2022年12月10日仕事日記8時30分ごろ岐阜駅西駐車場に車を止めて、岐阜駅ビル内で朝食。とっても美味しいサンドイッチだが、支払い時に値段にびっくり💦。 9時10分くらいにじゅうろくプラザ会場に入る。さっそくプレゼンづくり。最近の小中高校生の自殺数データで、このセミナーの価値づけをすることに決める。 10時開始。1 いのちの授業の大切さ 2 山田貞二先生とゲスト加藤みゆきさんによる模擬授業「いのちの授業」 3 感想&質問交流 4 感想や質問を受けてコメント という流れで展開。 山田先生の模擬授業のよさはもちろん、臓器移植を受けておられる加藤さんの生声、龍崎先生の的確なコメントのおかげで、とても良い時間になったと思う。取材の記者さん二人にも感心をしていただいた。なお、このセミナーに我がゼミ生は、総勢13名の参加。ゼミ指導者として、こうしたことも嬉しい。 ゼミ生と昼食(写真)。久しぶりにゆっくり話すこともできて、疲れも飛ぶ。 大学へ。13時ごろに研究室着。教育課程論の振り返りをチェック。14時過ぎから、卒論相談に久野さん、吉久さん、今井さん、丹羽さんが来研。4人とも完成への目途が立つ。(写真の板書を見てやってください) 授業ワークシート印刷。秋山学部長に報告と相談。18時30分ごろ帰宅。研究室HP記事は、12月1日の8期生ゼミでの記録を澤本君が発信。後輩ゼミ生ができるとより意識が高まるというのはよくわかる。 2022年12月9日仕事日記
今日は終日、名古屋市立露橋小学校での1日。8時55分に地元駅乗車、金山経由、山王駅へ。教頭先生にお迎えをいただき、10時ごろ学校着。
教務主任さんと本日のスケジュール打ち合わせ。僕が講演でどのような内容に触れてほしいかもお聞きする。 2限、3限、4限の3時間で、全学級の授業を動画撮影しながら参観。この学校には9月早々に参観しているが、その時に見られなかった授業風景がどの学級でも見ることができて、とても嬉しい1日。 教室内で自由なスタイルで意見交流する場面、一生懸命に自分の思いを伝える子どもたち、意図的指名により集団追究が高まっていく場面、できる限り子どもに出力させようと発問の工夫が見られる授業、子どもと子どもをつなごうとする指示、考えの変容をビジュアル化させている授業、即時評価を多用して子どもと会話をしている場面、教えるべきところはしっかり教えている授業など、どの授業も全員で共有化しておきたい場面があって、多くの動画収録となった。 給食をいただき、2時間ほどの時間で動画整理とそのタイトル付け。校長先生と懇談。 「学びの天気」を日常活用している学級の子ども二人にインタビュー。「学びの天気」の価値、振り返りのよさをいきなり質問でも語ってくれたことがなりより嬉しい。山田貞二先生提唱の「心の数直線」活用も見ることができたので、写真で紹介。 15時から15時45分間、全教員で学び合いたい授業場面を提示しながら、その良さを伝える。別学校での授業場面も示しながら、教師が陥りやすい過ちを紹介。 教頭先生と山王駅まで歩きながら、先生方の授業力がアップしている最大の要因は何かとお聞きしながらの時間。 山王から名鉄名古屋まで行き、特急に乗り換えて犬山から地元駅へ。18時ごろ帰宅。 ふと浮かんだ12月14日のゼミ内容。さっそくゲストに来ていただけないかと打診。快諾をいただく。さっそく8期生にグループチャットで連絡。またまた楽しみが増えた。 研究室HP記事は、11月26日開催の「教育と笑いの会」のシリーズ発信開始。第1弾は、久野さん、前野さん、柴山君。ゼミ生が会から何を学んだかをぜひお読みください。 2022年12月8日仕事日記
7時30分ごろ研究室着。珈琲とパンで朝食。福地先生に相談事にがあり連絡。研究室に来ていただき、30分間ほど話し合う。教務課へ行き、変更しようとする事柄について相談。昨日の会議での審議事項よりは進展する見込み。
