お母さんの願い
私が所属する「愛される学校づくり研究会サイト」では、教師を目指している皆さんにとても役に立つコラムが、ほぼ毎週発信されています。
この「お母さんは学校の応援団長」もまさにその一つです。書き手は前小牧中学校PTA会長の斎藤早苗さんです。 私が小牧中校長であった3年間、私(校長)の考えをとてもよく理解していただき、「PTAの部屋」というサイトを通して小牧中学校の教育を応援していただいたり、学校と保護者の強い連携を生み出すための様々な活動をしていただいたりした方です。 今回は、「子どもにつけてほしい力(1)」と題したコラムです。子どもへのメッセージのようですが、実は学校教育に対して、特にプロ教師に対してのお母さんの願いが書かれています。ぜひ一読してください。 なお、コラムの中で次のようにも書かれています。 *** 「書く」ことは、大人でも苦手な人が多いようです。 書きたい内容の論点を整理して、人に伝わるように言葉を選び、文章にすることは難しいことですね。 ここでも、たくさんの言葉を知っていることは、重要な要素になります。 文章は、たくさん書く練習をすることでコツがつかめますし、慣れてこれば書くことに抵抗感もなくなってくると思います。 「手紙」のように、重要なコミュニケーションのツールとなる作文もありますし、考えを整理することにも役立ちますから、「書く」こともしっかり学んでほしいことですね。 *** 私が皆さんに言っているように、斎藤さんも「書くことによって学ぶ」ことの大切さを示されています。(玉置) GW合宿
岐阜聖徳学園大学には”柳”というよさこいサークルがあります。
先日、5月3日から5日にかけて、2泊3日の合宿が行われました。 1年生はソーラン節を、2・3年生は新曲演舞の完成に向けて、それぞれが一生懸命になれた素敵な3日間だったと思います。 たくさん笑って、楽しんで、しあわせな時間でした( ﹡ˆ ˆ﹡ ) 下の写真は合宿最終日にみんなで撮影したものです。(大澤) 親子
今日の新聞の中日春秋が、とても印象に残ったので、ご紹介します。
その内容は、まず、日本のリカちゃん人形と、米国のバービー人形の話から始まりました。 みなさんは、この二つの人形の大きな違いを知っていますか? それは「家族」です。リカちゃんシリーズには父母の人形があるのに対し、バービー人形には、姉妹の人形はいても、両親はいないそうです。その理由の一つとして、米国の子どもは早い自立を促される存在で、子どもの遊びの世界に親の人形などありえない感覚がある、とも書かれていました。その反対に、日本では、おままごとなどにも見られるように、子を見守る家族を用意してあげたいと考えています。今日は子どもの日ですが、確かにこいのぼりも、子ども一匹では泳いでいません。 私はこの記事を読んで、なるほどなあと思うと同時に、日本の常に家族を意識している形がとってもあたたかくて好きだなあと思いました。 伸びる教師の条件この三つの言葉は、私が教員研修会で講演をさせていただくときに、必ず示すものです。 伸びる教師の条件は「素直であること、勉強好きであること、プラス思考ができること」であると、いろいろな方が述べておられます。36年間、公立教員として生きてきて、この条件にはまったく異論がありません。 この中でも最も大切なことは「素直であること」だと思います。 経営の神様と言われている、パナソニックを一代で築き上げた松下幸之助さんは、「必ず素直になりなさい」と教えておられたとのこと。 以下のサイトでは、松下幸之助さんが書かれた「素直な心になるために」の著書がほとんど読めるサイトです。一読するとよいと思います。お勧めのサイトです。 ※ ゼミ生の皆さん、「このサイトのこの言葉に特に感じ入りました」ということがあれば、ぜひこのHPで紹介してください。(玉置) PHP研究所「素直なこころになるために」 5月5日
今日は5月5日、こどもの日。「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日だ。
これまで育ててくれた母親に感謝。 今日は大会初日でもある。 とりあえず一試合勝った。残りの試合も外からできることをしたい。(中田昂) 写真は境川のこいのぼり 行動の主人公
