県中スキー(アルペン)大会競技を終えた後には、全中出場の切符を手にした生徒、次の大会や次年度の本大会を見据える生徒、本大会を最後に引退をする生徒と三者三様の姿がありました。 この三人の生徒を見て感じたことがあります。一つは、仲間の躍進を喜び互いにこれまでの頑張りを賞賛し合えていること、一つは、アルペン競技を通して自己鍛練でき、人間力が向上したこと、一つは、周囲の人々の存在に気付きその対応力とともに社会性が高まったことなどです。 本大会をもって引退を決意した生徒が自身のこれまでを振り返り、自分の言葉できちんとコーチに挨拶をする姿に、彼の人としての成長を感じ涙が溢れました。彼はずっと競技を続けました。最後となったSLの滑走は一生忘れずにいたいと思える勇姿でした。これからもスキーを愛し、スキーを一生楽しむことも約束できて嬉しかったです。無限の可能性を秘めた子どもたち、それぞれの歩む道にエールを送り続けたいと思います。 |
|