1・2限は第7回・第8回教育課程論。1限は「主体的な学び」、2限は「対話的な学び」がテーマ。教育実習を終えてきているので、前期受講生と比較すると、ワンランク上の発言が多い。このような状況なら、さらに発問が工夫しようという気持ちにさせてくれる学生。 大学を出て、清須市立西枇杷島小学校へ向かう。学校付近で昼食。時間調整。 14時少し前に学校着。さっそく機器準備。校長先生から改めて依頼ごとを聞き、プレゼン再調整。 14時50分から15時45分ごろまで、「主体的・対話的に学ぶことができる児童の育成」と題して、先生方とのやりとりも入れて、さらに動画を見せながら講演。 20時から高村先生、松本先生にzoomに入っていただき、中学校教育実習事後指導最終動画を作成。1時間弱。貴重なコンテンツがまた一つできたという自信あり。 さっそく動画公開をして、ユニパで学生へ連絡。公開直後にレポート提出をした学生あり。内容を見ると、こちらの意図をよくつかんでいて嬉しい内容。 ゼミのあるページ更新作業。いろいろな技を駆使。自己満足! 研究室HP記事は、8期生新谷さんの「8期生と餃子」。8期生の強いまとまりが文面に溢れている記事。 2022年12月7日仕事日記
家を出て10分ほど経って添削した卒論を忘れたことに気づき、リターン。危ないところだった(汗)。
8時ごろ研究室着。添削中の卒論に目を通して、手元にあるのは終了。ふ〜う。 9時から教職実践演習。今日は保育専修学生24名。例によって保護者から寄せられる意見をもとに、その対応をロールプレイ。僕が経験を踏まえて助言する展開。 10時40分から7期生ゼミ。集団追究場面でのまさに追究ゼミ。この内容については、授業提案者の池戸さん、下野さんによる記事や、全ゼミ生による「学びの天気」の記述を楽しみにしていただきたい。ある授業技術の価値が高まったことが嬉しい。 12時30分からオンラインでのカリキュラム委員会に参加。 13時から14時40分までは研究室で執務。ゼミ生今井さん、吉久さん来研で卒論添削。 14時50分から8期生ゼミ。合宿の概要、卒論への準備について伝える。その後、ある算数授業指導案と動画を見ながら、授業展開について論議。さすが教育実習を終えただけある。質問や指摘がレベルアップしている。この内容はプロ教師の研修でも活用してよいと手ごたえあり。このときの「学びの天気」も近いうちに公開したい。 16時30分から対面クリスタルプラン委員会。「子ども理解活動」について詳細を提案。ある事項について指摘を受ける(泣)。確かに!という内容で、大きな壁。さてどうしようか・・・。 研究室に戻り、留守番をしていてくれた今井さん、吉久さんから僕が不在のときの話を聞く。電話があったようで、その対応をしてくれたことも聞く。18時40分くらいに電話があり、電話をいただいた方がわかる。 帰宅。どうしても原稿書きに向かえず、一旦横になる。零時近くに目覚めて3時ごろまで原稿書き。約束の日時より6時間遅れ。 研究室HPは、週に1回、発信される下野さんのエッセイ。ファンの皆様、お待たせしました。今回はアンパンマンです。 2022年12月6日仕事日記
いつもの喫茶店でモーニング。帰宅。昨日も届いたいくつかの依頼。教育委員会等で来年度の研修立案が始まっていることがよくわかる。日程確認をして返答。声をかけていただけるのは有難いが、会場移動を考えるとお引き受けは難しいことも増えてきた。
9時から今月伺う大和高田市の教育委員会の方とオンライン打ち合わせ。僕への希望をお聞きして、講演内容を決める。 父親を同伴して銀行回り。代筆をしなくてはならなくなってきた事実に寂しさを感じながらの時間。 午後の講演プレゼンを見直し、若干の修正。学習指導要領「総合的な探究の時間」の解説を読み直す。13時ごろ家を出る。 13時40分ごろ愛知県立春日井南高等学校へ着。PC接続の確認後、校長室で懇談。「あいちラーニング推進事業」の概要や春日井南高校の実際をお聞きして、頭の中で、講演内容を少し調整。参加者はこの事業の主幹校の方や重点校の方。多くの方に聞いていただけることに感謝。 14時30分から10分間の休憩を入れて16時30分まで講演。演題は写真のように「主体的・対話的で深い学びを実現する授業づくり」。 「義務教育のことは自信をもって話せますが、高等学校のことは…」と最初にお断りを入れて話始める。ふと思い出して伝えた「全員がiPadを使っている姿を見せます」と公開した中高一貫校の発表会でのエピソード。これがつかみとなって、皆さんに笑ってもらってからは、調子が出て(笑)、いつも以上にいろいろと織り込んで展開。 参加者には、かつての教え子や飯島康之ゼミ生で学生時代から僕のことをご存じの方などがおられ、親近感をもって話すこともできた。