玉置先生に薦めていただいた本、「無気力の心理学」に効力感を獲得する前提が書かれていた。
それは「自分の行動は自分がはじめ、自分がコントロールしているのだ」という自律性の感覚である。やはり、「人にやらされている」「仕方なくやっている」などといった状況では効力感は生まれない。子どもが自律性を感じるために自己選択の機会を設けることも必要だと学んだ。 ではどうやったら子どもたちが効力感を得られるのか…この本の続きで学んでいこうと思う。(松井) 明治の世界へ
先日、愛知県犬山市にある明治村に行ってきた。
大型連休中でたくさんの人がいたが、明治の街並みや建物を見て楽しむことができた。 そして今日テレビを見ていたらびっくり。なんと「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産登録へ というニュースが流れたのだ。つい数日前に明治の世界に足を運んでいたので自分の中でもタイムリーな話題。明治村でもっとじっくり見ておくべきだったという後悔もあるがとても嬉しいニュースだ。 日本の文化、そして産業が大きく変わった明治。後世に伝えていくためにも、世界の人に日本を知ってもらうためにもぜひ世界遺産に登録してほしいと思う。(松井) ほめことばのシャワー
9日に教師力アップセミナーに参加させていただく。その日話をしていただける先生は、「ほめことばのシャワー」などで有名な菊池省三先生だ。
セミナーがとても楽しみなので、先生の本を読んだ。どれも素敵な実践だが、今回はほめことばのシャワーを取り上げたいと思う。 この本は前半と後半で別れていて、前半では実際に小学校で行われた様子が書かれている。ここでもやはり、クラスみんなのいいところを見つけて発表する、ほめことばのシャワーが行われていた。 ほめことばのシャワーを通して、子供たちが成長していく過程が手に取るように分かった。それにももちろん感動した。しかし、もっと感動し、涙してしまったところがある。 それは、卒業式の時に子供たちが涙しながら、先生に向けてほめことばのシャワーを行う場面だ。 一年で子供たちがここまで成長するのかと、思わされた場面だ。 自分が実際に教師になった時、ここまで愛される教師になれるだろうか。ことばの力を改めて実感させられる本であった。(中田昂) 頑張る後輩たち
母校の定期演奏会を見に行ってきました!
お客さんに楽しんでもらうために試行錯誤して作り上げた演奏会。ステージの上で精一杯のパフォーマンスをする後輩たちはとても輝いていました。 もう直属の後輩はいませんが、レッスンでお邪魔した時に顔合わせをした子たちが笑顔で挨拶してくれてとても嬉しかったです。そして何より、その子たちの成長した音を客席から聴くことができて幸せでした。 三年生の何人かは、この定期演奏会をもって引退し、残った部員は夏の大会に進みます。 引退する三年生のみんな、本当にお疲れ様。大会メンバーのみんな、苦しい道のりが待っているけど、負けずに頑張ってね。 これからもずっと関高吹奏楽部を応援していきたいと思います。 部活っていいなと改めて思えた一日でした。(杉下) 有田和正先生へ
昨日が先生の一周忌だったことを、玉置先生の記事を読んで知りました。
玉置先生に勧めてもらい、先生の本を読みだしました。本からわかる先生は、実にユーモアで面白いです。実際に授業を見て、お会いしたいと思いました。もっともっと早く知っておけばよかったです。 先生の本や動画で勉強し、子供たちが自分で学びたいと思えるような「追究の鬼」を育てる教師になりたいと思います。 是非とも我々のような教師を目指す若者を、天国から温かく、時には厳しく見守って頂きたいです。よろしくお願いします。(中田昂) 有田先生の笑顔は忘れられない
このHPにすでに何度も登場されている写真の有田和正先生。
