2023年10月4日仕事日記

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 雨の朝。いつもの喫茶店から帰ってきて、10月7日の小学校教育実習事後指導のプレゼンとワークシートづくりをする。自分としては、実習振り返りの2コマ分の内容として、振り返りの重要性、自己課題出し、大村はまの言葉をもとにした学級経営の振り返り、GIGAスクール構想と実際、GIGA開きの価値など、多岐にわたり十分なものと判断。資料を授業をしていただく石原先生、山田先生、福地先生へ送る。

 雨が止んだので愛犬散歩。10時から1時間15分ほど、文科省一体的改革推進事業に関するグループインタビュー調査をオンラインで受ける。本学の教育実習体制をあらためて考える良い機会になった。他の2大学の報告も参考になるが、大学名を伏せてのインタビューで、どこの大学なのかがわからないのが残念といえば残念。だからこそ本音で語れたともいえるけど(笑)。

 12時15分ごろ、犬山市立犬山中学校へ到着。校長先生と懇談しながら、僕はどのようなことを先生方に伝えたらよいかをお聞きする。「この頃の授業を見ていると、どうも精彩に欠けてきているように思う。もう一度原点に戻ろうという話をしていただきたい」とのこと。なるほど!と思い、授業撮影の準備をする。

 いただいた要項には、今日の僕の訪問(玉置先生参観デー)は次のように位置付けられていた。

 玉置先生参観デーとは、講師も含めた全員が指導案ライトを作成し公開する日。
(ねらい)
1 非常勤を含め、全職員が指導案を作り、授業公開する機会を増やす。
2 教科を問わず、他の教員の授業を参観しに行く機会を増やす。
3 目指す生徒像や、それに伴った授業づくりについて話す機会を増やす。

 ということで4限は12授業、5限は13授業参観。カメラでポイント撮影。必死。授業を見ながら、校長先生からの依頼内容を実感する。確かに。以前の犬山中の授業エネルギーが感じられない。どうした犬山中?と校長先生に思わず伝える。

 もっとも研究主任らの授業は、発表会を一つの通過点として革新的な授業を重ねてきたあのときの授業以上のもので、僕の講演は、新旧研究主任と犬山中に一番長く勤めている先生の3人と対談する形で進行することを決意。

 土井先生(現在の研究主任)の英語授業での生徒の様子をもとに、どのような思いでこうした授業を行っているのかをインタビューしながら、犬山中が大切にしてきた授業づくりの根幹を強調する。長谷川先生、安形先生も同様に、動画の背景にある授業観、生徒観を引き出しながら、40分間のおかげ様の時間。

 終了後は、校長室で参加した8名のゼミ生が土井先生、長谷川先生、安形先生にインタビューしながら、学級経営のこと、新任教師として大切にしなければならないことなどを聞く。いずれ記事になるので、ぜひお楽しみに。

 帰宅。追い詰められた仕事(笑)がたくさんあって、いくつかを並行処理。どれもが未完成だけど、少しずつ進んよし!としたい。
 
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