夕刻には参加者の感想が届く。僕の意図をよくつかっていただいた方が多数で、元気が出る。 校長先生、教頭先生は、この仕事日記を過去にさかのぼってよく読んでいただいて、話題にしていただけたことに感激。 下の写真は、春日井南高等学校にあった像だ。高校がある地域のコミュニティ―推進協議会が設置したもの。この像は「よく見て よく聞いて よく話す」を表していて、地域の皆さんの願い。まさに「主体的・対話的で深い学び」だと感嘆。 今日は2015年4月20日から発信を始めたこの研究室HPへのアクセス数が、85万アクセスを突破した記念日。これも1日平均300人余の方がアクセスしていただけるからこそ。皆様、どうもありがとうございます。 2022年12月5日仕事日記8時25分地元駅乗車、名古屋から京都へ。京都からは、特急はしだて号と特急こうのとり号に乗車して、八鹿駅へ。到着は12時24分。教頭先生にお迎えをいただき、弘道小学校へ。12時50分ごろ着。何度来ても、特長ある味わいがある校舎に見とれてしまう。 学校が抱えておられる課題をお聞きして、2年生算数授業参観。子どもたち一人一人のことをしっかり考え、とても丁寧で、特別にワークシートも作っての温かい授業。今日は授業後から僕の講演までの時間が短いために、動画撮影もいつも以上に的を絞る。先生方に話す事柄を整理しながら撮影。 授業後、すぐに動画整理。半分ほどの動画しか見直すことができなかったが、しかたないこと。研究協議会場では、前半のプレゼン追記。ある程度作って臨んだが、やはり授業を見ると伝えたいことは増えるのが常。なんとか終了。 15時から16時10分まで「はじめに子どもありき」「学びの追体験を大切にしたい」の2点を重点に、動画を見せながら様々な授業改善法について伝える。先生方の学びたいという強い眼差しを感じることができて、気持ちよく話すことができた。 終了後、すぐに駅へ送っていただき、16時58分発きのさき号で京都まで。新幹線で名古屋。夕食をとって、自宅へは22時ごろ。 往復の列車の中では、卒論添削を頑張る。なんとか目途がついてきたとはいえ、まだまだ(泣)。頑張れ、俺!いや、ゼミ生が頑張れだ(笑)。 2022年12月4日仕事日記
今朝はゼミ生池戸さんの卒論添削から。キャリア教育がテーマでオリジナル性もある。文科省チームリーダーに資料送付。12月8日に伺う清須市立西枇杷島小学校での講演資料作成して、担当へ送信。依頼事項を熟読して動画を多くすることにした。
8時20分に地元駅乗車、犬山経由で東岡崎駅へ。迎えの車で、竜美丘会館へ。 今日は愛知教育大学附属学校技術・家庭科OB会で講演。定刻になるまで会長さんらと懇談。40名を超える参加者の内訳をお聞きすると、同年代や人生の先輩方も多い。講演内容を聴き手を意識して変更する必要ありと認識。 10時30分から12時まで「令和の日本型学校教育を深める」と題して講演。前半はゆっくりと最新の情報を織り込んで学習指導要領の話。後半はスピードを上げてGIGAスクール構想と働き方改革の話。笑っていただく箇所での反応はよく、気持ちよく話す。 皆さんと昼食。農学博士と僕が大学時代に習った「再生二期作」の話題で盛り上がる。なんと僕が教えていただいた教授の次に就任された方とのこと。他の皆さんとも懇親。授業づくりや学校運営の話など、多彩な話題。 終了後、駅に送っていただき、特急で犬山駅へ、乗り換えて地元駅。15時前に帰宅。 「子ども理解活動」についていただいた意見を踏まえて提案資料に手を加える。資料も通番をつけて事務局へ送信。いつも心に引っかかていた文書がとりあえずできてほっとする。 車検を終えた車を取りに行く。近くの本屋さんへ。そして家電量販店に出向き相談。外食をして帰宅。20時ごろ、かつてのゼミ生から電話。考えすぎのところがあると思い、若干の助言。 研究室HP記事は、本屋で見つけた拙著16冊を組み写真にしてアップ。16冊も並んでいたことに感激。それだけ売れ残っているのかもしれないけど(笑)。 2022年12月3日仕事日記
いつもの喫茶店でモーニング。「子ども理解活動」について熟考。帰宅して加筆。