写真は、2013年2月16日(土)に東京ビックサイトで私(玉置)たちが主催する「愛される学校づくりフォーラム」で、社会科の模擬授業をされたときのものです。 45分間、終始、この笑顔を絶やさず、「6年生最後の社会科授業をどうするか」のテーマのもと、素晴らしい授業をしていただけました。 実は、この日の有田先生の体調は最悪の状態と言ってもよいほどでした。控室では襲ってくる腰痛をこらえ、ほとんど口を開かれることはありませんでした。主催者の一人として有田先生のご登壇はやめていただかなければいけないと思ったほどでした。 しかし、舞台にこしらえた教室に足を入れられた途端、この笑顔なのです。誰一人、有田先生のお体の状態を想像すらしなかったと思います。 子供の前に立つプロ教師の姿はこうあるべきだと、まさに身をもって教えられたのです。 有田先生はこのフォーラムの後、こうした表舞台に立たれることはありませんでした。そして2014年5月2日、有田先生はご逝去されました。(玉置) 大会に向けて
バレーの大会が明々後日からある。今日は大会に向けて最後の練習試合を行った。今更だが、やめておけばよかった。
人数も足りていないのに、キャプテンなのに、最後の大会になる人がいるのに、足首の捻挫をしてしまった。最悪だ。 すぐに氷を持ってきてくれるマネージャー、シューズを脱がしてくれる先輩、心配して何かすることはないかと動いてくれる後輩。相手チームもみんながみんな、心配して動いてくれた。本当にありがとう。 人は一人では生きていけない。改めてちっぽけな自分だということに気付かされた。 早く復帰して、来月の大会には間に合わせたい。(中田昂) 人前に立つ
地誌学特講の時間に10分くらいで最近のニュースを発表する時間がある。
本日は自分と他の学生2人が担当であった。 先日アメリカ大統領選挙の記事を書いたが、そのことについて取り上げてみた。 資料も用意していったが、普段見慣れている学生の前に立つだけで緊張してしまった。 教師は人前に立って話をし、話す内容を理解させなければならない。自分はやっていけるのかなと思わされた時間だった。 自分の今後の課題だ。(中田昂) 登山型の授業
先日から相馬一彦先生の『数学科「問題解決の授業」』を読んでいる。
説明中心の授業と問題解決の授業が上の写真のような 「バス型」と「登山型」に例えて説明されていた。 「バス型」の説明中心の授業では、生徒はバスに乗って山頂(=指導目標)まで向かう。景色は見えるが、気温の変化や草花を自分の肌で感じることはできない。仮に眠っていても山頂までは連れていってもらえる。 一方、「登山型」の問題解決の授業では、山頂はひとつでも登山ルートはいろいろあり、遠まわりでも景色のよいルートや、道のりは短いが険しいルートもある。「バス型」に比べて楽ではないが、自分の足で歩き、いろいろな発見をしながら、困難を克服して山頂にたどり着いたときの喜びは大きいと書かれていた。 どんな山であっても生徒自ら登りたくなり、たくさんの喜びが味わえるような授業づくりをぜひしていきたい。(松井) プロ教師の凄さを知る三重県で初任者指導をされておられる中林先生からいただいた通信を使わせていただきました。その通信には、ある2年目教師の授業場面が写っています。中林先生は、初任者に写真から読み取れる多くのよさに気づかせようと通信を発行されました。 事前指導においても、まずは写真を見せ、どのようなよさに気づくかを挙げさせました。大学1年生の4月ですから、授業を見る目は当然ありません。 個人で考え、グループで話し合わせた後、発表された気づきは下の写真です。 その後、中林先生が書かれた通信を読んでもらいました。上の写真です。いかがでしょうか。プロ教師の気づきにとても感じ入っている大学生の様子が写真からもわかっていただけると思います。(玉置) お散歩日和
今日は久しぶりにお出かけをしてきました。
広大な野原に放たれた羊たち、2匹のアルパカ、うし柄のお馬さん。さて、私はどこに行ってきたでしょうか? 正解は牧歌の里です! 牧歌の里は、学校から高速を使って約1時間半のところにある緑豊かなお出かけスポットです。今年は天候不順によりまだ花は咲いていませんでしたが、元気な動物たちがお迎えしてくれました。ちなみにチューリップはGWすぎに咲く予定です。 お馬さんは体の大きさで呼び方が異なるそうです。体高が147センチ以下の馬をポニーと呼び、体高が80〜90センチ以下の馬をミニチュアホースと呼ぶそうです。また、お馬さんは耳が良いため、音に敏感に反応します。そのため、楽器の演奏などは練習をしないとできないそうですが、ショーをやっていたお馬さんはタンバリンを演奏してました(笑) お馬さんについて少し賢くなれました。 広大な敷地をゆったりと散歩して、動物とたくさん触れ合えて、美味しいアイスクリームを食べてリフレッシュできました! 岐阜市からは100キロ以上ある所ですが、のんびりできるし、近くに温泉もあるので、お花が咲いている時期に来てみてはどうでしょうか〜!(末松) のどかな休日
