便器は圧倒的に洋式が多くなり、立って用を足す便器もなくなりつつあります。男子に質問しました。おしっこをする際、立って用を足しますか?それとも座って用を足しますか?

立っておしっこをすると周囲には目に見えない程の微小な飛沫が飛び散ります。それは手にもかかっていますし、トイレの床にも飛び散っています。洋式便器に座って用を足せば、飛沫は最小限に抑えられます。我が家のトイレも洋式です。掃除は妻がしています。私はトイレをできるだけ汚さないようにいつも座って用を足しています。ズボンを下すのはそんなに手間ではありません。トイレの掃除をする方がはるかに大変です。

みんなが利用する学校のトイレ。便座の温度を勝手に高温にまでする必要があるのか。便器のふたが開けっ放しでいいのか。トイレットペーパーを使い切ったらどうするべきか。子どもたちに考えてもらいました。汚さないようにしたり、次にトイレを使う人のことを考えたり、一人一人の少しの気遣いがあれば、みんなが快適に利用できるようになります。「思いやりの気持ちは その人の習慣に現れる」

リサイクルのためにトイレットペーパーの芯を私の所に持ってくるとお礼にステッカーをあげています。去年は1年間で430個集まりました。今年はもう380個程集まっています。トイレットペーパーの芯を持ってくる子は、紙がなくなったことに気が付いた子。包装の紙を持ってきてくれる子は、次の人のために新しいものを取り付けてくれた子。これからもどんどん私のところにトイレットペーパーの芯や包装紙と一緒にみんなの思いやりの気持ちを届けてください。

話をした翌日はハロウィンでした。放課後、9年生の男子が4人で私の部屋までトイレットペーパーの芯を持ってきました。「トリック・オア・トリート」。そんなことを言わなくてもお礼にお菓子をあげますよ。
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