サッカーをしてみて![]() ![]() 一緒にサッカーをしてみると、とても苦しいのです。それは、マスクをしているためです。6年生も「少し苦しい」と言いながらも元気に動き回っていましたが、本当に苦しいです。 文科省や県から体育や運動時の留意事項が出ていますが、マスクを着用しての運動はやはりかなり危険であることを身をもって体験しました。6年生は、時々、マスクを外し、呼吸をしっかりして取り組むように話しました。 これから、たまには、仲間に入れてもらいたいです。 お金の価値、ありがたさ![]() ![]() 3・4年担任の石井先生が「学園長が大金を募金箱に入れてくれた」と子どもたちが喜んでいましたと伝えてくれました。 そういえば、2時間目の休み時間に、3・4年生が募金活動に来たので、「みんな、たくさん募金してくれたかね」と尋ねると「はい」と答えたので、私も協力しなければと思い、「千円」を入れました。すると、大きな声で一斉に「大金だー」と笑顔で言っていました。私は、「緑の募金」への協力もありましたが、来てくれた子どもたちが、礼儀正しく、一生懸命だったので、その気持ちに応えたいと「千円」を入れました。 とても、うれしいのは「千円」を大金だと考えてくれている子どもたちの心です。お金は簡単には得られず、例え「千円」でも働いて稼ぐには大変です。お金の価値、ありがたみを分かってくれている子どもたちがたくさんいて本当にうれしいです。 私の子どもの頃は、卵型のアイスクリームがとても食べたくても、その代金の「10円」がなかなか親に出してもらえず、悲しかったです。 「飽食の時代」と呼ばれ、何でも手に入る時代となりましたが、今回の新型コロナ流行に伴い、そうはいかなくなった方も多数いるはずです。お金の価値、ありがたみを教えてくれている松之山の保護者、地域の皆様に深く感謝申し上げます。 子どもたちから教えられたこと![]() ![]() さて、「師弟同行」という言葉がありますが、私自身、こんな年齢になっても子どもたちから教えられることがまだまだたくさんあります。 ・毎朝、学園長室、副学園長室をノックして、丁寧に挨拶してくれる児童がいます。朝から、どんなに元気が出て、励みになることか、とても幸せを感じます。礼儀正しくあいさつしたいと思います。 ・「学園長先生、部屋を留守にするときは、ちゃんと電気を消してください」と、かわいい声で注意してくれます。良く気付いてくれてありがたいです。 ・めがねがくもったり、息苦しかったりして、うっかりマスクから鼻が出ていると、「学園長、鼻を隠した方が良いですよ。」と優しく言ってくれます。申し訳ないです。 人が生きていくには、いくつになっても学び合い、励まし合い、支え合うことが、大切です。私も子どもたちからたくさんのことを今も学んでいます。 これこそ、良き先輩、良き仲間![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 活動を通して、とてもうれしいことがありましたので紹介します。 昨日は8年生が中心に田植えをするはずですが、田の広さから、8年生が事前に7年生と9年生に協力を依頼して田植えが行われました。学園を出発するときは、8年生から、7年生と9年生に「よろしくお願いします」とあいさつがあり、「任せて」という雰囲気で、7年生と9年生は実に爽やかに出発しました。田植えの終わりごろには、9年生が最後まで、植えていないところを見つけては、苗を植えてくれていました。素晴らしい先輩です。 今日の5年生の田植えでは、学園を出発したら、6年教室のベランダに6年生が出て、「頑張って」と手を振って送り出してくれました。 先生に言われたわけではなく、先輩として、仲間として、支え、励まし合う学園の子どもたちの心の豊かさに直面し、コロナになんて負けていられないと、更なるやる気・元気をもらうことができました。 田を貸していただいている高橋様、小口様、お手伝いいただいた小野塚様、草村様には、心から御礼申し上げます。ありがとうございました。1年間大変お世話になります。よろしくお願いいたします。 7年生のあいさつに感激、感動![]() ![]() ![]() ![]() 今年から、中学部となり、制服を着た姿はとても立派だと感じていましたが、身なりだけでなく、ステップ期の素晴らしいリーダーとして自覚が高まっていることをひしひしと感じました。 7年生の今後の成長と活躍を大いに期待しています。 副学園長と心ひとつに![]() ![]() 今年度、初めて学園に赴任され、初めての校長職ということで、何かと不安や緊張もあるかと思いますが、本当に助けてもらっています。野鳥の会やホップ期の遠足、交通安全教室、緑の少年団活動などが実施できず、副学園長の出番があまり今はありませんが、子どもたちのことを一番に考え、心ひとつに協力してもらっています。 約一か月が過ぎましたが、副学園長に感想を書いてもらいました。 4月から副学園長としてお世話になっております、藤田剛(ふじた・つよし)と申します。市内の橘小学校から参りました。出身は柏崎市ですが、十日町市内の学校に勤務して23年目になります。