中学部教師による乗り入れ授業 理科編今日は最初の時間なので教科開きでした。「理科の授業と学習の方法」について確認をしていました。特に、ノートの取り方や整理の仕方も「メモする」役割だけでなく、「自分が見返し、役に立つノートの取り方、整理の仕方」を確認し合っていました。 各教科には教科の特性に応じた学び方があります。日頃の授業内容の習得のために各教科の学び方を身につけることができるのも、乗り入れ授業の良さだと考えています。 中学部教師による乗り入れ授業 算数編
ステップ期になった5年生は、今年度から初めての中学部の数学の教師が算数の授業を担当します。5年生の算数は中学の数学の内容と深い繋がりがあります。そして、これまでの算数より扱う内容が多く、算数・数学科では最も大切な学年でもあります。
今日の授業では「小数や整数のしくみを知ろう」という内容でした。これまでの学習をもとに新しい内容に挑戦していく教科でもある5年生の算数、子どもたちは教師の言葉を真剣に聞き入り、課題を解決しようと一人一人学習に向かっていました。 中学部教師による乗り入れ授業 体育編「男女仲良く元気よく 素早い行動しっかり聞く ごまかさない」体育授業の3つの約束も大きな声で継承していました。3月までの学びが身に付いていてとても立派でした。 元気いっぱい一年生「広い体育館があるよ。保育園はホールだけど」 「お部屋がたくさんある」 「柱がな〜い、廊下がなが〜い」 「お友だちがいっぱいいる」 「先生がたくさんいる」 「給食は学校の方が美味しいし、ランチルームの椅子と机が一緒になってるよ」 「書写のお勉強たのしい」 「今日は算数があるよ、楽しみ〜」 「学校にくるのたのしい」 と、キラキラした瞳で応えてくれました。 1年生の子どもたちと話をしていると、子どもたちの胸の中の「ドキドキ」「ワクワク」をキャッチする心を持とう、子どもの言葉に耳を傾けようと強く思います。きっとそこには、私たちの心の帰着点である心のふるさとがあるからだと感じます。 定期健康診断開始昨日入学した1年生も広い校舎に戸惑いながらも、先生の 指示を聞いたり、周囲が行ったりしていることをよく見たりして、個々に記録カードを持ってそれぞれの計測や検査を受けていました。 様々な検診・検査・計測を学校で受けることを通して、子どもたち自身が自分の心身や健康についてて関心をもつことや自己管理することに近づけるようになることを願っています。 入学式 その2保育園児から小学生児童、中学生生徒が所属する学童期では、季節の学校行事の大きな節目を乗り越える度に、想像以上の成長を見せててくれます。無限の可能性を秘めた子どもたち、これからそんな姿にたくさん触れることができることを楽しみにしています。 入学式 その1県内外からのご来賓、保護者、在校生、全教職員と大勢の人から祝福された新一年生です。明日からの学習や活動が楽しみです。 新しい教科書の贈呈子どもたちだけでなく大人の私たちが見ても参考になることが多いです。お時間のあるときにお子さんの教科書に目を通していただけると、昔の教科書との違いに驚かれると思います。是非ご覧ください。 教育期開き第一学期始業式始業式でのお話しを次に記します。一年間よろしくお願いいたします。 (始業式のお話) 全校の皆さん、いよいよ新しい学年の始まりです。新学年への新旧おめでとうございます。皆さんの進級を先生方はもちろん、お家の人、地域の方々など、多くの人々が喜び祝ってくれています。 特に、ホップ期のリーダーの4年生、ステップ期のリーダーであり中学部になった7年生、ジャンプ期のリーダーであり学園のリーダーとなる9年生の皆さんは、自分のことはもちろん、教育期の仲間や、学園全体の仲間のことをよろしくお願いします。 先ほどは、8名の学年代表のみなさんが「今年の抱負や1学期の抱負」を発表してくれました。大勢の人の前で自分の考えを発表するのは勇気のいることですが、8名のそれぞれが、具体的な目標を掲げ発表してくれました。