今日は大学もお休み。
せっかくいい天気なので、同じ専修の友達と木曽三川公園にお散歩に行きました。 レトロな風車やたくさんの花壇を見ながら歩き、心が和みました。 何だか童心にかえったような、懐かしい気分になりました。 土日には市民のハンドメイド市やおいしいもの市、クラフト体験など、イベントも開催されるそうです。ゴールデンウィークにはお客さんでいっぱいになりそうですね。 お昼はパン食べ放題のおしゃれなカフェに行きました。美味しいパンに心もお腹も大満足です。 学校にサークルにバイトに…忙しい毎日を送っていますが、いい気分転換になりました。明日からも元気に頑張れそうです。(杉下) ネパール地震
今月の25日ネパールで大きな地震が起きた。死者数は既に5000人を超えている。先日、日本からの救助隊も到着した。
ユネスコの世界遺産に登録されている7つの建築物のうち4つが壊滅的被害を受けた。修復には10年かかるそうだ。 東北の震災の際には、毛布5000枚が贈られていた。(カーペットや衣類産業が最近成長しているからか) 農業国でケニアやタンザニア並みに貧しい国が今助けを求めている。 今度は私たちが助けの手を差し伸べる番だ。助け、助けられ、そして助け合い。世界の平和はこういうところから生まれるのかもしれない。(中田昂) ユニセフの募金ページ http://www.unicef.or.jp/sp/kinkyu/nepal/?utm_so... 居心地?しごこち?
皆さんの「居心地のいい」場所はどんな場所ですか?
そんな「居心地」というテーマから玉置先生に貸していただいた、大阪府の池田小学校前校長である鎌田富夫先生著書の「しごこちのいい学校」という本を紹介したいと思います。 正直、始めは「どうして居心地じゃなくてしごこちなのだろう?居心地としごこちは同じ意味なのであろうか?」と疑問を持ちました。 しかし読み進めていくうちに、その2つの繋がりに気付くことができました。 居心地がいい場所は、人それぞれ思う場所が違うと思います。 もしかしたら、面倒なことをしなくてもよい、何をしても誰からも何も言われない、という場所を居心地がいいという人もいるかもしれません。 しかし、本当にその場所は居心地のよい場所と言えるのでしょうか? この本には、「子どもや教職員が何事にも積極的に取り組み、それが周りから認められるような環境でやりがいを感じる場」を「居心地がいい場所」と書いてあります。 やりがいこそ、しごこちがいいと感じることで、それが居心地がいいということだと。 確かにその通りだと思いました。 学級で考えると、学級の1つの目標に1人1人が精一杯の力を出して頑張ることができたならば、どんな結果であれ「やってよかった!頑張ってよかった!」と自分を認め、互いを認め合うこともできると思います。 そこから居心地がいい学級へと繋がっていくと考えると、「しごこちのよさ」とは学級経営や学校経営の鍵となるのではないでしょうか。 「いごこち」よりも「しごこち」を。 私の中で考え方が少し変わりました。(浦) 子どもたちが50歳、60歳になった時の幸福を見据えて
諸富祥彦氏の本の中にこんな言葉があった。
「子どもたちが50歳、60歳になった時の幸福を見据えて」 教育は実践しても成功したかどうかは、時間が経たないとわからない。 その時々だけの、子供たちの学力や個性を伸ばす授業や指導ではなく、未来に生きる子供たちがよりよく生きていくことができるような授業や指導が大切だ。 そのためにも、教師はひとつの授業、ひとつの指導に魂をこめて行う必要があると感じた。(中田昂) |
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