市内に家も建ててしまいました。十日町市の風土が大好きです。 まつのやま学園に着任して一月あまりになります。真新しい校舎、地続きにある雑木林などの雄大な自然、何かと学校を訪れてお世話をしてくださる家庭や地域の皆様。たまに訪れるだけでは知り得なかった松之山の素晴らしさをたくさん感じ、毎日楽しみに出勤してきています。今は「国難」の真っ最中で、子供たちも職員も窮屈で不安を感じていますが、こんなことはいつまでも続きません。何の気兼ねもなく、松之山の子どもたちが思いっきり活動できる日が早く来ることを願っています。 学園長を支え、職員と力を合わせてまつのやま学園の子どもたちの命と健康を守り、健やかな成長の手助けができるよう全力を尽くします。どうぞ、よろしくお願いいたします。 先生たちも頑張ってます![]() ![]() ![]() ![]() 目的に合わせて、これまで何回も大小のグループで会議を開き、子どもの様子を心配して情報交換したり、どんな教育活動ができるのか話し合ったりなど、先の見えない中、一生懸命子どものことを一番に考えて活動しています。 勤務の終わりには、子どもたちが活動した場所の消毒をして、感染を最小限に食い止めようと努力しています。 学園長として、先生方の献身的な姿勢に感謝しつつ、早くコロナの終息を迎え、学園が活気を取り戻すことを強く願っています。 最後に、保護者、地域の皆様が学園の活動に、昨年度のように参加していただける日が来ることを心から願っています。 PTA総会資料を配布しました!![]() ![]() さて、PTA総会が中止になりましたので、本日、PTA総会資料を配布いたしました。直接、保護者の皆様の前でご挨拶できませんが、資料にも以下の内容を載せました。1年間、よろしくお願いいたします。 PTAの皆様、1年間どうぞよろしくお願いいたします! まつのやま学園 学園長 相澤 顕 まつのやま学園の4年目がスタートして、早一か月が経ちました。まつのやま学園の学園長を拝命し、緊張と責任の重さを日々感じています。新型コロナウイルス感染症対策の中、子どもたちは、とても落ち着いて学習に取り組んでいます。昨年度の未履修の学習も全て補習できつつありますのでご安心ください。今後も、コロナ問題が終息するまで、「命を守ること」を最優先に行います。急な変更・中止など多大なご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。さて、年度の始めですので、皆様にお知らせやお願いを4点書かせていただきます。 1 学園の特色 学園は小学校1年から中学校3年までの9年間を見通して教育活動を行っています。教育期を6・3制から4・3・2制とし、小学校6年生での卒業や中学校1年生での入学はありません。修学旅行は9年生で行うことになります。地域とともに作る教育に重点を置き、松之山の自然や歴史・文化を積極的に学び、スキー学習にも力を入れています。授業では、中学校籍の教員が小学生に乗り入れ授業を行い、学習の系統性に配慮したきめ細かい授業を行っていきます。 2 新学習指導要領の全面実施 新学習指導要領が今年度小学校で全面実施となり、来年度は中学校が全面実施となります。小学校では、外国語、プログラミング教育が導入されます。「主体的・対話的で深い学び」の実現が改訂のキーワードです。児童生徒が受け身である講義調の授業ではなく、児童生徒が問題解決に向けて積極的に対話し、考え議論する授業に改善していきます。コロナ終息後、授業参観のご案内をいたしますので、是非とも学園にお越しください。 3 生徒指導 いじめ問題は今も県の重要課題です。「いじめをしない、させない、許さない」命を大切にする意識を高める必要があります。「いじめは、どの学校でも、どの学級でも、どの子にも起こりうる」という認識に立ち、いじめ防止基本方針の通り、組織で徹底して対応していきます。早期の解決と再発防止を図るため、時には少し大げさに思える対応をとることもあります。ご理解・ご協力を切にお願いいたします。 4 家庭との連携 学園の教育を推進するに当たり、皆様との信頼関係は大変重要です。学園では、子どもたちのより良い成長を願って、指導や支援を行っているつもりですが、時として、説明不足や配慮の欠ける対応で疑問に思われることもあるかと思います。そんな時は、遠慮なく教頭または校長に連絡をお願いいたします。学園と家庭がしっかり連携して、子どもたちのより良い成長を育んでいきましょう。よろしくお願いいたします。 私は松之山に生まれ育てていただきました。本当に感謝しています。そのご恩に報いるため、副学園長と力を合わせ、職員一同精一杯頑張ります。どうか、保護者の皆様、温かいご支援・ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。コロナ対応中ですが、来園の際は、どうぞ、遠慮なさらず学園長室・副学園長室にもお声掛けください。お待ちしております。
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