今やれる時にやれることを精一杯やる!(朝日新聞3月15日の記事を基に話をしました) 先月行われた「ワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)」は世界が注目する中、日本チームは全勝で見事優勝しました。テレビ放送の視聴率は軒並み40%を超え、その注目度の高さがうかがえます。 代表メンバーの一人でキャッチャーの甲斐拓也(かい たくや)選手は試合前にいつも「心」という文字をグラウンドに書くそうです。この言葉は、甲斐選手がまだ高校1年生だった時に野球部のマネージャーだった3年生の大崎耀子(おおさき あきこ)さんがチームに贈った言葉です。大崎さんは2年生の時にがんの診断を受け、甲斐選手が入学した時は既に末期でした。それでもマスク姿で部員をサポートし、夏の県大会では記録員としてベンチ入りもしました。しかし、2008年10月、大崎さんは17歳で亡くなりました。 彼女が闘病中に残した3冊のノートには、野球部への思いがつづられていました。そして、「死」に直面し、揺れ動く気持ちも。「まだしたいことあるのにな」。大崎さんは「心」と書かれた色紙をチームに託しました。そこには離れていても「心は一つ」という大崎さんの思いが込められています。私たちは毎日を懸命に生きているでしょうか。「野球ができるのが、当たり前のことだと思ってはいけない」。プロ野球選手になった甲斐選手はそんな思いを込めて「心」という文字を今でも書き続けています。 「今やれる時にやれることを精一杯やる!」 そうした気持ちを大切に毎日を過ごしてください。 「燃やすごみ」から「燃やすしかないごみ」に私もささやかですが学校のごみの分別を行っています。十日町市では昨年4月からトイレットペーパーやラップの芯も資源ごみとして回収するようになりました。子どもたちに関心をもってもらおうと全校朝会でリサイクルの話をしたところ、ホップ期の子どもたちが私のところにトイレで見つけたトイレットペーパーの芯を届けてくれるようになりました。昨年度1年間で集まった芯は全部で430個。平らにつぶすと大きめの段ボール1箱分になりました。私は「小さなボランティア」にささやかなお礼として星型のシールをあげます。今年もシールをたくさんあげられることを願っています。次からはハート型のシールにしましょう。 (朝日新聞3月27日の記事から) 副学園長あいさつ豊かな自然と温かい地域、そして何よりも素直で朗からお子さんに囲まれた、まつのやま学園で教育活動を行えることをうれしく思います。 どうぞ、よろしくお願いいたします。 副学園長(中学校校長) 寺澤 隆志 どうぞよろしくお願いいたします昨年度学園長を務められた浅井貞夫校長に代わって、今年度学園長を務めさせていただきます高橋雅彦(たかはし まさひこ)と申します。学園での勤務2年目。保護者や地域の皆様が大切に考えてくださっている学園をお預かりする責任に身が引き締まる思いでおります。学園に集う子どもたちが安心して学び、健やかに成長できるように、職員一丸となって指導・支援をさせていただきます。そして、副学園長の寺澤隆志(てらさわ たかし)校長と連携して、自然豊かな松之山の特色や小中一貫校としての強みを生かした特色ある教育活動に取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 「兆」という字は、部首として「しんにょう・しんにゅう」が付くと「逃げる(にげる)」になります。でも、「てへん」が付くと「挑む(いどむ)」になります。子どもたちには自分の目標を達成するためにぜひ「逃げず」にぜひ「挑んで」もらいたいと思います。このまつのやま学園には挑戦できる環境がたくさんあります。それを存分に生かしてほしいものです。「できない言い訳より、できる方法を探す」姿勢で今年1年間を過ごして、大きく成長することを期待しています。 保護者や地域の皆様と手を携えて子どもたちの目標の達成を実現したいと考えております。これからも変わらぬご支援をいただきますよう切にお願いいたします。学園は松之山にゆかりのあるたくさんの方々から援助をいただいておりますことに感謝しております。こうした方々の故郷を愛する気持ちに少しでも応えられるように、子どもたちの活躍ぶりを学園のホームページで紹介していきます。学園の日々の様子を楽しんでご覧いただけたらと思います。 |
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