まつのやまブログ

雪が解けると何になる・・・。

 1日に転入職員7名が着任し昨日から30年度の業務が始まりました。6日の始業式を控え、子どもたちの元気な声や足音が戻ってこないかなぁ!と心待ちにしています。
 校庭も日に日に子どもたちを迎える準備が整ってきています。3月の好天気続きと排雪作業のタイミングがバッチリ合い、例年より1か月も早くグランドの雪消えも進んでいます。周囲のブナ林も芽吹きが始まりました。遠い旅をしてきた野鳥たちも、それぞれの鳴き声で「戻ったよ!」と松之山に帰ってきたことを知らせてくれているようです。
 35年前、松之山小学校に勤務した時、低学年の子どもたちが「先生、雪が解けると何になると思う?」と聞いてきました。私は「雪が解けると水になるでしょう」と応えると、「違うよ、雪が解けると春になるんだよ」と返されたことをこの季節になると思い出します。子どもの豊かな感性への驚きと、若い頃の無知な自分を恥じる懐かしい一コマです。
 
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