おはなし給食 11/16 「おでんさむらい--ちくわのまき」![]() 時は江戸時代。お伴のかぶへいを従えて紅葉狩りをしている「おでん」は、突然いなくなった子供を泣きながら探している女性に遭遇します。耳をすますと子どもの泣き声がどこからか聞こえますが、姿は一向に見えません。これは「妖怪すがた隠し」の仕業と推理した「おでん」は、その時に食べていたおでんからちくわを取り出すと、その穴に目を当てて周囲を見回します。妖怪がかけた目くらましの術の光を避けるためでした。 暗いちくわの穴の先に「おでん」とかぶへいが見たものは、なんと頭が2つの妖怪でした。一方に般若の顔、もう一方には女性の顔をもったこの妖怪と「おでん」はどのように対峙するのか、なぜこの妖怪は2つの顔をもっているのか、さらわれた子どもはどうなるのか、とても気になりますね。図書室に行って、ぜひ実物の絵本を読んでみてください。お伴のかぶへいが何者かも分かりますよ。 |
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