9時30分から11時まで、第4回モーニング情報交流会(オンライン)。今回のテーマは「教職員を育てていますか」。北海道の桐渕校長が組織ぐるみでの取組、九州の平河校長が校長としての取組についての熱い実践報告。30名ほどが集まっていただき、ブレイクアウトルームでも濃厚な情報交流。我ながら今回も良い会となったと自負。 車検のためディラーへ車入庫。外食して帰宅。 「子ども理解活動」のさらなる加筆。資料整理。集中力は続かない(泣)。並行して、いくつかの発信。 20時から21時30分まで、学校&教育 Update Groupの講座に参加。講師は大阪府枚方市立山田中学校長の山本俊夫先生。『「指導」から「支援」へ〜誰もが認められる学校づくり講座』というテーマでお話を聞き、皆さんと意見交流。参加者の中で「気づいたら、私、先生の本(落語流 教えない授業のつくり方)を買っていました!」という方があって感激。 「子ども理解活動」の資料を整えて、まずは一段落。「働き方改革」の資料、啓林館リーダーセミナーの概要決定など、いろいろ。 研究室HP記事は、「いのちの授業をつくる」の感想集。もっともっとこの本が広がるといいな! 2022年12月2日仕事日記
サッカーの日本とスペイン戦をリアルタイムで見ようと思っていたが、目覚めたら7時(笑)。勝利したことを知り、朝から興奮。あちこちのテレビ局で闘いの状況を知る。
8期生に昨日のゼミ総括所見、9期生には研究室HP投稿手続き周知と自己紹介記事発信指示。 9時ごろ家を出て、コンビニで軽食を買って朝食。プラザホテル勝川へ9時50分ごろ到着。 10時から16時まで「授業と学び研究所会議」と「春日井市ICT支援員研修」に関わる。特に午前の会議は研究所としての提案をまとめる意味で重要な話し合い。話し合えばあうほど、方向性は間違っていないと確信。 午後は支援研修に関わりながら、いくつかの業務もこなす。早めに見通しを持ちたいと思った事項も短時間で明確にできて一安心。子ども向け「心の天気」のマンガ化も進みそう。 17時ごろ帰宅。疲れが蓄積していて、気力もわかない。ここのところこんな日が続いている。大丈夫か、俺状態(泣)。 研究室HP記事は、11月25日 東員町立笹尾東小学校での学びを下野さんが発信。授業を見る目がさらに高まってきている下野さん。 2022年12月1日仕事日記
7時30分ごろ研究室着。教育課程論の準備をしていて、家に「授業振り返り」を置いてきてしまったことに気づく。大学出席カードで代替することにする。
「教育課程論」の1限は「生徒指導」、2限は「進路指導」がテーマ。1限は特に「スクールカースト」の存在と自分の認識について、2限は「キャリアパスポート」についての是非について話し合う。今日も濃密な授業(だったと思う)。 12時15分から龍崎先生、芳賀先生とオンライン会議。 13時に啓林館から来研。コロナ前に依頼を受けていた講演会を開催したいとのこと。内容について相談。 14時以降、この時期らしく卒業論文相談。久野さん、高橋さん、今井さん、吉久さん、丹羽さん来研。ほか添削依頼が田中君、池戸さん。 16時30分から8期生後期ゼミ。今回は、「小・中学校の教育実習を終えて」をテーマとして、プレゼンを作って一人5分間の報告会。9期生も全員参加。良い機会なので、8期生へ質問をすることに指示。 8期生には、先日の「教育と笑いの会」で学んだ話術「間・抑揚・リズム」に気を付けて話すように指示。確かに意識したプレゼンが続く。報告事項での「学びの豊かさ」(学びの天気の記載をぜひ参照)にも感心。ゼミ初参加の9期生からの良い質問もあって、充実のゼミ。 最初から最後までゼミを参観していただいた福地先生にコメントをいただいたこともあって、研究室へ出向いてお礼。ゼミ学び記録に福地先生の言葉が印象に残ったというのも嬉しい出来事。 研究室に戻り、片付け物をして大学を出る。帰宅。ほとんど休む時間がなかった1日で、ヘトヘト。一旦横になって、目覚めて仕事。午前2時30分まで。4時からのサッカーを気にしつつ就寝。 2022年11月30日仕事日記
早朝から大学「子ども理解活動」についての提案文書づくり。ようやく過去との比較からこの活動の価値を書くところまで。
