最新更新日:2024/06/26 | |
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夏休み明け全校集会万葉集に山上憶良が詠んだ、秋の七草の歌があります。「萩の花、尾花、葛花、撫子の花、女郎花、また藤袴、朝顔の花」。尾花はススキ、朝顔は今の桔梗のことだそうです。3年生が作った俳句が廊下に掲げてありました。「耳澄まし 秋風にのる 虫の音よ」。感性豊かな俳句です。まだまだ残暑が厳しく、秋の訪れどころではない、と思っていても、秋茜や朝夕の風、虫の音に季節は確実に前に進んでいることを感じます。 夏休み中大きな事故もなく、また元気な皆さんに出会えてうれしく思います。 休み中、体育館の入り口を見ると、部活生徒の靴が整然と並んでいました。私が顔を出すと必ず全員が、「おはようございます」「こんにちは」と挨拶をし、お辞儀をしてくれます。 また、校庭や運動場で出会う生徒、出会う生徒みんなが挨拶をします。とてもいい光景だなあと思いました。昨日も、城山台自治会の方が数名学校に来て下さったのですが、紀見東中学校の生徒はよく挨拶をしてくれます、とおっしゃって下さいました。 挨拶や礼儀は人間関係の基本であります。玄関の「時を守り、場を清め、礼をつくそう」との言葉を今一度かみしめました。 皆さんに、ひとつ詩を紹介します。すでに小学校などで聞いたことがある人も多いと思いますが、とても心に残る詩です。 ひとつのことば ひとつのことばで けんかして、ひとつのことばで 仲直り。 ひとつのことばで 頭が下がり、ひとつのことばで 心が痛む。 ひとつのことばで 楽しく笑い、ひとつのことばで 泣かされる。 ひとつのことばは、それぞれに、ひとつの心を持っている。 きれいな言葉はきれいな心、優しい言葉は優しい心。 ひとつの言葉を大切に、ひとつの言葉を美しく。 この詩は、北原白秋がつくったという説もありますが、北原白秋はこの詩を作ってないとの説もあります。今は、作者は誰か問いません。ただ、とてもよい詩だから皆さんに紹介しました。 さて、いよいよ実りの秋がやってきました。9月は体育大会です。3年生は最後の大会です。1,2年生をリードして思い出に残る立派な体育大会にして下さい。1,2年生は新人戦に向け練習を続けます。文化部は文化祭があります。また2年生は10月に職場体験学習も予定されています。一つ一つの行事に取り組む中で、仲間の大切さや協力することのすばらしさを体験してほしいと願っています。皆さんの活躍を期待しはじめの言葉とします。 学校沿革史その6学校沿革史その5なお、後になったが、開校当時の職員は、校長中西寛、教頭藤井賢、教諭小泉秀夫、上西篤美、上田カヨ子、竹中正近、藪本秀雄、山浦孝三、額田寿子、鈴木千鶴子、芋生孝子、北浦健次、事務丸山節夫の各先生方で、年度末の人事異動により、小泉教諭が退職、額田教諭が転任され、新たに昭和54年4月1日付けで富貴中学校から井上千代子教諭、花園中学校から西芳文教諭が転入されている。 学校沿革史その4一枚の絵学校沿革史その39月1日二学期始業式。「教育長をむかえ屋外での始業式。校舎受領。新校舎での儀式はこれをもって最初とする。式所要時間21分、貧血生徒20名」とある。9月5日グランド工事完了につき教育委員会より受領。9月16日PTA臨時総会。「午後授業参観のち玄関廊下にて総会。欠席ほとんどなし。校旗寄贈、体育後援会の結成について審議、絶対多数で可決。各会員校内整備のため植樹奉仕作業への参加を約す。なお当総会は新校舎披露をかねる」と記述。この頃はまだ体育館が完成されてなかったのだろう。なお、体育館の完成は昭和58年3月1日を待つことになる。 学校沿革史その2昭和53年7月7日にPTA実行委員会が開催され、新校舎への移転計画が話し合われている。また、7月7日には区長会へ新校舎への造園・植樹を依頼し、これを受け7月14日に各区長を通じて、旧紀見村全戸に植樹趣意書依頼を発送している。この日の記述には、「新校舎はB団地開発工事区内にあり、一木一草なく緑絶無。配布枚数千五百」とある。当時の開発地内新校舎の様子がうかがわれる。 学校沿革史その1沿革史を調べていると、新校舎の引継は9月に行われているから、この当時はまだ旧紀見校舎で授業をしていたと思われる。 一枚の絵一枚の絵『アルジャントゥーユの橋:モネ(1840-1926) パリからセーヌ河を少し下ったところにあるアルジャントゥーユに、1871年から78年まで住みました。印象派の表現法は、明るい太陽の下での純粋な光の変化、微妙に変わる色調を、その瞬間に把えた状態で描き表そうというものです。その光の変化は戸外の太陽の下で最も純粋に求めることができると考え、日の出や日中や日没などその時々の太陽の状況での写生に重点をおきました。この絵は帆柱や橋げたを垂直にとった端正な構成で、日中の光の効果を表現しています。1874年 油彩 60.5×80センチ 所蔵:オルセー美術館/フランス』 聴く力聴く力 ひとのこころの湖水 その深浅(しんせん)に 立ちどまり耳澄ます ということがない 風の音に驚いたり 鳥の声に惚(ほう)けたり ひとり耳そばだてる そんなしぐさからも遠ざかるばかり 小鳥の会話がわかったせいで 古い樹木の難儀(なんぎ)を救い きれいな娘の病気まで直した民話 「聴耳頭巾」を持っていた うからやから その末裔(すえ)は我がことのみに無我夢中 舌ばかりほの赤くくるくると空転し どう言いくるめようか どう圧倒してやろうか だが どうして言葉たり得よう 他のものを じっと 受けとめる力がなければ という詩(ポケット詩集 童話屋より引用)。 とても深い詩だ。 大王松君たちはどう生きるか挨拶 |
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