とても立派でした。 また、8名の発表を真剣に聞いていた皆さんの姿も立派でした。それぞれの発表を真剣に聞いて、自分も新しい学年で頑張ろうという気持が伝わってきます。とても心強く思います。 さて、一年のスタートに当たり、全校で皆さんに今年頑張ってほしいことを3つお話をします。 一つ目は「勉強頑張り名人になろう」ということです。皆さんは勉強かんばり名人というのは、どんな人のことだと思いますか?どんな勉強がんばり名人になりたいですか?学園長先生が考える勉強がんばり名人は、授業中に先生や友だちの話をきちんと聞くように頑張っている人です。そして、しっかり自分の考えをもって発表しようとしている人です。話を聞くときは、話していいる人の方を見て、目を繋いで話を聞いてください。発表するときは「○○だと思います。理由は○○だからです」「○○が分かりません」と最後までしっかり言えるようになってください。 また、家で本を読んだり、宿題を忘れずにしていますか?家でたくさん本を読んだり、きちんと宿題をしたりするひとも勉強がんばり名人です。今年は、どんな勉強頑張り名人になるのか、よく考えてめあてを作ってください。いろいろな勉強頑張り名人が生まれることを楽しみにしています。 2つ目は、「かかわり名人」になろうということです。 かかわり名人というのは、挨拶をしたり、感謝のことばを言ったりして、人とかかわりを持ち、友だちや仲間を増やしていく人のことです。特に頑張ってほしいことは。言葉づかいです。言葉には、人に対して、「バカ」「きらい」「むかつく」などのように、言われると悲しくなったり、イライラしたりして、相手を嫌な気持ちにする言葉があります。反対に「ありがとう」「一緒に遊ぼう」「頑張ってね」「大丈夫」などのように、言われると嬉しくなったり、元気が出たりする言葉もあります。さて、自分はどっちの言葉を多くつかっていますか? 私は、皆さんには相手の人を温かい気持ちにする思いやりのある言葉を普通につかえるようになって欲しいです。特に、「おはよう」「さようなら」「ありがとう」「ごめんなさい」をたくさん言えるようになってください。元気な声であいさつをしたり、感謝の言葉を言ったりする かかわり名人がどんどん増えていって欲しいと思います。 3つ目は、皆さんに特に考えて欲しいことです。それは人に迷惑をかけたり、注意されたりしたことを素直に直す「鬼退治名人」になろうということです。 私たちの心には、誰にも弱い心があります。心の中に鬼がいます。例えば、友だちの悪口を言ったり、仲間外しをしたり、友だちの嫌がることをしてしまう「いじわる鬼」、授業中にすぐに違ったことをしてふざけたりする「ふざけ鬼」、なかには、やるべき宿題やお手伝いもやらずにゲームやパソコン、テレビばかりみている「なまけ鬼」が心の中にいるかもしれません。 このような弱い心に負けてばかりいると、自分を成長させることはできません。注意されたことは、なおす努力をしないと、違った自分に出会うことはできません。 自分の中に「いじわる鬼」「ふざけ鬼」「なまけ鬼」などの鬼がいると思う人は、ぜひ心の鬼と闘って鬼を退治してください。 私は、ここにいる皆さんが、人に迷惑をかけることや悪いところを直すことができた、直すために頑張っているという話をたくさん聞けることを楽しみにしています。 「勉強がんばり名人」「かかわり名人」「鬼退治名人」の3つの名人になってほしいことをお話ししました。この名人になるには、小さな努力をコツコツ重ねることが大切です。2年生でも9年生でもコツコツと努力することはできます。皆さん一人一人が誰にも負けない名人になることを期待しています。 明日は入学式で6名の一年生が入学してきます。皆さんはお兄さん、お姉さんとして、一年生のサポーター、応援団になってください。やさしい気持で接し、温かい言葉をたくさんかけてあげましょう。楽しい一年にしましょう。 新任式新任の先生方の自己紹介の後、生徒会長が「松之山は自然がいっぱいでのどかなところです。