10時12分地元駅乗車、名古屋、米原、敦賀へ。お迎えの車で敦賀市立中郷小学校へ。12時50分ごろ着。今日の流れを確認して、プレゼン再調整。 13時25分から14時10分まで4年生算数授業。お聞きすると、授業者は僕のファンとのこと。授業では、僕が提唱する授業技術をあちこちで見ることができて感激。僕の本を読んでいただいているなと感じる授業。子どもたちと教師の関係も良く、導入や見通しを持たせる方法もICTをうまく使っていて感心ことが多く、どの部分を全体会で取り上げようかと悩むほどの授業。 終了後、すぐに会場に移動して、舞台袖で動画整理。僕が授業の原理原則の話をしてから、研究主任、授業者、指導主事に登壇していただき、動画を見ながら授業を振り返る展開と決めたので、話題が焦点化するための動画選び。なんとか完了。 14時50分から16時20分まで、敦賀市総合福祉センターあいあいホールの舞台上で講演。出力する大切さ、心理的安全性の重要性を中心に30分ほど話す。50分ほどは、3人に登壇してもらっての動画をもとにした授業振り返り。若い先生であることもあって、他の授業動画を比較してもらい、今後の課題を見つけてもらって終了。こういうことができるのは良い授業であったからこそ。初企画は成功!と言いたい。あとは聴き手の感想を待ちたい。 指導主事から届いた以下の感想。こんな嬉しいことはないので、ここで紹介したい。 本当にありがとうございました。 ご講話の内容はもちろんのこと、 「相手の思いを最大限に尊重してできる限りを尽くす」 という人としての姿勢に改めて心から感服いたしました。 車内でも申し上げましたが、「思いがある」ことが全てだと再確認しております。 「情熱と経験で乗り切れる時代ではない」などと教員が揶揄されることもありますが、やはり「人は心」であるとしみじみ感じます。 玉置先生の志にふれ、自らも人間の根っこの部分を大切にして、心ある子どもや教員を育てていきたいと決意を新たにしております。 17時10分敦賀駅乗車、名古屋駅地下で夕食。久しぶりのモダン焼きを味わう。そして帰宅。 昨日が日本教育新聞連載中の「提言」締め切りでした、との連絡を受けて、急いで原稿書き。なんとかできたので送信。ふ〜う。 研究室HP記事は下野さんのエッセイ「先見の明」。私がパソコンに対して苦手意識を持っていないのは、父の先見の明があったからだと振ら返っています。 2022年11月29日仕事日記
6時30分ごろ家を出る。7時30分には研究室。珈琲とパンで朝食。下野さんがスタバで僕好みのドリンクを購入して来研。卒論ができたとのことで受け取り、添削返却の予定を確認。1限・2限「教育課程論」の準備。
1限「教育課程論」は「学習指導要領理解シリーズ 主体的な学び」、2限は「学習指導要領理解シリーズ 対話的な学び」。いつもと同様に、一つ一つの用語から深掘り。例えば「社会に開かれた教育課程」という文言をとりあげ、その理由や目指すものについて自己の考えを述べるように促す。ある学生の授業感想が以下のとおり。 「教育課程論」はアウトプットの機会が多いので頭が整理されます。自分がどこであたるかヒヤヒヤしながら講義を受けてます。他の受講者のレベルが高くて毎回勉強になります。同時に危機感も感じます。 来年度のスクールパートナーシップについて確認。依頼先には僕が応答することを伝える。 激しい雨の中、愛知県立足助高等学校へ向かう。日本教育会愛知支部での僕の講演をお聞きになり、足助高等学校長先生と教頭先生が二人揃って研究室に来られたのが縁の開始。「授業改善をしたい。そのために助けていただきたい」とお聞きする。高等学校のことはほとんど理解できていない自分なのでお断りしたが、「講演を聞いて先生しかいないと思って、こうしてやってきました!」などと懇願いただく。例によって、野口芳宏先生の教え「頼まれたら断らない」で、まずは訪問することにしたというのが経緯。 学校近くの昔懐かしい感じがするレストランでランチ。15時前に高校着。僕は先生方の勉強会で、質問を受けてやりとりすることが当初の予定だったが、その質問を見ると、教科内容に深く入っていて、とてもお応えができない(泣)。僕に進行させてもらうにことにして会議室へ。 参加の皆さんにいきなり「なぜ聞くことが多い授業から出力する授業を多くすべきなのか」と問う。意見をいただき、さらに突っ込みながらの調子で1時間。僕を招聘していただいた価値があったがどうかはわからないが、今、自分ができることを精一杯やらせていただいたことは間違いない。