2023年5月25日仕事日記

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 いつもの喫茶店でモーニング。このごろは飽きてきた(笑)。新たなことを考えようかな(笑)。

 愛犬散歩。本日、講師授業をするネタ「17番目の秘密」の指導案を一気に書き上げる。通常の指導案以上に事前にどのようなことを考えているかがわかるように記す。

 6月7日に訪問する東員町立笹尾東小学校でのプレゼンを届いた研究方針をもとに作成。完成したので担当へ送付。

 11時45分ごろ家を出て、尾張旭市立三郷小学校へ向かう。今年度から関わらせていただく学校で、今日を含めて年間4回指導助言に訪問する予定。学校付近まで来たので、コンビニで飲み物を買って時間調整。

 13時少し前に学校着。校長や教務から学校の状況を聞く。飛び込み授業をする6年生の担任から子どもたちの状況も聞く。子どもたちの関係作りを心する。

 13時45分から6年生算数トピック教材「17番目の秘密」を始める。配慮すべきと聞いた子どもの反応がよく、大いに褒めて関係づくりをする。授業中での面白い会話は、その子どもが「先生は5が好きだね」というので、その言葉を板書して、「そう私は5が好きなんだ。君は私が好きでしょ」と返答。こんな会話ができればもう大丈夫(笑)。

 仮説が崩れて、新たに方針を決めて取り組まなければいけない局面になったときに、ある子どもが「大変だ」とつぶやく。「そうだね。大変だね。学級の係活動と同じように分担して調べようよ」と提案。「どうやって分担を決める?」という投げかけに、子どもたちは「自分が調べたいところを調べればいい」と応答。「では、やってみたい数は?」とアンケートをとると、全数調査ができる挙手があり、しかも2番目が「0」の場合も調べるという子どももいて、よし!よし!と思いながら、さっそく取り組み開始。この展開はできるだけ子どもに任せようという考えから。呼びかけに応えてくれる子どもたちが嬉しい。

 2番目と17番目の関係を示す対応表ができたところで、決まりを見つけるために、誰と話しても良いので、見つけてみようと投げかけ。僕はあちこちから聞こえてくる言葉を板書(つぶやき板書)。それをもとに集団追究に入る。差が二種類しかないことや、巡回していることを発表した子どものあとに、2番目×7=17番目に気づいて発表した子どもあり。それを聞いて、全員が何らかの声を出す。すかさず「私はそういった『なるほど!』といった声に誤魔化されないよ。分かったつもりになっている人がいるから、近くの人で〇君の考えを言いあってみて」と思考の追体験をさせる。さらに〇君の考えをコンパクトに言えないかと追質問をして、挙手した3人の子どもを指名して、子どもに「17番目の秘密」をまとめてもらう。

 講演では、届いたこの学校の研究方針をもとに、それを価値づける話をする。特に「振り返りの重要性」「子どもに話し合うことのイメージを伝えるといい」「学習規律の大切さ」を40分間ほど話す。その後、20分間は今日の授業振り返りを自分自身で指導案をもとにする。

 ゼミ生に依頼した事柄の発表をしてもらう。「45分間で僕は何回褒めたか→53回」「子どもが発言していた時間→18分間ほど」「僕が発話していた時間→12分間ほど」という報告。初めて出会う子どもとの授業なので、1分間に一度は褒めていたのは、意識してのこと。

 校長室で、校長、教頭、教務と今後のことも含めて懇談。僕が訪問する期間の取組が大切だと伝える。

 例によって、喫茶店でゼミ生と振り返り。授業で心掛けたこと、先生たちに伝えたかったことなどを改めて学生にも伝える。

 帰宅前に父親の入院先へ。痛みはかなり減ってきたようでほっとしたが、体が動くようになったので要求も多くなったようで、病院の方々にお詫び。

 帰宅。おかげさまで今日も充実の1日。メール対応をして横になる。かつての教え子から相談電話。1時間くらい対応。お役に立つことを祈るばかり。

 研究室HP記事は、5月13日の教師力アップセミナー(佐藤正寿先生)の学び記録。柴山君、荒木さん、石上さんの3人が発信。多岐にわたった豊かな学び。佐藤先生に感謝。
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