児童生徒の人数は少ないけれど、学習にも運動にも仲間づくりにも頑張る子どものいる学園です。私たちも新しい先生方と一緒に松之山の良いところをどんどん発見していきたいです。よろしくお願いいたします」と歓迎の言葉を力強く話しました。一期一会の心を大切にし、誰にとっても成長できる感動いっぱいの学園にしていきましょう。 大きな大きなお祝いの花全員揃っての始業日に嬉しい華を添えていただきました。渡邉教頭先生の温かいお心使いに緊張も解れました。本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。 学年・教室の名称の変更この名称については、小学校・中学校別々に学校があったときは特に問題はなかったのですが、まつのやま学園となり、平仮名・カタカナの違いだけで分けて呼ぶことで混乱を生じたりすることもありました。また、4月から中学部が1学級増えたこともあり、学級名を見直し新しい名称に変更することにしたのです。 新しい名称は「レインボー」です。日本語では「虹」「虹色」となります。虹の七色、雨上がりに「虹」を見ると「今日はいいことがあるかも」とプラスのイメージを持つ人は多いと思います。また、「虹色」のイメージからは、夢・希望・幸運・万感の思いなどと広がりも感じられます。 まつのやま学園では総合支援部を、各教育や全校の虹の架け橋となる大切な教育期と位置づけています。4つの学級に在籍する子どもたちは、一人一人の教育ニーズを叶えるために学習や生活にも、多くの人とかかわりながら何事にも誠実に取り組み、大きな成果を上げています。この学級に在籍する子どもたちだけでなく、全校の一人一人の子どもたちの存在も、個々へ、集団へと様々な教育活動にかかる「虹」となるよう願いを込めて命名しました。レインボー1組と2組が小学部、レインボー3組と4組が中学部になります。これまでのぶな・ブナ学級という名称以上に親しみが感じられる名称になるようよろしくお願いいたします。 エアコンの設置当校の納期期限は明日の夕方です。業者さんは寸暇を惜しんで作業を行っています。おかげで今年の梅雨から残暑の時期は快適な環境で学習や活動を行えそうです。ありがとうございます。 子どもたちの足音寒い中ですが中学部の生徒は部活動を頑張っています。どの部でも、学年の壁を越え。互いに声をかけ合い励まし合いながら一生懸命に練習課題に取り組んでいます。 こうして学園に子どもたちの足音が少しずつ戻ってきています。小学部の子どもたちは元気にしているかな?8日の始業日を心待ちにしています。 新任職員の着任副学園長 相澤 顕 (昇 任)上越市立城北中学校より 教 頭 山崎 正義 (昇 任)糸魚川市立糸魚川東中学校より 教 諭 本山 光代 (再任用)現任校 教 諭 佐藤 勝吉 (転 任)十日町市立松代小学校より 教 諭 石井 達也 (転 任)塩沢市立塩沢小学校より 教 諭 庭野 真呼 (転 任)塩沢市立塩沢小学校より 講 師 齋藤 彰仁 (新 任) 講 師 石井 宥輔 (新 任) 講 師 丸山 峰子 (新 任) 養護教諭 片桐 未歩 (新採用) ALT テイラー (転 任)十日町市立川西中学校より 4月1日、再任用2名を含む12名の教職員が着任しました。さっそく、様々な場面で旧職員と笑顔で会話をする姿がありよいスタートが切ることができました。子どもたちの成長に負けないくらい、私たち教職員も互いに成長しようと確認し合うことができた一日でもありました。また、同日新元号も発表されました。「令和:人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」新しい出会いの日にふさわしい新元号の発表でした。教職員総勢31名「チームまつのやま」で一年間教育活動の全てに心を尽くします。 2019年度の元日 |
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