終了後、校長室で次の訪問についての確認。 16時30分ごろ高等学校を出て自宅へ向かう。ほぼ1時間で帰宅。今日も届いた依頼や確認メールに対応。ゼミ生へいくつかの連絡。 研究室HP記事は、先日の横山浩之先生セミナーのゼミ生最終記事。田中君と澤本君が発信。横山先生の明日から心得るべき実践論に大いに学んでいる内容。 高森台中学校長の水谷年孝先生が文部科学省「義務教育の在り方ワーキンググループ(第2回)」で発表された資料の内容が素晴らしく(皆様、必見)メッセンジャーで感想を伝える。電話をいただき、最近の状況を直接お聞きする。良い機会なので僕の心配事を相談。貴重な時間。 2022年11月28日仕事日記岡山駅からタクシーで岡山県総合教育センターへ向かう。50分ほど。料金は12000円近く。なんと名古屋から岡山までの新幹線代より高い。センターの指示でのタクシー利用とはいえ、恐縮。 12時45分ごろ着。お弁当をいただき、講演準備。13時15分から、中高16年目の先生方に、「ミドルリーダーへの展望と期待 これからの学校におけるミドルリーダーシップ」と題して90分間話す。最後の20分間はワークショップ。 「教育と笑いの会」で桂雀太師匠にテンションを上げることが大切と聞いたこともあって、いつも以上に受講者にエネルギーが届いた模様。なんと!講演後、ある受講生の方がわざわざ控室まで来られ、「とても感激しました!」と言われる。こちらこそ大感激。 14時45分に終了。15時、再びタクシーで岡山駅へ。早めに着いたので16時前発の新幹線乗車。19時前に帰宅。 さっそく原稿の精読。何か所かに手を入れて編集部へ送信。今日もいただく依頼メールへの対応など。 研究室HP記事は11月12日の横山浩之先生教師力アップセミナーの記録。高橋さんと吉久さんの記事。4月からともに教師。それを踏まえての貴重な学び発信。 2022年11月27日仕事日記
昨日、無事、「教育と笑いの会」が終了したことで、いわば放心状態で、なかなかエンジンがかからない。今日のスケジュールを空白にしていて、つくづく良かったと思う。もし講演が入っていたら、魂が入らない淡々とした講演だったかもしれない(笑)。
感想を送っていただいた方や来場していただいた方にお礼のメッセージを送ったり、送っていただけた写真を整理したりの半日。 写真集というほどではないが、「その1」と「その2」の2つの記事でアップ。 あるゼミ生から届いた昨日の体験から得たこと。まさにこの通り。 昨日は教育と笑いの会、野口先生お祝いの会、ありがとうございました。素敵な方達が沢山集う会に参加できて、本当に幸せ者だと感じた一日でした。壇上に上がって語られた皆さんが、共通して「出逢い」について語られていたように感じました。玉置先生との出会いが、、、と、幸せそうに語る皆さんを見て、同感!同感!と首を縦に振って聞いておりました(笑) (私から返信)そうですね。誰に出逢い、誰と繋がり、その繋がりを大切にし続けるか、で、人生は大きく変わりますね。つくづく心に刻んだ日でした。それを皆さんに伝えることができた嬉しい日でもありました。 素敵な人の周りには素敵な人が集まりますね。 エネルギーが出てきたので、12月2日の授業と学び研究所での会議用資料作成。よい感じにできた。12月3日オンライン開催「モーニング情報交流会」の案内(一般社団法人未来を拓く学校づくり研究会)を何人かの方に発信。 8期生には12月1日のゼミのための資料作り指示、9期生には参加の呼びかけ。 明日の岡山県での講演プレゼンを見直して再調整。原稿書きに入るが集中できず。断念。 2022年11月26日仕事日記帰宅して、12月1日の8期生ゼミでの交流の質を高めるために、共有ドライブへの書き込みを指示。 11時前に家を出て、12時少し前に「大須演芸場」到着。EDUCOMスタッフの皆さんがテキパキと動いておられるので安心して任せて、僕は演芸場前でお客様方にご挨拶。 13時30分開演。僕は最初の挨拶。教師には話術とユーモアが必要なことを伝えた後、話術を褒められて大変な仕事を引き受けることになったことを落語風味たっぷりで話す。後半は、野口芳宏先生に登場していただき、野口先生の「すべては作り話」というフレーズで笑いをかっさられて(笑)、15分間きっかりで終了。 漫才「山へ芝刈りへ」、漫才「学校RR」と続き、野口芳宏先生スタンディング落語「山のあなたの空遠く」は、新たな世界へ。感心するばかり。 柳亭小痴楽の落語「松山鏡」は、家族のことを織り込んで地話風味のとっても面白い落語、桂雀太の落語まくらは、コロナで1か月休んだことをかつての友人の居座りとオーバーラップさせて大笑い。「住吉駕籠」は、雀太風味がこれまで以上に強くなっていて、人物の面白さを堪能。 15回を振り返っての口上は、これまでのシンポジウムと比較して最初に大笑いしてもらって、あとは出演者の話術にすがる展開。さすがのメンバー。30分間充実の笑い。 最後は野口先生に3本締めをしてもらって、無事、「教育と笑いの会」終演。 マリオットホテルへ移動。17時30分から「野口芳宏先生米寿をお祝いする会&教育と笑いの会解散式」と題して豪華料理の宴会。つくづく野口芳宏先生と出会えたことで、僕の人生にとって、とっても大きなことだったと強く強く自覚できた時間。深謝しかない。 参加したゼミ生の笑顔に癒されて帰宅。大須演芸場に来てくれた家内に感想を聞き、ほっとする。あとは魂が抜けた状態(笑)。 2022年11月25日仕事日記
早朝からゼミ生卒論添削。各ゼミ生の状況やこの先を考えると、眩暈を覚える朝(笑)。
前日の第3回・第4回「教育課程論」の振り返りを読む。特に重要だと思う箇所に◎や下線を引きながらチェック。2時間ほどかかる。 10時30分ごろ家を出て、東員町立笹尾東小学校付近のガストへ向かう。そこでゼミ生の下野さんと吉久さんと合流。ランチを食べながら四方山話。貴重な情報ももらう。 13時ちょっと過ぎに笹尾東小学校着。13時20分からの6年生算数授業参観。例によってカメラで重要ポイントだと思われるところを撮影。日ごろの教科経営のよさが十分に出て、子ども同士の自然な関わりに好感が持てる授業。 協議会場に移動して、さっそく動画整理。伝えるべき事項を整理して、教科書の資料もプレゼンに追加。 ゼミ生も加えてもらっての3グループによる授業検討会。聞こえてくる意見交流の内容は、まさに同意することばかり。 30分間の時間をいただき、授業動画、授業デザイン、教材の本質を絡ませながら、教材研究について重点をおいて話す。 終了後、校長室で次年度の関わりについて依頼をいただく。嬉しいことだが、関わる学校を整理する段階に来ているのでは?と自問自答しながら、依頼をお聞きする。 事故渋滞があって、予定より遅くに帰宅。明日、最終回を迎える「教育と笑いの会」の準備をあれこれ。 8期生全員が僕が出した課題への書き込みがあったので、僕から全体へコメント。それぞれの書き込みを読みながら大いに学んだに違いない。 研究室HP記事は、11月24日の北名古屋市立白木小学校で僕の講演を聞いた下野さんによる記事。プロ教師も感心すると思われるまとめ方。 2022年11月24日仕事日記
7時30分ごろ研究室着。珈琲とパンで朝食。先日の火曜日の「教育課程論」での振り返り読み。スクールカーストの体験有無、キャリアパスポートの是非についての個々の考えを読み取る。特にキャリアパスポートは賛否がほぼ同数。デジタル化についても同様。学生の考えは大いに参考になる。
1・2限「教育課程論」。1限は年間授業時数がテーマ、2限は総合的な学習の時間がテーマ。木曜日の授業受講者も多くの考えを発言。授業後、「先生、この講義大好きです」と声を掛けられる。その理由が「みんなの考えが聞けるので参考になる」とのこと。 研究室に戻り、朝の仕事の続き。7期生今井さん来研。2年生の丸山君来研。四方山話。 13時過ぎに大学を出て、北名古屋市立白木小学校へ向かう。学校付近に約束の時間の1時間前に到着。車の中で時間調整。 15時15分から1時間、現職教育講話。「主体的・対話的となる授業づくり」と題して、例によって動画を多用しながら、先生方とのやりとりもしながら話す。今日もゼミ生・下野さんが参加。何度も僕の講演を聞いている下野さんがどのように書いてくれるか(笑)が楽しみ。 終了後、校長室で懇談。そこで聞いた話が嬉しい。かつて私の講演を聞いていただいた校長先生が私が提唱した「学校HPの毎日更新」を、教頭先生とともに続けておられるとのこと。学校経営にプラスになっているという報告を聞き、元気が出る。 帰宅。18時からオンラインで「一般社団法人 未来を拓く学校づくり研究会」理事会。30分間で終了。会員規約と事業計画について協議。 研究室HP記事は、第5回教師力アップセミナー(横山浩之先生)での学びを8期生・前野さん、芝田君が発信。教育実習での実際を踏まえての振り返りがいい。 2022年11月23日仕事日記
大学は祝日でも授業はあるが、今日は休み。1日仕事を進める日と決めて朝から取り組む。
まずは一気に読み終えた本の著者へ感想を送る。また、熊本市教育長の遠藤氏に、教職研修12月号には、僕が書いた遠藤教育長著の書籍評文が掲載されたことを報告。さらに届いた2件の依頼に返信メール。読みかけ本を読了。 12月4日は、愛知教育大学附属学校技術・家庭科OB会で講演。そのプレゼン作成。続いて、12月6日は、愛知県立春日井南高等学校で、あいちラーニング推進事業の一貫で講演。そのプレゼンづくり。いずれも完成して送信。 研究室HP記事は、11月16日7期生ゼミでの学びを田中君が発信。集団追究の価値と難しさを言及。 2022年11月22日仕事日記
朝は、昨日の仕事日記書き。研究室HP記事アップ。その後、大学へ向かう。
8時少し前に研究室着。1限・2限の講義「教育課程論」の準備。1限は「生徒指導」、2限は「進路指導」をテーマに講義。例によって学生に何度も考えを述べてもらう。挙手して意見を述べてくれる学生もいて、嬉しい限り。また、その内容は深く考えてしまうものばかり。我ながら良い講義。 12時15分から8期生面談と今後の連絡。芝田君、澤本君、伊藤君、柴山君、新谷さん、寺尾さんの6人。教育実習後の心境を聞き、今後を確認。「教育と笑いの会」のこと、「いのちの授業」のこと、今後のコミュケーションツールのことなど、多くを伝達。さっそく8期生連絡チャットも立ち上げ。 岐阜羽島駅へ向かう。13時51分新幹線乗車。豊橋駅へ。迎えの車でライフポート豊橋へ。 15時35分から16時40分まで、豊橋市の「第2回教務主任自主研修会」で講演。演題は「GIGAスクールを推進する上での教務主任の在り方」。今回は、情報端末活用論ではなく、授業論となります、と伝え、「主体的・対話的で深い学び」を全校体制で創り上げていく上での教務主任の姿勢や声掛けについて具体的に伝える。より良い授業づくりの中で、端末活用が有効である場面で使うように助言すると良いと話す。終わってみると、「授業論」ばかりになりすぎたかなと反省。 とても嬉しかったことは、ある指導主事さんが、僕が教職員支援機構で行った「ミドルリーダーの育成」動画を使って、研修をしているとの話。僕の動画を見た後、ディスカッションするそうだ。こんな嬉しいことはない。大感謝。元気が出る。 駅まで送っていただき、17時56分新幹線で岐阜羽島駅まで。車で自宅へ。届いた書籍を読み始めたら止まらない。涙も流しながら、一気に読了。 研究室HP記事は11月16日7期生ゼミの振り返りを吉久さんが発信。集団追究が最後のゼミテーマ。それぞれがゼミ記録で集団追究を高める手立てを発信していきたい。 2022年11月21日仕事日記
今朝は自宅で珈琲とパンで朝食。本日締め切りの連載中の週刊教育資料「学習指導要領のイデアを実践する」の原稿書き。
12時39分地元駅乗車。名古屋から京都、そして高槻へ。お迎えの車で高槻市教育会館へ。 15時30分から17時まで、「令和の日本型学校教育を踏まえた学校経営力の向上」と題して講演。希望参加とのことで、ある学校は校長を合わせて5名参加の学校もあり。 90分間では内容を盛り込み過ぎて、時々、端折っての講演。参加者同士のやりとりを少なくすれば内容をすべて収めることができると思いながらも、ただ聞くだけの講演は聴き手が大変と思って、例によってペアでの話し合いを織り込む。最新情報も入れ込んで精一杯伝えたつもり。あとは参加者からの感想を待ちたい。 往路と逆ルートで名古屋駅まで。久しぶりに「矢場とん」で夕食。20時近く帰宅。午前中に完成しなかった原稿を仕上げて送信。 研究室HP記事は横山浩之先生セミナーの学び。池戸さんと丹羽さんが発信。4月から教職に就く立場からの記録。 |
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